JPS5933297B2 - 包装袋体の製造装置 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、各種物品を収容する包装袋体として、四辺形
の密封袋形態において、対称二側の一方は封緘部とされ
、反対の他方は開口されることによつて、物品の装入、
包装を容易とした包装袋体を自動量産するための新しい
製造装置の提供に関する。

各種物品の包装袋体として、これを長尺の素材より自動
的に１箇宛形成する自動製袋装置については各種型式の
ものがある。

その最も多く行なわれている型式は、四辺形（長方、正
方形等）の密封袋体の一辺のみを開口した型式のもので
ある。この場合開口部分をそのまま放置することは、包
装に当つて開口部分を入手で封着する作業、接着剤の使
用等の面で手間が掛るため、最近は四辺形の袋の開ロー
辺は折返し用舌片が突出した形態のものとし、この舌片
又は舌片の折返される装本体に感圧性接着剤や両面接着
剤を予じめ付設して置き、袋体を自動製作する型式のも
のが採用されている。このさいその接着剤表面は袋製作
上の支障とならないように保護テープ等を貼り付けて接
着剤部分を隠して置く処理形式が取られる。このような
袋体に対して物品を装入して封緘する場合、物品を袋内
に装入した後、前記保護テープを取り外してその舌片の
封緘を行なう手段が採用されており、このことは保護テ
ープとしての資材量も相当になり、その自動製袋機構に
おける複雑化を生じると共に、包装作業が煩雑化し、そ
の包装形態も不均一になり易い等の点で、尚改善すべき
問題点が残されており、袋内に物品を自動装入し、かつ
自動封緘するという自動包装手段を採用する場合、その
改善はきわめて重要である。本発明は、これらの問題点
を解決し、袋体の対称２辺における一辺は封緘部とされ
、他端は関口部とされた袋体を得るようにし、これによ
つて袋体の製作並びに袋体への物品の自動包装をも容易
化するようにしたものであり、その特徴とする処は、四
辺形の袋体であると共にその対称二辺の一方は封緘部と
され他方に開口部とされた袋体を得るための装置であつ
て、同装置は、長手方向に２つ折り状に折曲されかつそ
の２つ折り開放側における一側縁は他側縁より長く突出
されると共に感圧性等の接着剤が帯状に付与された接着
舌片とされた連続長尺の袋素材を、長手方向に間欠送出
するための送出部材と前記接着剤の保護用エンドレステ
ープとから成る間欠送出機構； 前記保護用エンドレス
テープの離脱した送出袋素材の前記接着舌片に定間隔毎
に舌片幅に亘る切除部を形成するための切断部材と、切
断片の除去部材とから成る舌片一部の切除機構； 前記
切除機構によつて列設された各独立舌片を袋体上に折返
し接着するための舌片反転部材、装本体の押支部材及び
反転舌片の押圧部材とから成る舌片封緘機構； 袋素材
の２つ折り折曲部を長手方向に亘つて切開するための切
断部材を備えた折曲部切開機構； 舌片封緘及び折曲部
開口の終了した袋素材を前記舌片における切除部分を境
界として素材巾員方向に亘つて横断かつ閉塞するための
切断封着部材を備えた袋切放し機構とから成る点にある
。

以下図示の実施例について本発明を詳述すると第１図は
本発明装置における袋体形成要部機構の全体斜面図、第
２図は同袋素材間欠送出機構の側面図、第３図は同接着
舌片の一部切除機構の各要部説明のための側面並び平面
、斜面図、第４図は同接着舌片封緘要部の側面図、第５
図は同折曲部切開機構の要部裏斜面図、第６図は本発明
袋体の斜面図、第７・８図は同袋体と物品収納を示す側
面図であるが、第１．２図において、１は本発明で用い
る袋素材であつて、同素材１の材質は自由に採用できる
が、図例ではプラスチツクフイルムを用いた１例を示し
ているが、素材１は長手方向に２つ折りされた連続長尺
のものであり、このさいそのＵ形折曲部１ａと反対側の
開放端における両側縁１ｂ，１ｃにおいて、第１図及び
第２図に示されるように、図で下位の一側縁１ｂは上位
の他側縁１ｃよりも長く突出されると共に、この側縁１
ｂ上面にはその長さ方向に亘つて、例えば感圧性接着剤
等による接着剤層２が帯状に敷設されることによつて、
後述するように装本体側に折り返されて封緘部となる接
着舌片とされるのである。

このような袋素材１を袋体に形成するに当り、本発明で
は第１図に示した袋成形部に素材１を第２図に例示する
ような間欠送出機構によつて、定ピツチ宛間欠的ｉこ送
り込むのである。即ち、第２図１において、３，３は上
下１対の間欠回転される駆動ローラであり、同駆動ロー
ラ３，３によつて袋素材１を挟持して間欠的に送出する
のであり、駆動ローラ３，３の前位にはガイドローラ４
，５が可回動に配置され、又駆動ローラ３，３の後方に
はガイドローラ６ダンサーローラJャKイドローラ８ダン
サ−ローラ９ガイドローラ１０が、順次ジグザグ段状に
何れも可回動に配設され、この内ダンサ−ローラ７，９
の両者は、図示のように枢軸１１及びバネ１２を介して
弾支揺動自在のブラケツト１３上に支持され、これによ
って袋素材１は駆動ローラ３，３を介し、ガイドローラ
４，５５駆動ローラ３，３ガイドローラ６ダンサーロー
ラJャKイドローラ８ダンサ−ローラ９ガイドローラ１０
をへて、第１図の袋成形部側に間欠的に送り込まれるの
である。この袋素材１の送出にさいし、前記２つ折り開
放側の接着舌片（一側縁）１ｂにおける接着剤層２の存
在は、これら送出用各ローラ群に付着することを防止す
る必要がある。このため本発明では、第２図１，に示す
ように、ガイドローラ４からダンサ−ローラ９に至る各
ローラ４，５，３，３，６，７，８，９を利用し、更に
ダンサ−ローラ９より分れて別位置に可回動のガイドロ
ーラ１０１ダンサ−ローラ１０２及びガイドローラ１０
３を配設し、ダンサ−ローラ１０２は枢軸１０４及びバ
ネ１０５を介して弾支揺動自由に設けたブラケツト１０
６上に支持させると共に、前記ガイドローラ４，５駆動
ローラ３，３ガイドローラ６ダンサーローラJャKイドロ
ーラ８ダンサ−ローラ９ガイドローラ１０１ダンサ−ロ
ーラ１０２ガイドローラ１０３間に亘つて保護用のエン
ドレステープ１７を駆動ローラ３，３による，駆動を介
して袋素材１と同行して間欠循環回走自在に張架するの
であり、このさい同エンドレステープ１７は、前記接着
剤層２を完全に覆う幅でかっその接着剤層２に接する面
は平滑面としたものであり、このようにエンドレステー
プ１７を袋素材１の接着剤層２を被覆するようにして同
行させ、ダンサ−ローラ９位置でテープ１７を袋素材１
から剥離させてガイドローラ４側に戻すことにより、連
続長尺の袋素材１は装着剤層２の付着のおそれなく、間
欠送出ローラ群による送出機構をへて支障なく第１図の
袋成形部側に送り込まれるのである。袋成形部は第１図
に示すように、袋素材１の開放側縁１ｂ，１ｃ側に先ず
接着剤層２の敷設された接着舌片１ｂに定間隔毎に切除
部１８を形成するための切断カツタ一１９が昇降自在に
配置される。同切断カツタ一１９は基台２０のガイド２
１に昇降自在に支持され、かつシリンダ２２のロツド２
３に連結されたプロツク２４に保持され、第３図に示す
ようにカツタ一１９は長Ｖ形のカツタ一刃１９ａを下面
に備え、かつ内部に加熱ヒータ等を内蔵することによつ
て、プラスチツクフイルムによる袋素材１を溶断するタ
イプのカツタ一とされる。この切断カツタ一１９に対応
して、第１図及び第３図に示すように、通過する接着舌
片１ｂの下面に位置し、切断カツタ一１９による切除部
１８の切断によつて生じる切断片１８ａの除去用コンベ
ア２５を、駆動、従動ローラ２６を介して袋素材１と直
交方向に循環回走自在に設ける。このコンベア２５のカ
ツタ一１９と正対している搬送面の下位には切断用受台
１９を、その表面にタツシヨン材貼着等を介して配置し
、同コンベア２５の搬送端には、搬送面上を移動してく
る切断片１８ａの剥離放出用の加圧エア噴射パイプ２７
と回収用容器２８とを配置するのである。即ちこれによ
れば、切断カツタ一１９が下降して接着舌片１ｂの突出
長さ一杯に切除部１８を受台１９の支承を介し切断形成
すると共に、その切断片１８ａは除去用コンベア２５上
に残置されて移動し、その搬送端よりコンベア２５の戻
り面側に移行する時、加圧エア噴射パイプ２７よりの噴
出エアによつて、切断片１８ａのコンベア２５上に融着
している部分が剥離され、かつ吹き飛ばされて回収用容
器２８（エアが透通するように容器２８はネット製等の
ものとする）内に回収されるのであり、定間隔毎にこの
切除部１８が逐次形成されることにより、一連に連続し
ている接着舌片１ｂは、切除部１８によつて夫々独立状
の舌片１ｂ形態となつて進行するのである。この切除機
構に続いて、第１図示のように前記切除部１８によつて
個々に独立状とされた接着舌片１ｂを袋素材１の側縁１
ｃ上に折返して接着剤層２によつて一体に固定して側縁
１ｂ，１ｃを封緘するために、前記接着舌片１ｂを側縁
１ｃ上に反転状に折り曲げるための折曲ガイド２９、こ
れに先立つて側縁１ｃを押支する押え片３０、更に反転
状に折り曲げられた舌片１ｂを側縁１ｃ上に接着剤層２
を介して一体化させる押圧板３１が、連続状に配設され
る。

折曲ガイド２９は長方形のプレートであると共にその前
半部２９ａは接着舌片１ｂの下位においてこわと平行し
、後半部２９ｂは舌片１ｂの上に捻転状に反転させるこ
とにより、袋素材１の進行と共に接着舌片１ａが前半部
２９ａの上面より後半部２９ｂの下面に沿つて反転され
、側縁１ｃ上に折り返されてゆくのであり、これに対し
押え片３０は図示のようにブラケツト３２により吊持さ
れて袋素材１の側縁１ｃの端部上面を軽く押支すると共
に、折曲ガイド２９の後半部２９ｂによつて反転されて
ゆく接着舌片１ｂの折曲位置を正しく直線状に規制する
ものであり、この押え片３０と折曲ガイド２９の組合せ
により、接着舌片１ｂの側縁１ｃ上面への真直な折返し
姿勢が得られる。又この押え片３０の長さは後続する押
圧板３１の下方に渡る長さのものであつてもよい。押圧
板３１は第１図、更には第４図により詳細に示されるよ
うに、枢軸３３によつて一端を枢支され、シリンダ３４
のロツド３５に連結されることによつて、枢軸３３を支
点として傾斜姿勢から水平姿勢のように開閉自在とされ
たもので、第３図，に示すように側縁１ｃ上に折り返さ
れた接着舌片１ｂを押圧し、接着剤層２を介して側縁１
ｃ舌片１ｂを一体化し、袋素材１をこの一側で封緘する
ものであり、このさいこれら折曲ガイド２９押え片３０
及び押圧板３１による封緘機構の全長に亘つて、第１図
示のように袋素材１の下面には固定受板３６が配置され
て、前記作業の円滑な逐行のための受台とされている。
又この封緘機構の反対側における袋素材１のＵ形折曲部
１ａ側には、袋素材１の検出のために１対の光電管等に
よる検知部材３７，３７が配設され、これに続いて同側
には前記Ｕ形折曲部１ａの切開機構が設けられる。この
機構は第１図及び第５図に示されるように、折曲部１ａ
における裏側（接着舌片１ｂに連なる側）のみを切開す
るための回転カツタ一３８と、同カツタ一３８と近接し
て配置され、切断片３９より折曲部１ａ端に亘る部分イ
を外方に開展させるための開展用ガイド４０と、前記カ
ツタ一３８と対面して切開部分より折曲部１ａの裏側と
表側との間に入り込んで、前記切断と開展を補助する略
Ｌ形の固定受片５３とから成るのであり、設置位置にお
いて回転するカツタ一３８により、通過する袋素材１の
折曲部１ａの、裏側の一面が切断線３９で示すように切
断され、この切断線３９と折曲部１ａ間の帯状の部分イ
が開展ガイド４０に当つて外側に開展されることにより
、Ｕ形の折曲部１ａは開かれた開口部となるのである。
更に前記接着舌片１ｂの封緘機構における押圧板３６と
この切開機構の固定受片５３の前方には袋素材１を第１
図の矢印Ｘ方向に移動させるための間欠駆動ローラ４１
，４１の１対と、袋素材１の下面（裏側）側に位置する
１箇の間欠駆動ローラ４２とが順次配置され、間欠駆動
ローラ４２と対応して袋素材１の上面（表側）には、袋
素材１の切除部１８を境界として素材１をその幅員方向
に亘つて切断する処の、図例では溶断カツタ一４３がシ
リンダ４４のロツド４５に連結されて昇降自在に受けら
れ、この溶断カツタ一４３間欠駆動ローラ４２の前方に
は、溶断カツタ一４３によつて１箇宛に切り放された製
品袋４６の搬出コンベア４７が配設されるのである。第
６．７．８図は製品袋４６と物品の装入状態を示したも
のであり、第６図において、製品袋４６はその一端は接
着剤層２と接着舌片１ｂ側縁１ｃの一体化による封緘部
４８とされ、他端はＵ形折曲部１ａの切開による開口部
４９とされるのであり、このさい第７図イ，口に示され
るように、接着舌片１ｂを側縁１ｃに対し折返して封緘
部４８を形成するに当り、同図イのように接着舌片１ｂ
を下向きに反転して封緘部４８とすることも、同図口の
ように上向きに反転して封緘部４８とすることもでき、
同図口は第１図に示すように接着舌片１ｂを下位として
接着剤層２を上向きにした実施例によつて得られ、同図
イに示した型式では、接着舌片１ｂを上位とし接着剤層
２を下向きとし、その封緘機構における折曲ガイド２９
押え片３０及び押圧板３１の設置位置、姿勢を変えるこ
とによつて同様に形成できるものであり、第８図に示す
ように、この製品袋４６内に物品を装入するに当つては
、開口部４９より物品５０を装入し、その開口部４９を
ヒートシール５１等で閉じればよい。

本発明装置による袋素材１より製品袋４６を製造する工
程は以下のようにして行なわれる。

即ち長手方向に２つ折り状とされかつその開放両側縁１
ｂ，１ｃにおいて、一方の側縁１ｂが他方の側縁１ｃよ
りも突出され、かつ接着剤層２が帯状に敷設されて接着
舌片１ｂとされた袋素材１を、第２図に例示したように
、その接着剤層２を保護するエンドレステープ１７によ
る被覆と共に、ガイドローラ４，５、駆動ローラ３，３
ガイドローラ６ダンサーローラJャKイドローラ８ダンサ
−ローラ９ガイドローラ１０による間欠送出機構によつ
て第１図に示した袋成形部側に定ピツチ宛送出するので
あり、エンドレステープ１７はダンサ−ローラ９位置で
袋素材１と別れて、再びガイドローラ４側に向い、連続
長尺の袋素材１をその接着剤層２の他物付着のおそれな
く円滑に供給することになる。かくして第１図示の袋成
形部に送られた袋素材１は、切断カツタ一１９、切断片
の除去用コンベア２５を有する切除機構において一旦停
止し、切断カツタ一１９の下降によつてその接着舌片１
ｂに切除部１８を形成し、切断片１８ａはコンベア２５
によつて切断位置より搬出され、加圧エア噴射パイプ２
７によつて吹き飛ばされて回収容器２８内に回収除去さ
れる。次いで袋素材１を１ピツチ移動させ、舌片封緘機
構の１つである折曲ガイド２９を通過することにより、
切除部１８によつて独立状とされた１枚の舌片１ｂは側
縁１ｃ上に押え片３０を介して折返し反転され、次の袋
素材１の１ピツチ移動によつて押圧板３１の下方に入つ
てこの位置で停止すると共に、押圧板３１の下降押圧に
よつて舌片１ｂは接着剤層２を介して側縁１ｃと一体化
し、ここに封緘部４８が形成され、同時にこの位置にお
いて袋素材１のＵ形の折曲縁１ａ側は、回転カツタ一３
８、開展ガイド４０および固定受片５３による切開機構
において、その一面が切開されて外方に開展して開口部
４９が形成され、次の１ピツチ移動によつて溶断カツタ
一４３により切除部１８を境界としてこの位置で幅員方
向に切り離され、かつ溶断面は封着されることにより、
一端は封緘部４８、他端は開口部４９とされ、かつ両側
は溶着閉止された製品袋４６が得られ、搬出コンベア４
６をへて、例えば自動包装材等の次工程に送られること
になる。従つて又自動包装機等においては、この製品袋
４６の開口部４９より自動的に物品５０を装入し、開口
部４９をヒートシール５１等することにより、容易に自
動包装を連続的に行なわせることが可能である。尚本発
明の実施に当つて、その袋成形部を構成する処の、切除
機構、封緘機構および切開機構の全ては、これを一体的
に支持プロツク台上等に配設し、支持プロツク台等をモ
ータ等によつて袋素材１に対し、直角方向に進退自在と
し、例えば検知部材３７，３７により素材１の折曲部１
ａの検知と共に、袋成形部の全機構が一体的に移動して
図示の作業位置につくような型式のものとすることが可
能である。又Ｕ形の折曲部１ａの切開に当り、折曲部頂
点より一側に偏した位置で切開することにより、袋４６
の開口部４９の一方の端縁は他方の端縁に対して長短相
違したものとされるが、これは頂点位置で切開すること
も可能である。実施例のように長短とすれは、事後の物
品５０の装入包装作業に当つて便利である。又各機構に
おける，駆動源として図例ではシリンダ部材（エアシリ
ンダ）を例示したが、これはモータその他の原動機材を
用いることも可能であり、その設計的変更は自由である
。本発明は以上のように、従来の接着剤を使用する袋の
製袋に対し、袋素材１における接着剤層２を、エンドレ
ステープ１７を具備した間欠送出機構を用い、その接着
剤層２の付着による障害と送出の困難をなくし、しかも
在来のように接着剤層２上に別体の保護テープを被着し
、テープ付着の下に製袋を行なう不便をなくし、エンド
レステ一ＩＵプ１７を離脱した直後の袋素材１に対して
その袋成形を行なうので、接着剤層２は僅かに切除部１
８を形成する間のみ露出するに止まり、接着剤の剥離や
付着損耗なく、その製袋作業を円滑に行なうことができ
、折曲ガイド２９押え片３０及び押圧板３１による接着
舌片１ｂの反転押圧のため、接着剤の他物への付着なく
正確容易に封緘部４８が自動的に得られる。

又Ｕ形の折曲部２ａを開展して開口部４９としたため、
物品５０の装入に当り、一々封緘部４８を開いて物品を
入れ、再び封緘部４８を閉じる作業をなくし、その製袋
とこれに続く物品の自動装入、包装の全体を全自動的に
一連の工程ラインとして構成できるのであり、感圧性接
着剤や両面接着剤等を用いるプラスチツクフイルムのよ
うな袋材料の自動製袋を、従来より迅速容易にかつ円滑
に行なえる点、事後の物品包装を著しく容易化できる点
等において、優れた効果を発揮できるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明装置の袋成形要部の全体斜面図、第２図
は同間欠送出機構要部並び袋素材の実施例説明図、第３
図は同舌片切除機構の各要部説明図、第４図は同封緘機
構押圧板要部の側面図、第５図は同切開機構要部の裏側
斜面図、第６図は本発明袋体の斜面図、第７．８図は同
袋と物品装入包装例の説明図である。 １・・・・・・袋素材、１ａ・・・・・・折曲部、１ｂ
・・・・・・側縁（接着舌片）、１ｃ・・・・・・側縁
、２・・・・・・接着剤層、１７・・・・・・保護用エ
ンドレスベルト、１８・・・・・・切除部、１９・・・
・・・切断カツタ一、２５・・・・・・除去用コンベア
、２９・・・・・・折曲ガイド、３０・・・・・・押え
片、３１・・・・・・押圧板、３８・・・・・・回転カ
ツタ一、４３・・・・・・溶断カッタ一、４６・・・・
・・製品袋、４８・・・・・・封緘部、４９・・・・・
・開口部、５０・・・・・・物品。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １ 四辺形の袋体であると共にその対称二辺の一方は封
   緘部とされ他方は開口部とされた袋体を得るための装置
   であつて、同装置は、長手方向に２つ折り状に折曲され
   かつその２つ折り開放側における一側縁は他側縁より長
   く突出されると共に感圧性等の接着剤が帯状に付与され
   た接着舌片とされた連続長尺の袋素材を、長手方向に間
   欠送出するための送出部材と前記接着剤の保護用エンド
   レステープとから成る間欠送出機構；前記保護用エンド
   レステープの離脱した送出袋素材の前記接着舌片に定間
   隔毎に舌片幅に亘る切除部を形成するための切断部材と
   、切断片の除去部材とから成る舌片一部の切除機構；前
   記切除機構によつて列設された各単位舌片を袋体上に折
   返し接着するための、舌片反転部材、装本体の押支部材
   及び反転舌片の押圧部材とから成る舌片封緘機構；袋素
   材の２つ折り折曲部を長手方向に亘つて切開するための
   切断部材を備えた折曲部切開機構；舌片封緘及び折曲部
   開口の終了した袋素材を前記舌片における切除部分を境
   界として素材巾員方向に亘つて横断かつ閉塞するための
   切断封着部材を備えた袋切放し機構とから成ることを特
   徴とする包装袋体の製造装置。