JPS5931347Y2 - 加圧浮上用溶解タンク - Google Patents
加圧浮上用溶解タンクInfo
- Publication number
- JPS5931347Y2 JPS5931347Y2 JP13090380U JP13090380U JPS5931347Y2 JP S5931347 Y2 JPS5931347 Y2 JP S5931347Y2 JP 13090380 U JP13090380 U JP 13090380U JP 13090380 U JP13090380 U JP 13090380U JP S5931347 Y2 JPS5931347 Y2 JP S5931347Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid
- chamber
- flow rate
- tank
- ejector
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Physical Water Treatments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、汚水の加圧浮上処理に用いられ、タンク内
に汚水を噴出させるエジェクタを備えた加圧浮上用溶解
タンクに関する。
に汚水を噴出させるエジェクタを備えた加圧浮上用溶解
タンクに関する。
一般に、加圧浮上技術により汚水処理を行う場合は、汚
水に含まれる固形物量に対応して発生させる気泡量を調
整することが処理効果の点から必要とされる。
水に含まれる固形物量に対応して発生させる気泡量を調
整することが処理効果の点から必要とされる。
この気泡量は、循環加圧方法では循環量を変化させれば
調整できる。
調整できる。
しかし、エジェクタにより空気を液に溶解させる方法で
は、エジェクタに対する液の供給量を変化させると、空
気の溶解効率も変化してしまい、所望の処理効率が得ら
れない。
は、エジェクタに対する液の供給量を変化させると、空
気の溶解効率も変化してしまい、所望の処理効率が得ら
れない。
エジェクタの流速は、そのスロート部において8〜12
m/sが好適である。
m/sが好適である。
従って、これ以外の流速となるエジェクタに対する液の
供給量の変更は、前記理由により、好ましくない。
供給量の変更は、前記理由により、好ましくない。
しかし、従来の加圧浮上用溶解タンクは、単一のエジェ
クタしか有していないので、発生気泡量等を調整をする
ために液の導入量を変化させると、エジェクタのスロー
ト部における流速が変化してしまい、処理効果が低下す
る欠点があっjコ。
クタしか有していないので、発生気泡量等を調整をする
ために液の導入量を変化させると、エジェクタのスロー
ト部における流速が変化してしまい、処理効果が低下す
る欠点があっjコ。
この考案は、このような従来技術の欠点を除去すること
を目的とするもので、複数のエジェクタを備え、それら
のスロート部の流速を最適速度に保持するべく、エジェ
クタに対する液の供給量の変動に従い、エジェクタの作
動数を選択することにより、その供給量を変化させても
所望の処理効率が得られる加圧浮上用溶解タンクを提供
することを目的とする。
を目的とするもので、複数のエジェクタを備え、それら
のスロート部の流速を最適速度に保持するべく、エジェ
クタに対する液の供給量の変動に従い、エジェクタの作
動数を選択することにより、その供給量を変化させても
所望の処理効率が得られる加圧浮上用溶解タンクを提供
することを目的とする。
以下、この考案の一実施例を図を参照して説明する。
第1図は、この考案の加圧浮上用溶解タンクの長軸方向
に沿う縦断面図、第2図はその長軸に直交する面での縦
断面図である。
に沿う縦断面図、第2図はその長軸に直交する面での縦
断面図である。
第1図及び第2図において、1は横形のタンク、2はタ
ンク1内に備えられ、曝気室■、気液分離室[F]及び
空気室Oを形成する仕切板、3−1〜3−4はタンク1
の上部に備えられ、それぞれ空気室■に向は開口され、
液を噴出するエジェクタ、4−1〜4−4は各エジェク
タ3−1〜3−4に接続され、これを介してタンク1内
に噴出される簿を通過又は阻止させるバルブ、5は一端
を各バルブ4−1〜4−4に分岐接続した管、6は管5
の他端に接続された流量計、Tは管7aを介して流量計
6に接続され、管7bを介して処理されるべき液を矢印
方向に送るポンプ、8は流量計6の出力信号によりバル
ブ4−1〜4−4を選択的にオン又オフさせる制御信号
を出力すると共にポンプIに流量制御信号を出力する制
御器、9はタンク1内に送り込む空気量を制御するバル
ブ、10はタンク1の下部に備えられ、タンク1外へ液
を吐出させるバルブ、11はタンク1に接続され、タン
ク1内の液の高さを測定する測定管である。
ンク1内に備えられ、曝気室■、気液分離室[F]及び
空気室Oを形成する仕切板、3−1〜3−4はタンク1
の上部に備えられ、それぞれ空気室■に向は開口され、
液を噴出するエジェクタ、4−1〜4−4は各エジェク
タ3−1〜3−4に接続され、これを介してタンク1内
に噴出される簿を通過又は阻止させるバルブ、5は一端
を各バルブ4−1〜4−4に分岐接続した管、6は管5
の他端に接続された流量計、Tは管7aを介して流量計
6に接続され、管7bを介して処理されるべき液を矢印
方向に送るポンプ、8は流量計6の出力信号によりバル
ブ4−1〜4−4を選択的にオン又オフさせる制御信号
を出力すると共にポンプIに流量制御信号を出力する制
御器、9はタンク1内に送り込む空気量を制御するバル
ブ、10はタンク1の下部に備えられ、タンク1外へ液
を吐出させるバルブ、11はタンク1に接続され、タン
ク1内の液の高さを測定する測定管である。
動作において、ポンプ7は、エジェクタ3−1〜3−4
の各スロート部3−1a〜3−4aにおいて空気の溶解
効率が良好な8〜12m/sの流速が得られるように、
液を管7bから導入する。
の各スロート部3−1a〜3−4aにおいて空気の溶解
効率が良好な8〜12m/sの流速が得られるように、
液を管7bから導入する。
これにより導入された液は、流量計6、管5を介してバ
ルブ4−1〜4−4に導かれ、エジェクタ3−1〜3−
4によりタンク1内に噴出される。
ルブ4−1〜4−4に導かれ、エジェクタ3−1〜3−
4によりタンク1内に噴出される。
流量計6は、液の流量を常時計測し、その流量に比例し
た値の出力信号を制御器8に供給する。
た値の出力信号を制御器8に供給する。
これに応答し、制御器8は、制御信号を出力し、スロー
ト部3−1a〜3−4aにおいて前記流速が保持される
ように選択的にバルブ4−1〜4−4をオン又はオフに
する。
ト部3−1a〜3−4aにおいて前記流速が保持される
ように選択的にバルブ4−1〜4−4をオン又はオフに
する。
この実施例では、バルブ41〜4−4が同一構成なので
、バルブ4−1のみオンの場合から全バルブ4−1〜4
−4がオンとなる場合の4段階にわたる流量の設定が可
能である。
、バルブ4−1のみオンの場合から全バルブ4−1〜4
−4がオンとなる場合の4段階にわたる流量の設定が可
能である。
なお、各バルブ4−1〜4−4を通過する液量を流量計
で計測し、その信号により各スロート部の流速が最適に
なるように、オンとなるバルブの数および開度を調整す
ると更によい。
で計測し、その信号により各スロート部の流速が最適に
なるように、オンとなるバルブの数および開度を調整す
ると更によい。
エジェクタ3−1〜3−4は、液を曝気室のへ向け、前
述の流速でもって噴出させる。
述の流速でもって噴出させる。
これにより、曝気室■には空気と混合された液が新たに
エジェクタ3−1〜3−4から噴出される液により攪拌
された状態で液が所定量滞留し、これより溢れ出た液は
気液分離室[F]に流下する。
エジェクタ3−1〜3−4から噴出される液により攪拌
された状態で液が所定量滞留し、これより溢れ出た液は
気液分離室[F]に流下する。
気液分離室■の液面は曝気室■の液面より低いので、液
が前者から後者へ流下する際も気液混合が行なわれる。
が前者から後者へ流下する際も気液混合が行なわれる。
気液分離室■では、一部の空気が空気室■に戻されると
共に、液がタンク1からバルブ10を介して外部へ順次
吐出される。
共に、液がタンク1からバルブ10を介して外部へ順次
吐出される。
空気室■の空気が溶解していくと、気液分離室[F]の
水位が上昇する。
水位が上昇する。
この水位がHWLに達した時に、バルブ9を開き、空気
を供給し、水位をLWLとする。
を供給し、水位をLWLとする。
第3図は、この考案の他の実施例による加圧浮上用溶解
タンクの縦断面図である。
タンクの縦断面図である。
第3図において、タンク12は立形のものであり、その
他は第1図と同一符号により同一部分よりなることを示
す。
他は第1図と同一符号により同一部分よりなることを示
す。
なお、制御器8は、流量計6の出力信号のレベルを4段
階に分けてそれぞれ検出する4つの検出器と、検出器が
対応するレベルを検出したときは対応するバルブ4−1
〜4−4の一つをオンにさせるための制御信号を発生す
る駆動回路とを備えたものであればよい。
階に分けてそれぞれ検出する4つの検出器と、検出器が
対応するレベルを検出したときは対応するバルブ4−1
〜4−4の一つをオンにさせるための制御信号を発生す
る駆動回路とを備えたものであればよい。
以上のように、この考案によれば、エジェクタのスロー
ト部の流速を最適値に設定し、流量の変化に対しては作
動させるエジェクタの数を変化させるようにしたので、
流量に変化があっても処理効率を高く保持することがで
きる。
ト部の流速を最適値に設定し、流量の変化に対しては作
動させるエジェクタの数を変化させるようにしたので、
流量に変化があっても処理効率を高く保持することがで
きる。
第1図及び第2図はこの考案の一実施例による加圧浮上
用溶解タンクの断面図、第3図はこの考案の他の実施例
による加圧浮上用溶解タンクの断面図である。 1.12・・・・・・タンク、3−1〜3−4・・・・
・・エジェクタ、4−1〜4−4 、9 、10・・・
・・・バルブ、6・・・・・・流量計、1・・・・・・
ポンプ、8・・・・・・制御器。
用溶解タンクの断面図、第3図はこの考案の他の実施例
による加圧浮上用溶解タンクの断面図である。 1.12・・・・・・タンク、3−1〜3−4・・・・
・・エジェクタ、4−1〜4−4 、9 、10・・・
・・・バルブ、6・・・・・・流量計、1・・・・・・
ポンプ、8・・・・・・制御器。
Claims (2)
- (1)空気室、曝気室及び気液分離室を形成する仕切板
と、前記空気室に開口を有し、前記曝気室に向は処理さ
れるべき液を噴出させるエジェクタとを備え、前記曝気
室より浴出した液を前気気液分離室を介して外部へ吐出
させる加圧浮上用溶解タンクにおいて、前記液の流量を
計測する流量計と、この流量計の出力信号を入力し前記
流量に従い制御信号を出力する制御器と、この制御信号
により調整される複数のバルブと、前記バルブにそれぞ
れ接続され所定の流速で前記液を噴出させる複数のエジ
ェクタとを備えたことを特徴とする加圧浮上用溶解タン
ク。 - (2)液を噴出させるエジェクタの所定の流速を毎秒8
乃至12メートルとしたことを特徴とする実用新案登録
請求の範囲第(1)項記載の加圧浮上用溶解タンク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13090380U JPS5931347Y2 (ja) | 1980-09-12 | 1980-09-12 | 加圧浮上用溶解タンク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13090380U JPS5931347Y2 (ja) | 1980-09-12 | 1980-09-12 | 加圧浮上用溶解タンク |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5755586U JPS5755586U (ja) | 1982-04-01 |
JPS5931347Y2 true JPS5931347Y2 (ja) | 1984-09-05 |
Family
ID=29491206
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13090380U Expired JPS5931347Y2 (ja) | 1980-09-12 | 1980-09-12 | 加圧浮上用溶解タンク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5931347Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59139604U (ja) * | 1983-03-09 | 1984-09-18 | 石川 哲郎 | 固定シリンダ− |
JP5729998B2 (ja) * | 2010-12-15 | 2015-06-03 | 三相電機株式会社 | 気液溶解タンク |
-
1980
- 1980-09-12 JP JP13090380U patent/JPS5931347Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5755586U (ja) | 1982-04-01 |
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