JPS5933125Y2 - 電気機器用リ−ド線の水シ−ル構造 - Google Patents
電気機器用リ−ド線の水シ−ル構造Info
- Publication number
- JPS5933125Y2 JPS5933125Y2 JP9007777U JP9007777U JPS5933125Y2 JP S5933125 Y2 JPS5933125 Y2 JP S5933125Y2 JP 9007777 U JP9007777 U JP 9007777U JP 9007777 U JP9007777 U JP 9007777U JP S5933125 Y2 JPS5933125 Y2 JP S5933125Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- connecting body
- electrical equipment
- lead wire
- wire
- water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Connections Arranged To Contact A Plurality Of Conductors (AREA)
- Insulated Conductors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、いわゆる「より線」のような東線からなる
電気機器用リード線に関し、その水シール性を向上させ
ることを目的とする。
電気機器用リード線に関し、その水シール性を向上させ
ることを目的とする。
一般に、リード線はたとえ耐水性のある絶縁被覆を有す
るものであっても、その端部は端子の装着のために被覆
が剥がされるので、水がこの端部からリード線内部へ侵
入し易い。
るものであっても、その端部は端子の装着のために被覆
が剥がされるので、水がこの端部からリード線内部へ侵
入し易い。
またリード線中間部の絶縁被覆が破損すればやはりそこ
から水がリード線内部へ侵入する。
から水がリード線内部へ侵入する。
ところで、より線のような東線からなるリード線では、
電気機器外部へ延出しているリード線一端部または中間
部から水が少量でも侵入すれば、東線の毛細管現象によ
ってその水は容易に電気機器内部にあるリード線他端部
に達し、その電気機器内部を腐蝕させたり、この内部で
絶縁不良を引き起こしたりする。
電気機器外部へ延出しているリード線一端部または中間
部から水が少量でも侵入すれば、東線の毛細管現象によ
ってその水は容易に電気機器内部にあるリード線他端部
に達し、その電気機器内部を腐蝕させたり、この内部で
絶縁不良を引き起こしたりする。
そこで従来、リード線の端部に密着性の高い防水用ビニ
ールキャップを装着して水シール性を良くする工夫がな
されているが、ビニールキャップの密着力だけでは十分
な水シール効果を上げることはできない。
ールキャップを装着して水シール性を良くする工夫がな
されているが、ビニールキャップの密着力だけでは十分
な水シール効果を上げることはできない。
またリード線中間部の被覆破損個所からの水の侵入に対
しては何ら防止策がとられていない。
しては何ら防止策がとられていない。
この考案は上記従来の問題点に鑑みなされたもので、以
下その一実施例を図面にしたがって説明する。
下その一実施例を図面にしたがって説明する。
1.2は導電性の素線なよったりあるいは単に寄せ合わ
せたりして作られる束線3は2本の束線1と2とを連結
する中実の導電性連結体で、その両端部には盲孔4およ
び5がそれぞれ形成されており、これらの盲孔4,5に
上記束線1,2のそれぞれの一端部6,7が嵌入されて
いる。
せたりして作られる束線3は2本の束線1と2とを連結
する中実の導電性連結体で、その両端部には盲孔4およ
び5がそれぞれ形成されており、これらの盲孔4,5に
上記束線1,2のそれぞれの一端部6,7が嵌入されて
いる。
上記一端部6,7は盲孔4,5に嵌入する前にあらかじ
めろう付げされており、これにより一端部6,7を構成
する素線が相互に固結されている。
めろう付げされており、これにより一端部6,7を構成
する素線が相互に固結されている。
8は上記連結体3に上記一端部6筐たはTを貫通して設
けられた止着ピンで、これにより2本の束線1,2と連
結体3とが強固に接続されている。
けられた止着ピンで、これにより2本の束線1,2と連
結体3とが強固に接続されている。
この止着ピン8を連結体3に設ける方法としては、一端
部6,7を上記盲孔6,7に嵌入したのちに、連結体3
の側面部9から、止着ピン8に挟着し得る程度の大きさ
で連結体3および一端部6゜Iを貫通する嵌着孔10を
ドリルで穿設し、この嵌着孔10に止着ピン8を押入す
ることが推奨される。
部6,7を上記盲孔6,7に嵌入したのちに、連結体3
の側面部9から、止着ピン8に挟着し得る程度の大きさ
で連結体3および一端部6゜Iを貫通する嵌着孔10を
ドリルで穿設し、この嵌着孔10に止着ピン8を押入す
ることが推奨される。
このとき、一端部6,1は、ろう付げによりその素線が
互いに固結されているから、上記嵌着孔10の穿設によ
って分離崩壊することがない。
互いに固結されているから、上記嵌着孔10の穿設によ
って分離崩壊することがない。
止着ピン8を取り付けた後に、一端部6,7と連結体と
の接続部Aを加熱すると、一端部6,7に固着したろう
付は材が溶けて一端部6,7と連結体3とがろう付は接
合され、両者間の導通性が向上する。
の接続部Aを加熱すると、一端部6,7に固着したろう
付は材が溶けて一端部6,7と連結体3とがろう付は接
合され、両者間の導通性が向上する。
11は連結体3に外嵌されたゴムのような弾性体からな
る水シール部材で、電気機器12の壁13に設けた貫通
孔14に嵌着されておりこれにより連結体3は電気機器
12の壁13に挿着され、水シールされている。
る水シール部材で、電気機器12の壁13に設けた貫通
孔14に嵌着されておりこれにより連結体3は電気機器
12の壁13に挿着され、水シールされている。
15.16は連結体3と束線一端部6,7との接続部A
を覆って止着ピン8の抜は落ち防止ならびに防水の役割
を果たす電気絶縁性チューブ、1718は電気機器12
外部へ延出した束線1の他端部19に装着されたそれぞ
れ接続端子および防水用電気絶縁キャップ、20は電気
機器12内部に位置する束線2の他端部21に装着され
た端子、22は束線1,2の絶縁被覆である。
を覆って止着ピン8の抜は落ち防止ならびに防水の役割
を果たす電気絶縁性チューブ、1718は電気機器12
外部へ延出した束線1の他端部19に装着されたそれぞ
れ接続端子および防水用電気絶縁キャップ、20は電気
機器12内部に位置する束線2の他端部21に装着され
た端子、22は束線1,2の絶縁被覆である。
なお、この例では、連結体30両端部に束線1゜2を止
着ピン8により接続させたのべ2本の束線1.2のうち
の電気機器12内部にある束線2は止着ピン8による代
わり別途コネクタを介して連結体3に接続するようにし
てもよい。
着ピン8により接続させたのべ2本の束線1.2のうち
の電気機器12内部にある束線2は止着ピン8による代
わり別途コネクタを介して連結体3に接続するようにし
てもよい。
筺た、連結体3の材料としては、導電性および強度にお
いて優れた黄銅鋼が推奨される。
いて優れた黄銅鋼が推奨される。
この考案の水シール構造は上記のように構成され、たと
え束線1の他端部19渣たは被覆の破損した中間部から
水が束線1内に侵入しても、その水は連結体3により遮
断されるので、電気機器12の内部に侵入することがな
く、リード線の水シール性を向上させることができる。
え束線1の他端部19渣たは被覆の破損した中間部から
水が束線1内に侵入しても、その水は連結体3により遮
断されるので、電気機器12の内部に侵入することがな
く、リード線の水シール性を向上させることができる。
また、束線一端部6,7はろう付けにより十分固結され
てから止着ピン8によって連結体3に接続されているか
ら、その接続は強固である。
てから止着ピン8によって連結体3に接続されているか
ら、その接続は強固である。
しかも止着ピン8で強固に接続したのちに、接続部Aを
加熱して東線一端部6,7と連結体3とをろう付は接合
するから、この加熱接合作業中に一端部6.1が連結体
3に対して動くことがなく、作業が容易である。
加熱して東線一端部6,7と連結体3とをろう付は接合
するから、この加熱接合作業中に一端部6.1が連結体
3に対して動くことがなく、作業が容易である。
第1図はこの考案に係る水シール構造の一例を示す1部
破断した側面図、第2図は要部の拡大図である。 1.2・・・・・・束線、3・・・・・・連結体、4,
5・・・・・・盲孔、6,1・・・・・・束線の一端部
、8・・・・・・止着ピン、11・・・・・・水シール
部材、12・・・・・・電気機器、13・・・・・・壁
、14・・・・・・貫通孔。
破断した側面図、第2図は要部の拡大図である。 1.2・・・・・・束線、3・・・・・・連結体、4,
5・・・・・・盲孔、6,1・・・・・・束線の一端部
、8・・・・・・止着ピン、11・・・・・・水シール
部材、12・・・・・・電気機器、13・・・・・・壁
、14・・・・・・貫通孔。
Claims (1)
- 導電性の東線の一端部をろう付げして、上記一端部を構
成する素線を相互に固結し、上記一端部を中実の導電性
連結体に設けた盲孔に嵌入し、上記連結体に上記一端部
を貫通する止着ピンを設け、上記連結体を電気機器の壁
の貫通孔に水シール部材を介して挿着した電気機器用リ
ード線の水シール構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9007777U JPS5933125Y2 (ja) | 1977-07-06 | 1977-07-06 | 電気機器用リ−ド線の水シ−ル構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9007777U JPS5933125Y2 (ja) | 1977-07-06 | 1977-07-06 | 電気機器用リ−ド線の水シ−ル構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5415779U JPS5415779U (ja) | 1979-02-01 |
JPS5933125Y2 true JPS5933125Y2 (ja) | 1984-09-17 |
Family
ID=29018074
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9007777U Expired JPS5933125Y2 (ja) | 1977-07-06 | 1977-07-06 | 電気機器用リ−ド線の水シ−ル構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5933125Y2 (ja) |
-
1977
- 1977-07-06 JP JP9007777U patent/JPS5933125Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5415779U (ja) | 1979-02-01 |
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