JPS5937154Y2 - ポットの蝶番装置 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はポットの蝶番装置に関するもので、ポット本体
と蓋体との分離を可能ならしめることを基本的な目的と
し、さらに前記蝶番装置を分離可能にするために最適な
構造金提供することを具体的な目的とするものである。

以下図面により本考案の実施例を説明すると、１は上面
金量口２し、内部に有底筒状の貯溜容器３を配設した円
筒形状のポット本体で、外壁上部に蝶番受台４を形成し
ている。

５は前記ポット本体１の開口２を施蓋せる蓋体で、外壁
に蝶番６を形成し且つ前記貯溜容器３内へ圧縮空気を圧
透せるエアーポンプ（図示せず）を押圧する抑圧体７を
上下移動可能に設けている。

前記蝶番受台４の両外側にＬ字形状の案内溝８を形設し
ている。

この案内溝８は第４図から明らかな如く下端部を外方へ
折曲して抜は止めとなし上端部を開設している。

又、前記蝶番受台４の案内溝８下部には段部９を一体形
成している。

前記蝶番６には下方に垂下して且つ適当間隔を存して相
対向せる一対の支持片１０ 、１０に形成し、しかもこ
の支持片１０゜１０の内側には軸支ピン１１，１１’ｅ
対設している。

斯る構成によると、蓋体５をポット本体１の上面開口２
に施蓋するには、１ず軸支ピンｉｉ、１１を案内溝８の
縦溝８ａから挿入し、しかる後に外方向へ向ッて横溝８
ｂへスライドするだけで完了し、且つ蓋体５の回動は軸
支ピン１１を横溝８ｂの奥部で回転せしめることによっ
て行なわれる。

又、蓋体５を取り外すには前述の逆の作業を行なえばよ
い。

本考案は以上の如く構成したものであるから、極めて簡
単な作業で蓋体の取り外し、取り付けが行なえ、且つ従
来に比して部品点数が大幅に減少するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案ポットの要部拡大斜視図、第２図は蓋体
を取り外したときの同斜視図、第３図は蝶番の拡大底面
図、第４図のイは蝶番受台の平面図、口は同側面図であ
る。 ４・・・蝶番受台、６・・・蝶番、８・・・案内溝、１
１・・・軸支ピン。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. ポット本体の外壁上部に蝶番受台を配設し、前記ポット
   本体の上面を施蓋せる蓋体に前記蝶番受台と回動関係を
   なす蝶番會設けたものにお−いて、前記蝶番受台の両外
   側にＬ字形状の案内溝を形成し、一方前記蝶番に相対向
   せる一対の支持片を間隔を存して形成し且つ該支持片の
   内側に軸支ピンを対設し、該軸支ピン金前記案内溝に着
   脱自在に嵌挿したことを特徴とするポットの蝶番装置。