JPS5934997B2 - 放射性流出液の除染方法 - Google Patents

放射性流出液の除染方法

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JPS5934997B2
JPS5934997B2 JP52036890A JP3689077A JPS5934997B2 JP S5934997 B2 JPS5934997 B2 JP S5934997B2 JP 52036890 A JP52036890 A JP 52036890A JP 3689077 A JP3689077 A JP 3689077A JP S5934997 B2 JPS5934997 B2 JP S5934997B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は放射性流出液の除染方法に係り、特に照射済み
燃料の処理によって出された放射性の流出液から少くと
もルテニウムを除去することによって除染する方法に係
る。
普通には放射性流出液の除染は、個々の化合物を途中で
分離させずに色々な化合物を化学的に沈殿させることに
よって達成され、問題とする流出液に含まれた放射性元
素の除去はこれら化合物の吸収特性及び(又は)共沈特
性によって確保される。
従って、既知の方法によれば、照射済み燃料の再処理に
よって出された、特にストロンチウムやセシウムやルテ
ニウムやアンチモンを含んだ流出液の除染は硫酸バリウ
ム(ストロンチウムの除動フェロシアン化ニッケル(セ
シウムの除染)、及び硫化第一鉄(ルテニウムの除染)
の諸沈殿物を上記流出液中に作ることによって達成され
る。
上記の方法によれば、硫酸、フェロシアン化ニッケルの
予め作られた沈殿物、硫化アンモニウム、硝酸第−鉄及
び硝酸バリウムを流出液中に次々に添加することによっ
て上記の諸沈殿物が得られる。
8.5程度の最終pHでは、被処理流出液中に同様に存
在しそして特にセリウムやジルコニウムやニオブやα線
放射物であるところのその他の放射性元素がその形成さ
れた諸沈殿物によって随伴される。
然し乍ら、この方法は流出液中に含まれるルテニウムを
充分には随伴し得ないという欠点を持っている。
本発明の目的は少くともルテニウムを含んだ放射性の流
出液を除染する方法であって、特に流出液を色々な放射
性元素から良好に除染できるだけでなく、流出液中に含
まれたルテニウムを充分に除去することもできるという
限りに於いて、上記欠点を解消する除染方法を提供する
ことである。
本発明によれば少くともルテニウムを含んだ放射性流出
液を除染する方法は、被処理流出液中に硫化コバルトの
沈殿物を形成することを必須とする。
従って、本発明による方法を、燃料の再処理により出来
た流出液即ち特にストロンチウムやセシウムやルテニウ
ムやアンチモンを含んだ流出液の除染に対して実施する
場合には、フェロシアン化ニッケル、硫化コバルト及び
硫酸バリウムの諸沈殿物を流出液中に形成し、そしてこ
の様にして得られたスラッジを分離する。
酸性媒体中の硫化物イオンに対して耐腐食性のない材料
で作られたタンク中で処理を行なう場合には、硫酸、フ
ェロシアン化ニッケル、水酸化ナトリウム、硫化アンモ
ニウム、硫酸コバルト又は硝酸コバルト、及び硝酸バリ
ウムを流出液中に次々に添加することによって上記の諸
沈殿物を形成させる。
上記したタイプの流出液の除染に対して本発明の方法を
実施する好ましい形態は、流出液に次の様な成分を添加
することから成る:即ち、硫酸イオンが3000乃至1
8000〜/lの割合となる硫酸、300m9/lのフ
ェロシアン化物イオンと100〜/lのニッケルイオン
との分量に対応する予め形成されたコロイド性沈殿物の
懸濁形態のフェロシアン化ニッケル、液出液のpHを8
.5程度の値に調整する量の水酸化ナトリウム、硫化物
イオンが200〜/lの割合となる硫化アンモニウム、
コバルトイオンが250〜/lの割合となる硝酸コバル
ト又は硫酸コバルト、及びバリウムイオンが1500乃
至2000m9/lの割合となる硝酸バリウム。
本発明の第1の好ましい変更によれば、処理後の流出液
の残留放射能を一層減少させる様に、流出液に含まれた
ルテニウムの随伴性を更に改善することができる。
この残留放射能の80乃至90%はルテニウムによるも
のである。
この好ましい変更によれば、本発明により意図された方
法は酸化コバルトの沈殿物を形成する前・ に、被処理
流出液に還元プロセスを受けさせることから本質的に成
り、この還元はヒドラジン又はヒドラジン塩を流出液中
に添加することによって行なわれるのが好ましい。
ヒドラジン又はヒドラジン塩による流出液のこの予備的
な還元はルテニウムの随伴を相当程度まで高めることが
でき、そしてこの還元剤の更に別の効果はスラッジを生
じさせない点にある。
上記構成による本発明の方法を、照射済み燃料の処理に
よって出来た放射性流出液即ち特にストロンチウムやセ
シウムやルテニウムやアンチモンを含んだ放射性流出液
の除染に適用する場合には、ヒドラジン又はヒドラジン
塩によって流出液を還元し、フェロシアン化ニッケル、
硫化コバルト及び硫酸バリウムの諸沈殿物を形成し、そ
してかくして得られた諸スラッジを分離することから成
る操作が次々に実施される。
この型式のプロセスに於いては、硫酸、ヒドラジン又は
ヒドラジン塩、フェロシアン化ニッケル、水酸化ナトリ
ウム、硫化アンモニウム、硫酸コバルト又は硝酸コバル
ト、及び硝酸バリウムを流出液に次々に添加する事によ
って諸沈殿物が形成される。
これらの試薬は前記と同じ割合で流出液に添加される。
この操作形態に於いては、50乃至500m9/lのヒ
ドラジン又はヒドラジン塩を流出液に添加することが好
ましい。
少くともルテニウムとアンチモンを含んだ放射性流出液
の除染に特に関連した本発明の第2の好ましい変更によ
れば、流出液に含まれたアンチモンの充分な除去を確保
し且つ又流出液のルテニウム除染の更なる改善を達成す
ることができる。
予備還元処理に関する前記第1の変更に関連していても
よいし関連していなくてもよいこの第2の変更によれば
、本発明による方法は周期表のIVB族の元素又はトリ
ウム、好ましくはチタン、トリウム及びジルコニウムか
らなる群から選択された元素の水酸化物の沈殿物を、被
処理流出液中に付加的に形成し、そしてかくして得られ
たスラッジを分離除去することから本質的に成る。
上記した第2の変更による本発明の方法は、照射済み燃
料の処理により出来た放射性流出液即ち特にストロンチ
ウムやセシウムやルテニウムやアンチモンを含んだ放射
性流出液の除染に適用する場合には、周期表の■B族の
元素又はトリウムの水酸化物、フェロシアン化ニッケル
、硫化コバルト及び硫酸バリウムの諸沈殿物を、必要な
らば本発明の前記第1の好ましい変更による流出液の予
備還元の後に、上記流出液中に形成させ、そしてかくし
て得られたスラッジを分離除去する。
もつと正確に云えば、上記諸沈殿物は硫酸、周期表のI
VB族の元素又はトリウムの塩、フェロシアン化ニッケ
ル、水酸化ナトリウム、硫化アンモニウム、硫酸コバル
ト又は硝酸コバルト、及び硝酸バリウムを流出液に次々
に添加することによって形成される。
硫酸、フェロシアン化ニッケル、水酸化ナトリウム、硫
化アンモニウム、硝酸コバルト又は硫酸コバルト、そし
て硝酸バリウムが、前記した第1の好ましい変更に関連
していてもよいし関連していなくてもよいこの第2の変
更に於いて前記した順序及び割合で流出液に添加される
周期表のIVB族の元素又はトリウムの塩の好ましい量
は以下で説明する。
本発明によれば、チタンの水酸化物の沈殿は硫酸チタン
の酸性水溶液の形態でチタン塩を流出液に添加する事に
よって実施される。
流出液に含まれたストロンチウムを吸収する硫酸バリウ
ム沈殿物と、流出液に含まれたアンチモン及び50%程
度の割合のルテニウムを吸収する水酸化チタン沈殿物と
、流出液に含まれたセシウムを吸収するフェロシアン化
ニッケル沈殿物と、流出液の残りのルテニウムを吸収す
る硫化コバルト沈殿物とが゛現場で”′得られる。
使用される硫酸チタンの酸性溶液は(SO4)2・H2
SO4・nH2Oという式に対応する溶液である。
本発明による方法に於いては、使用する硫酸チタンの酸
性水溶液を、流出液1を当たりほぼ300〜のチタンイ
オンとなる量で添加することが好ましい。
更に、流出液の最終的なpH値が6乃至8の範囲内にあ
ることが好ましい。
本発明によれば、水酸化ジルコニウムの沈殿は硝酸ジル
コニル溶液の形態でジルコニウム塩を流出液に添加する
ことによって実施される。
この様にして、流出液に含まれたストロンチウムを吸収
する硫酸バリウム沈殿物と、流出液に含まれたアンチモ
ン及びはゾ50%のルテニウムを吸収する水酸化ジルコ
ニウム沈殿物と、流出液に含まれたセシウムを吸収する
フェロシアン化ニッケル沈殿物と、流出液の残りのルテ
ニウムを吸収する硫化コバルト沈殿物とが“現場で′得
られる。
硝酸ジルコニル溶液は流出液1を当たりはゾ400m9
のジルコニウムイオンとなる量で添加することが好まし
い。
更に、流出液の最終的なpH値は6.5であることが好
ましい。
本発明によれば、水酸化トリウムの沈殿は硝酸トリウム
溶液の形態でトリウム塩を流出液に添加する事によって
実施される。
上記した様にジルコニウム塩で処理した流出液と同一の
流出液を、被処理流出液1を当たり300rITgのト
リウムイオンとなる量で添加された硝酸トリウム溶液で
pH8,5で処理する事により、6のアンチモン除染係
数が得られる。
本発明による方法に於いては、耐腐食性のないタンク中
で処理を行なう時には前記の操作形態に於ける様に流出
液のpHを7より大きな値に調整し、或いは又7より小
さな値(好ましくは2より小さな値)に調整した後に硫
化コバルトの沈殿物を形成させる。
酸性のpH値での沈殿物の形成はルテニウム及びアンチ
モンの除染係数を高めることができるが、しかし適当な
材料の処理タンクの必要性を伴なう。
従って別の実施形態によれば、流出液の予備還元に続い
ての諸沈殿物の形成は硫酸、所望によりヒドラジン又は
ヒドラジン塩、所望により周期表のIVB族の元素又は
トリウムの水酸化物の塩、フェロシアン化ニッケル、硫
化アンモニウム、硝酸コバルト又は硫酸コバルト、水酸
化ナトリウム、及び硝酸バリウムを被処理流出液に次々
に添加することによって得られ、これらは前記した割合
で添加されるのが好ましい。
ヒドラジンによる流出液の還元及び酸性媒体中でのi化
コバルトの沈殿はアンチモンからの除染を可能にし、こ
の除染は必要ならば周期表のIVB族の元素又はトリウ
ムの水酸化物の沈殿によって完全にすることができる。
少くとも1つの前記好ましい変更でもって適用する本発
明の方法のパラメータの選択は添付図面を参照した以下
の詳細な説明より明らかになろう。
第1図及び2図は本発明による方法の第1の好ましい変
更(ヒドラジン又はヒドラジン塩による流出液の還元)
によって既に処理された前記タイプの流出液に関する図
であり、これらの図においては流出液の酸化−還元電位
5CE(飽和カロメル電極)の変化の曲線Eが流出液に
添加されたヒドラジン水和物の量(流出液16当たりの
■で表わされた)の関数としてプロットされ、そして塩
基性pH値で本発明による方法を適用して流出液を処理
した後のルテニウム除染係数(Ru−DF)の変化の曲
線Fがヒドラジン水和物の量(流出液16当たりの■)
の関数としてプロットされている。
第3図は第2の変更(周期表のIVB族の元素又はトリ
ウムの水酸化物の沈殿→により本発明の方法を実施する
形態に関するものであり、第3図には、アンチモン、ル
テニウム全β線放射能及び全γ線放射能の除染係数(D
B)をチタンイオンの量(処理された流出液1を当たり
の〜で表わしθの関数として与える曲線を示している。
第4図は第3図の形態と同一である本方法の実施形態に
関するものであり、第4図においてはアンチモン、ルテ
ニウム、全β線放射能及び全γ線放射能の除染係数DF
)を流出液のpH値の関数として与える曲線を示してい
る。
第5図は前記した第2の変更による本方法の実施形態に
関するものであり、アンチモン、ルテニウム及び全γ線
放射能の除染係数(DF)をジルコニウムイオンの量(
被処理流出液1を当たりの叩で表わした)の関数として
与える曲線を示している。
第6図は第5図の曲線に対応する形態と同一である本方
法の実施形態に関するものであり、アンチモン、ルテニ
ウム及び全γ線放射能の除染係数(DF)を流出液のp
H値の関数として与える曲線を示している。
流出液を還元するためのヒドラジン又はヒドラジン塩の
量の選択は第1図及び2図から明らかである。
第1図及び2図の曲線をプロットするのに用いた流出液
は次の様な特性を有するものであった二酸性度(硝酸)
二0.4N At3+の濃度=30雫/1 Fe3+の濃度=11rv/を 全γ線放射能: 7.4Ci/m3(このうちの2.5
C1/m3はルテニウム106から誘導されたものであ
った) 第1図及び2図は亜硝酸塩イオンの濃度が50m9/l
より低い様な低濃度の亜硝酸塩を有する上記タイプの流
出液と、(新たに生成された流出液に対応する)高濃度
の亜硝酸塩を持った上記タイプの流出液とにそれぞれ対
応している。
従って、酸化−還元電位が670mV SCEから5
70mV SCEへ急激に下降しそして500mV
SCEの一定値へと下降すること、及びテニウム除染
係数が流出液に添加されたヒドラジン水和物の量の増加
関数であり、除染係数が25から150へ急激に増加し
、そして150より上の値で安定化するという事が第1
図より明らかであろう。
新たに生成された流出液に擬似させるために流出液に3
00〜/を程度の量の亜硝酸塩イオンを添加する事によ
り、流出液の酸化−還元電位の変化の曲線Eが亜硝酸塩
の破壊に対応する750mVの第ルベル段即ち平たん部
を示し、そして570mVの第2の平たん部を示すとい
う事が第2図より明らかであろう。
同時に、ルテニウム除染係数の変化の曲線Fは15程度
の除染係数に対応する第1平たん部と90程度の除染係
数に対応する第2平たん部とを示す。
従って、ヒドラジン水和物の添加は亜硝酸塩、並びに恐
らくは成るニトロシルールテニウムニトラト錯体及び(
又は)ニトロン鉛基の破壊を生じさせ、従って化学的な
処理の効率を増大させるという事に注意されたい。
水酸化チタンの沈殿物及び硫化コバルトの沈殿物の形成
によって流出液を処理するのに関連したパラメータの選
択は第3図及び4図を参照して与えられた以下の説明よ
り明らかとなろう。
これらのパラメータの調査は次の様な特性を持った流出
液を基礎としてなされた。
酸性度:pH=1.3 SCE(飽和カロメル電極)の酸化−還元電位=+63
0 mV KMnO4の消費<20m9/を 水酸化ナトリウムで中和した 後の乾燥抽出: 34.70 g/を 元素分析(〜/1) At” 、 118 Fe”+ 35 Ni2” 8 Cu” 3 U6+ 100 放射能(Ci/m3) α 0655β
7.0 後記の表Iに記載された一般的な調査は、上記の流出液
が本発明の方法によって処理された時に得られる結果に
対する色々なパラメータ(チタンイオンの量、最終pH
値、接触時間)の作用を示している。
アンチモンの除染は流出液に添加されたチタン量の増加
関数であるという事が第3図より明らかである(実際上
平たん部は曲線1において流出液1を当たり460〜の
チタンイオンの量に対応して得られ、それに対応する除
染係数は50付近である)。
ルテニウムの除染も2乃至3倍の範囲で改善される(曲
線2)。
β及びγ放射能についての全除染は3及び4倍改善され
る(曲線3及び4)。
アンチモンの場合の最適なpH領域は3.5乃至5.5
の範囲内であり(曲線5:DFは約90)。
そしてルテニウムの場合の最適なpH領域は4,5乃至
6.5である(曲線6:DFは約200)ということが
第4図より更に明らかとなろう。
実際には、処理の最大全効率(曲線7及び8)は6乃至
8の範囲内のpH領域に位置する。
被処理流出液と硫酸チタンの酸性水溶液との間の接触時
間に関しては、水酸化チタンの沈殿物によるアンチモン
の随伴が非常に迅速であり即ち約15分程度であるとい
う事がわかった。
例えば60分より長い様な余計な長さの接触時間はわず
かに塩析を生じさせるにすぎない。
ジルコニウム塩での処理に関するパラメータの選択は第
5図及び第6図を参照して与えられた以下の説明より容
易に理解されよう。
これらのパラメータの調査は次の様な特性を持った流出
液を考慮する事によってなされた。
酸性度:pH=1.3 SCE酸化−還元電位=+630 mV KMn04 の消費<201v/を 水酸化ナトリウムで中和した後の乾燥抽出:34.70
g/を 放射能(Ci /m3) α 0.55β
7.0 後記の表Hに記録された調査は上記の流出液を本発明の
方法により処理する事によって得られる結果に対する色
々なパラメータ(ジルコニウムイオンの量、最終的なp
H値)の作用を示している。
用いたジルコニウムの量の作用が第5図に示されている
第5図から明らかな様に、アンチモンの除染は流出液に
添加されたジルコニウムの量の増加関数(曲線9)であ
り;スラッジの量及び処理コストという理由で、ジルコ
ニウムの添加量が400ダ/lに故意に制限されている
アンチモンの除染係数は80程度であり、即ちジルコニ
ウムなしての処理に比べて50倍除染が改善されている
ルテニウムの除染は1.8倍改善された(曲線10)。
第6図より、アンチモンの場合の最適のpH領域が4乃
至6,5の範囲内であり(曲線12;流出液1を当たり
ジルコニウム300〜でDFは約60乃至70)、そし
てルテニウムの場合の最適なpH領域が4乃至6.5の
範囲内である(曲線13;DFは約15)という事が明
らかである。
実際には処理の最大全効率(曲線14)かは、’6.5
のpHに於いて得られる。
チタン塩でもって得られた結果をジルコニウム塩でもっ
て得られた結果と比較した場合には次の様な観察がなさ
れる。
アンチモンの除染の場合には、アルカリ性pHのs合の
ジルコニウムの使用がチタンよりもより効果的であり、
実際にはpH値が各々8.5 、9.5及び10.5の
場合にジルコニウムでもって40.30及び20のアン
チモン除染係数が得られるのに対シテチタンでもって得
られるアンチモン除染係数は17.8及び7である。
ルテニウムの除染の場合には、ジルコニウムの使用が1
乃至1.8倍の改善を達成するのに対してチタンの使用
が1乃至4倍の改善を達成する。
従って前記説明より、水酸化ジルコニウム又は水酸化チ
タンの沈殿が、被処理流出液のアンチモン除染を少くと
も7倍改善するという事になる。
チタンに比べてジルコニウムは10程度のpH値まで有
効であるという効果を有している。
一方、チタンの使用はより経済的である。
以下に示す例1乃至6は上記した種類の色々な元素の除
染に対して本発明の方法を適用したものに関連している
各側に於いて、流出液の除染は前記で述べた実施形態(
酸性又は塩基性pH)の1つによって行なった。
例1乃至4の場合には、添加されたヒドラジン水和物の
量(〜/4)の関数としてのルテニウム除染係数(Ru
DF)の変化の曲線F1.F2゜F3及びF4を示した
第7図を参照されたい。
例1〜8においては、各側で記載した仕様とは別に、各
側で共通に下記の試薬を下記の量で添加した。
硫酸:硫酸イオン12000■/l、 フェロシアン化ニッケル沈殿物二フェロシアン化物イオ
ン300m9/を及びニッケルイオン1007iQ/4
1 硫化アンモニウムニ硫化物イオン200 m9/l、硫
酸コバルト:コバルトイオン250〜/4、硝酸バリウ
ム:バリウムイオン2000m9/l、塩基性pH値の
流出液の処理の場合には、最終pHカ8.5程度である
様な水酸化ナトリウム量が添加されるという事が指摘さ
れる。
例1 次の様な特性を持った放射性流出媒体の処理。
pH:Q、4、 γ放射能:6.9Ci/m3、そのうちの3Ci/m3
はルテニウム106である。
この流出液に於いては、塩基性pH値に於ける前記硫化
物イオン及びコバルトイオンの添加に関連した250m
9/lのヒドラジン水和物での予備処理がRu DFを
26から45まで増加せしめ(曲線F□参照)、即ちル
テニウムの除染を1.7倍改善せしめる。
流出液の放射能のゆっくりとした減少及び亜硝酸塩の分
解により生じる8日間のエージングの後は、必要なヒド
ラジン水和物の量が最終的に100m9/lのみである
この流出液に於いては、予備処理と、酸性pH値に於け
る前記硫化物イオン及びコバルトイオンの添加との総合
作用が5bDF約13及びRu DF約250を得るこ
とを可能にする。
例2 黒鉛−ガス原子炉に於いて燃料を化学的にデカニング(
decanning)する事によって生じるいわゆるマ
グネシアの流出液の除汚束。
この流出液は次の様な特性を有している;遊離酸度:0
.75N マグネシウム含量: 16.5 i/l γ放射能:109Ci/m3、そのうちの34C1/m
3はルテニウム106である。
硫酸イオン18000〜/lの割合で添加された硫酸以
外は前記で示された割合でこの流出液に各試薬を添加し
た。
120m9/lのヒドラジン水和物での予備処理(曲線
F2)がRu DFを17から100まで増加せしめ、
即ち5.8倍改善せしめる。
例3 抽出バンクの除染により生じる流出液の除染。
この流出液は次の様な特性を有している;遊離酸度:1
.8N γ放射能: 29 Ci / m3、そのうちの12は
ルテニウム106である。
塩基性pH値での通常の処理はRuDF200をもたら
すが、150m9/lのヒドラジン水和物での予備処理
(曲線F3)がRu DFを300までもっていく。
残留放射能はルテニウムによるものである。
予備処理の後に前記コバルトイオン及び硫化物イオンを
酸性pH値で添加することによりRu DF約800を
得ることができる。
例4 次の様な特性を持った放射性流出触体の除染。
pH: 0.4、 亜硝酸塩の割合=200〜/l、 γ放射能:l5Ci/m3、そのうちの5 Ci /
m3はルテニウム106である。
250■/lのヒドラジン水和物での予備処理(曲線F
4参照)がRu DFを30から50に増加し即ち1
.6倍の改善をもたらし、そして1.5のアンチモン除
染係数をもたらす。
残留放射能はルテニウム106及びアンチモン125に
よって生じている。
ヒドラジン水和物での予備処理の後に酸性媒体(0,4
の初期pH)中で硫化コバルトの沈殿を形成させること
により、16のSb DF及び200のRu DF
が得られる。
更に、酸性媒体(0,4のpH)中での水酸化チタンの
沈殿が硫酸チタンの形態のチタンイオンの300m9/
lの添加によって実施される場合には、Sb DFが
300(!:なる。
例5 ヒドラジン水和物での予備処理を伴う本発明による方法
の第2の好ましい変更が、流出液1を当たり300■の
チタンイオンとなる量で硫酸チタンの酸性溶液を用いる
ことによって、 AI 、 /162゜/%3 、 /
%4 、45として示された流出液の色々なサンプルに
適用された。
その結果を後記の表■に示す。
チタン溶液の使用がアンチモン除染を10乃至60倍の
範囲で改善するという事がこの表より明らかである。
ルテニウム除染の場合には、■乃至4倍改善される。
例6 ヒドラジン水和物での予備処理を伴わない本発明による
方法の第2の好ましい変更が、流出液16当り300■
のチタンイオンとなる量で硫酸チタンの酸1’fJ液を
用いることによって、並びに予備処理もチタンイオンも
用いずに、/i6.6./I67゜/168として示さ
れた流出液の色々なサンプルに適用された。
その結果を後記の表■に示す。7.5
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明による方法の第」の好ましい
変更(ヒドラジン又はヒドラジン塩による流出液の還元
)によって既に処理された流出液の酸化−還元電位SC
Eの変化の曲線E及び塩基性pH値で本発明による方法
を適用して流出液を処理した後のルテニウム除染係数(
RuDF)の変化の曲線Fとヒドラジン水和物の量との
関係を示すグラフ、第3図は第2の変更(周期表のIV
B族の元素又はトリウムの水酸化物の沈殿)により本発
明の方法を実施した場合の、アンチモン、ルテニウム、
全β線放射能及び全γ線放射能の除染係数とチタンイオ
ンの量との関係を示すグラフ、第4図は第3図の形態と
同一である本方法の実施形態のアンチモン、ルテニウム
、全β線放射能及び全γ線放射能の除染係数と流出液の
pH値との関係を示すグラフ、第5図は前記した第2の
構成による本方法の実施形態のアンチモン、ルテニウム
及び全γ線放射能の除染係数とジルコニウムイオンの量
との関係を示すグラフ、第6図は第4図の曲線に対応す
る形態に於けるアンチモン、ルテニウムの除染係数と流
出液のpHとの関係を示すグラフ、第7図は例1乃至4
の場合のヒドラジン水和物の量とルテニウム除染係数と
の関係を示すグラフである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 少くともルテニウムを含んだ放射性流出液に硫酸イ
    オン、フェロシアン化ニッケル、硫化物イオン、コバル
    トイオン及びバリウムイオンを添加することによってフ
    ェロシアン化ニッケル沈殿物、硫化コバルト沈殿物及び
    硫酸バリウム沈殿物を形成させ、このようにして得られ
    たスラッジを次いで分離することを特徴とする該流出液
    の除染方法。 2 上記流出液のpHを7より高い値に調整した後に硫
    化コバルトの沈殿物を形成させる特許請求の範囲第1項
    記載の方法。 3 上記流出液のpHを7より低い値に調整した後にW
    f、化コバルトの沈殿物を形成させる特許請求の範囲第
    1項記載の方法。 4 上記流出液のpHを2より低い値に調整した後に硫
    化コバルトの沈殿物を形成させる特許請求の範囲第3項
    記載の方法。 5 上記の諸沈殿物を、上記の被処理流出液に硫酸、フ
    ェロシアン化ニッケル、水酸化ナトリウム、硫化アンモ
    ニウム、硫酸コバルト及び硫酸コバルトからなる群から
    選択されたコバルト塩、並びに硫酸バリウムを次々と添
    加する事によって形成させる特許請求の範囲第1項記載
    の方法。 6 上記の諸沈殿物を、上記の被処理流出液に硫酸、フ
    ェロシアン化ニッケル、硫化アンモニウム、硝酸コバル
    ト及び硫酸コバルトからなる群から選択されたコバルト
    塩、水酸化ナトリウム、並びに硝酸バリウムを次々に添
    加する事によって形成させる特許請求の範囲第1項記載
    の方法。 7 少くともルテニウムを含んだ放射性流出液を還元し
    、その後肢流出液に硫酸イオン、フェロシアン化ニッケ
    ル、硫化物イオン、コバルトイオン及びバリウムイオン
    を添加することによってフェロシアン化ニッケル沈殿物
    、硫化コバルト沈殿物及び硫酸バリウム沈殿物を形成さ
    せ、このようにして得られたスラッジを次いで分離する
    ことを特徴とする該流出液の除染方法。 8 上記流出液にヒドラジン又はヒドラジン塩を添加す
    る事によって上記還元を実施する特許請求の範囲第1項
    記載の方法。 9 上記流出液のpHを7より高い値に調整した後に硫
    化コバルトの沈殿物を形成させる特許請求の範囲第7項
    又は8項記載の方法。 10上記流出液のpHを7より低い値に調整した後に硫
    化コバルトの沈殿物を形成させる特許請求の範囲第7項
    又は8項記載の方法。 11 上記流出液のpHを2より低い値に調整した後に
    硫化コバルトの沈殿物を形成させる特許請求の範囲第1
    0項記載の方法。 12上記の被処理流出液に硫酸、ヒドラジン又はヒドラ
    ジン塩、フェロシアン化ニッケル、水酸化ナトリウム、
    硫化アンモニウム、硝酸コバルト又は硫酸コバルト、及
    び硝酸バリウムを次々と添加する事によって実施する特
    許請求の範囲第7項記載の方法。 13上記の被処理流出液に硫酸、ヒドラジン又はヒドラ
    ジン塩、フェロシアン化ニッケル、硫化アンモニウム、
    硝酸コバルト又は硫酸コバルト、水酸化ナトリウム、及
    び硝酸バリウムを次々に添加する事によって実施する特
    許請求の範囲第7項記載の方法。 1450乃至500rnJiI/4のヒドラジン水和物
    又はヒドラジン塩を上記流出液に添加する特許請求の範
    囲第12項又は第13項記載の方法。 15少なくともルテニウム及びアンチモンを含んた放射
    性流出液に硫酸イオン、周期表のIVB族の元素又はト
    リウムのイオン、フェロシアン化ニッケル、水酸化物イ
    オン、硫化物イオン、コバルトイオン及びバリウムイオ
    ンを添加することによって周期表のIVB族の元素又は
    トリウムの水酸化物の沈殿物、フェロシアン化ニッケル
    沈殿物、硫化コバルト沈殿物及び硫酸バリウム沈殿物を
    形成させ、このようにして得られたスラッジを次いで分
    離することを特徴とする該流出液の除染方法。 16上記の諸沈殿物を、上記の被処理流出液中に硫酸、
    周期表のIVB族の元素又はトリウムの塩、フェロシア
    ン化ニッケル、水酸化ナトリウム、硫化アンモニウム、
    硝酸コバルト及び硫酸コバルトからなる群から選択され
    たコバルト塩、並びに硝酸バリウムを次々に添加する事
    によって形成させる特許請求の範囲第15項記載の方法
    。 17上記の諸沈殿物を、上記の被処理流出液中に硫酸、
    周期表のIVB族の元素又はトリウムの塩、フェロシア
    ン化ニッケル、硫化アンモニウム、硝酸コバルト及び硫
    酸コバルトからなる群から選択されたコバルト塩、水酸
    化ナトリウム、並びに硝酸バリウムを次々に添加する事
    によって形成させる特許請求の範囲第15項記載の方法
    。 18 周期表のIVB族の元素の塩が硫酸チタンの酸性
    水溶液の形態のチタン塩から成る特許請求の範囲第16
    項又は第17項記載の方法。 19上記の硫酸チタンの酸性水溶液が、被処理流出液1
    を当たり300ηのチタンイオンを有する様な量で添加
    される特許請求の範囲第18項記載の方法。 20周期表のIVB族の元素の塩が硝酸ジルコニル溶液
    の形態のジルコニウム塩から成る特許請求の範囲第16
    項又は第17項記載の方法。 21 上記の硝酸ジルコニル溶液が、被処理流出液1を
    当たり400〜のジルコニウムイオンを有する様な量で
    添加される特許請求の範囲第20項記載の方法。 22少なくともルテニウム及びアンチモンを含んだ放射
    性流出液を還元し、その後膣流出液に硫酸イオン、周期
    表のIVB族の元素又はトリウムのイオン、フェロシア
    ン化ニッケル、水酸化物イオン、硫化物イオン、コバル
    トイオン及びバリウムイオンを添加することによって周
    期表のIVB族の元素又はトリウムの水酸化物の沈殿物
    、フェロシアン化ニッケル沈殿物、硫酸コバルト沈殿物
    及び硫酸バリウム沈殿物を形成させ、このようにして得
    られたスラッジを次いで分離することを特徴とする該流
    出液の除染方法。 23上記の被処理流出液に、硫酸、ヒドラジン又はヒド
    ラジン塩、周期表のIVB族の元素又はトリウムの塩、
    フェロシアン化ニッケル、水酸化ナトリウム、硫化アン
    モニウム、硝酸コバルト又は硫酸コバルト、及び硝酸バ
    リウムを次々に添加する事によって実施する特許請求の
    範囲第22項記載の方法。 24上記の被処理流出液に硫酸、ヒドラジン又はヒドラ
    ジン塩、周期表のIVB族の元素又はトリウムの塩、フ
    ェロシアン化ニッケル、硫化アンモニウム、硝酸コバル
    ト又は硫酸コバルト、水酸化ナトリウム、及び硝酸バリ
    ウムを次々に添加することによって実施する特許請求の
    範囲第22項記載の方法。 δ周期表のIVB族の元素の塩が硫酸チタンの酸性水溶
    液の形態のチタン塩から成る特許請求の範囲第23項又
    は24項記載の方法。 26上記の硫酸チタンの酸性水溶液が、被処理流出液1
    を当たり300mgのチタンイオンを有する様な量で添
    加される特許請求の範囲第25項記載の方法。 27周期表のIVB族の元素の塩が硝酸ジルコニル溶液
    の形態のジルコニウム塩から成る特許請求の範囲第23
    項又は第24項記載の方法。 28上記の硝酸ジルコニル溶液が、被処理流出液1を当
    たり400m9のジルコニウムイオンを有する様な量で
    添加される特許請求の範囲第27項記載の方法。 2950乃至500■/lのヒドラジン水和物又はヒド
    ラジン塩を上記流出液に添加する特許請求の範囲第23
    項乃至第28項のいずれか1項に記載の方法。
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