JPS593498Y2 - 陰極取換式空気電池 - Google Patents
陰極取換式空気電池Info
- Publication number
- JPS593498Y2 JPS593498Y2 JP4569278U JP4569278U JPS593498Y2 JP S593498 Y2 JPS593498 Y2 JP S593498Y2 JP 4569278 U JP4569278 U JP 4569278U JP 4569278 U JP4569278 U JP 4569278U JP S593498 Y2 JPS593498 Y2 JP S593498Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid
- electrode
- zinc electrode
- battery case
- battery
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- Y02E60/128—
Landscapes
- Hybrid Cells (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は側面に空気極を配設した電槽内に、電槽蓋より
垂設せる消耗性金属極、例えば亜鉛極を取換可能に介挿
する方式の空気電池に関するものである。
垂設せる消耗性金属極、例えば亜鉛極を取換可能に介挿
する方式の空気電池に関するものである。
この種電池は一度放電した古い亜鉛極を電槽から取出し
て、新たな亜鉛極を電槽に挿入すれば連続して放電し、
充電用電源のない場所でも所謂メカニカルチャージが可
能であるために野外用電源、小型車輌塔載用電源として
注目されている。
て、新たな亜鉛極を電槽に挿入すれば連続して放電し、
充電用電源のない場所でも所謂メカニカルチャージが可
能であるために野外用電源、小型車輌塔載用電源として
注目されている。
而るに、放電中において電槽内には電解液が豊富に存在
するため空気極より漏出する懸念があると共に放電完了
後、亜鉛極を交換する際に亜鉛極或いは亜鉛極を被覆す
る液保持性を有しないセパレータに付着した電解液が滴
下し、特に電解液がアルカリ性であるため危険を伴い、
取扱いに細心の注意を要するものであった。
するため空気極より漏出する懸念があると共に放電完了
後、亜鉛極を交換する際に亜鉛極或いは亜鉛極を被覆す
る液保持性を有しないセパレータに付着した電解液が滴
下し、特に電解液がアルカリ性であるため危険を伴い、
取扱いに細心の注意を要するものであった。
本考案は上記問題点を解消すべく考案されたものであり
、以下その一実施例を図に基づき詳述する。
、以下その一実施例を図に基づき詳述する。
1は相対向する格子状窓口2,2に夫々空気極3゜3を
取付けた電槽、4は集電棒5により亜鉛極6を垂設した
電槽蓋、7,7は電槽1の側縁に枢着したクランプ金具
で、これを電槽蓋4の一対の切溝8にのぞませた係止杆
9に掛は止めることにより開口縁バッキング10を介し
て電槽蓋4を密閉している。
取付けた電槽、4は集電棒5により亜鉛極6を垂設した
電槽蓋、7,7は電槽1の側縁に枢着したクランプ金具
で、これを電槽蓋4の一対の切溝8にのぞませた係止杆
9に掛は止めることにより開口縁バッキング10を介し
て電槽蓋4を密閉している。
而して、11は吸液材であって、例えば耐アルカリ性の
セルローズ系繊維よりなるものであり、この吸液材11
はナイロン不織布よりなる通液性の袋状セパレータ12
で包囲され、且つこのセパレータ12で亜鉛極6が被覆
されている。
セルローズ系繊維よりなるものであり、この吸液材11
はナイロン不織布よりなる通液性の袋状セパレータ12
で包囲され、且つこのセパレータ12で亜鉛極6が被覆
されている。
そしてセパレータ12の開口縁が電槽蓋4の下面に形設
せる取付枠4′に接着剤により固着されている。
せる取付枠4′に接着剤により固着されている。
又、13は力′I生カリ板で゛ある。
このような構成において、使用に際し規定量の水を電槽
1内に注入した後亜鉛極6を装着すれば、力性カリ板1
3が溶解して所定濃度のアルカリ電解液が形成され、そ
の電解液を吸液材11が吸収して膨張し空気極3と亜鉛
極6との間に密着されることになる。
1内に注入した後亜鉛極6を装着すれば、力性カリ板1
3が溶解して所定濃度のアルカリ電解液が形成され、そ
の電解液を吸液材11が吸収して膨張し空気極3と亜鉛
極6との間に密着されることになる。
さて、放電が進行すると陰極活物質である亜鉛が酸化亜
鉛に変化していくので体積が増し、そのため吸液材11
を圧迫するようになり、吸液材11に吸収されている電
解液がしぼり出され、そしてそれが亜鉛極の中に浸透し
て放電反応を良好ならしめる。
鉛に変化していくので体積が増し、そのため吸液材11
を圧迫するようになり、吸液材11に吸収されている電
解液がしぼり出され、そしてそれが亜鉛極の中に浸透し
て放電反応を良好ならしめる。
この様にして亜鉛極はほとんど完全に放電することがで
きる。
きる。
又、吸液材は空間率が高いので空気極と亜鉛極の間に存
在しても内部抵抗は増加することなく円滑に電流を取出
すことができる。
在しても内部抵抗は増加することなく円滑に電流を取出
すことができる。
上述した如く、本考案によれば電槽内に存する電解液は
吸液材に吸収されるため放電中及び注水後における放置
中において空気極よりの漏液が抑制される。
吸液材に吸収されるため放電中及び注水後における放置
中において空気極よりの漏液が抑制される。
又、放電完了後においても電解液は吸液材及び亜鉛極に
ほとんど完全に吸収された状態になっているため、亜鉛
極の取換時に電解液が滴下するといった不都合が解消で
き取扱いが安全、丘部便化される。
ほとんど完全に吸収された状態になっているため、亜鉛
極の取換時に電解液が滴下するといった不都合が解消で
き取扱いが安全、丘部便化される。
更に、この種電池においては亜鉛極の取出し後、電槽内
に残存する電解液の廃棄するのであるが、本考案によれ
ば電解液のほとんどが廃棄物である亜鉛極と共に取出さ
れるため電解液の残存量も極少量となり、電槽の洗浄が
容易となる等、その実用的価値は極めて大である。
に残存する電解液の廃棄するのであるが、本考案によれ
ば電解液のほとんどが廃棄物である亜鉛極と共に取出さ
れるため電解液の残存量も極少量となり、電槽の洗浄が
容易となる等、その実用的価値は極めて大である。
第1図は本考案電池の縦断側面図、第2図は同じく分解
斜視図である。 1・・・・・・電槽、3・・・・・・空気極、4・・・
・・・電槽蓋、6・・・・・・亜鉛極、10・・・・・
・開口縁バッキング、11・・・・・・吸液材、12・
・・・・・セパレータ、13・・・・・・力′1生カリ
板。
斜視図である。 1・・・・・・電槽、3・・・・・・空気極、4・・・
・・・電槽蓋、6・・・・・・亜鉛極、10・・・・・
・開口縁バッキング、11・・・・・・吸液材、12・
・・・・・セパレータ、13・・・・・・力′1生カリ
板。
Claims (1)
- 側面に空気極を配設せる電槽内に、電槽蓋より垂設せる
消耗性金属極を取換可能に介挿するもので゛あって、吸
液材を包囲せる通液性のある袋状セパレータにて前記金
属極を被覆すると共に前記セパレータの開口縁を前記電
槽蓋の下面に設けた取付枠に固着してなる陰極取換式空
気電池。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4569278U JPS593498Y2 (ja) | 1978-04-05 | 1978-04-05 | 陰極取換式空気電池 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4569278U JPS593498Y2 (ja) | 1978-04-05 | 1978-04-05 | 陰極取換式空気電池 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54147636U JPS54147636U (ja) | 1979-10-13 |
JPS593498Y2 true JPS593498Y2 (ja) | 1984-01-31 |
Family
ID=28924446
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4569278U Expired JPS593498Y2 (ja) | 1978-04-05 | 1978-04-05 | 陰極取換式空気電池 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS593498Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0777135B2 (ja) * | 1989-04-04 | 1995-08-16 | 興亜石油株式会社 | 空気電池 |
JPH0777134B2 (ja) * | 1989-04-04 | 1995-08-16 | 興亜石油株式会社 | 空気電池 |
JP6959987B2 (ja) * | 2017-10-02 | 2021-11-05 | シャープ株式会社 | 電池筐体、金属空気電池および金属空気電池の製造方法 |
-
1978
- 1978-04-05 JP JP4569278U patent/JPS593498Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54147636U (ja) | 1979-10-13 |
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