JPS5934942A

JPS5934942A - 折り畳み式シ−ト等のストライカ構造

Info

Publication number: JPS5934942A
Application number: JP57145881A
Authority: JP
Inventors: Yasuo Hirama; 平間　康雄; Yoshihiro Umetsu; 梅津　芳弘
Original assignee: Nissan Shatai Co Ltd; Nissan Motor Co Ltd
Current assignee: Nissan Shatai Co Ltd; Nissan Motor Co Ltd
Priority date: 1982-08-23
Filing date: 1982-08-23
Publication date: 1984-02-25
Also published as: JPS6340700B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は車両に用いられている折９畳み式シート等のス
トライカ構造に関するものである。

従来、シートベルトを組込んだ折シ畳み式のリヤシート
においては、シートベルトアンカ一部材に強度を保たせ
るために、そのシート構造及びロック構造尋を大巾に袖
強しなけれはならなかった。このため、該シートが重く
なり、したがってこれを支えるストライカも必然的に大
きな断面形状を必要とした。しかしながらこの従来のス
トライカは第２図乃至第４図に示すように、鋼製の丸棒
をコ字状に折曲してストライカ本体ｌを成形し、それを
プレート２に溶着して形成していた。そして該ストライ
カの車体Ａへの取付けは、該ストライカ構造１を縦方向
に配してリヤシートａのフック３が位置する車体Ａへの
ホイルハウス４にビス５等で取付け、ストライカ本体１
の上部水平部１ａにリヤシートａのフック３．を係合さ
せ、該リヤシートａの荷重をストライカ本体１の上部水
平部１ａ、垂直部１ｂ及び下部水平部１ｃとで上下方向
に突張るようにして支えていたので、該リヤシートａの
荷重を支えるには充分ではあるが、該車の衝突による急
停止時等、シートベルト６のアンカ一部材７に過大な負
荷が掛った場合、該負荷がストライカに略前方向の引張
り荷重となって伝わシ、シたがって、該荷重はストライ
カ本体１の上部水平部１ａのみで支えることになり、よ
つて、該ストライカが変形してしまう虞れがあった。こ
の問題を解消する方法として、該リヤ’ｙ−トａの前脚
やシートフレームの強度を高めたり、あるいはシートの
下面に補強部材を介装することも考えられるが、シート
の重ｌが嵩むことになるために好ましくない。８はシー
トクッション、９はシートバック、１０ｉｄロツクデバ
イスペース、　１２ハ前脚、　１３はシートクッション
の回転中心軸、１４はシートバックの回転中心軸、１５
はシートベルトの先端に取付けられたバックル、６′は
前記シートベルト６に結合される他方のシートベルトで
あって、その基端は車体Ａのフロア１６に固定され、又
、先端部には前記バックル１５に係合部れるタング１５
′が取付けられている。尚、第１図は前記リヤシートａ
の取付位置を示す自動車の該略図でｂはフロントシート
である。

ここで本発明のストライカを説明する前に、リヤシート
ａの折り畳み方法について説明をすると次の通りである
。すなわち第５図乃至第７図に示すように先ずシートバ
ック９に取付けたデバイスアーム１１に回動自在にリベ
ット１７で枢支された操作レバー１８の先端を、該操作
レノ＜−１８とリベット１７の間に介装されたスプリン
グ１９のばね力に抗して引上けると、該操作し、＜　−
１８はリベッ目７を中心として上方に回動すると共に、
該操作レバー１８の裏面に突設したストツノく一ビン加
がロックデバイスベースＨ１の上端に切設した保合溝１
０　ａから外れる。これによりシートバック９を回転中
心軸１４を中心として前倒しすることができる。１１　
ａはデバイスアームに穿設された軸孔、１１ｂはリベッ
ト係止用孔％１１Ｃはストッパーピン用貫通孔、ｎａは
ジートノくツクへの取付用ボルト孔、２１は取付用ポル
）、１８ａは操作レバーに穿設されたリベット用貫通孔
である。前記シートバック９の前倒れに伴い、デバイス
アーム１１の裏面下方に突設したガイドビン四が前記回
転中心軸１４を中心としてロックデバイスベース１０に
穿設されたガイド孔１０　ｂに沿ってＸ方向に回動し、
該ロツクテノ（イスベースｌＯのガイド溝１（）ｂよシ
下方に支軸ムにより回動自在に枢支されたリンク属の上
部２４ａを押す。

リンク囚の上部２４ａが押されると、該リンク冴は支軸
部を中心としてＹ方向に回動し、該リンク詞の下部２４
ｂと当接している、前記ロックデバイスベース１０とプ
ラタン）２５の間に支軸部により回動自在に枢支された
、先端３ａが鉤状をなす前記フック３の上端部３ｂを、
該フック３をロック方向に付勢しているスプリング谷の
ばね力に抗して押し、該フック３を支軸部を中心として
Ｙ′方向に回動させ、ロックを解除させて、ストライカ
本体１との保合を外す。これによりシートクッション８
を回転中心軸１３を中心としてシートバック９と共に前
方に回転させ、折り畳むことができるようになる。１０
　ｃはロックデバイスベース１０に穿設された支軸部の
軸孔、ＩＵｄはシートクッションへの取付用ボルト孔、
１０　ｅはブラケット用取付孔、　１０ｆ　、１ｔｌｆ
’はロックデバイスベース１０の下端に形成されたガイ
ド用突起、１０ｇは保合溝、路はロックデバイスベース
１０をシートクッションフレーム（図示せず）に固定す
るためのデバイスベース取付用ボルト、西はブラケット
取付用リベット、加はブラケットδの一端に立設された
前記スプリングγの一端を係止する係止片、３１はブラ
ケット５の表面に取付部材３２を介して取付けられたバ
ンパーラバーで、リヤシートａのセット時に於けるスト
ライカ１とロックデバイスベース１０のガイド用突起１
０ｆ、”ｌ（ｌ　ｆ　′及び保合溝１０　ｇとの当りを
柔らけるものである。

本発明は前記従来の問題に鑑みてなされたものであって
、正面から見て略り字をなし、その垂直面を車体への取
付部とし、水平面には前記取付部の略中央から、車体中
火方向に向うロック係止部と該係合部の先端に前後方向
に突出する、デバイスベースの下端に形成されたガイド
用突起の内側面が当接する当接部が設けられていると共
に、該当接部の先端から少なくとも前方に突出する突出
部分を有しているストライカを提供することにより、自
動車の衝突時等に発生するストライカに掛る引張り荷重
に対する４１性を高め、該ストライカの変形を最小限に
くい止めると共に、ロックデバイスベースの変形をも防
止し、ストライカとの保合をより確実にすることを目的
とするものである。

以下実施例について説明すると第８図において４０は折
り畳み式リヤシート用のストライカであって、比較的肉
厚のある銅相を、正面から見て略逆り字状をなすように
形成され、その垂直面を車体Ａへの取付部４Ｊとし、水
平１拍は前記取付部４１の上縁の中央から車体中央方向
に延びるロック係止部４２と該ロック係止部４２の先端
から前後方向に突出する、デバイスベース１０のガイド
用突起Ｉｌｌ　ｆ　、　ＩＩＪ　ｆ’の内側面が当接す
る当接部４３゜４３′が設けられている。前記当接部４
３　、４３’の先端部はさらに延設されて前記取付部４
１の前後端の上餘部とブリッジ４４　、４４’状に連結
され、これらはプレスによって一体に成形されている。

このブリッジ４４　、４４’状部が突出部分を構成して
いる。

尚、該ブリッジ状部は必ずしも前後に設けなくてもよく
、第９図に示すように前方にのみ突出部分とし−てのブ
リッジ４４状部を設けてもよい。

なぜならばｉ該ストライカ４０に掛る引張り荷重は前方
のブリッジ４４状部で受けるからである。

尚、第８図のストライカ４０によれば、車の衝突時に該
ストライカ４０に前方向の引張り荷重が掛ると共に、第
１０図に示すように上方向への引張り荷重も掛り、該ス
トライカ４０の先端が持上げられる傾向にあり、第１１
図乃至第１２図に示すようにストライカ４０の当接部４
３とデバイスベースｌＯのガイド用突起１０ｆとの間に
こじり現象が生じ、該突起１ｆｌ　ｆが外側に曲げられ
ると共に、フック３の先端３ａが潰れて外れやすくなる
が、当接部４３　、４３’をロック係止部４２の前後に
設けるコトニより、ストライカ４０の先端が持上げられ
たとしても第１３図に示すようにデバイスベース１（）
のガイド用突起］（ｌ　ｆ　、　１０　ｆ’に均一に当
接し、これにより該突起１（ｌ　ｆ　、　１０　ｆ’の
ねじれを防止でき、フック３のねじれも防止することが
できる。尚、図中４５　、４５’は前記取付部４１に穿
設されたボルト孔である。

以上述べたように本発明によれば、ストライカに尚接部
と突出部分とを設けるようにしたので、車の衝突時によ
る引張り荷重に対しても充分に酎えることができ、又、
シートフレーム及びストライカが若干変形したとしても
、ロックとストライカの結合力が増すため、外れたりす
ることがないので、シートフレーム及びストライカをそ
れ程強固なものにする必要がないためその分％車体の重
所゛軽減を計ることができる等の効果を有するものであ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図／ｌｉ　［ｉり畳み式リヤシートの取付は位置を
示す自動車の該略側面図、第２図は従来のストライカの
形状とその数句位置を示す車体の内側から見た要部の拡
大斜視図、第３図は折り畳み式リヤシートの拡大側面図
、第４図はりヤシートとストライカの位置関係を示す部
分斜視図、ｉ５図（イ）←）はデバイスベース、デバイ
スアーム及びフックの作動状態を示す拡大側面図、第６
図は同上の分解斜視図、第７図は第６図のｌ−■線断面
図、第８図は本発明によるストライカの斜視図、第９図
は本発明の他の実施例を示すストライカの斜視図、第１
（］図は引張９荷重が掛った時の状態を示すシートの背
面図、第１１図は当接部が前方のみの場合のデバイスベ
ースのガイド用突起とフックの変形状態を示す平断面図
、第１２図は同上の部分斜視図、第１３図は本発明によ
るストライカの当接部とデバイスベースのガイド用突起
との当接状態を示す平断面図である。ａは折り畳み式リヤシート、３はフック、】０はロック
テバイスアーム、　ＩＵｆ　、ＩＵｆ’はガイド用突起
、４０はストライカ、４１は数句部、４２はロック係止
部、４３　、４３’は当接部、４４．４４’はブリッジ
（突出部分）。特許出願人　日産車体株式会社同　　　　日産自動車株式会社代理人　弁理士　　土　　　井　　　　整（イ）　　　
　　　　　　眉Ｉ第２図５図第６図第７図第　　８　　図　　　　　　　　　　　　第　　９　　
要部１Ｏ図　　　第１１図第１２１”７１　　　　第１３図手続補正書（自発）特許庁長官　若杉和夫　殿１、事件の表示昭和５７年特許願第１４５８８１号２、発明の名称折り畳み式シート等のストライカ構造３、補正をする者事件との関係　特許出願人日産車体株式会社　（外１名）４、代理人５、補正命令の８４寸　昭和−年一月一　日６、補正の
対象（１）明細書中「特許請求の範囲」の欄を下記の通りに
訂正。「正面から見て略逆り字状をなし、その垂直面を車体へ
の取付部とし、水平面には車体中の先端に前後方向に突
出して、ロックデバイスベースの下端に形成されたガイ
ド用突起の内側面が当接する当接部とが設けられ、該当
ることを特徴とする折り畳み式シート等のストライカ構
造。」（２）　　明細書中第２頁第９行目に「・・・取付け、
・・・」とあるを、「・・・取付けることによって行な
っていた。そして、・・・」と訂正。（３）明細書中第２頁第１４行目に「・・・支えていた
ので、・・・」とあるを、「・・・支えていた。そのた
め・・・」と訂正。（４）明細書・中部２頁第１５行目に「・・・、該当の
・・・」とあるを、「・・・、該車両の・・・」と訂正
。（５）　　明細書中第４頁第１８行目に「・・・２２が
前記・・・」とあるを、「・・・２２が、前記・・−」
と口］正。（６）明細豊中第４頁第１９行目乃至第ｍ行目に「・・
・沿ってＸ方向・・・」とあるを、「・・・沿って、Ｘ
方向・・・」と訂正。（７）　　明細書中第５頁第１行目に「・・・下方に・
・・」とあるを、「・・・下方に固着された・・・」と
訂正。（８）　　明細書中第５頁第４行目乃至第１２行目に「
・・・回動し、・・・・・・・・・外す。・・・」とあ
るを、「・・・回動する。その結果、前記ロックデバイ
スベース１０と該ロックデバイスベース１０に固着すれ
たブラケット部との間に支軸部により回動自在に枢支さ
れたフック３の上端部３ｂに前記リンク列の下部が当接
して、該フック３全ロツク方向に付勢しているスプリン
グｎのばね力に抗してＹ′方向へ押す。そして、該フッ
ク３がＹ′方向に回動すると、該フック３の鉤状をなす
下端部３ａがストライカ１から外れてロックが解除され
る。・・・」と訂正。（９）　　明細書中第６頁第１５行目に「・・・該保合
部・・・」とあるを、「・・・該ロック係止部・・・」
と訂正。（１０）　　明細喪中第６頁第１５行目乃至第１６行目
に「・・・突出する、・・・」とあるを、「・・・突出
して、・・・」と訂正。Ｏυ　明細書中第６頁第１７行目に「・・・当接部が・
・・」とあるを、「・・・当接部とが・・・」と訂正。０ｚ　　明細豊中第６頁第１８行目に「・・・少なくと
も・・・」とあるを削除。０３）　　明細を中部７負部１３行目に「・・・突出す
る、デバイスベース・・・」とあるを、「・・・突出し
て、ロックデバイスベース・・・」ト訂正。 α滲　明細書中第７頁第１５行目に「・・・４３′が・
・・」とあるを、「・・・４３′とが・・・」と訂正。０５１　　明細書中第８頁第１０行目に「・・・デバイ
スベース」トするを、１・・・ロックデバイスベース」
と訂正。（１６１明細書中第８頁第１６行目に「・・・デバイス
ベース」トアルヲ、「・・・ロックデバイスベース」と
訂正。（１７）　　明ＭｆＵ−ｖ中部９頁第８行目に「・・・
ことがないので、・・・」とあるを、「・・・ことがな
い。したがって、・・・」と訂正。０印　明細書中温９頁第１９行目に１・・・デバイスペ
ース、・・・」とあるを、「・・・ロックデバイスベー
ス、・・・」と訂正。ＯＩ　　明細書中第１０頁第６行目Ｋ「・・・デバイス
ペース・・・Ｊとあるヲ、「・・・ロックデバイスベー
ス・・・」と訂正。（２０明細書中箱１０頁第９行目に「・・・デバイスペ
ース・・・１．！：アルヲ、ｒ・・・ロックデバイスベ
ース・・・」と訂正◇ （２１１明細豊中第１０頁第１２行目Ｋ「・・・ロック
デバイスアーム、・・・」とあるを、「ロックデバイス
ベース、・・・」と訂正。

Claims

【特許請求の範囲】正面から見て略逆り字状をなし、その垂直面を車体への
取付部とし、水平面には車体中央方向に向うロック保合
部と該保合部の先端に前後方向に突出する、ロックデバ
イスベースの下端に形成されたガイド用突起の内側面が
当接する当接部が設けられ、該当接部から少くとも前方
＼に突出する突出部を有していることを特徴とする折り畳
み式シート等のストライカ構造。