JPS5935041Y2 - ロ−タリ耕耘装置 - Google Patents

ロ−タリ耕耘装置

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Publication number
JPS5935041Y2
JPS5935041Y2 JP16614177U JP16614177U JPS5935041Y2 JP S5935041 Y2 JPS5935041 Y2 JP S5935041Y2 JP 16614177 U JP16614177 U JP 16614177U JP 16614177 U JP16614177 U JP 16614177U JP S5935041 Y2 JPS5935041 Y2 JP S5935041Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
gear
lid
claw
flange
Prior art date
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Expired
Application number
JP16614177U
Other languages
English (en)
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JPS5490403U (ja
Inventor
良男 田中
佳光 大橋
Original Assignee
株式会社クボタ
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社クボタ filed Critical 株式会社クボタ
Priority to JP16614177U priority Critical patent/JPS5935041Y2/ja
Publication of JPS5490403U publication Critical patent/JPS5490403U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はロータリ耕耘装置に係り、特に爪軸上において
終減速を施す耕耘装置において、該終減速装置の内部に
泥水・泥土その他の異物が侵入するのを完壁に防止する
と共に、終減速装置の下方に生じる残耕をなくするよう
にしたことを目的とする。
ロータリ耕耘装置はトラクタ等の走行作業車に具備され
て耕耘作業を実施する耕耘作業機の代表例であり、爪軸
に多数の耕耘爪を列設し、該爪軸を水平横軸廻りに回転
駆動せしめて作業を実施するものである。
この爪軸を駆動する動力は走行作業車のPTO軸より受
入れられるものであるが、PTO軸の回転数は標準化さ
れた一定のもので、通常は540 RP Mが標準であ
る。
ところが、爪軸回転数は砕土の必要性から54ORP
Mよりも相当低速に減速する必要があり、このため通常
はPTO軸から取出した直後に必要な減速を施している
しかし、回転数を低くすることは軸トルクを増すことに
なるので、減速軸お・よびそれ以降の動力伝達系統の各
部品は全て高トルクに耐える強靭な設計が要望され、こ
の結果、重量の増大、コストの高いものになっており、
重量増大によって走行作業車との重量バランスの不良化
を招くし、湿田性能に劣るものとなっている。
斯様な課題解消として、爪軸の軸端部に最終減速装置を
付帯させると、この減速装置の内部に泥水・泥土類の異
物侵入が過発生し、結果として該減速装置を付帯せしめ
た理由を満足できないことになる。
本考案者等は上記課題解消手段として極めて簡易な槽底
を採用したにも拘らず、最終減速装置を爪軸端部に付帯
せしめてもその内部への異物侵入を阻止すると共に、終
減速装置の下方に生じる残耕をなくしたものであり、そ
の特徴とする処は、爪軸端部が終減速装置を介して人力
軸端部に同軸心に連結されたロータリ耕耘装置において
、終減速装置の減速箱を被覆する椀状の蓋体が爪軸側に
設けられ、該蓋体は内壁面が開口部方向に向って斜めに
拡大して減速箱の外周域を包囲した形状とされると共に
、内壁底部には爪軸の軸心と同心の筒状ボス部を有し、
該ボス部のの端面と減速箱の端面間にラビリンスが形成
され、一方、蓋体の開口部側端部には外方に張り出すフ
ランジが設けられ、該フランジに耕耘爪が取着された点
にある。
以下、図面を参照して本考案の具体例を詳述すると、一
部を展開して示す全体構成の第1図において、1は人力
伝動ケースで、その内部に歯車増速伝動機構Aが内蔵さ
れている。
2はサポート体で伝動ケース1の一例より図では右方に
延び、その延在端にサポートフレーム3を具備する。
4は伝動ケースで、前記サポートフレーム3と対応して
具備され、図では歯車伝動手段5を内蔵しているが、該
伝動手段5はベルト、チェーン等の巻掛式でもよい。
6は爪軸で、軸方向所定間隔に耕耘爪7の多数が径方向
に着脱自在として具備され、爪軸6の両端部は軸受にて
伝動ケース4とサポートフレーム3間に着脱自在に支架
されている。
なお、この爪軸6は前記のサポート体2と平行である。
8は最終減速装置で、図では伝動ケース4の爪軸端部に
具備され、かつ、遊星歯車式として例示している。
第2図を参照すると、9は減速入力軸で、軸受10にて
伝動ケース4に支架され、かつ、ケース4内には歯車1
1が固設され、ケース4外には太陽歯車12が刻或しで
ある。
13は減速箱で、それぞれ軸受部14a、 15aを備
えた内・外箱14.15にて内歯歯車16を挾持せしめ
て戊り、適数個のボルト17にて伝動ケース4の内端部
に膨出状に固定している。
18は減速出力軸で、減速入力軸9の端部9aに図では
ニードルベアリング19を介して支架され、かつ、該出
力軸18上には遊星歯車支持体20が套嵌固設されてい
る。
この支持体20には太陽歯車12の周域をめぐって周方
向所定間隔に支軸21を備え、この各支軸21上に図で
はニードルベアリング22を介して遊星歯車23を有し
、該歯車23は太陽歯車12および内歯歯車16に連動
咬合する。
そして、遊星歯車支持体20が減速箱13の内箱軸受部
15aに軸受24にて支架されている。
25は蓋体で、減速出力軸18の内端部に図では溶接に
て固設され、椀形状を呈して減速箱13の外域を覆被す
べく延在し、その椀形部25aの開口部26は減速箱1
3の外周との間に僅少すきまを存し、かつ、開口部26
の外周にはフランジ27を有する。
椀形部25aの内壁28は開口部26に至るに従って漸
増するテーパー壁とされ、また、立上り壁25bには減
速出力軸18を囲繞する筒状ボス部29を形成している
そして、立」ニリ部25bに爪軸6の端板30を適数個
のボルト31にて着脱自在に支持せしめている。
また、減速箱13の内箱軸受部15aと蓋体ボス部29
との間には凹周溝32と凸条体33とからなる所謂ラビ
リンス部が径方向に形成され、かつ、ラビリンス部間に
わたって撓みシール34がラビリンス部の内周域に備え
られている。
なお、蓋体25のフランジ27にはボルト35にて耕耘
爪36を着脱自在に具備せしめて、減速装置8の下方に
生じる残耘をなくすべくしている。
第1図にお・いて、歯車増速伝動機構AはPTO軸の動
力を受は入れる入力軸37がケース1に支架され、この
入力軸37上に異径歯車38.39の一対を相対回転自
在に備え、かつ、この歯車38.39間にクラッチ体4
0を係脱自在に有する。
また、人力軸37と平行に増速歯車軸41が支架され、
該軸41には増速歯車42.43が異径として固設され
ている。
増速歯車軸41には方向変換のための傘歯車44が固設
され、これと咬合する傘歯車45を有する出力軸46が
好ましくは図で示すカップリング47にて連結した分割
軸として伝動ケース4に向って延び、該伝動ケース4に
歯車48が固設されている。
なお、出力軸46はこれを一体軸としてもよく、好まし
くは図示しない覆筒体でサポート体2と同様に伝動ケー
ス1,4を連結してもよい。
なお、増速歯車伝動機構2は人力軸37に大径傘歯車を
固設し、これと咬合する小径傘歯車を出力軸46に固設
したものでもよい。
上記構成によれば、PTO軸から受入れられた動力は増
速歯車42や43によって増速されてから、出力軸46
上の歯車48に至り、歯車伝動手段5を介して減速人力
軸9に至る。
従って、増速歯車軸41から減速人力軸9までは高速低
トルクであるから、伝動ケース4、伝動手段5等は比較
的強度の小さなものにでき、この結果として小形軽量化
が図れるのである。
そして、減速入力軸9に至ったトルクは具体例では遊星
歯車式減速装置8を介して大幅に減速されて両端を支架
した爪軸6がその軸心回りに所望の回転数の下で駆動さ
れて耕耘爪7にて耕耘・枠上作業を実施する。
この耕耘作業中に泥水・泥土その他の異物が減速装置8
の内部に侵入しようとするのであるが、該装置8は爪軸
6と同行回転する蓋体27で外周域が覆被されでいるの
で、内部への侵入機会がおさえられ、蓋体25に絡みつ
いた長尺異物は蓋体27の外周形状が椀形テーパーであ
れば、解きほぐされるのである。
また、開口部26も僅少間隙であることから泥水・泥土
の侵入機会は少なく、仮りに侵入してもラビリンス部と
シール34との2重作用で内部への侵入はなく、蓋体2
5の内部空間に侵入した泥水・泥土はこの蓋体25が爪
軸6と同行回転していることと内壁28がテーパー壁と
されていることから、遠心作用にて強制的に開口部26
から排除することになるのであり、ここに、湿田性能に
も優れたものとなる。
更に、蓋体25の端部に耕耘爪36を取着したので、終
減速装置8下方の耕耘を可能とした。
本考案によれば、減速装置8が蓋体25でその外周域を
覆被されでいるので、減速装置8への泥土の侵入が防止
される。
仮に、減速箱13と蓋体25の開口部26間から泥土力
喉人したとしても、減速箱13をったって侵入した泥土
は、ラビリンス部32゜33において回転する蓋体2和
則に移り、蓋体25のテーパー状内壁面28によって速
やかに外部に排出されるので、完全な防水効果が得られ
る。
更に蓋体25の開口部側端部のフランジ27に耕耘爪3
6を取着しているので、別途、爪取付用ブラケットを蓋
体25外周面に設ける必要がなく、部品点数の削減にな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一例を示す一部断面の展開背面図、第
2図は要部の拡大断面図である。 1・・・・・・伝動ケース、′4・・・・・・爪軸側伝
動ケース、5・・・・・・伝動装置、6・・・・・・爪
軸、7・・・・・・耕耘爪、8・・・・・・減速装置、
25・・・・・・蓋体、26・・・・・・開口部、28
・・・・・・内壁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 爪軸6端部が終減速装置8を介して人力軸9端部に同軸
    心に連結されたロータリ耕耘装置において、終減速装置
    8の減速箱13を被覆する椀状の蓋体25が爪軸6側に
    設けられ、該蓋体25は内壁面28が開口部26方向に
    向って斜めに拡大して減速箱13の外周域を包囲した形
    状とされると共に、内壁28底部には爪軸6の軸心と同
    心の筒状ボス部29を有し、該ボス部29の端面と減速
    箱13の端面間にラビリンス32.33が形成され、一
    方、蓋体25の開口部2倒則端部には外方に張り出すフ
    ランジ27が設けられ、該フランジ27に耗耘爪36が
    取着されたことを特徴とするロータリ耕耘装置。
JP16614177U 1977-12-09 1977-12-09 ロ−タリ耕耘装置 Expired JPS5935041Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16614177U JPS5935041Y2 (ja) 1977-12-09 1977-12-09 ロ−タリ耕耘装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16614177U JPS5935041Y2 (ja) 1977-12-09 1977-12-09 ロ−タリ耕耘装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5490403U JPS5490403U (ja) 1979-06-26
JPS5935041Y2 true JPS5935041Y2 (ja) 1984-09-28

Family

ID=29165165

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16614177U Expired JPS5935041Y2 (ja) 1977-12-09 1977-12-09 ロ−タリ耕耘装置

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JPS5490403U (ja) 1979-06-26

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