JPS5930326B2 - 表面波励振装置 - Google Patents
表面波励振装置Info
- Publication number
- JPS5930326B2 JPS5930326B2 JP2419378A JP2419378A JPS5930326B2 JP S5930326 B2 JPS5930326 B2 JP S5930326B2 JP 2419378 A JP2419378 A JP 2419378A JP 2419378 A JP2419378 A JP 2419378A JP S5930326 B2 JPS5930326 B2 JP S5930326B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dielectric rod
- surface wave
- circular waveguide
- exciter
- excitation device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01P—WAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
- H01P3/00—Waveguides; Transmission lines of the waveguide type
- H01P3/16—Dielectric waveguides, i.e. without a longitudinal conductor
Landscapes
- Waveguide Connection Structure (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、表面波励振装置の改良に関するものである
。
。
まず、第１図に示す従来の表面波励振装置について説明
する。
する。
第１図において、１は円形導波管、２は表面波伝送路、
３は誘電体棒、４は誘電体棒３を支持するための支持具
、５は励波器で、誘電体棒３、励波器５は円形導波管１
のモードの波から表面波伝送路２のモードの波への変換
を円滑に行なわせるものである。
３は誘電体棒、４は誘電体棒３を支持するための支持具
、５は励波器で、誘電体棒３、励波器５は円形導波管１
のモードの波から表面波伝送路２のモードの波への変換
を円滑に行なわせるものである。
表面波伝送路２のモードの波の大部分のエネルギーは伝
送路にごく近い範囲内に集中しているが、円形導波管１
のモードの波のエネルギーは中心部を中心に管壁まで広
範囲にわたって分布している。
送路にごく近い範囲内に集中しているが、円形導波管１
のモードの波のエネルギーは中心部を中心に管壁まで広
範囲にわたって分布している。
このため、従来の表面波励振装置は円形導波管１のモー
ドの波のエネルギーをまず誘電体棒３により中心部に集
中させ、つぎに励波器５により円形導波管１のモードか
ら表面波伝送路２のモードに徐々に変換している。
ドの波のエネルギーをまず誘電体棒３により中心部に集
中させ、つぎに励波器５により円形導波管１のモードか
ら表面波伝送路２のモードに徐々に変換している。
このため、従来の表面波励振装置は、誘電体棒３の円形
導波管１のモードの波のエネルギーに対する集束効果を
強めようとすると比誘電率の大きい誘電体を用いる必要
があり整合がとりにくくなる欠点があった。
導波管１のモードの波のエネルギーに対する集束効果を
強めようとすると比誘電率の大きい誘電体を用いる必要
があり整合がとりにくくなる欠点があった。
さらに、支持具４の材質、形状を反射波の少なくなるよ
うに選定すると、誘電体棒３を精度よく強固に支持する
ことが困難となる欠点があった。
うに選定すると、誘電体棒３を精度よく強固に支持する
ことが困難となる欠点があった。
また、励波器５はモード変換損、放射損を小さくしよう
とすると、開き角を小さくし管軸長を十分長くして徐々
に関口径を大きな開口径にする必要があり、小形化が難
しいという欠点があった。
とすると、開き角を小さくし管軸長を十分長くして徐々
に関口径を大きな開口径にする必要があり、小形化が難
しいという欠点があった。
そこで、この発明においては、支持具４、励波器５のか
わりにネジ溝付支持具、ネジ溝付円形導波管、溝付励波
器を用いることにより上述の欠点を除去するようにした
ものである。
わりにネジ溝付支持具、ネジ溝付円形導波管、溝付励波
器を用いることにより上述の欠点を除去するようにした
ものである。
第２図はこの発明の一実施例であり、図中１〜３は第１
図のものと同じであり、６はネジ溝付支持具、７はネジ
溝付円形導波管、８は溝付励波器であり、誘電体棒３お
よびネジ溝付支持具６の比誘電率をそれぞれε１．ε２
とすると、ε１ＬＪ’ε２あるいはε１〉ε２の関係に
あるものとする。
図のものと同じであり、６はネジ溝付支持具、７はネジ
溝付円形導波管、８は溝付励波器であり、誘電体棒３お
よびネジ溝付支持具６の比誘電率をそれぞれε１．ε２
とすると、ε１ＬＪ’ε２あるいはε１〉ε２の関係に
あるものとする。
誘電体棒３とネジ溝付支持具６との接続ははめ合わせ、
ネジ溝付支持具６とネジ溝付円形導波管７との接続はネ
ジ構造にすることにより、簡単に精度よく強固にとりつ
けることができるようにしている。
ネジ溝付支持具６とネジ溝付円形導波管７との接続はネ
ジ構造にすることにより、簡単に精度よく強固にとりつ
けることができるようにしている。
ネジ溝付円形導波管Ｔ中のエネルギー分布は、ε１−＼
ε２あるいはε１〉ε２の関係にあること、およびネジ
溝の深さを使用周波数においてλε／４に選定している
ことから、大部分のエネルギーが中心部に集中褥ような
分布となる。
ε２あるいはε１〉ε２の関係にあること、およびネジ
溝の深さを使用周波数においてλε／４に選定している
ことから、大部分のエネルギーが中心部に集中褥ような
分布となる。
ここでλεはε２によって決まる波長である。
このように、ネジ溝付円形導波管７のモードの波のエネ
ルギーはその大部分が中心部に集中しているため、誘電
体棒３は円形導波管１のモードの波に対する集束効果を
従来はど強める必要のないため、比誘電率の小さいもの
を用いることができ、整合がとりやすくなる利点がある
。
ルギーはその大部分が中心部に集中しているため、誘電
体棒３は円形導波管１のモードの波に対する集束効果を
従来はど強める必要のないため、比誘電率の小さいもの
を用いることができ、整合がとりやすくなる利点がある
。
また、溝付励振器８の溝深さは、前述したネジ溝付円形
導波管７のネジ溝と同様、使用周波数においてλε′／
４に選定していることから、溝付励振器８のモードの波
のエネルギーはその大部分を中心部に集中している。
導波管７のネジ溝と同様、使用周波数においてλε′／
４に選定していることから、溝付励振器８のモードの波
のエネルギーはその大部分を中心部に集中している。
ここでλ′εは自由空間波長である。
このため、ネジ溝付円形導波管７のモードから表面波伝
送路２のモードへの変換が非常に円滑に行なわれ、さら
に、溝付励振器８による放射損も小さくできる。
送路２のモードへの変換が非常に円滑に行なわれ、さら
に、溝付励振器８による放射損も小さくできる。
このことから、従来の励振器５と同様な性能を溝付励振
器８で得る場合１．溝付励振器８を小形化できる利点も
ある。
器８で得る場合１．溝付励振器８を小形化できる利点も
ある。
なお、以上は誘電体棒３とネジ溝付支持具６とを区別し
た場合について説明したが、この発明はこれに限らず誘
電体棒とネジ溝付支持具とを一体化したものに使用して
もよい。
た場合について説明したが、この発明はこれに限らず誘
電体棒とネジ溝付支持具とを一体化したものに使用して
もよい。
さらに、第３図に示すこの発明の他の実施例のように、
誘電体棒３とネジ溝付支持具６と表面波伝送路２とを一
体化した整合部付表面波伝送路９を使用してもよい。
誘電体棒３とネジ溝付支持具６と表面波伝送路２とを一
体化した整合部付表面波伝送路９を使用してもよい。
また、溝付励振器８の溝はネジ溝でもよい。
さらに溝あるいはネジ溝深さはそれぞれλε′／４゜λ
ε／４の奇数倍でもよい。
ε／４の奇数倍でもよい。
以上のようにこの発明に係る表面波励振装置においては
、ネジ溝付支持具、ネジ溝付円形導波管を用いることに
よって、簡単に精度よく強固に組み立てられ、ネジ溝が
エネルギーを導波管中心部に集束する作用をするため、
比誘電率の小さい誘電体棒を用いることができ整合がと
りやすい利点があり、溝付励振器を用いることにより小
形化できる利点もある。
、ネジ溝付支持具、ネジ溝付円形導波管を用いることに
よって、簡単に精度よく強固に組み立てられ、ネジ溝が
エネルギーを導波管中心部に集束する作用をするため、
比誘電率の小さい誘電体棒を用いることができ整合がと
りやすい利点があり、溝付励振器を用いることにより小
形化できる利点もある。
第１図は従来の表面波励振装置の断面図、第２図はこの
発明装置の一実施例、第３図はこの発明の他の実施例の
断面図である。 図中１は円形導波管、２は表面波伝送路、３は誘電体棒
、４は支持具、５は励波器、６はネジ溝付支持具、７は
ネジ溝付円形導波管、８は溝付励波器、９は整合部付表
面波伝送路である。 なお、図中同一あるいは相当部分には同一符号を付して
示しである。
発明装置の一実施例、第３図はこの発明の他の実施例の
断面図である。 図中１は円形導波管、２は表面波伝送路、３は誘電体棒
、４は支持具、５は励波器、６はネジ溝付支持具、７は
ネジ溝付円形導波管、８は溝付励波器、９は整合部付表
面波伝送路である。 なお、図中同一あるいは相当部分には同一符号を付して
示しである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 円形導波管、円錐ホーン伏動波器およびこれらの内
部に配置された表面波伝送路、誘電体棒ならびに誘電体
棒支持具等よりなる表面波励振装置において、使用波長
の約４分の１の奇数倍の深さを有するネジ溝等を上記円
錐ホーン伏動波器内壁および上記円錐ホーン伏動振器近
傍の上記円形導波管内壁に設けるとともに、上記円形導
波管のネジ溝に対してネジ構造により着脱可能なネジ溝
を誘電体棒支持具の外径側に設け、上記ネジ溝を設けた
円形導波管と上記ネジ溝を設けた誘電体棒支持具とをネ
ジ構造を用いて結合させ、上記誘電体棒支持具と上記誘
電体棒とをはめ合わせ構造を用いて結合させたことを特
徴とする表面波励振装置。 ２ 誘電体棒、誘電体棒支持具および表面波伝送線路等
の一部あるいは全部を一体化した構造を特徴とする特許
請求の範囲第１項記載の表面波励振装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2419378A JPS5930326B2 (ja) | 1978-03-03 | 1978-03-03 | 表面波励振装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2419378A JPS5930326B2 (ja) | 1978-03-03 | 1978-03-03 | 表面波励振装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54116865A JPS54116865A (en) | 1979-09-11 |
| JPS5930326B2 true JPS5930326B2 (ja) | 1984-07-26 |
Family
ID=12131480
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2419378A Expired JPS5930326B2 (ja) | 1978-03-03 | 1978-03-03 | 表面波励振装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5930326B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4468672A (en) * | 1981-10-28 | 1984-08-28 | Bell Telephone Laboratories, Incorporated | Wide bandwidth hybrid mode feeds |
| US4482899A (en) * | 1981-10-28 | 1984-11-13 | At&T Bell Laboratories | Wide bandwidth hybrid mode feeds |
| JPH0231525A (ja) * | 1988-07-21 | 1990-02-01 | Hitachi Ltd | 情報送受信装置 |
| US10103777B1 (en) | 2017-07-05 | 2018-10-16 | At&T Intellectual Property I, L.P. | Method and apparatus for reducing radiation from an external surface of a waveguide structure |
| US10389403B2 (en) | 2017-07-05 | 2019-08-20 | At&T Intellectual Property I, L.P. | Method and apparatus for reducing flow of currents on an outer surface of a structure |
-
1978
- 1978-03-03 JP JP2419378A patent/JPS5930326B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54116865A (en) | 1979-09-11 |
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