JPS5935584Y2 - 陽極ブリケツトの均し作業車 - Google Patents

陽極ブリケツトの均し作業車

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Publication number
JPS5935584Y2
JPS5935584Y2 JP5890380U JP5890380U JPS5935584Y2 JP S5935584 Y2 JPS5935584 Y2 JP S5935584Y2 JP 5890380 U JP5890380 U JP 5890380U JP 5890380 U JP5890380 U JP 5890380U JP S5935584 Y2 JPS5935584 Y2 JP S5935584Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
anode
leveling
briquette
briquettes
vehicle
Prior art date
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Expired
Application number
JP5890380U
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English (en)
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JPS56160970U (ja
Inventor
末男 秦
房雄 清水
Original Assignee
住友アルミニウム製錬株式会社
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Publication date
Application filed by 住友アルミニウム製錬株式会社 filed Critical 住友アルミニウム製錬株式会社
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  • Electrolytic Production Of Metals (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はアルミニウム電解工場において使用される陽極
ブリケットの均し作業車に係り、更に詳細には自焼威式
アルニミウム電解炉の炭素質陽極上表面部に供給され、
局部に堆積されている新規装入の陽極ブリケットを陽極
表面上に平均的に均すための陽極ブリケットの均し作業
車を提案するものである。
周知の如く自焼成式アルミニウム電解炉における炭素質
陽極は鉄製の電極ケーシング内に装入された炭素質ペー
ストに多数の陽極導電棒が打込まれて構成され、操業中
下部より順次焼成されて行くとともに電解の進行につれ
て炭素質陽極の下面は逐次消耗されて行く。
このため炭素質陽極の消耗に応じ・て順次炭素質陽極部
を電極ケーシングの内壁に沿って降下せしめて電解炉の
操業中所期の陽・陰極極間距離を維持するとともに陽極
の消耗量に応じ陽極上表面には陽極ブリケットが間欠的
に供給されて操業が継続されて行く。
しかして陽極上表面への炭素質ブリケットの供給は一般
にホッパーの如き陽極ブリケットを貯える容器と該容器
からブリケットを導出して陽極表面に供給するための手
段、例えばパケットエレベータを台車上に装備した通称
陽極ブリケット配給車と呼ばれる作業車により定期的に
各電解炉を巡回して行なわれているが、数十本の垂直導
電棒が打込まれている陽極表面上に陽極ブリケットを均
一に供給することは前記のごとき作業車両を使用したの
では不可能であり、現状は該配給車で一旦陽極上表面の
数個所に分けて装入堆積させた後作業者が例えば長尺の
柄がついた熊手様の治具でこれらのブリケットを陽極表
面上に均す作業を行なっている。
しかしながら該作業は高熱の電解炉雰囲気に直接さらさ
れる状況下で行なわれるため安全、衛生管理上問題が多
いばかりではなく、陽極表面上に堆積された陽極ブリケ
ットを均す作業時に発生する粉塵、あるいは電解炉より
発生するガス雰囲気下に近く作業者が位置するため、加
えて作業位置(高さ)が作業者の胸部より高い位置とな
ることも付随して相当の重労働を要求される。
かかる状況を踏え本考案者らは陽極ブリケットの均し作
業を機械化して省力化を図ると共に迅速、軽便に、かつ
電解炉に近接せずに目的とする作業が可能となる作業車
両の開発を手掛け、本考案の陽極ブリケット均し作業車
を完成させた。
すなわち本考案は陽極ブリケット当接部を先端に有する
均し棒と該均し棒の他端部を支承する進退駆動手段とを
もって構成される陽極ブリケット均し機構と、該均し機
構を旋回するための角度変更用駆動手段と、必要により
該均し機構を作業位置に適合させるべく上下するための
昇降機構および/または該均し機構を垂直方向に旋回す
るための・旋回機構とを走行台車に塔載配備することを
特徴とする陽極ブリケットの均し作業車を提供するもの
である。
以下実施例を示す図面に基いて本考案を詳細に説明する
が、本考案は係る具体例に限定されるものではない。
第1図は本考案の陽極ブリケット作業車の平面図、第2
図はその側面図を示し、第3図は該作業車を電解炉に適
用した模写図である。
図面において1は走行台車本体、2は陽極ブリケット当
接部、3は均し棒、4,7および10は油圧シリンダー
、5,6および9は架構、8は陽極ブリケットの均し機
構を垂直方向に旋回するための旋回機構、11はチェー
ン、12は陽極導電棒、13は作業車の運転席、14は
操作台、および15は走行台車1に装備された車輪を示
す。
これら図面において走行台車1は台車本体下部に車輪1
5が装備され、任意の駆動源(図示せず)の動力により
走行、移動がなされる。
他方台車本体上部には電解炉の陽極表面上に供給され局
部的に堆積されている新規装入の陽極ブリケットを陽極
表面全域に均一に拡散す、るための陽極ブリケット当接
部2を先端に有し、他端部を油圧のごとき駆動源をもっ
て機能する均し棒の進退駆動手段に該当する油圧シリン
ダー4によって支承された均し棒3と該均し棒を支える
架構5よりなる陽極ブノケットの均し機構と、該均し機
構を、結果的には均し棒3を水平方向A−CあるいはA
−Bへ旋回させるための角度変更用駆動手段である油圧
シリンダー7とが搭載配備されるとともに運転席13に
近く、これらの手段、機構を操作するための操作台14
が機能装備される。
均し棒3の先端に設けられる陽極ブリケット当接部は例
えば平板あるいは熊手様の平板さ、らには円弧状のもの
を固定した構造であってもよいが、左右に首が振れるご
とく設計すること、又はその機能を運転席の操作台と連
接して遠隔操作を機能させることも可能である。
尚図面においては均し棒3を支える架構5が別の架構6
によって支持され、もって陽極ブリケットの均し機構が
作動中、停止・移動中を問わす安定に保持されるととも
に架構6は均し棒3を垂直方向に旋回させるための旋回
機構8に連結されており、該旋回機構8の回転運動が連
結されている架構6並びに架構5を介して均し棒3に伝
達され、均し棒3が走行台車を移動、駆車する際四囲に
妨害を及ぼさないよう、あるいは均し棒3を電解炉で使
用する時垂直方向に旋回する必要の生じた際均し棒3を
垂直方向に任意の角度旋回、支持する機能が付加され、
又該旋回機構8を架構9に上下動可能に支承し、該架構
9に添えて例えば油圧シリンダー10の伸縮をチェーン
11を介して該旋回機構の上下動として伝達する昇降機
構が設けられ、該昇降機構の作動により、その作用が旋
回機構、各架構を介して均し棒3に伝達されて、均し棒
3を該当する作業対象電解炉の陽極部の高さに適する位
置(高さ)に昇降させるべく機能を持たせてもよい。
上記した本考案の作業車の操作法について説明すると、
陽極ブリケットの均し作業に先立ち、走行台車1を駆動
移動させて第3図に示すごとく電解炉16の側面部に位
置せしめ、次いで電解炉の陽極17の表面部に新しく供
給された陽極ブリケットに本考案の陽極ブリケット当接
部2を当接し、油圧シリンダー4の伸縮による均し棒3
の進退を繰返し、陽極ブリケットを陽極表面に拡巾して
均一に均して行く。
この時陽極17には多数の垂直導電棒12が存在するた
め、均し棒3の伸縮運動時に陽極ブリケラF当接部2が
該導電棒12に衝突しないよう油圧シリンダー7を作動
され、架構5を動かし、均し機構の水平角度の変更を行
なう。
また作業位置(高さ)が異なる場合には運転者が陽極ブ
リケット当接部2の位置を確認しつつ、油圧シリンダー
10を作動させてその伸縮動をチェーン11を介して旋
回機構8に伝達、昇降させることにより、その移動が連
結した架構6,5に伝達され均し棒3を上下して調整す
ればよい。
作業終了後、該陽極ブリケットの均し機構を旋回機構8
により第2図に示すように■の状態よりIIに仮想線で
示すように旋回させ、かかる状態で電解炉間を移動する
ことができるための電解炉の上部構造物、あるいは該作
業車の周囲に接近する作業者に触れる危険性がなく安全
に走行、移動が可能となる。
図面の説明においては均し棒の進退駆動手段、角度変更
用駆動手段、均し機構の昇降機構、旋回機構を油圧シリ
ンダー等を用いる方式によって詳述したが、例えばエア
ーシリンダー、ローラチェーン等を用いたモータ方式等
いかなる動力方式の採用も可能である。
以上説明したように本考案の作業車によれば、従来高温
雰囲気下において数人の作業者が相当の重労働を強いら
れていた陽極ブリケットの均し作業を移動自在の台車に
よって運動者が遠隔操作で円滑かつ迅速に行なうことが
可能となるものであり、著しい省力化を伴い、その工業
的価値は頗る大なるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の陽極ブリケットの均し作業車の実施態様
を示すものであって、第1図は本考案の陽極ブリケット
の均し作業車の平面図、第2図はその側面図を示し、第
3図は本考案の作業車を電解炉の作業に適用した模写図
である。 図面において1は走行台車本体、2は陽極ブリケット当
接部、3は均し棒、4,7および10は油圧シリンダー
、5,6および9は架構、8は旋回機構、11はチェー
ン、12は陽極導電棒、13は運転席、14は操作台、
15は車輪、16は電解炉、17は炭素質陽極を示すも
のである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 陽極ブリケット当接部を先端に有する均し棒と該均し棒
    の他端部を支承する進退駆動手段とをもって構成される
    陽極ブリケット均し機構と、該均し機構を旋回するため
    の角度変更用駆動手段と、必要により該均し機構を作業
    位置に適合させるべく上下するための昇降機構および/
    または該均し機構を垂直方向に旋回するための旋回機構
    とを走行台車に塔載配備することを特徴とする陽極ブリ
    ケットの均し作業車。
JP5890380U 1980-04-28 1980-04-28 陽極ブリケツトの均し作業車 Expired JPS5935584Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP5890380U JPS5935584Y2 (ja) 1980-04-28 1980-04-28 陽極ブリケツトの均し作業車

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JP5890380U JPS5935584Y2 (ja) 1980-04-28 1980-04-28 陽極ブリケツトの均し作業車

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56160970U JPS56160970U (ja) 1981-11-30
JPS5935584Y2 true JPS5935584Y2 (ja) 1984-10-01

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ID=29653375

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