JPS5936514A - 焼却可能な換気フイルタ用メデイア - Google Patents

焼却可能な換気フイルタ用メデイア

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Publication number
JPS5936514A
JPS5936514A JP14464582A JP14464582A JPS5936514A JP S5936514 A JPS5936514 A JP S5936514A JP 14464582 A JP14464582 A JP 14464582A JP 14464582 A JP14464582 A JP 14464582A JP S5936514 A JPS5936514 A JP S5936514A
Authority
JP
Japan
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medium
fiber
media
filter
cellulosic fiber
Prior art date
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Pending
Application number
JP14464582A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukio Kawakita
川北 幸男
Izumi Onobori
尾登 泉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TOYO ROSHI KK
Toyo Roshi Kaisha Ltd
Kondo Kogyo Co Ltd
Original Assignee
TOYO ROSHI KK
Toyo Roshi Kaisha Ltd
Kondo Kogyo Co Ltd
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Publication date
Application filed by TOYO ROSHI KK, Toyo Roshi Kaisha Ltd, Kondo Kogyo Co Ltd filed Critical TOYO ROSHI KK
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Publication of JPS5936514A publication Critical patent/JPS5936514A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 近年原子力発電所より廃棄される使用済の高性能換気フ
ィルタ(+−I E P Aフィルタ)は年々増加する
一方で、このフィルタは材質、構造等により焼却上難点
の多い不燃性雑固体としてサイト内に貯蔵されているの
が現状であり、その貯蔵の方法も各原子力発電所によっ
て多少の違いはあるが、外枠を解体してメディア等の他
のフィルタ構成部材と共にドラム缶詰めにしたり、全体
をポリシートで梱包して鉄箱に収納したりして貯蔵して
いるのがほとんどである。そして、使用済のフィルタ廃
棄物は毎年定量的に発生し、その貯蔵スペースに限りが
ある現在に於ては、その保管、貯蔵スペースの有効利用
といった観点より使用済フィルタの減容が望まれている
のである。
しかしながら、現在原子力発電所で使用されている高性
能換気フィルタの仕様ではガスケット及び密封材以外は
すべて不燃材で構成されている。
即ち、メディアはガラス繊mi oo%に外削としてバ
インダーを添加したもの、外枠は鋼板が難燃合板、セパ
レータはアルミ箔かアスベスト紙、密封材はエポキシ系
かネオプレン系、ガスケットはネオプレン・スポンジ、
接合材はビス・ナツトまたは木ねじの各部材によりフィ
ルタが構成されており、従ってこれら各部材により構成
されたフィルタを焼却しても不燃部分が多いので、減容
という点からは問題が多く、更にこのフィルタを圧縮或
は溶融しても減小性の点に於て劣るという欠点がある。
かかる現状に於いては貯蔵量の低減対策の一つとして、
処3.lTl処分が容易になるような質及び性状をもつ
フィルタの開発が急務となっているが、原子力発電所に
於てはその施設の性格上、そこで使用される高性能フィ
ルタは不燃物であることが理想である。
しかしながら、前記した如く使用済フィルタは減容を強
く望まれており、また原子力発電所に於けるフィルタの
現行仕様、適用規格、基準等の調査結果からも多少問題
はあるが、その要求仕様、基準等は必ずしも不燃性要求
ではないことからも、特に焼却可能な難燃性の高性能換
気フィルタの開発が望まれているのである。
かかる観点より本発明者等はフィルタを構成する部材の
うち、特にメディアを既存の焼却炉を用いて焼却可能と
すると共に、圧力損失、DOP透過率、引張強度等のメ
ディアに関する現行基準を充分に充たし、且フィルタの
外枠、セパレータ等の他の部材としても夫々焼却可能な
部材を組合せて使用することによって、フィルタ全体と
しての焼却減容を図ることができる焼却可能な換気フィ
ルタ用メディアの発明をなしたのである。
合本発明の実施の一例を詳細に説明するに、本発明は原
子力発電所で使用されるために極めて着火点の低い、所
謂可燃材料ではなく、着火点が500℃位の比較内燃え
にくい、所謂難燃材料で形成して焼却可能とすると共に
、現行フィルタのメディアに関する要求仕様を充分に充
たし、且焼却時に発生する塩化水素(HCl)、イオウ
酸化物5− (SOx)、窒素酸化物(NOx )及び−酸化炭素(
GO)等の有毒ガスをできるだけ低減化する材質を用い
て形成されている。即ち、本発明メディアは圧力損失、
DOP透過率、引張強度、水の返発力(撥水性)、厚さ
等の現行フィルタのメディアに関する基準を充たすと共
に、その高性能を維持するために、現行フィルタのメデ
ィアに用いられているガラスm紺に加えて、更に再生セ
ルロース繊維及び木材パルプ、綿、麻、■スパルト等の
天然セルロース繊維を混抄した原紙に、難燃剤、耐水剤
を含有したバインダーを添加せしめて構成されており、
これら各繊維の配合比率は特に限定する必要はないが、
好ましくはガラス繊維20重石%、再生セルロース繊維
50重量%、天然セル6− ロース繊維30重量%とするのが推奨され、また天然セ
ルロース繊維は好ましくはエスパルトを使用することが
推奨される。この好ましい配合比率にしたのは、ガラス
繊維(20%)はDOP透過率(0,03%)の性能を
保つため、微細な繊維を使用する最小限量であり、また
天然セルロース繊維(30%)は前記ガラス繊維と再生
セルロース繊維のみで混抄すると、原紙の締まりが悪く
、また原紙の状態が良くないので、原紙の締まりを良く
するために使用しており、更に再生セルロース繊維(5
0%)は前記セルロース繊維と構造が近似していて、親
水性であるから、水中での天然セルロース繊維とのなじ
みが良く、繊維の分散性が向上すると共に、強度もでる
ために使用している。また、前記ガラス繊維に加えて天
然セルロース繊維及び再生セルロース繊維を配合するの
は、前記効果の外に焼却性状を良くして、減容の外に減
重の効果を上げると共に、焼却した場合窒素酸化物、−
酸化炭素等の有毒排ガスの排出量を減少させる、所謂排
ガス性状を良くするためである。
また、前記難燃剤、耐水剤を含有したバインダーは天然
セルロース繊維及び再生セルロース繊維紺と適合性のよ
いメラミン系、尿素系の熱硬化性樹脂を使用することが
推奨され、これによってメディア強度が得られ、圧力損
失も低くすることができるのである。
メディアの原紙の好ましい配合比率は前記の通りである
が、その製造に当っては原紙を後処理でドブ(’l’ 
Gプし、難燃剤、耐水剤を含有したバインダーを添加す
るのであるが、このバインダー量は外削として5〜9%
で、その中間値として7%とし、原紙配合と比例も1算
を行ない、メディア組成を算出した数値を表に示すと、 メディア組成(%) ということになる。
本発明の効果を具体的に示すために実験例を示−〇− す。
実施例 第1表に示されたメディアの性能試験結果はガラス繊組
20重量%、再生セルロース繊維50重憬%、天然セル
ロース繊11t30重量%の好ましい配合比率で抄紙し
て得られたメディアを5個ランダムに抽出して試験した
ものである。比較の為に現行メディアの測定値と基準値
とを示した。前記ガラス繊維は極微細ガラス繊維を使用
し、再生セルロース繊維は繊麿1.0デニール以下の極
細銅アンモニア法再生セルロース繊維を使用し、天然セ
ルロース繊維はエスパルトを使用し、また難燃剤、耐水
剤を含有したバインダーとして熱硬化性樹脂を用いた。
第2表は前記好ましい配合比率に10− より得られたメディアの性状を示し、第3表は同メディ
アの排ガスフィルタ出口の排ガス性状を示し、第1表は
同メディアの減容比、減小比を示す。
11− 本発明メディアは上述のように構成されているが、メデ
ィア以外のフィルタの外枠、セパレータ等の伯の構成部
材を難燃材料、例えば外枠を難燃合板、セパレータをボ
リアリレート・フィルム、密封材をエポキシ系密封剤、
またはネオプレン系密封剤、ガスケツ1へをネオプレン
・スポンジ、接合材をプラスチック釘で夫々形成したも
のと組含仕てフィルタを構成することにより、現行フィ
ルタに比してその減容及び減小を図ることができるので
ある。
本発明は上述のようであるから、本発明メディアは着火
点の低い、所謂可燃材料ではなく、着火点が比較的高い
、所謂難燃材料で形成されていて、原子力発電所に於け
る理想である不燃材料で形成されるという仕様に近づい
ており、またメディアとしての作用の現行フィルタのメ
ディアに比して何等遜色なく、然も本発明メディアに、
フィルタの伯の構成部材を外燃材料で形成したものと組
合せてフィルタを構成することにより現行フィルタに比
してその減容及び減小を図ることができるのである。
昭和57年8月23日 発   明   者    川    北   幸  
 男発   明   者   尾   登      
  泉出  願  人  東洋濾紙  株式会社外1名 15− −7シ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ガラス繊維、再生セルロース繊維及び天然セルロー
    スI維を夫々配合した原紙に難燃剤、耐水剤を含有した
    バインダーを添加したことを特徴とする焼却可能な換気
    フィルタ用メディア2 原紙の配合比率がガラス繊維2
    0重量%、再生セルロース繊維50重量%、セルロース
    繊維30重量%である特許請求の範囲第1項記載の焼却
    可能な換気フィルタ用メディア
JP14464582A 1982-08-23 1982-08-23 焼却可能な換気フイルタ用メデイア Pending JPS5936514A (ja)

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