JPS5932760Y2 - 伝達歯車 - Google Patents

伝達歯車

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JPS5932760Y2
JPS5932760Y2 JP1980053641U JP5364180U JPS5932760Y2 JP S5932760 Y2 JPS5932760 Y2 JP S5932760Y2 JP 1980053641 U JP1980053641 U JP 1980053641U JP 5364180 U JP5364180 U JP 5364180U JP S5932760 Y2 JPS5932760 Y2 JP S5932760Y2
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JP
Japan
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pinion
gear
hole
spur gear
cylindrical body
Prior art date
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Expired
Application number
JP1980053641U
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English (en)
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JPS56155156U (ja
Inventor
和彦 原
Original Assignee
松下電工株式会社
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Publication date
Application filed by 松下電工株式会社 filed Critical 松下電工株式会社
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Publication of JPS56155156U publication Critical patent/JPS56155156U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は伝達歯車、更に詳しくは、大径の平歯車と小径
のピニオンが同軸上で一体に結合され、輪列機構の一部
に組み込まれて使用される伝達歯車に関するものである
一般に、ピニオンと平歯車とが一体に成形され1第4図
に示すようにピニオン2を主軸歯車10に噛合させると
共に平歯車1を他の歯車11に噛合させて輪列機構の一
部を構成する伝達歯車Aとしては、平歯車1とピニオン
2とを合成樹脂にて一体に成形し、同じく合成樹脂にて
成形した主軸歯車10にピニオン2を噛合させる伝達歯
車Aが歯車の製造コストを下げるために提供されている
が、この場合はピニオン2がわに大きなトルクが作用す
るため、ピニオン2が破損し易いとい5問題があり、こ
のため、ピニオン2と平歯車1とを金属にて成形して伝
達歯車Aを成形すると、今度は、この伝達歯車Aの平歯
車1に噛合する歯車11に合成樹脂製のものを用いた場
合、歯車11の平歯車1に噛合する部分に破損が生じる
虞れがあった。
本考案は上記の点に鑑みて為されたものであって、主な
目的とするところは合成樹脂製の歯車間に輪列機構の一
部として使用される十分な強度を有する伝達歯車を提供
するにある。
本考案を以下図に示す実施例に基いて詳述する。
本考案に係る伝達歯車Aは、合成樹脂で成形された大径
の平歯車1と、この平歯車1と同軸上に配置される金属
にて成形された小径のピニオン2とより成り、ピニオン
2の外周径よりも小径のかしめ固定用の筒体1をピニオ
ン2の一端面に突設するとともに、一端部にピニオン2
と等しい断面形状の歯車孔部3が形成され他端部に筒体
γと略同−径の筒体挿入孔部5が形成された透孔な平歯
車1の中央に穿孔し、ILの−d口からピニオン2の筒
体7カ疾設された端部を嵌入してピニオン2の歯と歯4
仔り部3の歯面と−n合させるとともに、歯車孔部3と
筒体挿入孔部5との間に形成される段部にピニオン2の
端面な当接せしめ、筒体挿入孔部5に貫挿された筒体T
の先端縁を膨大させて透孔の他端部間口の周縁にかしめ
ることにより平歯車1とピニオン2とを一倒ヒしたもの
であり、以下具体的に説明する。
合成樹脂よりなる平歯車1の中央には一面に突出する台
座4が一体に成形されており、この台座4の中心を透孔
が貫通し、透孔の台座4がわにピニオン2の断面と同じ
形状の歯車孔部3が形成され、台座4と反対がわに筒体
挿入孔部5が形成されており、透孔の台座4と反対側面
の開口周縁には凹段部6が形成されている。
一方、ピニオン2の軸方向の一端面からは筒体Iが突出
していて、この筒体1を透孔に貫通させて歯車孔部3に
ピニオン2の軸方向の一端部を噛合させると共に、筒体
挿入孔部5に貫挿された筒体Tの端縁な、第3図に示す
ように、凹段部6底面にかしめることにより、ピニオン
2が平歯車1に固定されている。
ここに、四段部6を設けているので筒体I先端のかしめ
部が平歯車1の下面に突出することがなく、伝達歯車を
軸支して回転させるときに邪魔になることがない。
このようにして得られた伝達歯車Aは、第4図に示すよ
うに主軸歯車10と歯車11との間に配置されて輪列機
構の一部を構成するものであり、製造コストを下げるた
め、合成樹脂にて成形された主軸歯車10にピニオン2
が噛合し、平歯車1が合成樹脂にて成形された歯車11
に噛合するものであり、製造コストの関係上、伝動歯車
Aの両側に合成樹脂製の主軸歯車10及び歯車11を使
用した場合でも、主軸歯車10より大きなトルクを受け
るピニオン2は金属製であるため、ピニオン2に過負荷
による破損が生じることがなく、また平歯車1から受げ
る力によって平歯車1に噛合する平歯車1より小径の合
成樹脂で成形された歯車11が破損することがないもの
であって、各歯車10,1゜2.11を傷めることなく
合成樹脂製の主軸歯車10より合成樹脂製歯車11に回
転を伝達できるものである。
本考案は以上のように、金属製のピニオンの一端部を合
成樹脂製の大径の平歯車に穿孔した透孔の歯車孔部に嵌
入してピニオンの歯を歯車孔部の歯面に噛合しているも
のであるから、大きなトルクしか作用しないため製造コ
スト低減の理由で合成樹脂にて成形される大径の平歯車
とを同軸上で確実に結合して両者を一体化できるという
利点があり、また、ピニオンの外周径よりも小径のかし
め固定用の筒体をピニオンの一端に突設するとともに、
一端部にピニオンと等しい断面形状の歯車孔が形成され
他端部に筒体と略同−径の筒体挿入孔部が形成された透
孔を平歯車の中央に穿孔し、透孔の一端部開口からピニ
オンの筒体が突設された端部を嵌入してピニオンの歯と
歯車孔の歯面とを噛合させるとともに、歯車孔部と筒体
挿入孔部との間に形成される段部にピニオンの端面を当
接させたので、ピニオンの端部に突設された筒体を透孔
の歯車孔部に挿入してピニオンを回転させながらピニオ
ンの歯と歯車孔部の歯面とを合致させてピニオンを押込
むことによりピニオンを平歯車の透孔の歯車孔部に容易
に係合させることができ、ピニオンと平歯車の合体作業
が容易にできるという利点があり、さらに渣た、透孔の
筒体挿入孔部に貫挿された筒体の先端周縁を透孔の他端
部間口の周縁にかしめることにより平歯車とピニオンと
を一体化しているので、別々に形成された平歯車とピニ
オンを容易に一体化することができ、インサート成形な
どの一体化方法に比べて一体化作業が容易になり、コス
トも安くなるという利点がある。
さらに筐た、ピーオン側に特別な凹凸保合部を設ける必
要がなく構成が簡単になり、しかもピーオンの歯によっ
て全周に亘る強固な凹凸係合が得られるので、回転トル
クが大きくとれるという利点があり、さらに昔た、ピニ
オンを平歯車の歯車孔部に嵌入するだけでピニオ/と平
歯車との回転方向の位置決めができ、位置決め作業が容
易にできるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図、第2図は同上
の分解斜視図、第3図は同上の断面図、第4図は本考案
の一使用例を示す断面図であり、1は平歯車、2はピニ
オン、3は歯車孔部、5は筒体挿入孔部、Iは筒体であ
る。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 合成樹脂で成形された大径の平歯車と、この平歯車と同
    軸上に配置される金属にて成形された小径のピニオンと
    より成り、ピニオンの外周径よりも小径のかしめ固定用
    の筒体をピニオンの一端面に突設するとともに、一端部
    にピニオンと等しい断面形状の歯車孔部が形成され他端
    部に筒体と略同−径の筒体挿入孔部が形成された透孔な
    平歯車の中央に穿孔し、透孔の一端部開口からピニオン
    の筒体が突設された端部を嵌入してピニオンの歯と歯車
    孔部の歯面とを噛合させるとともに、歯車孔部と筒体挿
    入孔部との間に形成される段部にピニオンの端面を当接
    せしめ、筒体挿入孔部に貫挿された筒体の先端周縁を膨
    大せしめて平歯車とピニオンとを一体化して成る伝達歯
    車。
JP1980053641U 1980-04-19 1980-04-19 伝達歯車 Expired JPS5932760Y2 (ja)

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JP1980053641U JPS5932760Y2 (ja) 1980-04-19 1980-04-19 伝達歯車

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JP1980053641U JPS5932760Y2 (ja) 1980-04-19 1980-04-19 伝達歯車

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Publication Number Publication Date
JPS56155156U JPS56155156U (ja) 1981-11-19
JPS5932760Y2 true JPS5932760Y2 (ja) 1984-09-13

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ID=29648442

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JPS58132252U (ja) * 1982-03-02 1983-09-06 日本サ−ボ株式会社 歯車結合体
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JPS5531027B2 (ja) * 1975-10-22 1980-08-15

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JPS5531027B2 (ja) * 1975-10-22 1980-08-15

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