JPS5933874Y2 - 自動車用定速走行装置 - Google Patents

自動車用定速走行装置

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JPS5933874Y2
JPS5933874Y2 JP13394577U JP13394577U JPS5933874Y2 JP S5933874 Y2 JPS5933874 Y2 JP S5933874Y2 JP 13394577 U JP13394577 U JP 13394577U JP 13394577 U JP13394577 U JP 13394577U JP S5933874 Y2 JPS5933874 Y2 JP S5933874Y2
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JP
Japan
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voltage
vehicle speed
circuit
operational amplifier
constant speed
Prior art date
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Expired
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JP13394577U
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JPS5460117U (ja
Inventor
元義 鈴木
Original Assignee
株式会社デンソー
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Publication date
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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Controls For Constant Speed Travelling (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、自動車用定速走行装置に係り、とくにスロッ
トル弁開度調整用アクチェータに速度可変モータを使用
し、そのモータに印加する電圧を速度設定値と実車速と
のズレに比例する様にしたリニア制御方式のこの種装置
の改良に関する。
従来リニア制御方式による自動車用定速走行装置は、特
公昭49−38790号の如くアクチェータモータの2
つの端子間には最大で172VB(VBはバッテリ電圧
)しか加わらず、また増幅段にはトランジスタで電圧増
巾を行うものがある。
しかしながら、この従来装置においては、アクチェータ
モータに加わる電圧が小さいと同じトルクを出すのに大
電流を必要とし、出力トランジスタは電流容量の太きい
ものが必要となり、また出力トランジスタにて電圧増幅
を行うので、自動車のごとく広範囲にわたって温度(−
30〜80℃)および電源電圧(10〜16■)が変化
すると、その増幅率を一定にするためのバイアス回路が
非常に複雑となり、実用的でないという欠点がある。
本考案は上記欠点を解消するため、演算増幅器により電
源電圧の2分のlのオフセット電圧を設けた差動増巾回
路と反転増巾回路を構成し、その出力には電流増幅のみ
行うエミッタフォロワ回路を接続して連成することによ
り、きわめて安定的なゲインを得ることができ、また出
力電圧幅も従来の2倍の電圧とすることができるリニア
制御回路を自動車用定速走行装置の制御用回路として提
供することを目的とするものである。
以下本考案の一実施例を図面に基いて説明する。
第1図において、1は車載バッテリ、2はイグニッショ
ンスイッチ、3.4はヒユーズ、5は車速センサでリー
ドスイッチにより構成されており車速に応じて開閉する
6はブレーキスイッチで常開接点よりなりブレーキを踏
むことにより開成しストップランプIが点灯する。
このブレーキスイッチは定速走行を解除する信号源とし
て用いる。
8は定速走行装置用のメインスイッチ、9は定速走行セ
ット用スイッチ、14はアクチェータでその構成はスロ
ットル弁13を開閉するためのアクチェータモータ11
、スロットル弁の開度を検出するポテンショメータ10
、前記アクチェーンモータ11とスロットル弁を機械的
に断続させるための電磁クラッチ12をもっている。
20は定速度制御回路である。
この定速度制御回路20の構成において、30は電源回
路で、抵抗31とコンデンサ32とによりバッテリ電源
線に重畳してくるノイズを除去し、第1.第2の演算増
幅器AI、A2の電源電圧を得る。
また、抵抗23.34と前記抵抗31とによりバッテリ
電源室VBの2分の1の電圧VB/2を得る。
また抵抗35とツェナーダイオード36とにより定電圧
回路を構成している。
40は周知のF−V変換回路で車速セン′+j3の開閉
速度すなわち車速に比例した直流電圧を発生する。
このF−V変換回路40に接続された50は周知の比較
用記憶回路でセットスイッチ9を一旦閉じて再び開いた
ときその再び開く瞬間に車速に比例した電圧をコンデン
+j51に記憶する。
そして、そのM醜出力&’!FET52およびトランジ
スタ53を介して電圧VFとして現われる。
なお、セットスイッチ9の前記操作によりフリップフロ
ップ回路90がセットされ、その出力によりクラッチ1
2に通電するとともに、電流増幅用エミッタフォロワ回
路120をダイオード91t92を逆バイアスにするこ
とによって動作可能状態に転換する。
70は差動増巾回路で、スロットル弁13の開度を示す
ポテンショメータ10の分圧電圧vPと前記記憶電圧V
Fとの差を第1の演算増幅器A1にて増幅する。
ここでそのゲインは抵抗71 、72を同値R1に、ま
た抵抗73と14と同値R2とするため、ゲインG二R
2/R1で決定され、さらにオフセット電圧はVB/2
に設定しであるから、その出力電圧VA1は、 VA 1=VB/2 +(VF−VP)G−−−−−(
1)となる。
kお、記憶回路50の出力電圧VFは、周知のとおり記
憶した瞬間よりF−V変換回路40の実車速電圧が変化
するのに応じて変化するから第1の演算増幅器A1は結
局、設定車速(M醜車速)と実車速との差に応じた電圧
vA1を出力する。
また、スロットル弁の開度信号を演算増幅器A1の一方
の端子に印加することによって制御系を安定化するため
のマイナーフィードバック系を形成している。
80は反転増幅回路で差動増幅回路10の出力を第2の
演算増幅器A2にて反転増幅する。
抵抗81.82は同値に設定するためゲインは−1とな
り、さらにオフセット電圧はVB/2に設定しであるか
ら、その出力電圧vA2は、 VA2=VB/2+(VB/2−VAl):VB/2−
(VB−VP)G−−−−−−(2)となる。
前記電流増幅用エミッタフォロワ回路120は電圧ゲ1
ンが約1で、電流ゲインを充分大きい値に設定したもの
で、アクチェータ1102つの端子に加わる電圧は、第
2図に示すとおり、それぞれVA’1.VA’2であり
、両端子間の電圧VMは、はぼVAI −VA2 (ま
たはVA2−VAI)となり、m 、(2)式より VM=2(VF−VP)Gとなる。
つまり、アクチェータモータ110両端子間電圧VMは
バッテリ電圧VBが変化しても変化することがない。
110はポテンショメータ10の検出電圧のインピーダ
ンス変換用バッファ回路である。
上記回路の組み合せにより、アクチェータモータ11の
両端間には、設定車速(記憶車速)と実車速との差およ
びスロットル弁の開度に応じた大きさの電圧が印加され
、スロットル弁の開度の変化分を補正しつつ設定車速と
実車速とを一致させるようにアクチェータモータ110
回転方向と回転速度が調整される。
なお、定速走行のセットおよび解除の制御はセットスイ
ッチ9および解除用ブレーキスイッチ6によって制御さ
れるフリップフロップ回路90を介して行われるが、こ
の点は周知であるので詳細な作動は省略する。
本考案は、以上述べたように電圧増幅のゲインを決定す
るために第1の演算増幅器およびその反転増幅用の第2
の演算増幅器を使用し、その出力をエミッタフォロワ回
路にて電流増幅してアクチェータモータに印加している
から、アクチェータモータを制御するための出力電圧は
ゲインの安定した演算増幅器にて電源の電圧とは無関係
に決定され、さらにアクチェータモータの両端子に接続
する2系統の増幅回路の温度特性も相殺されるので、温
度、電圧特性とも優れた制御回路とすることができ、ま
たアクチェータモータに印加する電圧幅も電源電圧まで
活用することができるという優れた効果がある。
なお、第1.第2の演算増幅器にゲインを段階的に切り
換える回路を設けて、第3図に示すように(VF−VP
)=O付近のゲインのみ大きくすれば、アクチェータモ
ータの両端電圧が小さい場合の制御性(応答性)を改善
することができ、しかもアクチェータモータの両端電圧
が太き(なつてもハンチングを起こすことがなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置の一実施例を示す電気結線図、第2
図は第1図に示す装置の作動説明用特性図、第3図は本
考案装置の他の実施例における作動説明用特性図である
。 1・・・・・・車載バッテリ電源、5・・・・・・車速
センサ、6・・・・・・解除用ブレーキスイッチ、9・
・・・・・セットスイッチ、11・・・・・・アクチェ
ータモータ、13・・・・・・スロットル弁、30・・
・・・・電源回路、40・・・・・・F−V変換回路、
50・・・・・・比較用記憶回路、10・・・・・・差
動増幅回路、A1・・・・・・第1の演算増幅器、80
・・・・・・反転増幅回路、A2・・・・・・第2の演
算増幅器、120・・・・・・電流増幅用エミッタフォ
ロワ回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. スロットル弁駆動用アクチェータモータの2つの端子間
    に設定車速と実車速との差に比例した電圧を印加するよ
    うにした自動車用定速走行装置において、設定車速と実
    車速との差に応じた出方電圧を発生するとともに、電源
    電圧の2分の1のオフセット電圧を有する第1の演算増
    幅器と、この第1の演算増幅器の出力電圧とは、電源電
    圧の2分の1を基準として反転した出力電圧を発生する
    第2の演算増幅器と、これら第1、第2の演算増幅器の
    出力電圧をそれぞれ電流増幅して前記アクチェータモー
    タの2つの端子に印加する電流増幅用エミッタフォロワ
    回路とを設けたことを特徴とする自動車用定速走行装置
JP13394577U 1977-10-05 1977-10-05 自動車用定速走行装置 Expired JPS5933874Y2 (ja)

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JP13394577U JPS5933874Y2 (ja) 1977-10-05 1977-10-05 自動車用定速走行装置

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JP13394577U JPS5933874Y2 (ja) 1977-10-05 1977-10-05 自動車用定速走行装置

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Publication Number Publication Date
JPS5460117U JPS5460117U (ja) 1979-04-25
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ID=29102877

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JP13394577U Expired JPS5933874Y2 (ja) 1977-10-05 1977-10-05 自動車用定速走行装置

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JPS5460117U (ja) 1979-04-25

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