JPS5934543Y2 - 空気ブレ−キの滑走防止装置 - Google Patents

空気ブレ−キの滑走防止装置

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JPS5934543Y2
JPS5934543Y2 JP8809978U JP8809978U JPS5934543Y2 JP S5934543 Y2 JPS5934543 Y2 JP S5934543Y2 JP 8809978 U JP8809978 U JP 8809978U JP 8809978 U JP8809978 U JP 8809978U JP S5934543 Y2 JPS5934543 Y2 JP S5934543Y2
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JP
Japan
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control relay
brake
output
pressure
valve
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JP8809978U
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JPS554973U (ja
Inventor
康幸 亀田
Original Assignee
三菱電機株式会社
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【考案の詳細な説明】 本考案は、空気ブレーキ装置の滑走防止装置の改良に関
するものである。
例えば軌道車両においてブレーキ中に滑走が生じた場合
、これが原因で車輪にフラットを生じたり、ブレーキ距
離が延びたりする不具合があるので、車輪の回転数を監
視して滑走の発生を検出したときブレーキシリンダ圧力
C以下BC圧と称する)を排気する方法が行なわれてい
る。
しかるに第1図Aに示す如く滑走検出信号SLが発生し
た場合には、第1図Bに示す如くできるだけ速くBC圧
を排気しなげればならないのみならず、滑走がおさまっ
て再びBC圧が指令清適りに復帰する場合にはレールと
の再粘着を完全にするため、第1図Bに示す如<BC圧
の上昇勾配をおさえ、値を一旦予定の時間の開指令値の
伺割かの値PIにリミットし、その予定時間の経過指令
値P2まで再上昇させる方式が用いられている。
すなわち、急速にBC圧を復帰すると、ブレーキシュー
の材質によっては、その摩擦係数が緩かにBC圧を上昇
させる場合に比べ同一圧力P2でも大きくなり、再滑走
を起こすことがあり、このことからBC圧を緩かにして
多段階に増大させる方式が用いられていた。
しかるに、従来はかかる動作を第2図に示す如き空気系
で実現していたため滑走防止装置の構造が非常に複雑と
なるを避は得なかった。
第2図において1は制御増幅器、2は電気空気変換弁、
S KV 1 * S KV 2 、 S KV3は電
磁弁、4は演算弁、5は絞り、6は逆止弁、8は複式逆
止弁、9はブレーキシリンダで、全体として空気プレー
キ系を構成している。
第2図の空気ブレーキ系に対する滑走発生時の排気は、
第3図に示す如き排気指令回路10によってリレーSK
R,,5KR2,5KR3を励磁することにより実行さ
れる。
排気指令回路10は滑走検出リレーSKRの常開接点5
KRoaを有し、ブレーキ指令BKが出されていて滑走
を生じていない正常状態では、滑走検出リレー5KRo
が消磁していてその接点5KRoaが開いでおり、従っ
て制御用リレーSKR1+5KR2−8KR3が消磁さ
れ、その接点S K RI B * S K R2a+
S K R3aが開いている。
従って第2図に示す如くこれらの接点に接続サレタ電磁
弁5KV1,5KV2.5KV3が消磁されている。
この状態において、制御増幅器1にブレーキ指令BKが
与えられると、このブレーキ指令BKに応じて電気空気
変換弁2に対する電流出力■1を変化させることにより
、この電流値に比例した空気圧を配管21に発生させる
この空気圧は第1に、電磁弁5KV1を通って複式逆止
弁8の一方の入力配管22に送られる。
これに対して第2に配管21の空気圧は電磁弁5KV2
を通って演算弁4の一方の膜板4aによって仕切られた
室4bに与えられると共に、電磁弁5KV3を通って演
算弁4の他方の膜板4cによって仕切られた室4dに与
えられる。
しかるにこのとき演算弁4は入力された空気圧と同一圧
力の空気圧を出カポ−)4eに発生して絞り5及び逆止
弁6を介して複式逆止弁8の他方の入力配管25に与え
られる。
この複式逆止弁8は内部に弁8aを有し入出力が高圧側
に切換るように構成されている。
しかるにこの正常時においては複式逆止弁802つの入
力は同一圧力ではあるが、演算弁4を通じての作用側(
配管25側)の応答を絞り5によって遅くしであるので
、結局複式逆止弁8の出力(従ってブレーキシリンダ9
のBC圧力)は配管22側の空気圧によって決まること
になる。
このような正常状態からブレーキ指令が出されているに
もかかわらず滑走を生じた場合、滑走検出リレー5KR
oが励磁されてその接点5KRoaが閉じる。
このため排気指令回路100制御用リレー5KR1,5
KR2,5KR3も励磁されるので、電磁弁5KV1,
5Kv2,5Kv3が励磁される。
コノとき第1に電磁弁5KV1より配管22の空気圧が
急速に排気され、同時に第2電磁弁5KV2より演算弁
40入力配管26の空気圧が排気され、第3に演算弁4
よりその出力配管27の空気圧が排気さへ結局逆止弁6
を介して配管25の空気圧が急速に排気される。
従ってブレーキシリンダ9の空気圧も配管22又は25
を介して排気されるので、車輪(図示せず)の粘着が回
復し、滑走もおさまる。
このとき排気指令回路10において滑走検出リレー5K
Roが消磁されることにより、制御用リレーSKR□は
直ちに消磁する。
しかるに制御用リレー5KR2には並列にコンデンサC
0及び抵抗R□でなる緩復旧動作回路31が接続され、
同様に補助リレー5KR3にも並列にコンデンサC2及
び抵抗R2でなる緩復旧動作回路32が接続され、しか
も緩復旧動作回路32の時定数が緩復旧動作回路31の
時定数より大きい値に選定され、これにより、補助リレ
ーSKR□が消磁した後、回路31の緩復旧時間T2の
経過後に制御用リレー5KR2が消磁され、その後回路
32の緩復旧時間T3の経過後に制御用リレー5KR3
が消磁される。
このように排気指令回路10が動作することにより、ま
ず電磁弁5Kv2が消磁し、配管21に加圧されている
空気が電磁弁5Kv2を通って演算弁4の室4bに入り
込む。
このとき電磁弁SK■3は未だ励磁したままで、配管2
1の圧力が電磁弁SK■3を介して演算弁4の室4dに
加えられている。
従って演算弁4において、膜板4aに加わる上向きの力
と膜板4cに加わる下向きの力の差分が出力ポート4e
に発生する。
この圧力は絞り5によって絞られた後配管25に与えら
れ、かくして複式逆止弁8には第1図の時間T1におけ
る圧力上昇が発生する。
また時間T2に達するまでは、BC圧の最高値Pmay
は、でおさえられる。
これに対してその後第1図の時間T2の経過後に制御用
リレー5KR2が消磁されると、演算弁40室4dの圧
力が電磁弁5KV3を通じて排気されるので、演算弁4
の動作によって配管27の圧力が配管21の圧力値まで
上昇する。
このとき電磁弁5KV1はまだ励磁されており、これに
より配管22の空気圧は排気されているので、ブレーキ
シリンダ9の圧力は配管25の圧力に従って上昇するこ
とになる。
その後時間T3経過後に電磁弁SKV、が消磁されると
、配管22にも配管25と同一な空気圧が発生すること
により、ブレーキシリンダ9の圧力が配管21の変化に
す速く応答することになる。
以上のようにして第2図及び第3図の従来装置に依れば
、滑走検出信号に応じてBC圧が第1図のように応答で
きることになる。
しかしこの従来の方法においては、いずれも外形寸法の
大きい電磁弁5KVl、SK■2,5KV3、演算弁4
、絞り5、逆止弁6、複式逆止弁8等の空気部品を多数
用いなげればならないため全体として大型となるを避は
得す、また空気部品の面倒なメインテナンスに相当大き
な人手を要するという欠点があった。
そこで本考案は上述の従来装置の欠点を有効に改善しよ
うとするもので、かかる目的を空気系による制御と、電
気的な制御とを組合せることにより実現するものである
以下第4図について本考案の一例を詳述するに、本考案
に依る滑走防止装置は第2図の場合と同様に、ブレーキ
指令BKが与えられたときこれに応じて制御増幅器1に
て電流出力■1を送出し、電気空気変換弁2によってそ
の電流値11に比例した空気圧を配管21に発生させる
しかるに第4図の場合は配管21の空気圧は電磁弁5K
VIIを通じて直接ブレーキシリンダ9に与えられる。
さらに第4図の空気ブレーキ系は、第2図の場合と全く
同様に第3図の排気指令回路100制御用リレーSKR
1tSKR2,5KR3の接点によって制御される。
制御増幅器1は、第1及び第2の演算増幅器OPA、及
び0PA2を有し、その出力を増幅部AMPに通じて出
力電流工1として送出する。
第1の演算増幅器OPA□にはブレーキ指令BKが抵抗
R3を介して直接与えられ、演算増幅器0PA1の出力
が排気指令回路100制御用リレー5KR3の常閉接点
5KR3dを通じて増幅部AMPに送出する。
なお、図において、R4は第1の演算増幅器0PAIの
フィードバック抵抗を示す。
一方第2の演算増幅器0PA2にはブレーキ指令BKが
制御用リレー5KR1の常閉接点5KRt1)を通じ、
さらに入力抵抗R5を介して与えられ、その出力が制御
用リレー5KR1の常開接点5KR1aを並列接続して
なるコンデンサC3に接続される演算増幅器0PA2の
出力は抵抗R7及びR6を直列に介して入力端にフィー
ドバックされる。
一方抵抗R7には並列に制御用リレー5KR2の常開接
点5KR2aが接続され、これにより接点5KR2aの
開又は閉状態におけるフィードバック抵抗を変化させ得
るようになされている。
また電磁弁5KV1.は制御用リレー5KR1の常開接
点5KR1aによって励磁される。
第4図の構成において、ブレーキ指令BKが出されてい
る状態で滑走を生じていない正常状態では滑走検出リレ
ー5KRoが消磁していてその接点5KRoaが開いて
おり、従って制御用リレーS K R1* SKR2−
SKR3が消磁され、その接点5KR1a、5KR2a
、5KR3aが開いている。
従って制御増幅器1において増幅部AMPには演算増幅
器0PAI、0PA2の出力が与えられ、これにより出
力電流■1がブレーキ指令BKの大きさに応じて変化し
、従ってこれに応じて変化する空気圧が電気空気変換弁
2かも配管21に送出されることにより電磁弁5KV1
1を通じてブレーキシリンダ9が駆動される。
これに対してブレーキ指令BKが出力されている状態で
滑走を生じた場合、滑走検出リレー5KRoが励磁され
る。
このとき制御用リレー5KR11SKR2tSKR3が
励磁されるので、電磁弁5KVIが励磁され、この電磁
弁SK■1を通じてブレーキシリンダ9の空気圧が急速
に排気される。
同時に演算増幅器0PA1の出力及び演算増幅器0PA
2の入力がそれぞれリレー5KRaの接点5KR3b及
びリレー5KRtの接点5KRT。
によってオフ状態にされるので、増幅器AMPの出力電
流Ilが0になることにより配管21の空気圧が電気空
気変換弁2において排気される。
従ってブレーキシリンダ9は非動作状態となり、これに
よりやがて滑走状態が治まることになる。
滑走がおさまり滑走検出リレーの接点5KRoaが消磁
すると、電磁弁5KVlがリレー5KR1によってすぐ
消磁し、これにより配管21及びフレーキジリンダ90
入力配管31が電磁弁SKV□によって直ちに連通ずる
しかしこのとき排気指今回路10において、リレー5K
R2及び5KR3は緩復旧動作時間T2 (第1図)の
間演算増幅器0APIから出力はされず、かつ演算増幅
器0AP2のフィードバック抵抗値は抵抗R6のみとな
るので、その出力V。
は、となり、従ってコンデンサC3の充電電圧は第1図
Bの曲線Piに示すように緩やかに比較的低いBC圧に
制限されることになる。
やがて時間T2が経過してリレー5KR2が非励磁にな
ると、演算増幅器0PA2のフィードバック抵抗値が抵
抗R6及びR7の和となるので、その出力■。
は、となり、従って第1図Bの曲線P2に示す如くBC
圧を所定値にまで上昇させることになる。
その後時間T3が経過してリレー5KR3が非励磁にな
ると、制御増幅器1は再度演算増幅器0PA1の出力に
よりブレーキシリンダ90BC圧を以後ブレーキ指令B
Kに相当する所定圧力P2に保持させ、かくして確実に
ブレーキ力を与える。
上述のように本考案によれば、滑走発生後再度ブレーキ
力を与えるにつき、第1図Bに示すように、BC圧を確
実に2段階的に(曲線P1?P2のように)発生させる
ことができるが、かくするにつき従来のように空気式演
算弁及びこれに関連する電磁弁2個分などの空気部品を
相当数省略でき、これにより全体の構成を一段と小型化
できると共に、この分空気部品の面倒なメンテナンスを
軽減できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を適用し得る空気ブレーキ装置の説明に
供する信号波形図、第2図及び第3図は従来の滑走防止
装置を示す路線的接続図、第4図は本考案に依る空気ブ
レーキ装置の滑走防止装置の一例を示す路線的接続図で
ある。 1・・・・・・制御増幅器、2・・・・・・電気空気変
換弁、4・・・・・・演算弁、5・・・・・・絞り、6
・・・・・・逆止弁、8・・・・・・複式逆止弁、9・
・・・・・ブレーキシリンダ、10・・・・・・排気指
令回路、31.32・・・・・・緩復旧動作回路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (a) 滑走検出信号が到来したときこれにより同時
    に動作する第1.第2及び第3の制御用リレーを有し、
    上記第1.第2.第3の制御用リレーを上記滑走検出信
    号カリ映しなくなったときその順序で順次予定の時間差
    をもって復帰動作させる排気指令回路と、 (b) ブレーキ指令に基づいて電気空気変換弁への
    電気出力を送出する制御増幅器と、 (C) 上記第1の制御用リレーによってこれが励磁
    されたときブレーキシリンダを排気し、かつ上記第1の
    制御用リレーが非励磁のとき上記電気空気変換弁の出力
    空気圧をブレーキシリンダに与える電磁弁と、 を具え、上記制御増幅器は、上記第3の制御用リレーの
    非動作時に上記ブレーキ指令に応じた大きさの電気出力
    を出力する第1の演算増幅器と、上記第1の制御用リレ
    ーの非動作時に上記ブレーキ指令を受けて上記第2の制
    御用リレーによって可変のフィードバック抵抗値に応じ
    た出力を送出すると共に、出力端に上記第1の制御用リ
    レーが励磁されたとき放電動作する充放電用コンデンサ
    が設けられていて、これにより上記ブレーキシリンダの
    圧力の上昇傾斜を緩和させる第2の演算増幅器とを有す
    ることを特徴とする空気ブレーキ装置の滑走防止装置。
JP8809978U 1978-06-26 1978-06-26 空気ブレ−キの滑走防止装置 Expired JPS5934543Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS554973U JPS554973U (ja) 1980-01-12
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