JPS5934991A - 自転車用キヤリバ−ブレ−キ - Google Patents
自転車用キヤリバ−ブレ−キInfo
- Publication number
- JPS5934991A JPS5934991A JP14333882A JP14333882A JPS5934991A JP S5934991 A JPS5934991 A JP S5934991A JP 14333882 A JP14333882 A JP 14333882A JP 14333882 A JP14333882 A JP 14333882A JP S5934991 A JPS5934991 A JP S5934991A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fibers
- strength
- thermosetting resin
- caliper brake
- brake
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Braking Arrangements (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、自転車用キャリパ−ブレーキに関し、その目
的とするところは軽量でしかも、強度・剛性が高(、か
つ耐久性・耐摩耗性・寸法安定性の良好なキャリパ−ブ
レーキを提供するにある。
的とするところは軽量でしかも、強度・剛性が高(、か
つ耐久性・耐摩耗性・寸法安定性の良好なキャリパ−ブ
レーキを提供するにある。
従来のキャリバルブレーキは、一般にアルミニウムの鍛
造節であり寸法のバラツキが丙きく、セットに組み込む
際の調整の手間が極めて太きかった。従って軽量で寸法
安定の良い複合材を用いたものへの要求が高まっている
。
造節であり寸法のバラツキが丙きく、セットに組み込む
際の調整の手間が極めて太きかった。従って軽量で寸法
安定の良い複合材を用いたものへの要求が高まっている
。
本発明は、1〜50 inの高強度・高弾性率繊維−を
含有する熱硬化性樹脂を、インジェクション法やトラン
スファー成形法もしくは圧縮成形法により成形し、キャ
リパ−ブレーキを構成する構成部材の一部又は全部に使
用したことを特徴とするキャリパ−ブレーキである。
含有する熱硬化性樹脂を、インジェクション法やトラン
スファー成形法もしくは圧縮成形法により成形し、キャ
リパ−ブレーキを構成する構成部材の一部又は全部に使
用したことを特徴とするキャリパ−ブレーキである。
本発明で使用する補強用の高強度・高弾性率繊維として
は、炭素繊維・ポロン繊維・ガラス繊維等の無機繊維の
他芳香族ポリアミド繊維等の有機繊維が挙げられる。
は、炭素繊維・ポロン繊維・ガラス繊維等の無機繊維の
他芳香族ポリアミド繊維等の有機繊維が挙げられる。
熱硬化性樹脂としては、エポキシ樹脂・ビニルエステル
樹脂・不飽和ポリエステル樹脂・フェノール樹脂等、加
熱によってもしくはその他のエネルギー源、たとえば電
子線・放射線等により三次元架橋して硬化する樹脂が挙
げられる。
樹脂・不飽和ポリエステル樹脂・フェノール樹脂等、加
熱によってもしくはその他のエネルギー源、たとえば電
子線・放射線等により三次元架橋して硬化する樹脂が挙
げられる。
又熱硬化性樹脂には、上記の樹脂繊維以外にアルミナ・
マイカ粉末・炭酸カルシウム等の充てん材を含むことも
差し支えない。
マイカ粉末・炭酸カルシウム等の充てん材を含むことも
差し支えない。
上記の高強度・高弾性率繊維の繊維長は、平均1〜50
m11の範囲が良く、より好ましくは12.5〜25
mmである。11間未満では、繊維がキャリパ−ブレー
キ構成体内において三次元配置し、強度の利用率が低く
なるので好ましくな(,50mm以上でも強度の利用率
は上らず、成形時の流動性も低下する。しかし部分補強
のため50 mTn以上の繊維を一方向織物組紐等の形
態で、50チを超えない範囲で含むことは可能である。
m11の範囲が良く、より好ましくは12.5〜25
mmである。11間未満では、繊維がキャリパ−ブレー
キ構成体内において三次元配置し、強度の利用率が低く
なるので好ましくな(,50mm以上でも強度の利用率
は上らず、成形時の流動性も低下する。しかし部分補強
のため50 mTn以上の繊維を一方向織物組紐等の形
態で、50チを超えない範囲で含むことは可能である。
熱硬化性樹脂に対する補強用繊維の含有率は高い程強度
・剛性上望ましいが、成形時の流動性を考慮して容積含
有率10〜70%が好ましい。
・剛性上望ましいが、成形時の流動性を考慮して容積含
有率10〜70%が好ましい。
本発明のキャリパ−ブレーキの製法について説明する。
まず炭素繊維を25朋長に切断しながら未硬化状態の熱
硬化樹脂のシートの間に落下せしめ、加圧下に樹脂を炭
素繊維に含浸し、成形用素材を得た。これを圧縮成形用
金型に入れ、加熱加圧成形してキャリパ−ブレーキを得
た。
硬化樹脂のシートの間に落下せしめ、加圧下に樹脂を炭
素繊維に含浸し、成形用素材を得た。これを圧縮成形用
金型に入れ、加熱加圧成形してキャリパ−ブレーキを得
た。
成形用素材としては炭素繊維トウに未硬化状態の熱硬化
性樹脂を含浸せしめた後25朋長に切断して、成形用素
材とすることも可能である。
性樹脂を含浸せしめた後25朋長に切断して、成形用素
材とすることも可能である。
本発明は上述の通り、平均繊維長1〜50 mmの高強
度・高弾性率繊維を10〜70容S%含有する熱硬化性
樹脂を、加熱加圧して得られる成形品を、キャリパ−ブ
レーキを構成する部材の一部又は全部に使用することに
より軽量で高強度・高剛性しかも耐久性・耐摩耗性・寸
法安定性の良いキャリパ−ブレーキを得ることができる
。
度・高弾性率繊維を10〜70容S%含有する熱硬化性
樹脂を、加熱加圧して得られる成形品を、キャリパ−ブ
レーキを構成する部材の一部又は全部に使用することに
より軽量で高強度・高剛性しかも耐久性・耐摩耗性・寸
法安定性の良いキャリパ−ブレーキを得ることができる
。
本発明を実施するに際して用いる平均繊維長1〜50
mmの補強用繊維を10〜70容量係なる割合で含有す
る熱硬化性樹脂は、炭素繊維トウに熱硬化性樹脂を含浸
したものを所定長に切断したものと、或いはこの切断し
たものをシート状に積層したもの、或いは熱硬化性樹脂
シート上に補強用繊維を所定長にカットしたものをラン
ダムに積層し加熱圧着することにより補強繊維間に樹脂
含浸をしたもの等を用いることができる。
mmの補強用繊維を10〜70容量係なる割合で含有す
る熱硬化性樹脂は、炭素繊維トウに熱硬化性樹脂を含浸
したものを所定長に切断したものと、或いはこの切断し
たものをシート状に積層したもの、或いは熱硬化性樹脂
シート上に補強用繊維を所定長にカットしたものをラン
ダムに積層し加熱圧着することにより補強繊維間に樹脂
含浸をしたもの等を用いることができる。
上述した如き成形素材を用いて本発明のキャリパ−ブレ
ーキを作るには、成形素材を必要量積層ないし充填する
か、或いは、金属製素材と共に金型内に充填し、加熱加
圧成形すればよい。
ーキを作るには、成形素材を必要量積層ないし充填する
か、或いは、金属製素材と共に金型内に充填し、加熱加
圧成形すればよい。
本発明のキャリバーブレーキの繊維複合材によって形成
された部分はその表面に於ては補強用繊維が二次元ラン
ダム方向に配向されているため、その繊維強度の利用率
を高めることができると共に、その外観は極めて良好な
ものとすることができる。
された部分はその表面に於ては補強用繊維が二次元ラン
ダム方向に配向されているため、その繊維強度の利用率
を高めることができると共に、その外観は極めて良好な
ものとすることができる。
以下実施例により本発明を更に詳細に説明する。
実施例
炭素繊維トウに熱硬化性樹脂を含浸し、ダイを通した后
繊維長20 ynmの短冊形に切断した。このものを熱
硬化性樹脂シート面にう/ダムになるようにばらまき、
熱ローラー間を通すことKよって補強用繊維含有率60
vo1%の成形素材を調整し1図−2(イ)、(ロ)に
示した如き形状の金型内に挿填し、加熱加圧成形法にて
成形したところ第2図に示す如き外観を有するキャリパ
−ブレーキ部材が得られた。これらの部材の表面は補強
用al!維が、二次元方向にランダムに配向されたもの
となっており、表面光沢に優れたものとなっており、そ
の断面は図−3に示す如く、肉厚方向に対し垂直方向に
はy平行に配されているため、その強度利用率を極めて
高いものとすることができた。
繊維長20 ynmの短冊形に切断した。このものを熱
硬化性樹脂シート面にう/ダムになるようにばらまき、
熱ローラー間を通すことKよって補強用繊維含有率60
vo1%の成形素材を調整し1図−2(イ)、(ロ)に
示した如き形状の金型内に挿填し、加熱加圧成形法にて
成形したところ第2図に示す如き外観を有するキャリパ
−ブレーキ部材が得られた。これらの部材の表面は補強
用al!維が、二次元方向にランダムに配向されたもの
となっており、表面光沢に優れたものとなっており、そ
の断面は図−3に示す如く、肉厚方向に対し垂直方向に
はy平行に配されているため、その強度利用率を極めて
高いものとすることができた。
図面は本発明の実施例を示す
図1は 上面図
図2は 斜視図
図3は 図1のA、A断面図
1は 炭素繊維
2は 熱硬化性樹脂
特許出願人 三菱レイヨン株式会社
Claims (2)
- (1)平均繊維長1〜50 mmの高強度、高弾性率繊
維を10〜70容積チ含有する熱硬化性樹脂を、加熱加
圧成形して得られる成形物を、キャリパ−ブレーキ構成
部材の一部又は全部に使用したことを特徴とするキャリ
パ−ブレーキ。 - (2) キャリパ−ブレーキ構成部材中の高強度。 高弾性率繊維を、主として該構成部材の肉厚方向に対し
直角方向に配列せしめたことを特徴とする特許請求の範
囲第1項記載のキャリバーブレーキ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14333882A JPS5934991A (ja) | 1982-08-20 | 1982-08-20 | 自転車用キヤリバ−ブレ−キ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14333882A JPS5934991A (ja) | 1982-08-20 | 1982-08-20 | 自転車用キヤリバ−ブレ−キ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5934991A true JPS5934991A (ja) | 1984-02-25 |
Family
ID=15336457
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14333882A Pending JPS5934991A (ja) | 1982-08-20 | 1982-08-20 | 自転車用キヤリバ−ブレ−キ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5934991A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61133488U (ja) * | 1985-02-09 | 1986-08-20 | ||
JP2014514520A (ja) * | 2011-05-09 | 2014-06-19 | ペトロチェラミクス ソシエタ ペル アチオニ | 熱可塑性材料から形成されたキャリパ本体 |
-
1982
- 1982-08-20 JP JP14333882A patent/JPS5934991A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61133488U (ja) * | 1985-02-09 | 1986-08-20 | ||
JP2014514520A (ja) * | 2011-05-09 | 2014-06-19 | ペトロチェラミクス ソシエタ ペル アチオニ | 熱可塑性材料から形成されたキャリパ本体 |
US9475468B2 (en) | 2011-05-09 | 2016-10-25 | Petroceramics S.P.A. | Caliper bodies made from thermoplastic material |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CA2146497C (en) | Reinforced friction material | |
KR950012800B1 (ko) | 보강된 열가소성 시이트 적층판을 제조하는 방법 및 그 제품 | |
KR900000236B1 (ko) | 적층 시이트및 그의 제조방법 | |
MX9702059A (es) | Material preimpregnado orientado unidireccionalmente de lamina delgada y unidad laminar para tablero de alambrado impreso preparada a partir del mismo. | |
JPS6246353B2 (ja) | ||
JPH04117902A (ja) | 自転車用靴の靴底及びその製造方法 | |
GB1299177A (en) | Reinforced composites | |
GB9101691D0 (en) | Toughened resins and composites | |
JPH0322297B2 (ja) | ||
JP5950149B2 (ja) | 繊維強化樹脂製構造体の製造方法。 | |
JPS6248538A (ja) | 軽量積層構造物及びその製造方法 | |
JPS5934991A (ja) | 自転車用キヤリバ−ブレ−キ | |
CN112399917B (zh) | Cfrp片材、使用cfrp片材的层叠体及cfrp片材的制造方法 | |
JP2958036B2 (ja) | 耐貫通性複合成形物 | |
JPH0576628A (ja) | ゴルフクラブヘツド | |
JP4100718B2 (ja) | 安全履物用の複合プラスチック材料製先芯及びその製造方法 | |
JPS5938895B2 (ja) | 板状複合体 | |
JP3440303B2 (ja) | 繊維強化熱可塑性樹脂製の安全靴用先芯及びその製造方法 | |
JPS6123385Y2 (ja) | ||
JP2001121630A (ja) | 軽量板材 | |
JP2531326B2 (ja) | 繊維強化ポリアミド樹脂成形用シ―ト材料 | |
JPH06155642A (ja) | エッヂを有する板状積層体及びその製造方法 | |
JP4367994B2 (ja) | パルプ繊維パネルと繊維強化プラスチックとの複合材の製造方法 | |
GB1319477A (en) | Process for the production of fibre-reinforced thermoset resinarticl | |
JPH0243411Y2 (ja) |