JPS5936278A - 化学粘土 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本願発明は、子供等が創造性を生かしているいろな物の
造形に使用する天然粘土に変る化学物質の合成からなる
粘土に関するものである。

従来粘土細工に使用する粘土は大部分は天然の粘土で、
粘性は殆んど一定しているので変形創造をだのしむため
には水の添加で軟粘化して使用するとか、軟粘化しても
紐状、フィルム状に造形維持することが不可能であると
か、或は常に皮膚に耐着する等々の欠点があった。又従
来から、粘性そのものを或は変形創造を楽しむ粘性物玩
具として天然多糖類、各種スターチ類などがあったが、
これらも天然粘土同様の欠点があり、更に弾性に欠ける
という性質を有していた。本発明の化学粘土はこれらの
欠点をすべて解消すると共に透明性を併せ有する化学粘
土を提供しようとするものである。

以下実施例を示しこれを説明する。

（１）　　身Ｓ１実施例 第１実施例は低粘性（非常に軟い性質）の化学粘土で原
材料の配合は次の通りである。

■　ＰＶＡ完全鹸化型 （重合度１０００〜１５００）　　　　２％〜５％■　
可塑剤（グリセリン）　　　　　２％〜５％◎　　　〃
（エチレングリコール）　　　　２％〜５％■　ゲル化
剤（硼砂）　　　　　　１％〜１％■　　　水　　　　
　　　　　　　　　　　　　残　　量計　　　１００ （２）　　第２実施例 第２実施例は中貼性（普通の軟性を有するもの〕の化学
粘土で原材料の配合は次の通りである。

■　ＰＶＡ完全鹸化型（重合間１．５００以上）　　５
％■　ＰＶＡ完全鹸化型（重合度１．０００以上）　５
％◎　可塑剤（グリセリン）　　　　　　　８％■　ゲ
ル化剤（硼砂）　　　　　　　　２％■　　　水　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　残　置針　　　１０
０ （５）　　第３実施例 第５爽施例は高粘性（相当硬めの性質を有する）の化学
粘土で原材料の配合は次の通りである。

■　ＰＶＡ完全鹸化型（重合度１．５００以上）１０％
〜２０％ ■　可塑剤（グリセリン）１０％ ◎　ゲル化剤（硼砂）　　　　　　　２％以上の　水　
　　　　　残トン 計　　１００ 以上第１乃至第３実施例共に、まず配合羽村であるＰＶ
Ａと可塑剤を混合し、これ署こ水を加えてスラリー化し
、次いで７０℃以上で６０分以上加熱攪拌且つ溶解し、
これに水溶液としたゲル化剤を添加攪拌し冷却すれば目
的物たる化学粘土が得らｎる。

なお、ゲル化剤添加以前に香料、染料、顔料、防ｒｘ剤
等を添加して、芳香を有せしめ、また増色した化学粘土
とすることも可能である。

夾施しリは、何Ｇも主剤はＰＶＡで重合度は１、０００
以上、完全又は部分鹸化型で、可塑剤はグリセリン、グ
リコール類（エチレングリコール、ヘギシレ／グリコー
ル、グロピレ／グリコールなど。）、また、ゲル化剤は
硼酸又は硼酸塩である。

この三つの実施例中東１笑施例は低粘度で、若干のゴム
弾性を有する。細い糸状に限りなく伸長し、また自由な
厚さのフィルム成形も可能の化学粘土は以上のような性
質を有するから、子供が糸状に伸したり、フィルムをつ
（りたりまたその糸やフィルムで単純な造形をしたりす
る等の遊び蚤こ使用することができる。

第２冥施例の化学粘土は、いわゆる中貼性（度）で、手
による強制的な力で伸長し、またフィルム化もする。従
って造形物も比較的長い時間その原形を保持し得る。ゴ
ム弾性にも４ｎよく弾む、第１実施例の粘土のように単
純な細紐状や薄フィルム状の造形物ではな（単純な器物
等成程度の形態を有する物の造形に使用することができ
る。

第３実施例は、相当な力を加えなければ伸長、伸展しな
い粘度（硬い粘性）の化学粘土である。

これを使用した造形物は殆とその原形が変化しない。ま
たゴム弾性は最も犬である。しかし再付着性、耐衝撃性
に乏しい。どのような形のものもｂ１］造することがで
きる。

以上実施例として三種の粘度を有する化学粘土を挙げた
が、こＩｔらの粘度のことなるものをそ１１．　（’　
ｔＬ併せ用いているいろな粘土細工を創造することもで
きるし、前述のよう４こ個別に使用して創造すること６
可能であり、更には二種又は三種な適斂混合して希望す
る粘度を有する粘土として使用することも可能である。

又本願粘土の合成に際しては可塑剤の種類の選択によっ
て粘性のｆｉ１１！整か可能である。即ちグリコール類
のうち、アルキル基はＣ２＜０５＜０６の順で硬くなり
、又グリセリン、トリエタノールアミンの増減によって
も粘度を調整することか可能である。

一般に本願の化学粘度は、児童生徒が遊具として、或は
粘土細工（工作）の教材として使用するのが最も適当な
ものであるか、こイしらの用途に適合する物性を共有す
るものは前記第１実施例乃至第３実施例であり、使用に
あたってはこの三種を児童生徒の創造力によって個々に
或は造形物に適合する枯麓に混合して使用することが最
も好ましいし、また可能でありそうすることによって児
童生徒の創造力を養うのに役立つ。更に本願化学粘土は
、従来から存在した粘性物玩具（天然多糖類、各種スタ
ーチ類、粘土類等）と異なり紐状・フィルム状の伸長性
・伸展性の自由な附加とゴム弾性の自由な附加とが可能
で、更にこｎらの性質を兼ねそなえると共に使用にあた
って皮膚に付着しないという性質を有し、また透明であ
るという％徴を有すると共に、着色も、芳香性を有せし
めることも容易である等多くの特徴、利点を有すもので
ある。

特許出願人　深　火　克　已　（外１名〕代理人弁理士
　　佐々木　　　弘 をＷｆ庁艮ぼ　　　　　　　　　　　赦１、事件の表示 昭オロ５７年特鮮顧ポ１４６１４５号 ２、発明の名称 化　　学　　粘　　土 五　補正をする者 氏名　　深　沢　克　正　（外１名） ４、代理人の１０４ 住　ＰＪｒｊｊ［４Ｂ中央区銀座５−１０−１３６、補
正の対隷　　　　　明　細　誉 ７、　補正の内容　　　添付別紙の逼り別　　　紙 （１）　　明ＭＪｉ誓中第５頁果１１行及び第１２行か
らｆし；Ｏ）Ｌ再封″４ａ、耐衝撃性に乏しい」の文字
を削除し、次のよう１二訂正する。

１ない。またゴム弾性は最も大であり、どのような形の
ものも造形することかできる。」（２）　　第７頁の特
許出願人の氏名を次のように訂正する。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. Ｐ、Ｖ、ＡＣポリビニールアルコール）、可塑剤、ゲル
   化剤及び水を材料とし合成してなることを特徴とする化
   学粘土。