JPS5930986A - 抄紙機のヘツドボツクス - Google Patents

抄紙機のヘツドボツクス

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JPS5930986A
JPS5930986A JP13891082A JP13891082A JPS5930986A JP S5930986 A JPS5930986 A JP S5930986A JP 13891082 A JP13891082 A JP 13891082A JP 13891082 A JP13891082 A JP 13891082A JP S5930986 A JPS5930986 A JP S5930986A
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JP
Japan
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flow
wall
flow path
paper
fibers
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JP13891082A
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JPS6256279B2 (ja
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治義 藤原
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 第7図は従来の抄紙機ヘッドボックスの7例を示す断面
図である。図において紙原料液は、抄紙機の巾方向(紙
面に垂直方向〕で先細りGこなっている矩形のヘッダ(
1)を通り、90°向きを変えて巾方向に並ぶテーパ管
(,2)に分岐し、頂板(1) (3)及び底板(り)で区画される巾方向通しの流路f
j)に入る。
この紙原料液は流路(S)を通るときに加速及び減速を
与えられ、紙原料液中の繊維の塊(フロック)は、加速
域では流れの方向にσ1き伸ばす力を、減速域では流れ
と直角方向に押し伸ばす力を受けて細分化され、繊維は
紙原料液中で均一に分散されたのち、スライスリップ(
A)の先端部の開口部から噴出される。従ってこれをワ
イヤにて脱水して作った紙は、地合が良く、紙力の強い
紙が得られる。 。
しかしながら第1図に示す従来のヘッドボックスには次
の様な欠点があった。即ち、紙原料液に加速及び減速を
与えて繊維分散を行なうために設けられる頂板(3)及
び底板(り)の流路壁は、加速及び減速毎に加工面が増
え、製作コストが高くなる欠点があった。
本発明は前記従来の欠点を解消するために、加速及び減
速の流路形状を改良して製作コストを低減することを目
的とし、土壁及び下壁で形C:l ) 成される細長い流路において、上壁及び下壁ともGこ相
手壁面と接近又は離隔する平面をもつが、」−壁及び下
壁を流れ方向のある位置で同時Gこ接近、離隔を行なわ
ないようGこしたもので、流れ方向のある位置で流路の
断面を増加から減少へ、又は減少から増加に変更すると
きに、土壁を曲げるか下壁を曲げるかは任意Gこ取るこ
とができるようGこし、これを選択することによって流
路の平均的な進行方向をも任意にすることができるよう
Gこした抄紙機のヘッドボックスを提供せんとするもの
である。
以下本発明の実施例を図面Gこついて説明すると、第2
図は本発明の実施例を示す抄紙機ヘッドボックスの断面
図である。第2図において紙原料液は巾方向で先細りに
なっている矩形のヘッダ(り)を通り、90°向きを変
えて有孔板(g>の巾方向しこ並ぶ複数個の穴(9)に
分岐する。
穴(9)の出口部には頂板(10)の一部(10a)、
及び底板(//)の一部(//a) Lこよって形成さ
れる巾方向につながったスリット流路(12)が直結さ
れており、流れに大きな絞り効果を与えて[1]方向の
分配性を高めると共に、紙原料液は穴(9)を出てスリ
ット流路(/コ〕に入るとき・急激に巾方向に拡がった
流れとなり、頂板(10)及び底板(//)で区画され
る流路(/3)に入る。
そして紙原料液は、流路(/3)を通るときに加速及び
減速を繰り返し4r、がら進行し、スライスリップ(/
ダ)の先端部の開口部から噴出される。
さて流路(/3〕の上壁及び下壁の表面は、巾方向Oこ
伸びる複数個の平面(10b)(//b)が互に傾きを
もって、紙原料液の流れ方向Gこ連設されている。
土壁が平面(10b’)の部分Gこ面する下壁の部分は
、土壁に対して接近したり離れたりするa平面(//b
)(//c)を連設して対面させ、下壁が平面(//b
)の部分に面する土壁の部分は、下壁Gこ対して接近し
たり離れたりするり平面(10b)(10a)を連設し
て対面させて、」二壁及び下壁で構成される流路(/3
)の断面積が増加及び減少を繰り返えすようGこしてい
る。
第3図は本発明の実施例における別形式の抄紙機ヘッド
ボックスの断面図である。この形式のヘッドボックスは
、第1次ヘッドボックス(セカンダリへラドボックス)
と呼ばれ、第7次ヘッドボックスから噴出されてワイヤ
上で脱水中の紙原料液のJjこ、さらに紙原料液を噴出
させるためのヘッドボックスである。
図においてワイヤ上に設置された第2次ヘッドボックス
の下面には、紙原料液の飛沫が付着しやすく、この付着
物が次第Gこ堆積して、再びワイヤ上に落下すると不具
合が生じる0このためこのような第2次ヘッドボックス
では、第3図に示すように矩形ヘッダ(15〕をワイヤ
(/7)からはなして置くことが好ましい。
またこの場合は、第3図に示す流路(#)のように、流
れの平均進行方向を90°曲げることもできる。このよ
うGこ本発明の流路では、流れの平均進行方向を、任意
な曲線Gこすることができる。   ・ 第7図は本発明の他の実施例を示す抄紙機ヘッドボック
スの断面図である。図において有孔板(/S〕の「IJ
力方向並ぶ複数列の穴(/9)の出口部には、頂板(2
のの一部(20a)と、抑流素子(,2,2)の一部(
〃a)によって形成される巾方向につながったスリット
流路(コ3〕が直結されており、流れに大きな絞り効果
を与え、巾方向の分配性を高めると共Gこ、紙原料液は
穴(/9)を出てスリツl−、流路(ス3)に入るとき
、急激に巾方向に、拡がった流れとなり、頂板(2の及
び抑流素子(22)とで区画される流路(コダ〕に入る
。流路(XS)も流路(〃)と同様に形成されている。
紙原料液は流路(−り)、(Δ)を通るときに加速及び
減速を繰り返えしながら進行し、その後に流路C2A)
で合流し、さらに加速減速を繰り返えしながらスライス
リップ(,27)の先端部に向って流れ、開口部から噴
Ll−1される。
抑流素子(コλ)は有孔板(/K)に設けられた突起(
2g)に紙面と垂直方向からさし込んで着脱自由である
。ヘッドボックスに紙原料液が流されると、抑流素子(
22)は流れの流体力学的効果によって相隔たる位置に
保たれる。
以上の如く本発明の流路は第1図Gこ示す如く、頂板(
2の及び抑流素子(2Jの壁面で形成することができる
。また、頂板(〃)と底板(コ/)とで区画される部分
に複数個の抑流素子をおき、同抑流素子及び他の抑流素
子の壁面で、本発明の流路を形成することもできる。
本発明では、実施例の如く、上壁及び下壁で構成される
流路の局所的な進行方向は、上向きだったり下向きだっ
たりするが、概ねスライスリップの先端の開口部Gこ向
って紙原料液は加速及び減速を与えられながら流れるの
で、紙原料液中の繊維は前記作用によって分散される。
よってこれをワイヤで脱水して作った紙は、地合が良く
、紙力の強い紙が得られる。
従来の紙原料液に加速及び減速を与える流路は、第7図
の流路(S)に示す如く流れ方向のある位置において、
土壁及び下壁を同時に接近したり離れたりして流路の断
面積を減少したり増加したりしていた。
本発明の流路は、第Ω図の実施例Gこおける流路(/3
)に示す如く、流れ方向のある位置において、上壁又は
下壁のどちらか一方だけを相手平面に対して接近したり
、離れたりして流路の断面積を減少したり、増加したり
している。
従って、本発明は上壁、下壁の表面に加工する平面の数
を、従来のものの半分にすることができ、製作費を低減
できる。
従来の流路では、」−壁及び下壁の凹凸の流れ方向の寸
法と高さを精度よく加工し、さらに土壁及び下壁の流れ
方向の相対位置を、精度よく組立てる必要があった。
本発明の流路では、」二壁及び下壁の凹凸の流れ方向の
寸法に多少誤差があっても、流路の形状(こ与える影響
が少ないので、上壁及び下壁の加工精度や組立精度が厳
しくなく、この点からも製作費を低減できる。
一般にヘッドボックス内では、水の中の繊維が17.に
干渉し合いながら流れるような高い濃度で運転している
ため、乱れのある流れにおいては乱れの大きさに応じて
繊維が集団をなして移動している。
また繊維同志のぶつかり合いとか、渦により強くからま
り合った繊維の塊が既Gこできている場合は、その塊の
中の水の流れの乱れ(ま抑制される。従って繊維の塊の
大きさは、流れの中の乱れの大きさを表わしていると言
える。
このことから、たとえ繊維分散の良い流れを得ることが
できたとしても、その流れの中に乱れがある場合は・乱
れによって繊維同志がぶつかり合って再び塊ができたり
、乱れの中の渦によって繊維がからまり合ったりして、
繊維分散がくずれていく。
このような欠陥を回避するため、本発明では流れの中G
こ乱れを起さない様にするため、流路の断面形状変化G
こ制限を設けている。即ち、流路断面積の変化に伴い、
流れが剥離を起さない様にするため、特に減速領域は下
記の第1表の如くとする。
(9〕 第   /   表 以上詳細に説明した如く本発明によると、抑流流路の断
面を変化させることにより、ここを流れている紙原料液
の流れに加速及び減速を起す。紙原料液中のフロックが
加速域にある時、上流側流速は低く、下流側流速は高い
ため、フロックは引きちぎられ、分散する。また減速域
では、流速の高低が逆になるため、フロックは平均進行
方向と直角方向、即ち巾方向及び厚み方向に押し延ばさ
れる。これを繰り返すことにより、フロックは細分化さ
れて行き、繊維は紙原料液中で均一に分散することにな
る。
また前記の如く流路の断面積を変化させることにより、
ここを流れている紙原料液流れに加速及び減速を起こす
と、紙原料液中のフロックは水の流れから力を受けて加
速及び減速されるが、フロックの中心部の繊維密度は高
く、周辺部は密度が低いため、その部分によって繊維が
水の流れから受ける力が異なる。中心部では繊維が重な
り合っているので、加減速時に水から受ける力が弱く、
周辺部では大きい。
このためフロックが加速域にあるとき周辺部は流れの進
行方向に拡がり、他方減速域にあるときは、周辺部は流
れの上流方向に拡がる。これを繰り返すことにより、周
辺部からフロックは拡散されて行き、繊維は紙原料液中
で均一に分散することになる。フロックの中心部でも密
(l/) 反差のある所、又は結合の弱い所があれば、前記の理由
によりそこから分割も行なわれる。
繊維は加速域では、平均進行方向に向くが、減速域では
繊維が後方から押されるため、方向がばらばらになる。
従って分散した繊維は無方向になり、未分散のフロック
も流体抵抗的に球形でなければ向きがばらばらになる。
故に未分散のフロックGこは角度を変えた分散力が働く
様になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の抄紙機ヘッドボックスの側断面図、第2
図、第3図及び第1I図は夫々本発明の異なる実施例を
示す抄紙機ヘッドボックスの側断面図である。 図の主要部分の説明 10.20・・・頂 板   //、l/・・・底 板
/3.:At・・・流 路    10bll/b・・
・平 面/θb、10cm2平面  //b、//c 
=−2平面特許出願人 、三菱重工業株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 巾方向に伸びる複数個の平面が互に傾きをもって流れの
    方向に連設される土壁と下壁を対面させて細長い流路を
    形成し、下壁が平面の部分に面する土壁の部分は、下壁
    に対して接近する平面と離隔する平面を連設し、反対に
    土壁が平面の部分に面する下壁の部分は、土壁に対して
    接近する平面と離隔する平面を連設させ、土壁及び下壁
    で形成される細長い流路の断面積が増加及び減少を繰り
    返していることを特徴とする抄紙機のヘッドボックス。
JP13891082A 1982-08-10 1982-08-10 抄紙機のヘツドボツクス Granted JPS5930986A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13891082A JPS5930986A (ja) 1982-08-10 1982-08-10 抄紙機のヘツドボツクス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13891082A JPS5930986A (ja) 1982-08-10 1982-08-10 抄紙機のヘツドボツクス

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Publication Number Publication Date
JPS5930986A true JPS5930986A (ja) 1984-02-18
JPS6256279B2 JPS6256279B2 (ja) 1987-11-25

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JP13891082A Granted JPS5930986A (ja) 1982-08-10 1982-08-10 抄紙機のヘツドボツクス

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