JPS5930080Y2 - 歩行板付き溝蓋

Info

【考案の詳細な説明】この考案は歩行するに都合のよい歩行板付き溝蓋に関す
るもので、その目的は蓋体１の上面に対し色別可能な合
成樹脂製の歩行板２を敷着して歩行者の足下保護を企図
するもので、その要旨は実用新案登録請求の範囲に記載
された構成のとおりである。

次に、図面にしたがって本考案の一つの実施例を例示す
ると、図中、蓋体１は、長四角形の中央長手方向に沿っ
て歩行板２が敷着されている。

なお、この歩行板２の土＝面を粗面にする辷り止めを施
してもよい。

左右の水抜き孔３ａ、３ｂが群列された蓋体１左
右の部位は前記歩行板２の左右側に位置している。

格子桟４〜４は図示のものとして十文字状に配設されて
いて、前記歩行板２の下面を受承している。

なお、前記蓋体１は鋳鉄製である。

次に上記のように形成された実施例の作用と効果を具体
的に説明する。

さて、本例溝蓋ＭＢではその中央長手方向に沿って上記
した歩行板２が敷着しであるため、仮りにハイヒールの
女性連が、この溝蓋ＭＢＬを歩行しても、結局、歩行板
２の保護性によって足下を軽やかに運ぶことができる特
長がある。

しかも、雨天降雨時は溢水が前記歩行板２両側に群列さ
れた水抜き孔３ａ、３ｂにて下方の下水溝（図示しない
。

）内に集水されるため、溝蓋ＭＢとしての役務を果しう
るから好都合である。

なお、歩行板２を合成樹脂製の板とするときには、本例
溝蓋ＭＢの重量軽減による取扱い容易性が得られる。

すなわち、本考案は上記のように形成された歩行板付き
溝蓋でによって上記の作用効果が得られ、もって、本考
案所期の目的が遠戚されるため、本考案は実用性の高い
優れた考案となる。

とくに、歩行板を別体とするため、公共団体のマークＭ
Ｋを附す際には在庫管理上、前記歩行板取替による著効
が認められるとともに、色別性も得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案の一実施例を示す溝蓋の側断面図、第２
図はその平面図である。１・・・・・・蓋体、２・・・・・・歩行板、３ａ
、３ｂ・・・・・・水抜き孔、４・・・・・・格子桟
。