JPS5934202Y2 - 信号再生装置 - Google Patents

信号再生装置

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JPS5934202Y2
JPS5934202Y2 JP16577778U JP16577778U JPS5934202Y2 JP S5934202 Y2 JPS5934202 Y2 JP S5934202Y2 JP 16577778 U JP16577778 U JP 16577778U JP 16577778 U JP16577778 U JP 16577778U JP S5934202 Y2 JPS5934202 Y2 JP S5934202Y2
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JP
Japan
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signal
timer
component
input
frequency
Prior art date
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Expired
Application number
JP16577778U
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English (en)
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JPS5582871U (ja
Inventor
輝久 兼子
Original Assignee
松下電器産業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、同期成分と信号とが直列的に配列された信号
型式における再生回路に係るもので、特に縦続接続され
た2つのタイマを用L・て特定の周波数を選択抽出し、
再生信号を得ることを特徴とする信号再生装置に関する
本考案の対象となる信号型式について、第1図第2図を
用いて説明する。
第2図Aの同期信号中の同期成分a(時間Ty)と、同
図Bの信号中の信号成分b(時間Ts)とを合成信号と
するとき、単に同期成分aと信号成分すとを直列的に合
成したままでは、再生側にお(・て、同期成分aと信号
成分すの分離が、信号成分aの持つ周波数帯域の関係か
ら困難となる。
そこでこの分離を容易とする手段として、信号成分すの
持つ周波数成分の内最も高い周波数成分(T2とする)
より更に高い周波数成分(11とする)を選び、第2図
に示すように同期成分期間Tyにこの11なる周波数を
アンドゲート1で合威し、更に、信号成分すをオアゲー
ト2で合成し、出力として第1図Cの如き直列信号とし
て送出する方法がとられる。
このような信号型式とすれば、同期成分期間Tyに含ま
れる11周波数を抽出する事により、同期成分aの分離
再生を容易に行なうことができる。
ここで上述した同期成分期間に含まれる11周波数の抽
出のための回路としては、従来より抵抗、コンデンサの
ネットワークからなる簡単な構成のフィルタを用いるも
のから、更に上記ネットワークに演算増幅器を組合せア
クティブフィルタとしたものまでいろL・ろ種類があり
、それぞれの要求にマンチした特性とすべく構成されて
いる。
上記したフィルタの構成のなかから本考案のような用途
に適した型を選ぶならば、信号成分期間Tsに含まれる
12周波数に近い周波数f、が同期成分期間に挿入され
ており、この周波数11を選択するという目的からフィ
ルタとしての選択度Qは高いものが要求され、従って演
算増幅器を用いろ方式のフィルタとなる。
更に、本考案のような連続した同期信号の再生出力を得
るためには前記フィルタの後段側に設けた検波回路で整
流平滑し、連続した同期信号として再生する必要がある
しかし演算増幅器を用いたフィルタと、検波回路とを組
合せると、特性面では遅延時間が長すぎて問題となった
り、又、構成面では複雑化するといった欠点があった。
本考案は上記欠点を解決した簡単な構成のフィルタによ
り信号再生を行なおうとするものである。
以下本考案の一実施例を第3図、第4図に基づいて詳細
に説明する。
再生入力信号は端子10より抵抗21.コンデンサ22
より成るローパスフィルタ20を介して抵抗3Lコンデ
ンサ32による時定数T1 を有する第1のタイマ30
と、前記第1のタイマ30の端子10からの出力と、前
記ローパスフィルタ20の出力とで作動し、抵抗41と
コンデンサ42による時定数T2を有する第2のタイマ
40を通り入力の同期成分は端子20つながる出力端子
50に、一方同期成分と信号成分の合成出力は、前記端
子20の出力とローパスフィルタ20の出力をオアゲー
ト60で合成して端子γ0に得られる。
次に動作について第4図に基づ(・て説明する。
ここで入力端子10に与えられる第4図Aの信号は、第
1図Cに示した0UT1と同じものとし、この信号から
同期成分aを検出する方法について述べる。
なお第4図Bは同図Aの拡大波形であり、以下そのスケ
ールに合せである。
同期成分a期間Ty中に含まれる周波数f1(=l/T
o )は、まず第1のタイマ30で入力信号の立上り毎
に時定数T1でタイマ動作し、第4図Cに示す出力が得
られる。
例えば、このタイマ300時間設定をT1〉Toとすれ
ばタイマ30の端子10の出力は、同期成分期間Tyが
連続信号となるため同期成分aとして抽出できるわけで
あるが、信号成分の波形の立上り時にもタイマ30が作
動するため、実質的に同期成分と信号成分とはこの第1
のタイマ30の出力のみでは判定が出来ない。
したがって、本実施例では第1のタイマ300時間設定
をT1くT。
とじ、更に第1のタイマ30の端子10の出力と、前記
入力信号の波形の立下り時とにより作動する第2のタイ
マ40を設けである。
このタイマ40の作動は第4図りに示す様にタイマ30
の出力のHレベル期間T1であって且つ入力信号(同図
A)の立下りがあった時にのみ作動し、(T2≧To
)出力0UT2を発生するものである。
このとき、信号成分期間Tsには、このタイマ30のH
レベル期間に信号が立下ることがないため(fl〉T2
)、第4図に示す如きタイマ40の出力0UT2には
同期成分のみが得られる。
次に、タイマ30及びタイマ40の時間設定について、
同期成分期間Tyに含まれる周波数f1の許容誤差範囲
△f1を含めて述べる。
まず第1の247300時間設定幅T1 について述べ
る。
第1のタイマ30は、上記の説明より明らかな様に、入
力信号の立上りで動作開始し、この動作出力と、前記立
上り時点より1/2周期ずれた入力信号の立下り時点で
次段のタイマ40を作動させる目的から、この第1のタ
イマ300時間設定T1は同期成分期間Tyの周波数f
1の逆数T。
l−jして、原理的には時間T。の1/2よりわずかに
長めであれば良いことになる。
しかしながら、上記の11には許容誤差△f1がありと
の△f1に低周波側のずれがあった時にはとの△f1に
相当するα1時間だけ上記T1は長めにする必要がある
更に上記では周波数f1の出力波形は立上り、立下り時
点のデユーティ50%として説明しているが、実際には
とのデユーティを50%一定にすることは困難であり、
例えば、上記の立下り時点が後側にずれた時を考慮し、
その分だけタイマ30はT1 より+側に設定する必要
がある。
従ってタイマ300時間設定T1はTo/2より長く、
且つflのデユーティ幅が例えば9:lのように極端に
ずれた場合を保証し、且つこの時f1の周波数すれか−
△f、 (例えば10%位)とした時、この時間設定
T1はT。
に近い範囲であれば良い。
実際にはとのT1 の設定は周波数11 の選択度に関
係し、従ってT1をToKJ−1しあまり大きくする事
は望ましくなく、又上記f1 のデユーティが大幅に変
化することは確率的に少ないため、実用的には周波数1
1 のズレ△f1を加味してもT、設定は、flのデユ
ーティ幅の最小範囲からT。
・に近い範囲とすればよい 一方、第2のタイマ40は、連続した信号として得る必
要性から、T2をT。
に等しいか、またはわずかに長めにしておく。
このT2G’iT。KNし、あまり長い時間側に余裕を
みろと、再生時出力の遅れとなるためflの許容誤差範
囲としておく事が望ましく・。
以上の説明から、再生入力信号より同期成分を抽出可能
なことが明らかである。
次に第3図に示すオアゲート60について説明する。
上記の説明から明らかなように、2つのタイマ30,4
0により同期成分が再生され端子50に出力されるが、
この再生された同期成分0UT2と、再生入力信号とを
オアゲート60で合成すれば、第4図Eに示すような、
同期成分aと信号成分すの合成信号0UT3が得られる
この信号0UT3は、別に設けた信号処理に導ひかれ有
効に再生される。
また、第3図ではオアゲートで説明したが他の方法、例
えばアンドゲートを用い、(但しこの時は0UT20反
転出力OUT 2を用いる)再生入力信号から、同期成
分aを除いた信号成分すのみの抽出を行なう事も可能で
ある、いずれにしてもこのゲート処理は、後続の信号処
理に適した方法を選べばよい。
また第3図に用いたローパスフィルタ20は、前述した
タイマ30.40がその動作により明らかなように、再
生入力信号の変化点で作動するいわばバイパス型フィル
タであるので、fl より高い周波数のノイズ成分によ
り誤動作するおそれがある様なときに対応するために設
けてあり、flより高い周波数成分をカントする働きを
有している。
なお第3図で示したタイマ30.40はそれぞれの波形
の立上り、立下りで作動する構成で説明しているが、そ
れぞれの入力条件が逆位相で動作する構成であっても本
質的に同じであることはいうまでもない。
上記実施例によれば、簡単な構成でしかも同期成分aの
球出の遅れ時間はこの同期成分中に含まれる周波数f1
に対してわずか1周期和度と十分に小さいという特徴を
備えている。
更に上述したゲート回路構成により、信号処理に適した
再生出力信号を得ることができる。
以上のように本考案によれば、同期成分と信号成分を分
離して再生するにあたり、構成が簡単でかつ検出された
同期成分の遅れの少ない実用的た信号再生装置を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る信号の構成を示す波形図、第2図
は信号を構成するための回路図、第3図は本考案の一実
施例を示す回路図、第4図は要部波形図である。 10・・・・・・入力端子、20・・・・・・ローパス
フィルタ、30.40・・・・・・タイマ、50・・・
・・・出力端子、60・・・・・・オアゲート。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1) 同期成分と信号成分とが直列的に配列され、
    更に前期同期成分期間内に挿入された周波数成分子1は
    、前述信号成分に含まれる最高の周波数成分子2に対し
    fl〉T2なる条件を満たす信号が入力として印加され
    る入力端子と、印加されたその入力信号の立上り又は立
    下りでT1時間作動する第1のタイマと、この第1のタ
    イマの出力を一力の入力とし、前記入力信号を他方の入
    力として前記第1のタイマの動作中に前記入力信号の立
    下り又は立上りがあったときT2時間作動する第2のタ
    イマとを有し、T。 =1/f19ToのデユーティをX%とするとき、%、
    <T1<T。 、To≦T2となるよ00 う前記第1.第2のタイマの動作時間を設定し、前記同
    期成分を抽出することを特徴とする信号再生装置。
  2. (2)第1.第2のタイマに入力される入力信号は前記
    同期成分に含まれる周波数f1 より高い周波数が抜
    きとられた信号であることを特徴とする実用新案登録請
    求の範囲第1項記載の信号再生装置。
JP16577778U 1978-11-30 1978-11-30 信号再生装置 Expired JPS5934202Y2 (ja)

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JP16577778U JPS5934202Y2 (ja) 1978-11-30 1978-11-30 信号再生装置

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JP16577778U JPS5934202Y2 (ja) 1978-11-30 1978-11-30 信号再生装置

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JPS5582871U JPS5582871U (ja) 1980-06-07
JPS5934202Y2 true JPS5934202Y2 (ja) 1984-09-21

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JP16577778U Expired JPS5934202Y2 (ja) 1978-11-30 1978-11-30 信号再生装置

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JPS5582871U (ja) 1980-06-07

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