JPS5929806Y2 - 軽合金製スポツトガンア−ム - Google Patents

軽合金製スポツトガンア−ム

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JPS5929806Y2
JPS5929806Y2 JP12020480U JP12020480U JPS5929806Y2 JP S5929806 Y2 JPS5929806 Y2 JP S5929806Y2 JP 12020480 U JP12020480 U JP 12020480U JP 12020480 U JP12020480 U JP 12020480U JP S5929806 Y2 JPS5929806 Y2 JP S5929806Y2
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JP
Japan
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gun arm
arm
spot gun
light alloy
gun
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JP12020480U
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JPS5744687U (ja
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巧 河本
浩治 福田
肇 山崎
忍 田中
Original Assignee
本田技研工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はアルミニウム合金の如き軽合金の溶接機用スポ
ットガンアームの改良に関するものである。
従来のスポットガンアームは黄銅で製作され、ために重
量が大きく、コストが高い。
特に重量が犬である不都合は、溶接ラインを自動化、量
産化する場合、アームが重いと振れを生じ、打点位置精
度の維持が難かしく、精度管理等を行っているとライン
スピードが低下し、量産上好捷しくない。
そこで本出願人は、黄銅に代えてアルミニウム合金製の
スポットガンアームを提案し、これによると軽量化とコ
ストダウンを図ることができる。
ところで軽合金製スポットガンアームにおいて、ガンア
ームと給電用二次ケーブル端子(NCスポット溶接機の
場合にはアーム取付ヨーク部)との接合部に大電流が通
過した時、スパークによる醇融電触が発生し、耐蝕性の
点で問題が生じ、耐久性が低下する。
父上帯はガンアーム先端に摩り付けられる銅合金チップ
ホルダとの間にも発生する。
本考案者等はアルミニウム合金製スポットガンアームに
おける以上の如き問題を解決すべく本考案をなしたもの
で、その目的とする処はアルミニウム合金製スポットガ
ンアームと給電部材端子側との間の接触部及び該アーム
と電極チップとの間の接触部に異種金属の導電性部材を
介在せしめ、接触部間の発熱を減少せしめ、且つスパー
ク放電による溶融電蝕を防止し得る如くし、耐久性向上
を図った軽合金製スポットガンアームを提供するにある
次に本考案の好適一実施例を添付図面に従って詳述する
第1図はポータプルスポットガンで、ガン1は上下のア
ーム2,2よりなり、アーム2,2は対称形状をなし、
基部で枢着3されて開閉自在であり、基部後方L/cは
開閉用エアシリンダユニット4を介設し、先端部には対
向する如く銅等からなる電極チップ5,5が設けられ、
チップ5,5でワークの溶接個所を咬持し、スポット溶
接を行う。
以上のガンアーム2,1m造等によりアルミニウム合金
で製作される。
ガンアーム2の後端部2aの一面YCはフラットな接触
面2bを形成し、一方、給電用二次ケープ入端子6の先
端部2aと対向する面をフラットな接触面6bとし、こ
の間に導電性金属薄板材よりなるパツキン7を介設し、
これを面2b、6bで挾持する如くし、ボルト8を通し
、ナツト9で双方2a、6aをパツキンIを介して螺締
結着する。
パツキン1は通電率が良く、なじみの良い金属、例えば
金、銀、銅等で形威する。
かくすることにより端子6側からアーム2側への通電時
、双方の接触面の発熱が減少し、大電流通電時[$−け
るスパーク放電が防止され、これに起因する溶融電蝕を
防止することができた。
アルミニウム合金製スポットガンを上記パツキンを用い
ないでテストした結果約100,000打点溶接で溶融
電蝕が発生したが、上記パツキンを用いることにより1
,000,000打点溶接後も溶融電蝕の発生がなく、
長期間使用できた。
第3図は変更実施例で、既述のアルミニウム合金製スポ
ットガンアーム2の接触面に金、銀、銅等の導電性金属
よりなるメッキ層101を形成し、これにより上記と同
様の作用、効果を得、実施した結果も上記と同様であつ
fc。
第4図はロボット用スポットガンで、該ガンアーム12
の場合にはこれの基部12aの両側面12b、12cを
給電側であるホルダ13.14で挾持し、ボルト18、
ナツト19で螺締結着するが、第5図に示される如く両
側面12b’、12cとホルダ13,14の各対向接触
面間にパツキン17.17を介設した。
第6図は上記アーム12の基部12aの両側面に第3図
と同様にメッキ層117,117を形成し、又図示例で
は後端面12dにもメッキ層117aを形成したもので
ある。
第8図は二次ケーブル端子26とアーム22とをネジ付
ジヨイントパイプ23を介して結合するようにしたもの
でこの場合、アーム22後端の端子テーパー突部26a
との嵌合連結テーパー穴22b内周にメッキ層27bを
、又アーム22後端外周のネジ部22aにメッキ層27
aを形威し。
この形式の場合にはメッキが最適である。
第7図はガンアーム2の電極チップ部で、この場合は、
チップ5はチップホルダ5aを介してガンアーム先端の
ネジ孔2cVc螺合結着等されるが、ホルダ5aとガン
アーム耶付孔2cとの接触面の孔2c側にメッキ層31
を形成する。
これによりホルダ5aとアーム接触面間の発熱の減少と
スパーク放電による溶融電蝕を防止することができる。
尚図面中2dは冷却水通路を示す。
以上で明らかな如く本考案によれば、アルミニウム合金
でスポットガンアームを得、ガンアームの軽量化、コス
トダウンを図りつつ通電接触部の溶融電蝕を防止し、ガ
ンアームの寿命、耐久性を向上せしめ、以上を上記パツ
キンを接触部を介設したり、メッキ層等を形成するだけ
で達成し、容易に、簡単に上記寿命、耐久性向上を図る
ことができる等多大の利点を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案い一実施例を示すもので、第1図はポータ
プルガンアームの側面図、第2図は通電接触部の横断平
面図、第3図は変更実施例図、第4図はロボット用スポ
ットガンアームの側面図、第5図は同第2図と同様の図
、第6図は変更実施例図、第1図はネジ式のものの同様
の図、第8図は電極チップ部の縦断面図である。 尚図面中2.12.22はガンアーム、T、17はパツ
キン、10γ、117,2γ、37はメッキ層、5は電
極チップ、6.26.13.14は給電側端子である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ■ アルミニウム合金の如き軽合金で成形したスポット
    ガンアームと給電部材との接触部及び該アームと電極チ
    ップとの接触部に異種金属よりなる導電性部材を介在せ
    しめるようにしたことを特徴とする軽合金製スポットガ
    ンアーム。 2 前記導電性部材はパツキン状である前記実用新案登
    録請求の範囲第1項の軽合金製スポットガンアーム 3 前記スポットガンアームの前記接触部に導電性金属
    をメッキしてなる前記実用新案登録請求のR間第]項記
    載の軽合金製スポットガンアーム
JP12020480U 1980-08-25 1980-08-25 軽合金製スポツトガンア−ム Expired JPS5929806Y2 (ja)

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JPS5744687U JPS5744687U (ja) 1982-03-11
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