JPS5935274Y2 - 車両玩具 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、車両玩具に関し、特に組み立てが容易で分解
が困難な車両玩具に関する。

本考案の一実施例を図面に基いて説明すれば、１は車両
本体であって、その一端には起立壁２が設けられている
。

この起立壁２の下部には挿入孔３が穿設されている。

該挿入孔３の高さは、車両本体１に蓋体８を重ね合せた
高さとほぼ等しく形成されている。

又、車両本体１の他端には係止孔４が穿設されている。

車両本体１の前部と後部には、車軸受溝５ ａ ｓ５ａ
、５ｂ、５ｂが設けられている。

車軸６ａ、６ｂには、両端に車輪７ ａ ＊ ？ ａ
ｓ７ｂ、７ｂが設けられており、該車軸６ａ、６ｂは上
記車軸受溝５ａ 、５ｂに支承される。

８は蓋体であって、一端には、上記挿入孔３に嵌合され
る突出片９が設けられており、他端には、上記係止孔４
に嵌合される係止片１０が立設せしめられている。

該係止片１０の先端部には、係止爪１１が設けられてお
り、該係止爪１１は車両本体１下面と係合して、車両本
体１と蓋体８との係合をより確実なものとしている。

該係止片１０は可撓性を有する材質より成っている。

なお、第２図に示す如く、車両本体１に周壁１２を設け
、人形載置台１３を、周壁１２に蓋体８を重ね合せた高
さに形成し、該人形載置台１３の上面に、該人形載置台
１３の上面の面積よりも犬なる底面を有する人形１４を
固着しておけば、該人形１４の底面によって蓋体８の上
方への動きが規制されるため、車両本体１と蓋体８との
係合がより一層確実なものとなるのである。

しかして、本考案に係る車両玩具を組み立てるには、車
両本体１０車軸受溝５ａ、５ｂに車軸５ａ、６ｂをそれ
ぞれ支承せしめ、次に蓋体８の突出片１０を、車両本体
１の挿入孔３に嵌合し、さらに、蓋体８の係止片１０を
、車両本体１の係止孔４に嵌合せしめるのである。

車軸６ａ、６ｂは、蓋体８によって車軸受溝５からの脱
出が防止せられ、蓋体８は突出片９と挿入孔３、係止孔
４と係止片１０によって、上下方向及び左右方向並びに
前後方向の動きが規制されている。

本考案に係る車両玩具は、部品点数が少なくてすみ、又
組み立てが極めて容易であるため、量産に適し、生産コ
ストを低くおさえることができる。

又、−担組み立てるとその分解が極めて困難であるため
、幼児向けの車両玩具として好適である。

【図面の簡単な説明】

第１図、第２図は、本考案の一実施例を示す分解斜視図
である。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 車両本体１と蓋体８と両側に車輪を取付けた車軸６とか
   ら成り、上記車両本体１の一端には起立壁２を設け、該
   起立壁２には挿入孔３を設け、車両本体１の前部及び後
   部に車軸受溝５を設け、又上記蓋体８の一端には前記挿
   入孔３に嵌合される突出片９を設け、該蓋体８の他端に
   は前記係止孔４に係合する係止片１０を設けたことを特
   徴とする車両玩具。