JPS5937245Y2 - 洗浄滅菌装置 - Google Patents

洗浄滅菌装置

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Publication number
JPS5937245Y2
JPS5937245Y2 JP14350481U JP14350481U JPS5937245Y2 JP S5937245 Y2 JPS5937245 Y2 JP S5937245Y2 JP 14350481 U JP14350481 U JP 14350481U JP 14350481 U JP14350481 U JP 14350481U JP S5937245 Y2 JPS5937245 Y2 JP S5937245Y2
Authority
JP
Japan
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cleaning
water
chamber
float
cast
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Expired
Application number
JP14350481U
Other languages
English (en)
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JPS5848242U (ja
Inventor
祥二 三代
Original Assignee
多賀電気株式会社
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Filing date
Publication date
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Publication of JPS5848242U publication Critical patent/JPS5848242U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、注射器等の医療器具の洗浄滅菌のために使
用される洗浄滅菌装置に関するものである。
一般に、注射器その他の使用済の医療器具は高圧蒸気滅
菌装置により滅菌が行なわれている。
すなわち、L4に9/crlz 126℃の高圧蒸気の
もとて約10〜20分間曝して滅菌を行なっているもの
であるが、この高圧蒸気滅菌装置の使用に先だって血液
その他の汚染物を充分に洗浄しておかなければならない
この洗浄はブラシにより落したり、超音波洗浄器で洗浄
した後に清浄水ですすいだりしている。
この洗浄を充分に行なっておかないと高圧蒸気滅菌装置
にかげたときに残った汚れが固着してし昔い、その後の
洗浄では非常に落しにくくなってし1うものである。
また、多量の器具を使用する病院においては自動洗浄滅
菌装置を用いているが、このような装置は高圧蒸気と水
をジェット状に吹き付けて熱とジェット圧とによって洗
浄するようにしたものが多bゝ。
このように医療器具を洗浄滅菌する場合、効率よく洗浄
するためには超音波洗浄がよく利用される。
この超音波洗浄による場合には試験管や注射器等の筒状
体の洗浄が難かしいと云う問題がある。
すなわち、第1図に示すようにカスト1内に入れられた
注射器外筒2をその開口部が高くなるように配置すると
、チャンバへの注水時には洗浄水3が注射器外筒2内に
入るが、排水したときにはその一部が底部に残ってし普
5゜そのため、内部で溶解した汚れが外部に排出されず
、さらに、滅菌時や乾燥時にも残留した洗浄水3のため
にそれらの効果を著しく損ねてしまい完全な処理を行な
うことができないものである。
また、第2図に示すのは逆に開口部を低く配設したもの
であるが、この場合には注水時に奥に気泡部4が残り、
その部分の洗浄を行なうことができないと云う欠点を有
する。
この考案は、このような点に鑑みなされたもので、注水
時には被洗浄物の内部に完全に洗浄水がゆきわたり、排
水時には完全に排出されるようにした洗浄滅菌装置を得
ることを目的とするものである。
この考案は、洗浄水が給排水されるチャンバ内に洗浄水
の有無により傾斜方向の変る支台な設け、これに被洗浄
物が収納されるカストを取付けたので、注水時と排水時
とで被洗浄の傾斜方向が変り、これにより、被洗浄物が
筒状物であっても内部の完全な洗浄と洗浄水の排水とを
行なわせることができるように構成したものである。
この考案の一実施例を第3図および第4図に基いて説明
する。
まず、チャンバ5の一側部には蓋6が開閉自在に設けら
れ、このチャンバ5の上部にはパルプγを備えたシャワ
ーノズル8が設けられている。
このシャワーノズル8は水道あるいは図示しない温水タ
ンクに接続されている。
ついで、前記チャンバ5の下面には二個の超音波振動体
9が取付けられているとともに排水パルプ10に接続さ
れた排水孔11が連設されている。
しかして、前記チャンバ5内には支点となる支軸12が
固定的に設けられ、この支軸12には支台13が回動自
在に取付けられている。
この支台13の上部には被洗浄物である注射器外筒14
が収納されるカスト15とフロート16とが取付けられ
てカスト体Aが形成されている。
このような支台13の傾き方向についてみれば、チャン
バ5内に洗浄水17がなげれば第3図に示すようにフロ
ート16側が低く、チャンバ5内に洗浄水17が満たさ
れていれば第4図に示すようにフロート16側が高くな
るようにその重量配分が設定されている。
なお、18はチャンバ5内に注水すべき洗浄水11の量
を設定するための水位検出器である。
このような構成において、蓋6を開放してカスト15内
に注射器外筒14を収納するが、この収納時にはその開
口部がフロート16側に位置するように方向を定めて設
置する。
そして、蓋6を閉じてチャンバ5内に注水すると洗浄水
11は第4図に示すように一称になり、フロート16の
浮力が作用して支台13はそのフロート16側が高くな
るように傾斜する。
これにより、注射器外筒14の内部には洗浄水17が完
全に充満される。
この状態で超音波振動体9が動作して注射器外筒14は
確実に洗浄される。
ついで、排水バルブ10を開くとチャン′<5内の洗浄
水17は排水され、第3図に示すようにフロート16側
が低い状態になる。
これにより、注射器外筒14の内部には洗浄水11が残
されることがなく確実に排出がなされる。
このような洗浄工程を必要回数行ない、かつ、すすぎも
行なって次の滅菌と乾燥との工程が行なわれる。
なお)実施に当ってはカスト15とフロート16とを直
結してカスト体Aを形成し、このカスト15を直接支軸
12で保持するようにしてもよい。
この考案は、上述のようにチャンバ内に設けられるカス
ト体を洗浄液の有無により傾斜方向が変るようにし、こ
れにより被洗浄物の内部への洗浄水の充満と完全なる排
出を行なうことができ、カスト体の傾斜を変える手段も
フロ一トの利用によりきわめて簡単に行なうことができ
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は筒形状の被洗浄物の場合に生じる
不都合な状態を示す側面図、第3図はこの考案の一実施
例を示す洗浄水のない状態の縦断側面図、第4図は洗浄
水を充満した状態の縦断側面図である。 5・・・・・・チャンバ、14・・・・・・注射器外筒
(被洗浄物)、15−−−−−−カスト、16・・・・
・・フロート、1T−・・・・・洗浄水、A・・・−・
・カスト体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 洗浄水が給排水されるチャンバ内に被洗浄物が収納され
    るカストとフロートとよりなるカスト体を設け、前記チ
    ャンバ内に洗浄水がない状態では前記フロート側が低く
    前記チャンバ内に洗浄水が満たされた状態では前記フロ
    ート側が高くなるように前記カスト体を回動自在に支持
    したことを特徴とする洗浄滅菌装置。
JP14350481U 1981-09-29 1981-09-29 洗浄滅菌装置 Expired JPS5937245Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14350481U JPS5937245Y2 (ja) 1981-09-29 1981-09-29 洗浄滅菌装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14350481U JPS5937245Y2 (ja) 1981-09-29 1981-09-29 洗浄滅菌装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5848242U JPS5848242U (ja) 1983-04-01
JPS5937245Y2 true JPS5937245Y2 (ja) 1984-10-15

Family

ID=29936488

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14350481U Expired JPS5937245Y2 (ja) 1981-09-29 1981-09-29 洗浄滅菌装置

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JPS5848242U (ja) 1983-04-01

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