JPS5933467Y2 - 水と油のエマルジヨン製造装置 - Google Patents

水と油のエマルジヨン製造装置

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JPS5933467Y2
JPS5933467Y2 JP16295380U JP16295380U JPS5933467Y2 JP S5933467 Y2 JPS5933467 Y2 JP S5933467Y2 JP 16295380 U JP16295380 U JP 16295380U JP 16295380 U JP16295380 U JP 16295380U JP S5933467 Y2 JPS5933467 Y2 JP S5933467Y2
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JP
Japan
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water
oil
emulsion
container
supply line
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JP16295380U
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JPS5786624U (ja
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繁太郎 村岡
一正 田中
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  • Feeding And Controlling Fuel (AREA)
  • Liquid Carbonaceous Fuels (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、水と油のエマルジョンを製造すルトともに、
生成エマルジョンを安定に一時保管することのできるエ
マルジョン製造装置に関するものである。
石油系燃料油に水を注入した油中水滴型のエマルジョン
燃料が、燃焼に際し、カーボンエミッション等の媒じん
の発生が生なく、公害防止の観点から優れたものである
ことは知られている。
これは、油中水滴型エマルジョン燃料をバーナより燃焼
室に入れて燃焼させれば、沸点差により、油滴内の水滴
粒子の沸騰が先行し、油滴が破砕されて再微細化し、燃
焼が促進され、完全燃焼が実現されるからに他ならない
それ故燃焼室の清浄化が促進され、浄掃回数の減少とか
、焼伝導率の向上とかの付随的効果が生じることはいう
までもなく、他方これにより低質油のエマルジョン化を
実現し、燃料油の高質油から低質油への転換を図ること
ができるため、その経済上の利点もまた極めて太きいも
のとなる。
しかるに今丑でのところ公知の装置によっては、充分安
定なエマルジョン燃料は得られていないようである。
本考案者は種々研究の結果、安定したエマルジョンの製
法及び装置を開発し、既に特許及び実用新案登録出願を
しているが、本考案は、これを一層完全ならしめるもの
である。
しかして本考案の構成の要旨とするところは、水と油の
エマルジョンを製造する装置に於いて、その最終段に生
成エマルジョンを一時保管する圧力調整可能な密閉型エ
マルジョンタンクを付設した水と油のエマルジョン製造
装置である。
以下図面に基づいて本考案の一実施例を説明する。
1は送油ラインを示している。
送油ライン1は上部開口容器2に連通している。
また送油ライン1にはフィルター3が挿入され、ソレノ
イドパルプ4が配設されている。
前記容器2は、中央に同心状の円柱体5が配設してあり
、この円柱体5の外周からは容器2の内周に接続する一
枚の仕切板5′が延長している。
即ち仕切板5′の一側近傍に開口している送油ライン1
から供給された油は、上記円柱体5の外周を廻って仕切
板5′の他側近傍に開口して−る吐出ライン20から吐
出されるようになっている。
6は蓋体で、空室7を有し、その下部に多数のノズル8
,8・・・・・・が配設しである。
これらのノズル8,8・・・・・・は、油中に水を噴射
するためのものであるが、平均に水を噴射できるように
数及び配置を考慮しである。
上記蓋体6は、そのフランジ6′と前記容器2のフラン
ジ7とを接合し、ボルト・ナツト等で締めつけることに
より、容器2と着脱自在に設けである。
蓋体6の空室7は、送水ライン9に接続しである。
この送水ライン9には、チェツキ弁10、ソレノイドバ
ルブ11、定量メータ12、ポンプ13及びフィルター
14が挿入されている。
ポンプ13はポンプエンジン15で駆動される。
前記上部開口容器2は、ポンプエンジン16で駆動され
るポンプ17を経、圧力制御弁18を経て他の容器19
に接続する吐出ライン20に接続している。
容器19は、下部に超音波発生器21を備え、内部に一
様な超音波の音場を形成できるようになっている。
またその中央には、同心状の円柱体22を配設してあり
、この円柱体22の外周からは容器19の内周に接続す
る一枚の仕切板22′が延長している。
この円柱体22及び仕切板22′は、前記円柱体5、仕
切板5′と同様の意義を有している。
23は吐出ラインで、エマルジョンタンク24に接続し
ている。
このエマルジョンタンク24は、圧力調整可能な密閉型
のものを採用し、好1しくは、エマルジョン油の温度変
化に対応してエマルジョン油に対する静圧を自動的に変
化させ得るものとする。
即ち水の沸点1でエマルジョン油の温度が上昇すれば、
エマルジョン油の蒸発損傷が起こることは充分予想され
るところである。
したがってエマルジョン温度に対応した気化圧力より常
時高い静圧をエマルジョンに与えて釦かなければならな
い。
この実施例では以上のように構成したものであり、高品
質かつ安定なエマルジョンが得られるとともに、生成エ
マルジョンの安全確実な一時保管ができるものである。
これをこの装置の作動とともに詳述する。
送油ライン1を通じて容器2に圧入された油圧送水ライ
ン9を通じて空室7に圧入された水が、ノズル8,8・
・・・・・によって噴射され、エマルジョンが形成され
る。
水は油の流れに垂直かつ均一に噴射されるため、優れた
エマルジョンとなる。
このときノズル8,8・・・・・・の差圧は7バ一ル前
後トすることが好ましい。
また油に対する水の割合は5%程度であることが好まし
い。
ところで油質に応じて油温を一定に保てば(これは送油
ライン1の途中に配置したプレヒーター(図示しない)
によって行なう)、油の粘度が一定となる。
それ酸ノズル8,8・・・・・・の差圧を一定に保持す
れば自動的に加水率が定まることになる。
かぐして上記のように調整されることにより、油中の水
滴径が適切となり、かつ加水率が適切となる。
加水率が5%前後が適切であるとの根拠は、最初に述べ
た水の気化、沸騰による油滴の破砕に充分な最低限度の
割合だということである。
これは後述する水滴の最適径を満足した場合の条件であ
る。
次いで上記生成エマルジョンは、容器19に送給され、
これに付設された超音波発生器21によって形成された
音場中を通過することにより、高品質のエマルジョンと
なる。
超音波発生器21は、水滴径が2〜5ミクロンになるよ
うに調整する。
直径100ミクロン程度の油滴に2〜5ミクロン程度の
水滴が加水率5%前後で、一様に含1れているとき、最
高のエマルジョン燃料となり、最初に述べた作用を最も
良も発揮する。
また最も安定であり、水と油の分離がなかなか起こらな
い。
こうして作られたエマルジョンは吐出ライン23を通じ
てエマルジョンタンク24に送られる。
上記のような安定なエマルジョンも高温条件のもとでは
安定ではあり得なくなる。
水が沸騰するまで温度があがるとエマルジョンは損なわ
れる。
そそでこのエマルジョンタンク24では、エマルジョン
に、常時水の蒸発圧力を越える静圧がかけられるように
なっている。
これによってエマルジョンは燃焼室に送られこ使用され
るまで安全に保管されることになるものである。
本考案は、以上の実施例で説明したように、生成エマル
ジョンを高温条件下でも安全に保管できるように配慮し
たものである。
したがって本考案の構成は、上記の実施例に限られず、
安定な水と油のエマルジョンを形成し得るあらゆる種類
の装置と圧力調整可能な密閉型エマルジョンタンクとを
結合してなるものであるということができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図はその流
れ図、第2図はこの実施例中に使用されたエマルジョン
形成用の容器を示して卦り、第2図aはその縦断面図、
第2図すは同上の平面断面図、第3図は超音波発生器を
備えた容器の平面断面図である。 1・・・送油ライン、2’、6’・・・フランジ、2・
・・上部開口容器、3.14・・・フィルター、4.1
1・・・ソレノイドバルフ、5,22・・・円柱L5’
、22’・・・仕切板、6・・・蓋体、7・・・空室、
8・・・ノズル、9・・・送水ライン、10・・・チェ
ツキ弁、12・・・定量メータ、13.17・・・ポン
プ、15.16・・・ポンプエンジン、18・・・圧力
制御弁、19・・・容器、20゜23・・・吐出ライン
、21・・・超音波発生器、24・・・エマルジョンタ
ンク。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 送油ラインと吐出ラインに接続された上部開口容器と、
    該上部開口容器の上部に多数のノズルを介して一体に被
    着し、且つ、送水ラインに接続された蓋体からなり、送
    油ラインを供給される油の中に該蓋体の内部に供給され
    た水を上記ノズルを介して噴射することにより水と油の
    生成エマルジョンを上記吐出ラインから排出するように
    した水と油のエマルジョン製造装置にかいて、 上記上部開口容器からの吐出ラインの途上に介在し、内
    部に超音波の音場を形成する超音波発生器を設けた超音
    波容器と、 該上部開口容器から超音波容器を介した吐出ラインに接
    続され該超音波容器を経て該上部開口容器から供給され
    る生成エマルジョンの温度に応じた気化圧力より高い静
    圧に設定するエマルジョンタンクと、からなる水と油の
    エマルジョン製造装置。
JP16295380U 1980-11-14 1980-11-14 水と油のエマルジヨン製造装置 Expired JPS5933467Y2 (ja)

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JP16295380U JPS5933467Y2 (ja) 1980-11-14 1980-11-14 水と油のエマルジヨン製造装置

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JP16295380U JPS5933467Y2 (ja) 1980-11-14 1980-11-14 水と油のエマルジヨン製造装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5786624U JPS5786624U (ja) 1982-05-28
JPS5933467Y2 true JPS5933467Y2 (ja) 1984-09-18

Family

ID=29521767

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JP16295380U Expired JPS5933467Y2 (ja) 1980-11-14 1980-11-14 水と油のエマルジヨン製造装置

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