JPS5932433A

JPS5932433A - 自動モツプ機

Info

Publication number: JPS5932433A
Application number: JP14262982A
Authority: JP
Inventors: 大沢　作造
Original assignee: OSAWA SAKUZOU
Current assignee: OSAWA SAKUZOU
Priority date: 1982-08-19
Filing date: 1982-08-19
Publication date: 1984-02-21
Also published as: JPS6233892B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】この発明は、床面を掃除するだめの自動モツプ機に関す
るものである。

従来、長柄の先端に１ぞうきん」を取付けた、いわゆる
「モツプ」と称するものが床掃除に愛用されている。こ
のモツプで床面を水拭りする場合、モツプの「ぞうきん
」を洗うだめの水槽と、水切りをする絞り器が必要であ
り、そこでローラ型絞り器の付いた水槽が提案されてい
る。

しかし、このように、モツプを使用して床掃除をする場
合、その「ぞうきん」の汚れを洗い落とすたびに、水槽
内に入れて絞り器で水を絞りとる作業を伴うので、それ
だけ余計な手数と時間が必要で、作業能率は非常に悪い
。

この発明は、上記の問題を解消するためになされたもの
であって、モツプの「ぞうきん」で床面を掃除する作業
と、汚れた「ぞうきん」の汚れを水洗いする作業と、そ
のあとの絞り作業とのすべての作業を自動化した新しい
自動モツプ機を提供することに主たる目的としているも
のである。

この発明による自動モツプ機は、支持車輪付きの箱枠状
機体のなかに水槽が設けられ、機体のなかには、一部が
前記水槽内を通り、一部が機体の開口底面に沼って露出
状に通るように案内ローラを介して掛は渡した無端ベル
ト状モツプが配設され、機体の所要部には、前記無端ベ
ルト状モツプを走行させるための電動駆動装置が設けら
れ、かつ機体のなかには、水槽から出テユく無端ベルト
状モツプの水絞り装置が設けられ、前記水槽内には、無
端ベルト状モツプの走行運動に関連して回転し、モツプ
の汚れを落とすためにブラッシングするローラ部材が配
設されている構成に特徴を有するものである。

以下、この発明を、その実施の一例を示した図面に基づ
いて具体的に説明する。

図面において、（１）は箱枠形につくられた機体であり
、その底部に前側キャスタ（２）および後側キャスタ（
３）からなる支持車輪が設けられ、後側キャスタ（３）
はその支持ロンド（４）が機体側の軸受金具（５）に昇
降自在に挿通支持され、止めネジ（６）でその昇降位置
が固定され、それにより機体に対するキャスタ高さ位置
が自由に調整できるようになっている。機体の後部には
手押し・・ンドル（７）が取付けられている。

前記機体（１）内には、その後側から取り出しできる水
槽（８）が収納されている。また、機体（１）内には、
一部が前記水槽（８）内を通り、一部が機体の前部開口
底面に沼って露出状に通るように掛は渡した無端ベルト
状モツプ（９）が配設されている。（１０）（１１）（
１２）（１３）（１４）（１５）（１６）（１７）　　
はその案内ローラであり、ローラ（１０）は機体（１）
の上部に据付けられたモータ（１８）とベル）　（１９
）で連絡され、抑圧ローラ（２０）と共同して無端ベル
ト状モツプ（９）を走行駆動するようにしである。

水槽（８）内でモツプ（９）を支持する２個のローラ（
１１）（１２）　はその両端が二叉形支持板（２１）の
先端部でそれぞれ支持され、その支持板（２１）の基端
部にはポル）　（２２）の一端が固定され、ポル）　（
２２）の他端は機体（１）に上下方向にあけられたス１
１ット（２３）から外に突出され、ポル）　（２２）の
機体内側部分に一体に設けられた鍔片２２ａが機体内側
面に取付けられた案内軌条体（２４）に摺動自在に係合
され、前記ポル）　（２２）に座金（２５）を介して螺
装しである蝶形ナツト（２５ａ）を緩めてポル）（２２
）を持上げる操作で、前記水槽内のローラ（１１）（１
２）を槽の上方に取り出せるようになっている。

前記水槽（８）内には、前記ローラ（１１）（１２）間
にか＼るモツプ部分に当接する部位に、一対のブラッシ
ングローラ（２６）（２７）が配置され、その支軸（２
８）（２９）　　の戸端は水槽（８）の側壁に回転自在
に支持されている。前記ブラッシングローラ（２６）（
２７）は無端ベルト状モツプ（１９）の走行運動に関連
して回転し、モツプの汚れを落とすためのものである。

前記水槽（８）の上方部位には、ローラ（１３）と対向
する部位に、絞りロール（３０）が持受体（３１）を介
して配設され、スプリング（３２）の作用により、モツ
プ部分がローラ（１３）（３０）　　で弾力的に挾持さ
れ、その挾持作用でモツプ部分の過剰水が絞り取られ、
水槽（８）に落とされるようになっている。

上記の如く構成された自動モツプ機で床面を掃除するに
は、牙２図に示すように、後側キャスタ（３）の高さ調
節をして、機体（１）を水平状態におき、ローラ（１４
）（１５）間のモツプ部分が床面に接し得るようにし、
−万、モータ（１８）の給電コード（図示してない）は
室のコンセントに接続し、手押しハンドル（７）で機体
（１）を前進させながら、モータ（１８）を起動すると
、無端ベルト状モツプ（９）は走行し、水槽（８）を通
過したモツプ部分は絞りローラ（３０）と案内ローラ（
１３）とで過剰水分が絞り取られ、機体底面側のローラ
（１４）（１５）間を走行するモツプ部分によって床面
の水拭きが行われる。

床面を水拭きして汚れたモツプ部分は、案内ローラ（１
７）（１０）　　を経て水槽（８）に浸漬され、こ＼で
ブラッングローラ（２６）（２７）　　でブラッング処
理を受け、その作用でモツプ部の汚れが洗い落とされる
。そのあと水槽（８）から出てゆくモツプ部分は絞りロ
ール（３０）で過剰の水が絞り取られる。

かくし７て前記の自動モツプ機によれば、操作・・ント
ルで車輪＋ｊき機体を床面上に移動させるだけで、モツ
プによる水拭き作業と、モツプを水槽に入れ一〇汚ノ１
を洗い落とす作業と、水槽から出したモツプの絞り作業
とのすべての作業を自動化できるので、モツプによる床
掃除の作業性を大１Ｊに向上改善することができる。

前記水槽（８）内の汚れた水を新しい水と取りかえる場
合には、機体側面の蝶形ナツト（２５ａ）を緩め、ボル
ト（２２）　ｋスリット（２３）に清って持上げ、それ
により水槽内に位置づけられているローラ（１１）（１
２）　　を水槽の外に取り出す。このようにすれば、水
槽（８）を機体（１）から外部に引き出せるので、水の
取りかえが簡単にできる。

Ｌ、かじ、水槽の底部近くに吐出用水栓を設け′ζおき
、そこから汚水を外に排出させたあと、コムホースで機
体の外から水槽内に給水できる構成にすれば、水槽を機
体に固定した１＼でよく、前記のように、水槽内のロー
ラ（１１）（１２）を持上げる機構は省略できる。

床掃除をしないとき、２・５図に示すように、後側車輪
（３）の取付は高さ位置を調整し、機体（１）を前上り
角度に保持しておけば、モツプを床面に接触させない状
態にして機体を移動させることができる。

以上に述べたように、この発明によれば、支持車輪付き
の箱枠状機体のなかに水槽が設けられ、機体のなかには
、一部が前記水槽内を通り、一部が機体の開１」底面に
沿って露出状に通るように案内ローラを介して捌は渡し
た無端ベルト状モツプが配設され、機体の所要部には、
前記無端ベルト状モツプを走行させるだめの電動駆動装
置が設けられ、かつ機体のなかには、水槽から出てゆく
無端ベルト状モツプの水絞り装置が設けられ、前記水槽
内には、無端ベルト状モツプの走行運動に関連して回転
し、モツプの汚れを落とすためにブラッシングするロー
ラ部材が配設されているので、モツプで床面を水拭きす
る床掃除作業の省力化に大きく寄与できる自動モツプ機
が得られる。

【図面の簡単な説明】

矛１図はこの発明の一実施例を示す自動モツプ機の斜視
図、乏・２図は縦断面図、」・３図はロール持上げ機構
要部の横断面図、１・４図は水槽内のブラッシングロー
ラ部材の平面図、矛５図は前上り傾斜にした機体の部分
側面図である。（１）・・・・・機体、（２）・・・前側キャスタ、（
３）・・・・・後側キャスタ、（４）・・・・車輪支持
ロンド、（５）・・・・・・軸受金具、（６）・・・・
・・止めネジ、（７）・・・・・手押しハンドル、（８
）・・・・・・水槽、（９）・・・・・無端ベルト状モ
ツプ、（１０）〜（］７）・・・・・・案内ローラ、（
１８）・・・・モータ、（］９）・・・・ベルト、（２
０）・・・・・押圧ローラ、（２１）・・・二叉形支持
板、（２２）・・・・・・ボルト、（２３）・・・・・
ス１）ット、（２４）・・・・案内軌条体、（２５）・
・・・座金、（２５ａ）・・　蝶形ナツト、（２６）（
２７）・・・・・・ブラシロール、（２８）−９−−−
− ・・・・・支持板、（２９）・・・・・突軸、（３０）
・・・・・絞りローラ、（３１）　　　待受体、（３２
）・・　スプリング。特許出願人　　　大　沢　作　造

Claims

【特許請求の範囲】

（１）支持車輪付きの箱枠状機体のなかに水槽が設けら
れ、機体のなかには、一部が前記水槽内を通り、一部が
機体の開口底面に沿って露出状に通るように案内ローラ
を介して掛は渡した無端ベルト状モツプが配設され、機
体の所要部には、前記無端ベルト状モツプを走行させる
ための電動駆動装置が設けられ、かつ機体のなかには、
水槽から出てゆく無端ベルト状モツプの水絞り装置が設
けられ、前記水槽内には、無端ベルト状モツプの走行運
動に関連して回転し、モツプの汚れを落とすためにブラ
ッシングするローラ部材が配設されていることを特徴と
する自動モツプ機。
（２）前記水槽は機体に出入自在に設けられ、水槽内テ
無端ベルト状モツプを案内する２つの案内ロールは、水
槽のうえに持上けられるように構成されている特許請求
の範囲第１項記載の自動モツプ機。
（３）前記水槽に排水用水栓が設けられている特許請求
の範囲第１項記載の自動モツプ機。