JPS5933072Y2 - 入力装置 - Google Patents
入力装置Info
- Publication number
- JPS5933072Y2 JPS5933072Y2 JP10176082U JP10176082U JPS5933072Y2 JP S5933072 Y2 JPS5933072 Y2 JP S5933072Y2 JP 10176082 U JP10176082 U JP 10176082U JP 10176082 U JP10176082 U JP 10176082U JP S5933072 Y2 JPS5933072 Y2 JP S5933072Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resistance layer
- layer
- terminal lead
- insulating sheet
- resistive layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案はコンピュータ端末用ＣＲＴ等の表示装置に用い
られる入力装置に関し、特に抑圧ペン等でパネル表面を
押圧した際に、押圧位置を検出するようにしたタッチ式
の入力装置に係るものである。
られる入力装置に関し、特に抑圧ペン等でパネル表面を
押圧した際に、押圧位置を検出するようにしたタッチ式
の入力装置に係るものである。
従来この種の装置においては、メンブレンスイッチを構
成する電極接触式、光源と光センサとを組合せて光路り
の障害物の座標を検出する光マトリクス式、タッチ圧力
を検出する圧力式、或いはパネル面の表伺波の伝播時間
から座標を検出する表面弾性波式など種々の方式が提案
されている。
成する電極接触式、光源と光センサとを組合せて光路り
の障害物の座標を検出する光マトリクス式、タッチ圧力
を検出する圧力式、或いはパネル面の表伺波の伝播時間
から座標を検出する表面弾性波式など種々の方式が提案
されている。
これらの中で電極接触式は、他の方式に比べて構成が簡
単で低コストである。
単で低コストである。
しかし従来の電極接触式の座標入力装置は、Ａｇ、Ｐｄ
等の金属薄膜、又はＩｎ２Ｏ３などの酸化金属薄膜を所
定広さに蒸着、或いはスパッタリングした透明プラスチ
ックフィルムを用いたメンブレン（薄膜）タイプのキー
ボードスイッチであるため、接触抵抗が高くなりがちで
、且つ機械的に弱いため、歩留りが悪く寿命も短いとい
う欠点があった。
等の金属薄膜、又はＩｎ２Ｏ３などの酸化金属薄膜を所
定広さに蒸着、或いはスパッタリングした透明プラスチ
ックフィルムを用いたメンブレン（薄膜）タイプのキー
ボードスイッチであるため、接触抵抗が高くなりがちで
、且つ機械的に弱いため、歩留りが悪く寿命も短いとい
う欠点があった。
またＥ記薄膜電極として合成樹脂中に導電性金属の微粉
末を分散させたものがあるが、金属粉末の分散度合が均
一でなく、正確な座標検出ができない場合があるととも
に、強度的にも充分ではなかった。
末を分散させたものがあるが、金属粉末の分散度合が均
一でなく、正確な座標検出ができない場合があるととも
に、強度的にも充分ではなかった。
本考案はＬ記の点に鑑みてなされたもので、構成が簡単
で低コストであり、機械的強度が高く、正確な座標検出
ができる入力装置の提供を目的とし、そのための構成と
して、第１の絶縁シート上に第１の抵抗層をほぼ均一に
形成し、この抵抗層の両端部に第１のターミナルリード
を設け、第２の絶縁シートの下面に第２の抵抗層をほぼ
均一に形成し、この抵抗層の両端部に第２のターミナル
リードを設け、前記第１のターミナルリードと第２のタ
ーミナルリードとが交差するように第１の抵抗層と第２
の抵抗層とを対向せしめ、第１の抵抗層と第２の抵抗層
の間には流動変形する絶縁性のゲル状物質を介在させ、
前記第１の抵抗層と第２の抵抗層との接触位置の電位か
ら座標位置を検出するようにしたものである。
で低コストであり、機械的強度が高く、正確な座標検出
ができる入力装置の提供を目的とし、そのための構成と
して、第１の絶縁シート上に第１の抵抗層をほぼ均一に
形成し、この抵抗層の両端部に第１のターミナルリード
を設け、第２の絶縁シートの下面に第２の抵抗層をほぼ
均一に形成し、この抵抗層の両端部に第２のターミナル
リードを設け、前記第１のターミナルリードと第２のタ
ーミナルリードとが交差するように第１の抵抗層と第２
の抵抗層とを対向せしめ、第１の抵抗層と第２の抵抗層
の間には流動変形する絶縁性のゲル状物質を介在させ、
前記第１の抵抗層と第２の抵抗層との接触位置の電位か
ら座標位置を検出するようにしたものである。
以下に本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第１図は本考案の実施例の入力装置の部分断面図である
。
。
基板１の川こはポリイミドフィルムからなる略正方形の
第１の絶縁シート２が載置され、この絶縁シート２の七
にはカーボンその他の導電材料を適当に混合した導電塗
料からなる第１の抵抗層３が均一に塗布されており、抵
抗層３のＸ軸方向の端部（正方形の相対向する一対の辺
部）には第２図に示す如くターミナルリード４が形成さ
れている。
第１の絶縁シート２が載置され、この絶縁シート２の七
にはカーボンその他の導電材料を適当に混合した導電塗
料からなる第１の抵抗層３が均一に塗布されており、抵
抗層３のＸ軸方向の端部（正方形の相対向する一対の辺
部）には第２図に示す如くターミナルリード４が形成さ
れている。
このターミナルリード４は抵抗層３上にＡｇ。Ｃｕ等の
金属導電膜にて形成された電極で、図のように端子が外
部に導出され、両端間に所定の電圧が印加されるように
なっている。
金属導電膜にて形成された電極で、図のように端子が外
部に導出され、両端間に所定の電圧が印加されるように
なっている。
前記抵抗層３の丘には、シリコン、エポキシ樹脂等から
なる電気絶縁性の流動変形するゲル状物質５が閉じ込め
られ、このゲル状物質５を介してその下面に第２の抵抗
層６を設けた第２の絶縁シート７を載置し、更に第２の
絶縁シート７の４面をポリウレタンの如く可撓性を有す
る絶縁保護シート８で被覆している。
なる電気絶縁性の流動変形するゲル状物質５が閉じ込め
られ、このゲル状物質５を介してその下面に第２の抵抗
層６を設けた第２の絶縁シート７を載置し、更に第２の
絶縁シート７の４面をポリウレタンの如く可撓性を有す
る絶縁保護シート８で被覆している。
尚前記第２の抵抗層６は第１の抵抗層３と全く同様にカ
ーボンその他の導電材料を適当に混合したもので、両端
には第２のターミナルリード９を有している。
ーボンその他の導電材料を適当に混合したもので、両端
には第２のターミナルリード９を有している。
第２のターミナルリード９は第１のターミナルリードの
Ｘ軸方向と交差するＹ軸方向に配されており、Ａｇ、Ｃ
ｕ等の導電金属の薄膜による電極である。
Ｘ軸方向と交差するＹ軸方向に配されており、Ａｇ、Ｃ
ｕ等の導電金属の薄膜による電極である。
さて、この様な入力装置においては、前述の如くＸ軸方
向のターミナルリード４間及びＹ軸方向のターミナルリ
ード９間に所定の電圧を印加しておく。
向のターミナルリード４間及びＹ軸方向のターミナルリ
ード９間に所定の電圧を印加しておく。
印加の方法は、上記両ターミナルリード４゜９に対し一
定の電圧をスキャンさせて加え、Ｘ軸方向、Ｙ軸方向で
の検出信号に時間的ずれを与えるようにする。
定の電圧をスキャンさせて加え、Ｘ軸方向、Ｙ軸方向で
の検出信号に時間的ずれを与えるようにする。
全絶縁保護シート８の４面の一点Ｐを第４図に示す如く
先細の押圧部材１０で押圧すると、第２の絶縁シート７
を介して第２の抵抗層６が押圧、され、押圧ポイントＰ
の下方のゲル状物質５が周囲に流動し、第１、第２の抵
抗層３，６が接触する。
先細の押圧部材１０で押圧すると、第２の絶縁シート７
を介して第２の抵抗層６が押圧、され、押圧ポイントＰ
の下方のゲル状物質５が周囲に流動し、第１、第２の抵
抗層３，６が接触する。
これにより第１、第２の抵抗層３，６にスキャンされて
いる電圧に対し押圧ポイントＰの電位がＸ軸方向、Ｙ軸
方向においてそれぞれ検出され、押圧ポイントＰがＸ軸
、Ｙ軸の２軸座標に対し認識される。
いる電圧に対し押圧ポイントＰの電位がＸ軸方向、Ｙ軸
方向においてそれぞれ検出され、押圧ポイントＰがＸ軸
、Ｙ軸の２軸座標に対し認識される。
尚本実施例においては第２の絶縁シート７と絶絶保護シ
ート８とを別体に形成しているが、電気絶縁性及び可撓
性を有する一枚の樹脂シートで一体に形成してもよい。
ート８とを別体に形成しているが、電気絶縁性及び可撓
性を有する一枚の樹脂シートで一体に形成してもよい。
本考案は以との如くであり、第１の絶縁シート七に第１
の抵抗層をほぼ均一に形成し、この抵抗層の両端部に第
１のターミナルリードを設け、第２の絶縁シートの下面
に第２の抵抗層をほぼ均一に形成し、この抵抗層の両端
部に第２のターミナルリードを設け、前記第１のターミ
ナルリードと第２のターミナルリードとが交差するよう
に第１の抵抗層と第２の抵抗層とを対向せしめ、第１の
抵抗層と第２の抵抗層の間には流動変形する絶縁性のゲ
ル状物質を介在させ、前記第１の抵抗層と第２の抵抗層
との接触位置の電位から座標を検出するようにしたもの
である。
の抵抗層をほぼ均一に形成し、この抵抗層の両端部に第
１のターミナルリードを設け、第２の絶縁シートの下面
に第２の抵抗層をほぼ均一に形成し、この抵抗層の両端
部に第２のターミナルリードを設け、前記第１のターミ
ナルリードと第２のターミナルリードとが交差するよう
に第１の抵抗層と第２の抵抗層とを対向せしめ、第１の
抵抗層と第２の抵抗層の間には流動変形する絶縁性のゲ
ル状物質を介在させ、前記第１の抵抗層と第２の抵抗層
との接触位置の電位から座標を検出するようにしたもの
である。
従って構成が簡単で低コストであるとともに、機械強度
が犬で耐久性があり、しかも抵抗層を２枚七下に別個に
形成してそれぞれに印加する電位の方向は常に一定方向
としたため、２軸方向に精度の高い座標検知が可能であ
り、更に抵抗層間はゲル状物質が介在しているため、繰
り返す入力操作に対しても復帰力が劣化せず、滑らかな
常に一定の操作感を得ることができる。
が犬で耐久性があり、しかも抵抗層を２枚七下に別個に
形成してそれぞれに印加する電位の方向は常に一定方向
としたため、２軸方向に精度の高い座標検知が可能であ
り、更に抵抗層間はゲル状物質が介在しているため、繰
り返す入力操作に対しても復帰力が劣化せず、滑らかな
常に一定の操作感を得ることができる。
図面はいずれも本考案の一実施例を示す図で、第１図は
入力装置の部分断面図、第２図は第１の絶縁シートのＬ
面図、第３図は第２の絶縁シートのＬ面図、第４図は入
力装置の操作時を示す部分断面図である。 ２・・・・・・第１の絶縁シート、３・・・・・・第１
の抵抗層、４・・・・・・第１のターミナルリード、５
・・・・・・ゲル状物質、６・・・・・・第２の抵抗層
、７・・・・・・第２の絶縁シート。
入力装置の部分断面図、第２図は第１の絶縁シートのＬ
面図、第３図は第２の絶縁シートのＬ面図、第４図は入
力装置の操作時を示す部分断面図である。 ２・・・・・・第１の絶縁シート、３・・・・・・第１
の抵抗層、４・・・・・・第１のターミナルリード、５
・・・・・・ゲル状物質、６・・・・・・第２の抵抗層
、７・・・・・・第２の絶縁シート。
Claims (1)
- 第１の絶縁シートとに第１の抵抗層をほぼ均一に形成し
、この抵抗層の両端部に第１のターミナルリードを設け
、第２の絶縁シートの下面に第２の抵抗層をほぼ均一に
形成し、この抵抗層の両端部に第２のターミナルリード
を設け、前記第１のターミナルリードと第２のターミナ
ルリードとが交差するように第１の抵抗層と第２の抵抗
層とを対向せしめ、第１の抵抗層と第２の抵抗層の間に
は流動変形する絶縁性のゲル状物質を介在させ、前記第
１の抵抗層と第２の抵抗層との接触位置の電位から座標
位置を検出するようにした入力装置
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10176082U JPS5933072Y2 (ja) | 1982-07-07 | 1982-07-07 | 入力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10176082U JPS5933072Y2 (ja) | 1982-07-07 | 1982-07-07 | 入力装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5911367U JPS5911367U (ja) | 1984-01-24 |
| JPS5933072Y2 true JPS5933072Y2 (ja) | 1984-09-14 |
Family
ID=30240170
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10176082U Expired JPS5933072Y2 (ja) | 1982-07-07 | 1982-07-07 | 入力装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5933072Y2 (ja) |
-
1982
- 1982-07-07 JP JP10176082U patent/JPS5933072Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5911367U (ja) | 1984-01-24 |
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