JPS5935768Y2

JPS5935768Y2 - 垂立標桿

Info

Publication number: JPS5935768Y2
Application number: JP4803980U
Authority: JP
Inventors: 寛雄荒井
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1980-04-09
Filing date: 1980-04-09
Publication date: 1984-10-03
Also published as: JPS56166515U

Description

【考案の詳細な説明】本考案は、三脚脚頭に装着された自在環により自動的に
垂立し得る測量用の垂立標桿に関するものである。

垂立標桿を三脚脚頭へ自動垂立可能に装着するには球軸
を利用することも考えられるが完全な球形加工は容易で
ないために１通常第３図及び第４図に示す如き自在環に
よるものが用いられてＬ・る。

即ち、同図において、標桿１の嵌入された標桿止め４が
図面で見て１８０°方向の前后押ピン６により左右に回
動可能になるように前肩自在環５へ関節的に支えられ、
さらにこの環５がシフト固定環１０へ前記１８「と直交
する１８σ方向の左右押ピン７により前肩に回動可能に
なるように関節的に支えられている。

このシフト固定環１０の下方にはより小さな径の環１０
′が形成され、この環１０′が三脚の脚桿９の軸着した
脚頭８の開口１５へ挿入されている。

そして環ｌｃｆの外周と開口１５との間隙の範囲内で標
桿１の水平位置を微調整シフトした後平座板１２及びナ
ツト１１によりシフト固定環１０を脚頭８へ固定してい
る。

しかしながら、この種の垂立標桿では第３図から明らか
なように脚桿９の内側が狭いためにナツト１１の締付操
作が難しり、シかも標桿１のシフト＃ａもしくば倒斜角
ｂｌＪ″−環１０′の内縁により制限されるために測量
する地形の許容傾斜角も小さくなる欠点があった。

よって１本考案は三脚への装着操作が容易で。

より急峻な傾斜地での自動垂立も可能にする垂立標桿を
提供することを目的とする。

次に１本考案を図示の実施例を基に説明する。

この実施例によれば、自在環機構４〜１が、２段階環形
状のシフト固定環ｉｏ、ｉｏ’の代りに、側方へ突出し
た支持腕２′を備えたシフト固定環２に支承されている
。

この支持腕２′にはスロット１６が形成されてあり、こ
のスロットへシフト固定ねじ３が挿入されて脚頭８へね
じ込まれて緊定されることにより標桿１の支持が行われ
る。

使用に際しては、シフト固定環２は脚頭８の表面に沿っ
てスロット１６の縦方向及びシフト固定ねじ３を中心に
した回転方向のシフト調整が可能である。

調整後、シフト固定ねじ３で支持腕２′を脚頭８とで挾
持することにより簡単にシフト固定環２を固定でき、標
桿１は錘１３を含めた自重により垂立状態で支持される
。

また、標桿１のシフト象Ａもしくは傾斜角Ｂは脚頭８の
開口１５の内縁により規定されるために従来の方式に較
べて拡大される。

以上１本考案によれば標桿のシフト固定桿がその側方へ
突出した支持腕により三脚の脚頭へ固定されることによ
り、揉捏の支持操作が簡単になりしかも脚頭面における
シフト範囲が広くなり、また傾斜地での三脚の許容傾斜
角度も大きくなる。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図はそれぞれ本考案による垂立揉捏の平
面図（一部断面図）及びその側面図並びに第３図及び第
４図はそれぞれ従来の垂立揉捏の平面図（一部断面図）
及びその側面図を示す。１・・・揉捏、２、１０、１０’・・・シフト固
定環、２′・・・支持腕、３・・・シフト固定ねじ、４
・・・揉捏止め。５・・・前厄自在環、６・・・前后押ピン、Ｔ−・・左
右押ピン、８・・・脚頭、９・・・脚桿、１１・・・シ
フト固定ナツト、１２・・・平座板、１５・・・開口、
１６・・・スロット。

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

標桿１を標桿止め４の内側に嵌入し、標桿止め４を外側
から前肩自在環５で１８０°方向より前后押ピン６によ
り関節的に支え、シフト固定環２で前肩自在環５を外側
から前記１８Ｃｒと直交する１８０′″ｊ５向より、左
右押ピン７により関節的に支えて、標桿１を自重により
自動的に垂立させ、シフト固定環２の側方には支持腕２
′を備え、これを三脚脚頭８の上面にシフト固定ネジ３
を以て任意の水平移動位置に固定し得ることを特徴とし
た自動垂立可能の構造。