JPS5934973Y2 - ソレノイド - Google Patents
ソレノイドInfo
- Publication number
- JPS5934973Y2 JPS5934973Y2 JP16293180U JP16293180U JPS5934973Y2 JP S5934973 Y2 JPS5934973 Y2 JP S5934973Y2 JP 16293180 U JP16293180 U JP 16293180U JP 16293180 U JP16293180 U JP 16293180U JP S5934973 Y2 JPS5934973 Y2 JP S5934973Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bobbin
- pair
- solenoid
- movable iron
- magnetic bodies
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Electromagnets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は相反方向に同時に可動する1対の可動鉄心を
有するソレノイドに関するものである。
有するソレノイドに関するものである。
従来、相反方向に同時に直線駆動力を得ようとすれば性
能の略等しいソレノイドを2個用いなければならない。
能の略等しいソレノイドを2個用いなければならない。
ところが、これでは全体として大形になるばかりか、価
格的にも高価になる欠点があった。
格的にも高価になる欠点があった。
この考案は上記欠点を除去するためなされたもので、1
対の可動鉄心を相反方向に同時に駆動することができる
とともに小形で且つ安価なソレノイドを提供することを
目的とする。
対の可動鉄心を相反方向に同時に駆動することができる
とともに小形で且つ安価なソレノイドを提供することを
目的とする。
以下、この考案の一実施例を図面に従い説明する。
第1図および第2図において1は励磁コイル2ヲ巻装し
た筒状ボビンで、このボビン1の中空部の中間部分に内
周面に沿って溝部11を形成している。
た筒状ボビンで、このボビン1の中空部の中間部分に内
周面に沿って溝部11を形成している。
この溝部11内に1対の環状磁性体3,4を所定距離開
離して収容している。
離して収容している。
この場合磁性体3,4はボビン1の軸方向の中間点に対
して対称な位置に配設している。
して対称な位置に配設している。
そして、ボビン1の中空部に非磁性材パイプ5を挿通し
ている。
ている。
一方、上記励磁コイル2を囲むようにフレーム6を設け
ている。
ている。
このフレーム6は上記ボビン1の両開口端に連通ずる孔
6L62を有している。
6L62を有している。
そして、これら孔61.62を介して上記ボビン1の両
開口端より1対の可動鉄心7,8を接離可能に挿通する
。
開口端より1対の可動鉄心7,8を接離可能に挿通する
。
この場合これら可動鉄心7,8は夫々開離方向に偏倚力
が作用されている。
が作用されている。
尚、図中91.92は可動鉄心7,8のストッパである
。
。
次に以上のように構成したソレノイドの作用を述べる。
いま、第1図に示すように可動鉄心7,8の間が開離し
ているものとし、この状態から励磁コイル2が付勢され
ると、図示矢印方向の磁束が発生する。
ているものとし、この状態から励磁コイル2が付勢され
ると、図示矢印方向の磁束が発生する。
この場合可動鉄心7,8の間に磁性体3゜4が介在して
いるので磁束のほとんどはこれら磁性体3,4を通して
透過される。
いるので磁束のほとんどはこれら磁性体3,4を通して
透過される。
これにより可動鉄心7は磁性体3との間および可動鉄心
8は磁性体4との間で夫々吸引力が作用し、夫々相反方
向つまりボビン1の内方向に移動される。
8は磁性体4との間で夫々吸引力が作用し、夫々相反方
向つまりボビン1の内方向に移動される。
そして可動鉄心7,8の先端が近接すると今度は磁束の
ほとんどが可動鉄心7,8の間に直接透過するようにな
りこれにより可動鉄心7,80間は更に吸引され第2図
に示すように吸着される。
ほとんどが可動鉄心7,8の間に直接透過するようにな
りこれにより可動鉄心7,80間は更に吸引され第2図
に示すように吸着される。
この場合、可動鉄心7,8は移動過程において、まず磁
性体3,4に吸引され、その後可動鉄心7.8の間で直
接吸引されるので、ストロークに対する吸引力の関係が
比較的フラットなものになる。
性体3,4に吸引され、その後可動鉄心7.8の間で直
接吸引されるので、ストロークに対する吸引力の関係が
比較的フラットなものになる。
その後励磁コイル2の付勢を解くと可動鉄心γ8は夫々
開離方向の偏倚力により開離され第1図の元の状態に復
帰される。
開離方向の偏倚力により開離され第1図の元の状態に復
帰される。
従って、このような構成によれば1対の可動鉄心を相反
方向に同時に直線駆動することができるので、従来の性
能の略等しいソレノイドを2個用いるのに比べ小形で、
しかも価格的にも安価にできる。
方向に同時に直線駆動することができるので、従来の性
能の略等しいソレノイドを2個用いるのに比べ小形で、
しかも価格的にも安価にできる。
尚、この考案は上記実施例にのみ限定されず要旨を変更
しない範囲で適宜変形して実施できる。
しない範囲で適宜変形して実施できる。
例えば第1図と同一部分には同符号を付した第3図に示
すようにボビン1中空部内の溝部11に磁性体3,4の
間を仕切る突壁111を形成し、この突壁111を可動
鉄心7,8の動作時のストッパとして用いるようにして
もよい。
すようにボビン1中空部内の溝部11に磁性体3,4の
間を仕切る突壁111を形成し、この突壁111を可動
鉄心7,8の動作時のストッパとして用いるようにして
もよい。
こうすれば突壁111により可動鉄心7,8先端をわず
かに空隙を介した状態で受止めることができるので可動
鉄心7,8吸着時の騒音発生を防止できる。
かに空隙を介した状態で受止めることができるので可動
鉄心7,8吸着時の騒音発生を防止できる。
また、上述では磁性体3,4として環状のものを用いて
いるが、環状以外のものを用いることもできる。
いるが、環状以外のものを用いることもできる。
以上述べたようにこの考案によれば1対の可動鉄心を相
反方向に同時に、駆動することができるとともに小形で
且つ安価なソレノイドを提供できる。
反方向に同時に、駆動することができるとともに小形で
且つ安価なソレノイドを提供できる。
第1図および第2図はこの考案の一実施例を示し、第1
図は不動作時、第2図は動作時を示す縦断面図、第3図
はこの考案の他実施例を示す縦断面図である。 1・・・ボビン、11・・・溝部、111・・・突壁、
2・・・励磁コイル、3,4・・・磁性体、5・・・パ
イプ、6・・・フレーム、61,62・・・孔、T、8
・・・可動鉄心、91.92・・・ストッパ。
図は不動作時、第2図は動作時を示す縦断面図、第3図
はこの考案の他実施例を示す縦断面図である。 1・・・ボビン、11・・・溝部、111・・・突壁、
2・・・励磁コイル、3,4・・・磁性体、5・・・パ
イプ、6・・・フレーム、61,62・・・孔、T、8
・・・可動鉄心、91.92・・・ストッパ。
Claims (2)
- (1)筒状をなすとともに中空部の軸方向中間部分に内
周面に沿って溝部を形成したボビンと、このボビンに巻
装された励磁コイルと、上記ボビンの溝部内に収容され
るとともに上記ボビンの軸方向中間点に対して対称な位
置に配設された1対の磁性体と、上記ボビンの両開口端
より可動自在に挿通された1対の可動鉄心とを具備した
ことを特徴とするソレノイド。 - (2)上記ボビンは溝部に上記1対の磁性体の間を仕切
る突壁を形成し、この突壁を上記可動鉄心のストッパと
して用いることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
1項記載のソレノイド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16293180U JPS5934973Y2 (ja) | 1980-11-14 | 1980-11-14 | ソレノイド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16293180U JPS5934973Y2 (ja) | 1980-11-14 | 1980-11-14 | ソレノイド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5784715U JPS5784715U (ja) | 1982-05-25 |
JPS5934973Y2 true JPS5934973Y2 (ja) | 1984-09-27 |
Family
ID=29521747
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16293180U Expired JPS5934973Y2 (ja) | 1980-11-14 | 1980-11-14 | ソレノイド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5934973Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-11-14 JP JP16293180U patent/JPS5934973Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5784715U (ja) | 1982-05-25 |
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