JPS5935176Y2 - ベルトハンガ− - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はベルトハンガーに関し、その目的は、複数本の
ベルトをそれの巾や長さ、ならびに、そのバックル部の
形態種類の如何に拘わらず、スペース少ない状態で整理
整頓よくしかも安定した姿勢で係止保持できるとともに
、係止および離脱を迅速−容易に行なうことができ、か
つ、構造簡単、製作容易な状態で提供せんとする点にあ
る。

本考案によるベルトハンガーは、固定部への取付は部を
有するとともに、垂下姿勢にしたベルト上端のバックル
部の下端を係止保持可能な突起を横方向に複数個、各隣
接突起間にバックル部直下のベルト部分を側方から差込
み可能な開放通路を形成する状態に並設しであることを
特徴とする。

即ち、前記係屯保持用の突起は、小中の前記開放通路を
隔てて並設すれば良いから横方向での分布密度が高く、
しかも、バックル部の下端を係止するものであるから、
ベルト群を互いに平行又はほぼ平行な垂下姿勢でスペー
ス少なく整理整頓状態で、しかも二つ折りしたベルト途
中部分な巻掛げ係止する場合のような不測の滑り落ちの
ない安定姿勢で係止保持でき、かつ、バックル部の形態
がベルト貫通用のループ金具とベルト孔への挿入係と杆
とからなるものであっても、或いはベルト差込み用の本
体とこの本体にベルトを摩擦圧接により固定するカムと
からなるものであっても、更にベルトの巾や長さがいか
なるものであっても、何れのベルトをも係止保持するこ
とができ、その上、・ベルトの係止、離脱に当っては前
記開放通路に対しバックル部直下のベルト部分を側方か
も差込み、引出しするだけで良いから、前述小スペース
で整理整頓できるものでありながら非常に迅速・容易に
係止、離脱することができ、しかも全体として極めて構
造簡単、製作も容易で非常に経済性有利に提供すること
ができるに至った。

本考案の実施態様を図面に基づいて説明すると、基本的
には既述の通り、固定部への取付は部１を有するととも
に、垂下姿勢にしたベルト上端のバックル部５の下端を
係止保持可能な突起２を横方向に複数個、各隣接突起２
，２間にバックル部５直下のベルト部分６を側方かも差
込み可能な開放通路３を形成する状態に並設したもので
あって、具体的には次のように構成することが望ましい
。

即ち、前記突起２・・・・・・群を鉛直板部４の下端（
又はその近く、若しくは上下方向の途中でも可）に連設
するとともに、前記鉛直板部４の背面に、裏面に剥離紙
を付けた両面粘直体を貼着することで、前記取付は部１
を構成してあり、この場合、剥離紙をはがして洋服ダン
スの扉の内面等に貼り付は固定するといった具合に用い
る。

取付は部１としては両面粘着体に代えて第３図のように
、鉛直板部４の上端に連設したフックに構成しても良く
、この場合は、このフックを洋服ダンス内の横杆に吊下
げ掛止するといった具合に用いる。

又、取付は部１の応用例として、鉛直板部４にビス孔を
設けそこにビスを挿通するようにしても良い。

何れにしても、突起２・・・・・・群と鉛直板部４とを
（取付げ部１がフックであるときはこのフックをも含め
て）、ポリスチロール、ポリプロピレン等の合成樹脂材
から一体成形するのが良いが、金属材から成形するも良
い。

又、バックル部５を鉛直姿勢で保持できるようにするた
めに、つまりバックル部５が横倒れしないようにするた
めに、開放通路３を上開き状にすること、換言すると、
隣接突起２，２の巾方向両端の上方部分をテーパー状に
形成することにより、開放通路３にバックル部５の下端
を落し込み安定するような構成が好ましい（第２図参照
）。

鉛直板部４の形状は長方形、正方形、三角形等どのよう
であっても良いし、又、突起２・・・・・・群は鉛直板
部４に対して直交する方向に互いに平行姿勢で突出させ
る他、鉛直板部４に対し傾斜する方向くこの傾斜方向と
しては水平面内でのものと鉛直面内のものとがあり、後
者では突起の遊端側はど高位とするのは言うまでもない
）に平行姿勢で突出させても良い。

更に、突起２・・・・・・群を鉛直板部４０表裏両面に
対称に、或いは横方向、又は上下方向で互いに位置をず
らせて突出させても良い。

この場合、取付は部１としてはフックか、又は洋服ダン
ス天井下面への粘着又はビス止め手段とするのが適当で
ある。

【図面の簡単な説明】

図面は本考案に係るペルトノ・ンガーの実施の態様を例
示し、第１図は斜視図、第２図はベルト掛止状態の要部
正面図、第３図は応用例の正面図である。 １・・・・・・取付げ部、２・・・・・・突起、３・・
・・・・開放通路、５・・・・・・バックル部、６・・
・・・・ベルト部分。

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 ■ 固定部への取付げ部１を有するとともに、垂下姿勢
   にしたベルト上端のバックル部５の下端を係止保持可能
   な突起２を横方向に複数個、各゛隣接突起２，２間にバ
   ックル部５直下のベルト部分６を側方から差込み可能な
   開放通路３を形成する状態に並設しであることを特徴と
   するベルトハンガー。 ■前記開放通路３は、バックル部５下端を鉛直姿勢で落
   し込み可能となるように上開き状に形成されている実用
   新案登録請求の範囲第０項に記載のベルト・・ンガー。 ■ 前記取付は部１が裏面剥離紙付きの両面粘着体で構
   成されている実用新案登録請求の範囲第０項又は第０項
   に記載のベルトハンガー。 ■ 前記取付は部１がフックに構成されている実用新案
   登録請求の範囲第０項又は第０項に記載のベルトハンガ
   ー０ ■ 全体が合成樹脂材から一体成形されている実用新案
   登録請求の範囲第０項ないし第■項の倒れかに記載のベ
   ルトハンガー。