JPS5932227B2 - 盲穴付き部品の圧造方法 - Google Patents

盲穴付き部品の圧造方法

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JPS5932227B2
JPS5932227B2 JP15169180A JP15169180A JPS5932227B2 JP S5932227 B2 JPS5932227 B2 JP S5932227B2 JP 15169180 A JP15169180 A JP 15169180A JP 15169180 A JP15169180 A JP 15169180A JP S5932227 B2 JPS5932227 B2 JP S5932227B2
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基次 赤松
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は第1図に示す袋ナツトの如く一端に盲穴、他端
に山伏隆起部を有す部品の圧造成形方法に関するもので
ある。
ナツト、その他の小型部品を圧造成形する場合、従来は
、ノックアウトピンの蹴り出しによりダイスから部品を
抜き出している。
ところが、袋ナツトの様に一端が閉塞して盲穴を有する
部品は、該部品の閉塞頂面を7ツクアウトピンが叩くこ
とになり、頂面に当り跡が付いて商品価値を損なう問題
があった。
本発明は最終圧造工程では部品の盲穴と該盲穴に打ち込
んだパンチの摩擦力によって部品をダイスから抜き出す
ことにより傷付さのない部品を成形できる盲穴付き部品
の圧造方法を提供するものである。
以下図面に示す実施例に基づき本発明を具体的に説明す
る。
第1図は本発明の圧造方法で成形した部品1を示してお
り、該部品は六角形の扁平柱状の軸部11と、該軸部の
一端を多角形の山伏に隆起させた隆起部12を有し、軸
部11の他端の中央に盲穴10aを凹設している。
上記部品1は盲穴13にタッピング加工を施すことによ
り、美観の優れた袋ナツトとなる。
本実施例では上記部品1を第2図に示す5段打ちパーツ
圧造装置2によって成形した。
上記装置2は公知の如く、切断クイル21に送り込まれ
た線材91をカッター22で剪断してブランク9を形成
し、該ブランクを5つのダイス3゜31.32,33,
34へ順々に送り込み、水平往復動するラム23に配備
したパンチ4.4L42.43.44で圧造するもので
ある。
1〜4段目の各ダイス3〜33の型穴5〜53は共に前
記部品1の軸部11より僅か小さい六角穴であって、1
段目と2段目のダイス3,31の入床外周部は真直斜面
58.58に形成され、3段目のダイス32の入床外周
部は円弧面57に形成されている。
4段目のダイス33の入床外局部は部品1の隆起部12
に対応する多角形模様の傾斜穴部56に形成されている
5段目のダイス34の型穴54は部品1の軸部11に一
致する六角形の真直穴部55と部品1の隆起部12に一
致する傾斜穴部56とを連続させて形成されている。
従って4段目と5段目の型穴53.54を比較すると5
段目の型穴54の方が偉力)太きい。
1〜3段目の各ダイス3〜32の入床中央に丸軸孔59
.4段目のダイス33の入床中央には六角孔50が夫々
開設され、該軸孔50,59にはノックアウトピン6.
61が摺動可能に嵌っている。
4段目のノックアウトピン61は部品1の隆起部12の
頂面形状に対応する六角軸で形成され、他のノックアウ
トピンは丸軸状である。
5段目のダイス34の底面中央には直径約0.2mmの
細いエアー抜き孔7が開設されている。
1〜4段目の各パンチ4〜43は直径が相手ダイス3〜
33の型孔5〜53の対辺長さに対応する丸軸であって
、1段目及び2段目のパンチ4゜41の先端面は丸く膨
らんでいる。
3段目及び4段目のパンチ42.43は先端中央に凸部
45,46を形成している。
上記各凸部の直径は部品1の盲穴13の直径より僅か小
さい。
又、4段目パンチ43の凸部46の高さは3段目パンチ
42の凸部45より大である。
5段目のパンチ44の太さは部品1の盲穴13の直径に
一致している。
上記5段目のパンチ44の移行路に該パンチ44から部
品1を払い落すとストッパー8が配備される。
本実施例のストッパー8はパンチ44が摺動可能に嵌ま
る貫通丸孔81を開設した板82を、該丸孔81の中心
とパンチ44の軸心が一致する様に圧造装置2の適所に
固定したもので、パンチ44の後退時にパンチ44の先
端に付いた部品1は板82に当って払い落されるのであ
る。
ブランクのトランスファ方式は第2図の矢印で示す様に
、1段目ダイス3から2段目ダイス31への移行及び2
段目ダイス31から3段目ダイス32への移行は夫々反
転させて行ない、3段目ダイス32から4段目ダイス3
3への移行及び4段目ダイス33から5段目ダイス34
への移行は反転させない。
然して、1段目及び2段目のダイス3,31でブランク
9の両端外周部に斜面92.93を形成する。
上記ブランク9を3段目のダイス32に打ち込む。
ブランク9は1〜3段目のダイスを経て、多角形の扁平
柱状に圧造されるが、外周の材料の張りは充分でなく、
丸味をおびている。
又、第3段のパンチ42の凸部45によってブランク9
には浅い凹部94が形成される。
上記ブランク9を4段目のダイス33に打込み、パンチ
43の凸部46の食い込みによって前記凹部94を深く
すると共に、ダイス33の型穴53の隅々にブランクの
材料を充満させる。
これにより、4段目のダイス33中に第1図に示す部品
1より、僅か小さい形状の予備成形品90が形成出来る
上記予備成形品90を5段目ダイス34に打込む。
ダイス34の型穴54中の空気は抜き穴7から逃げて打
込み抵抗にならない。
5段目パンチ44は4段目パンチ43の凸部46より直
径が僅か大きく即ち予備成形品90の盲穴10よりも僅
か大きいから、5段目パンチ43は盲穴10に圧入され
、パンチ43と盲穴10との間には強力な摩擦力が作用
する。
本実施例では5段目の型穴54は部品1の外形に対応し
ていることは勿論のこと、4段目の型穴53即ち予備成
形品90よりも僅か大きいからパンチ44の打込みによ
ってパンチ44と予備成形品90の盲穴10の直径の差
だけ予備成形品90を膨らませ、型穴54に一致する第
1図に示す部品1を成形しても、部品1と型穴54との
間に生じる摩擦力は、前記パンチ44と盲穴との間に生
じる摩擦力よりも小さい。
従って5段目パンチ44を後退させると、部品1はパン
チ44の先端に付いた侭でダイス34から抜は出し、ス
l−IJツバ−8によってパンチ44から払い落される
のである。
尚、本発明の実施に際して線材91は成形すべき部品1
の軸部11に対応した角状の線材を使用すれば予備圧造
の一部を省略出来る。
又、部品1は六角形の軸部11に多角形体の隆起部12
を形成したものに限定されることはなく、ダイスの型穴
54の形状を変えることにより、六角形以外の多角形の
軸部lこ多角形体の隆起部を形成したもの或は第4図に
示す如く円筒状の軸部11の一端に円錐状の隆起部12
を形成した部品1の成形も出来る。
本発明は上記の如く、盲穴10を具えた予備成形品90
をダイス34に対向せしめ、先端に盲穴10の直径より
もパンチ44を打込んで型成形し、凸部47と1穴10
との間に生じる強力な摩擦力により成形部品1をパンチ
44に付けた侭、ダイス34から抜き出すから、従来の
様にノックアウトピンの蹴り出しによって部品1の仕上
表面を傷付けることはなく優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法によって成形した部品の斜面図、
第2図は圧造装置の要部の水平断面図、第3図は最終圧
造工程のパンチ及びダイスの縦断面図、第4図は部品の
他の実施例を示す斜面図である。 1・・・・・・部品、44・・・・・・パンチ、55・
・・・・・型穴、7・・・・・・空気抜き千1

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 真直軸部11及び該軸部11に連続して先端側が狭
    まる山伏隆起部12を具え且つ軸心に盲穴10を有する
    予備成形品90に対し、真直穴部55及び該穴部55に
    連続して奥方が挟まり底面にエアー抜き穴7を開設した
    ダイス34に前記予備成形品90を嵌め、該予備成形品
    90の盲穴10に先端に該盲穴10の直径よりも僅か太
    い凸部47を具えたパンチ44を打ち込みながら予備成
    形品90をダイス34へ圧入して盲穴付き部品1を成形
    し、次いでパンチ44を後退させパンチ44と盲穴との
    摩擦によって盲穴付き部品1をパンチ44に結合させて
    ダイス34から抜き出し、パンチ44の移行途上に配備
    したストッパー8で、パンチ44から盲穴付き部品1を
    外すことを特徴とする盲穴付部品の圧造方法。
JP15169180A 1980-10-28 1980-10-28 盲穴付き部品の圧造方法 Expired JPS5932227B2 (ja)

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JPS5775241A JPS5775241A (en) 1982-05-11
JPS5932227B2 true JPS5932227B2 (ja) 1984-08-07

Family

ID=15524149

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JP15169180A Expired JPS5932227B2 (ja) 1980-10-28 1980-10-28 盲穴付き部品の圧造方法

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5170655A (en) * 1991-09-18 1992-12-15 San Shine Hardware Works Co., Ltd. Method for forming hollow articles
US6397652B1 (en) 2000-03-22 2002-06-04 The Sollami Company Tool body and method of manufacture

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