JPS5936391B2 - 内燃機関の点火栓 - Google Patents

内燃機関の点火栓

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Publication number
JPS5936391B2
JPS5936391B2 JP8672781A JP8672781A JPS5936391B2 JP S5936391 B2 JPS5936391 B2 JP S5936391B2 JP 8672781 A JP8672781 A JP 8672781A JP 8672781 A JP8672781 A JP 8672781A JP S5936391 B2 JPS5936391 B2 JP S5936391B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ion
ignition
center electrode
electrode
combustion
Prior art date
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Expired
Application number
JP8672781A
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English (en)
Other versions
JPS57202078A (en
Inventor
九五 浜井
泰彦 中川
明朗児 中井
隆三郎 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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  • Electrical Control Of Ignition Timing (AREA)
  • Spark Plugs (AREA)
  • Testing Of Engines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、主として火花点火式内燃機関の点火栓の改良
に関し、詳しくは本来の点火機能のほかに、エンジンの
燃焼状態を検出する機能を併有させるようにした点火栓
に関する。
エンジン耐久性や燃費、出力の向上をはかるために、エ
ンジンの燃焼状態を検出しその検出信号にもとづいて例
えば点火時期などをフィードバック制御し、失火や異常
燃焼を回避するようにしたシステムが開発されている。
このようなシステムでは、エンジンの燃焼状態の正確な
検出がのぞまれる。
そこで、燃焼室にイオンプローブ(イオン電極)を取付
けて、このイオンプローブに低電圧を印加しておき、高
温高圧下で燃焼ガス中に発生するイオンを検出すること
により、燃焼状態を精度よく検出するようにした手段が
本出願人により提案されている(例えば実願昭55−1
57704号)。
しかし、この場合、イオンプローブの取付けは、シリン
ダヘッドの構造などから燃焼室が狭いこともあってスペ
ース的な制約のため、なかなかむずかしいという問題が
ある。
そこで、本発明は点火栓に中心電極との間でイオンプロ
ーブを構成するイオン電極を設けることにより、上記問
題点を解消することを目的とする。
以下、本発明の実施例を図面にしたがって説明する。
第1図において、1が栓体、2がセラミックス等の絶縁
体で被覆された中心電極、3がこれに対して所定の点火
間隙14を存して対峙させた側方電極である。
そして、ターミナル4に高圧点火電流が印加されると、
中心電極2と側方電極3との間、つまり点火間隙14で
火花放電を起こし、燃焼室の混合気に着火するようにな
っている。
このような点火栓Aの栓体1には、セラミックス等の絶
縁体で被覆したイオン電極5が設けられ、中心電極2と
の間でイオンプローブを構成する。
ただし、中心電極2との距離は、側方電極3との点火間
隙14よりも大きく設定される。
本実捲例では、第2図に示すように複数のイオン電極5
が中心電極2を中心とする同一円周上に等間隔に配置し
である。
そして、中心電極2のターミナル4には、エンジン回転
に同期した高圧点火電流のほか、所定の低圧電流が常に
供給される。
したがって、点火後、中心電極2とイオン電極5との間
が、燃焼ガス中のイオン(N2+、H+等)で導通され
ると、中心電極2からイオン電極5に低圧電流(イオン
電流)が流れ、これにより燃焼を検出できるのである。
なお、本実施例では、中心電極2、つまり点火核を中心
とする同一円周上に複数のイオン電極5を配置しである
ので、これらのイオン電極5にイオン電流が出力する順
序を確認すれば、燃焼時の火炎の伝播方向も判断できる
という利点がある。
ところで、本発明では、点火栓Aの内部にイオン電極5
を組込んでいるため、点火栓Aを取付けさえすれば、そ
のうえ、さ例ど狭少な燃焼室にイオンプローブを取付け
る必要がなく、言換えれば、スペース的な制約を受けず
にイオンプローブを容易に取付けられるという効果があ
る。
第3図は、このような点火栓Aを使用し、エンジンの燃
焼状態を判別するようにした装置の回路図である。
各気筒(図示のものでは4気筒を想定している)の燃焼
室に取付けた点火栓Aの中心電極2には、点火電源15
からイグナイタ6、点火コイル7、ディストリビュータ
8を介してエンジン回転に同期した高圧点火電流が印加
される一方、低電圧電源9からも、所定の低圧電流が常
時印加される。
そして、既に述べたように点火後の燃焼ガス中のイオン
で中心電極2とイオノ電極5とが導通されると、両電極
2,5間にイオン電流が流れる。
一方、イグナイタ6からの点火信号がタイマ11、反転
器12を介してトランジスタ10のベースに入力し、ベ
ース電圧の印加時に前記のイオン電流が発生すると、ト
ランジスタ10を介してP点に出力する。
この場合、第4図のタイムチャートで示す点火信号aは
、タイマ11でbのように点火電流a′のノイズ源とな
る放電期間と、正常燃焼時のイオン電流の出力期間とを
含むような所定のパルス幅に延長され、さらに反転器1
2でCのようにパルス波形の正負が逆転される。
したがって、トランジスタ、10では点火信号aの延長
されたパルス期間に限ってベース電圧の印加が断れる。
このため、イオン電流がトランジスタ10のベース電圧
が断れている期間に出力する正常燃焼時では、イオン電
流はマスキングされP点の出力は変化しない(第4図d
参照)。
一方、イオン電流の出力期間がトランジスタ10のベー
ス電圧の印加期間からずれる異常燃焼時では、P点の出
力変化、すなわちイオン電流が検出される(第4図e、
f参照)。
この検出信号をさらにイグナイタ6からQ点に取り出し
た点火信号aと比較すれば、検出信号が点火信号aのパ
ルスよりも先に出力した場合はプレイグニツシヨン、点
火信号aのパルスよりも後で出力した場合はノッキング
状態であることが判別できることになる。
なお、第3図では作図の便宜上、複数のイオン電極5の
うち、1つについてしか、回路構成をあられしていない
が、ほかのイオン電極5にも同様の回路構成を取れば、
既に述べたように複数のイオン電極5から得られるイオ
ン電流の出力順序をも検出することができる。
このようにして得られたエンジン燃焼状態の検出信号に
もとづいてフィードバック制御することにより、常に適
正な燃焼状態が保てる。
たとえば、空燃比(A/F )を濃くして失火を抑えた
り、点火時期を遅角してノッキングを防止したり、冷却
水温やエンジン負荷を下げてプレイグニツシヨンを抑制
することが可能となる。
第5図は他の実施例を示す。
この場合、組立性、生産性を改善するために、複数のイ
オン電極5aが第5図すで示すような筒状のプリント基
板13にプリント配線しである。
プリント基板13は火花放電による火つきを妨げず、ま
た熱価を変えないように形成される。
なお、プリント基板13は、第5図Cのように円筒ベー
ス17の外周にセラミックスのコーティング層18をプ
ラズマ溶射等により形成し、プリントによりリード線1
9を焼付け、ベース17の先端にイオン電極5aを露出
させた状態で、さらにその表面にセラミックスコーティ
ング層20を形成したものである。
そして、プリント基板13は中心電極2の絶縁体外周に
嵌め合せ、その外周にさらに絶縁体21をかぶせて栓体
1に組込まれる。
したがって、プリント基板13の組付けにより、複数の
イオン電極5aが同時に取付けられるという利点がある
以上説明したように、本発明によれば点火栓に中心電極
との間でイオンプローブを構成するイオン電極を設けた
ので、点火機能と同時にイオン電流検出機能をもたせる
ことができ、したがってイオンプローブの取付けにスペ
ースを特に必要としないという効果がある。
また、本発明は中心電極を取り囲んで同一円周上に複数
のイオン電極を配ダルたので、燃焼にもとづくイオン電
流の検出を確実に行うことができ、また各イオン電極の
イオン電流の出力順序を判断することにより燃焼火炎の
伝播方向も判断できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】 図面は本発明の実症例を示すもので、第1図は縦断面図
、第2図はその矢視図、第3図は応用例を示す回路図、
第4図は同じくタイムチャート、第5図aは他の実症例
を示す一部切欠正面図、第5図すは同じくプリント基板
の斜視図、第5図Cは同じくプリント基板の要部拡大断
面図である。 1・・・・・・栓体、2・・・・・・中心電極、3・・
・・・・側方電極、5.5a0060.・イオン電極、
14・・・・・・点火間隙。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 中心電極に対して所定の点火間隙を存して側方電極
    を対峙させる一方、中心電極に対して前記点火間隙より
    も大きな間隔をもって対峙するイオン電極を、中心電極
    を中心とする同一円周上に複数設けたことを特徴とする
    内燃機関の点火栓。
JP8672781A 1981-06-05 1981-06-05 内燃機関の点火栓 Expired JPS5936391B2 (ja)

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JP8672781A JPS5936391B2 (ja) 1981-06-05 1981-06-05 内燃機関の点火栓

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JPS57202078A JPS57202078A (en) 1982-12-10
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JPH052237Y2 (ja) * 1987-08-12 1993-01-20

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