JPS5935250Y2 - デフイブリレ−タ用電極パドル - Google Patents

デフイブリレ−タ用電極パドル

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JPS5935250Y2
JPS5935250Y2 JP11711482U JP11711482U JPS5935250Y2 JP S5935250 Y2 JPS5935250 Y2 JP S5935250Y2 JP 11711482 U JP11711482 U JP 11711482U JP 11711482 U JP11711482 U JP 11711482U JP S5935250 Y2 JPS5935250 Y2 JP S5935250Y2
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JP
Japan
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electrode
paddle
living body
voltage
defibrillator
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Expired
Application number
JP11711482U
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English (en)
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JPS5938940U (ja
Inventor
真 須田
Original Assignee
日本光電工業株式会社
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Publication date
Application filed by 日本光電工業株式会社 filed Critical 日本光電工業株式会社
Priority to JP11711482U priority Critical patent/JPS5935250Y2/ja
Publication of JPS5938940U publication Critical patent/JPS5938940U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、デフイブリレータ(心臓蘇生装置)用電極パ
ドルに関し、特に生体への高電圧印加と、生体からの電
気信号導出との両方の作用ができると共に、生体からの
電気信号導出作用が生体へ印加された高電圧の影響を殆
んど受けないようにした電極パドルに関する。
従来、デフィブリレータ用電極パドルとしては例えば第
1図に示すものばあり、この電極パドル1は手で握られ
る把持部2を有する絶縁性のパドル本体3と、該パドル
本体3に固着され生体Aに高電圧(約3000V)を印
加する皿状の電圧印加電極4とから構成されている。
パドル本体3は一般に合成樹脂で作られ、電圧印加電極
4はステンレスで作られる。
また、電極パドルIKは、前記電圧印加電極4に導かれ
るリード線5が接続される。
上記電極パドル1を用いて生体Aに電圧を印加する際に
は、心電計(図示せず)の心電図を観察しながらタイミ
ングを取ると共に、電圧印加の効果を見る必要がある。
そのため、生体Aの複数個所には心電図用電極6やアー
ス電極7が装着される。
しかし、これらの電極6,7は両面接着テープ等の接着
手段により生体Aに固定しなければならないものである
ため、使い捨て方式のものであっても、装着が面倒で手
間を要する問題がある。
この問題は救急治療を要する場合に特に障害となる。
これに対処するため、従来第2図に示すように電極パド
ル1自体が心電図用電極を兼ねるようにしたものがある
この場合も電極パドル1は絶縁性のパドル本体3と、電
圧印加電極4とを備えて釦り、電圧印加電極4はステン
レス製であって上面に突設されたネジ部8がパドル本体
3に螺着固定されている。
lた、リード線5が把持部2のスイッチ9を経由して電
圧印加電極4に導かれている。
この第2図の電極パドル1は、電圧印加電極4から生体
へ高電圧を印加した後、同じ電圧印加電極4により生体
Aからの生体信号を受は取り、心電計(図示せず)へ伝
達する作用をする。
従って、心電図用電極6等が不要になる利点がある。
しかし、電圧印加電極4より生体Aへ高電圧を印加した
後は、当該電圧印加電極4と生体Aとの間に比較的長時
間に亘って高い分極電圧が発生するので、心電計の測定
能力を妨害し、適切な治療を妨げる問題がある。
これを第3図に示す心電図のグラフに基づいて説明する
と、縦軸が生体信号電圧、横軸が時間であって、電圧印
加電極4より高電圧を印加した後、比較的長い時間tに
亘って生体信号電圧には太きな分極電圧の影響が現われ
ていることが解る。
この時間tの間は心電計は正しい測定を行なうことがで
きず、治療が妨げられる。
第2図の電極パドル1の場合、電圧印加電極4をステン
レス製に代えて銀/塩化化銀圧することにより、分極電
圧を解消することは可能である。
しかし、銀/塩化銀は貴金属であるため、非常に高価に
なる問題がある。
また、銀/塩化銀は強度的に弱く、耐久性に問題が生じ
る。
本考案は、このような従来の欠点に鑑みてなされたもの
で、その目的は生体への高電圧印加と生体からの電気信
号導出との両方の作用ができると共に、生体からの電気
信号導出作用が生体へ印加された高電圧の影響を殆んど
受けることのないようにした安価で耐久性のあるデフイ
プリレータ用電極パドルを提供することに、9る。
この目的に従い本考案の要点は、電圧印加電極の生体と
の接触面内に、生体からの電気信号を導出する導出電極
を取り付け、該導出電極と前記電圧印加電極とを絶縁し
たことにある。
以下、第4図〜第6図に示す一実施例に基づいて本考案
を説明する。
尚、従来と同一の部分には同一符号を用いて説明する。
第4〜5図において、本考案によるデフィプリレータ用
電極パドル1aは、従来と同様、一般に合成樹脂で作ら
れ、把持部2を形成する絶縁性のパドル本体3と、該パ
ドル本体3に固着され、生体AK高電圧を印加する一般
的なステンレス製の電圧印加電極4とから構成されてい
る。
電圧印加電極4は、例えば上面に突設されたネジ部8を
介してパドル本体3に固着されている。
本考案によると、上記電圧印加電極4の生体Aとの接触
面10内に、生体Aからの電気信号を導出する導出電極
11が取り付けられ、導出電極11はテフロン層12等
により電圧印加電極4と絶縁される。
導出電極11は一般に銀/塩化銀で作られ、ペーストを
塗布して使用されると共に、心電計等へ接続される。
淘、導出電極11用のリード線13と電圧印加電極4用
のリード線5は、例えばパドル本体3の把持部2から電
極パドルIa外へ導き出されている。
上記した本考案の電極パドル1aを用いて治療を行なう
際には、第5図に示すように同じものを2つ生体AK当
てて通電を行なう。
このように、電極パドル1aが生体Aに当てられている
間は常時導出電極11から生体電気信号を受は取ること
ができ、心電計を観察しながら電圧印加電極4より適時
に高電圧を印加することになる。
実際、本考案の電極パドル1aを使用した結果、第6図
に示すように、電圧印加電極4より生体Aへ高電圧を印
加した後、導出電極11に現われる分極電圧の影響の時
間間隔x(x<<t)は僅がであることが解った。
従って、心電計で描かれる心電図の波形を瞬時に読み取
ることが可能となり、適切な治療を行なうことが容易と
なる。
また、本考案では上記導出電極11が電圧印加電極4の
一部のみに取り付けられるので、銀/塩化銀で作っても
高価になることはなく、強度上の問題も生じることがな
い。
以上説明してきたように本考案によると、電圧印加電極
の生体との接触面内に生体からの電気信号を導出する導
出電極を取り付けたので、別個に心電図用電極等を生体
に装着する手間を省くことができ、且つ導出電極が生体
へ印加された高電圧の影響を受けにくく、適切な治療を
容易にする安価で耐久性のあるデフイブリレータ用電極
パドルを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来の電極パドルの使用状態の斜視図、第2
図は従来の電極パドルの他の例を示す断面図、第3図は
第2図の電極パドルにより治療した際に得られる心電図
のグラフ、第4図は本考案の一実施例に係る電極パドル
の要部断面図、第5図は第4図の電極パドルの使用状態
説明図、第6図は第4図の電極パドルにより治療した際
に得られる心電図のグラフである。 1a・・・・・・電極パドル、2・・・・・・把持部、
3・・・・・・パドル本体、4・・・・・・電圧印加電
極、5・・・・・・リード線、8・・・・・・ネジ部、
9・・・・・・スイッチ、10・・・・・・生体との接
触面、11・・・・・・導出電極、12・・・・・・テ
フロン、13・・・・・・リード線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 把持部を有する絶縁性のパドル本体と、該パドル本体に
    固着され生体に高電圧を印加する電圧印加電極を具備す
    るデフイプリレータ用電極パドルにおいて、前記電圧印
    加電極の生体との接触面内に、生体からの電気信号を導
    出する導出電極を取り付け、該導出電極と前記電圧印加
    電極とを絶縁したことを特徴とするデフイブリレータ用
    電極パドル。
JP11711482U 1982-07-31 1982-07-31 デフイブリレ−タ用電極パドル Expired JPS5935250Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11711482U JPS5935250Y2 (ja) 1982-07-31 1982-07-31 デフイブリレ−タ用電極パドル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11711482U JPS5935250Y2 (ja) 1982-07-31 1982-07-31 デフイブリレ−タ用電極パドル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5938940U JPS5938940U (ja) 1984-03-12
JPS5935250Y2 true JPS5935250Y2 (ja) 1984-09-29

Family

ID=30269714

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JP11711482U Expired JPS5935250Y2 (ja) 1982-07-31 1982-07-31 デフイブリレ−タ用電極パドル

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01104257U (ja) * 1987-12-28 1989-07-13

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Publication number Publication date
JPS5938940U (ja) 1984-03-12

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