JPS5929800B2 - 弾薬箱 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は一本の、しかし弛まされて２列になつた部分か
ら成る、弾帯のループ状物が中に装入されている仕切を
有する弾薬箱に関する。

この種の周知の弾薬箱においては仕切は扁平な隔壁によ
り形成されろ。

今ループ状物が仕切の底に載置されかつループ状物が仕
切の中にジグザグ状に位置するように仕切が充満されろ
場合弾帯の排出に際し両方のループ状物がもつれ合い、
射撃の間に仕切から弾帯を引き出すのに犬ぎな力を要し
テ火器までの弾帯の搬送を阻害することがあるという危
険が生ずる。

本発明により解決すべぎ課題は、一つのループ状物が仕
切の中でジグザグ状になることがなくかつ両方のループ
状物は排出に際してもつれ合うことがなくかつ太ぎな力
を要することなく確実に排出されろことが保証されろと
共に弾薬箱の充填に際しては仕切の中に多過ぎろ弾薬筒
が装入されないように特に注意することを要しないよう
な弾薬箱を創造するにある。

しかして本発明による弾薬箱は、仕切はランク状の担体
を有しかつこの担体の凹部は一つのループ状物の個々の
弾薬筒の収容のために使われろ。

以下図面の本発明による弾薬箱の二つの実施例によって
本発明を詳述する。

第１図と第２図による弾薬箱５０の二つの側壁１には桿
２が固定されている。

桿は相互平行にかつ側壁１に対し垂直に配置されている
。

夫々３個の桿２の軸線は弾薬箱底３に対し垂直の面内に
ある。

これらの面は相互同じ間隔を有する。■平面内にある３
個の桿２には側壁１に対し平行の２個の担体４と１個の
担体５が固定されている。

両方のラック状の担体４は複数の凹部６を有する。

凹部６の間隔は５２で概略的に示された弾帯中の弾薬筒
７の間隔に相当している。

凹部６は全体的に半円形でありかつ歯８によって相互に
区分されている。

歯８の下方は円形に丸められた面９を有し、この面は凹
部の半円形の彎曲に対し接線上にある。

凹部６の半径は両担体４において同じ大きさである。

夫々対を成す２個の担体４の全部の凹部６の中心は、弾
薬箱底３に対しおよび弾薬箱５０の側壁１に対し垂直を
成す１平面内にある。

両方の担体４上に配置された夫々２個の凹部の中心は弾
薬箱底３に平行の直線上に位置している。

第２図によれは担体５の端面１０と桿２との間の距離Ａ
よりも凹部６と桿２との間の距離Ｂの方が小さい。

これによって仕切り５１ａの巾が従来のものと同等又は
それ以下であっても弾帯の安定した格納及び安全な排出
が行われろことができろ。

各担体４は上方へ指向する歯１１を有し、この歯には弾
帯に対するがま形のガイドアーム１２が固定されている
。

歯１１はアーム１２と共に半円形の溝１３ａ、１３ｂを
形成する。

３個の担体４，５の中の夫々隣接する２個の組が一つの
仕切を区切り、仕切の中には弾帯５２のループ状物５３
が収容されろ。

弾帯の弾薬筒７は周知の方法で周知の構造の図示されて
いない弾帯用リンク１４によって相互枢着されている。

第２図によれば仕切５１ａ中のループ状物５３のループ
脚部分５６にある弾薬筒（１５で総称されろ）は歯１１
ａと案内アーム１２ とによって形成された溝１３ａに
よって保持され、仕切５１ｂ中の同じような弾薬筒は歯
１１５と案内アーム１２ｂとによって形成された溝１３
ｂによって保持されろ。

弾薬筒７の薬莢は担体４の凹部６の中に位置し、かつ弾
薬筒７の弾丸１Ｔは担体５の両方の端面１０に当接して
いる。

弾薬筒７はさらに担体４の表面１８にも蟲っている。

第２図に示されろように、仕切５１は２個と半分が示さ
れ、この中央の仕切の中のループ状物５３は２つの隣在
するループ脚部分５５．５６から成り、また凹部６はル
ープ脚部分５６の弾薬筒７を受入れるのに役立っている
。

他方のループ脚部分５５にある弾薬筒は１６で総称され
ろ。

弾薬箱５０の中に弾薬を装入する場合仕切の中に詰めら
れろループ状物の全長は担体４中の凹部６の数によって
決められろことによって弾帯は入れ過ぎにならずかつし
たがって故障無しに排出され得ろ。

第３図および第４図による実施例においては、仕切５４
は箱壁２０に対し垂直に指向している夫夫二つの中間壁
１９によって形成されている。

対の担体２１．２２は中間壁１９に固定されている。

担体２１．２２はそれぞれ一定間隔を置いて設けられた
歯（２２ａ 、２２ｂ 、２２ｏ２２ｄ 、２２ｅ・
・・・・・）を具え、これらの歯は複数の凹部２３を形
成する。

この実施例では、弾薬筒が四部２３中によく保持されろ
。

担体２１，２２は相互規則的間隔に配置されている凹部
２３を有する。

凹部２３の中心軸線は弾薬箱底２４に平行の直線と鋭角
を成す。

凹部２３の底部は２個の円形の彎曲部２５．２６を有し
、この彎曲部は弾薬箱底２４に対し垂直の面２７に対し
接線上にある。

さらに両方の彎曲部２５゜２６は相互平行の直線の区画
面２８．２９の接線上に接続している。

担体２１の凹部２３の彎曲部２５．２６は担体２２の当
該彎曲部よりも小なる半径を有する。

担体２２中の凹部２３は第３図においては破線で表わさ
れている。

両方の担体２１゜２２上に配置された夫々２個の凹部２
３の彎曲部２５．２６の中心は弾薬箱底２４および壁２
０に平行の直線上に位置する。

四部２３の区画面２８゜２９の距離は弾薬箱５０の中に
装入された弾薬筒？ （７ａ、７ｂ・・・・・・）の直
径よりも犬である。

スイス国特許明細書第４７６９７２号に記載されたもの
と同様なもので図示されている如ぎばね装’Ｈのばね板
３０が中間壁１９の上方部分に連結されている。

第３図によると、仕切５４の中にあろ弾帯の一部分の、
弾帯用リンク１４によって相互連結されている弾薬筒７
の薬莢の後方部分および薬莢首部分３１は両方の担体２
１，２２上の１対の凹部の中に装着されている。

弾帯の他の部分は仕切の中に懸垂されている。

弾帯部分３２．３３はばね板３０を経て案内され、第４
図によれば弾薬筒７即ち弾薬筒７．と７２はばね板３０
ａによって直接支持されており、更に弾薬筒７３〜７１
．を含む弾帯の一方のループ脚部分の弾薬筒３３も担持
されろ。

凹部２３の数は本質的に仕切の中に収容されろ弾薬筒７
（７ａ、？ｂ・・・・・・）の数を決定する。

一つの仕切内の排出に際しては弾帯の一方のループ脚部
分の弾薬筒３３は矢印方向Ｆ（第４図）に動かされ、そ
の場合弾帯の他方のループ脚部分の弾薬筒３２中の弾薬
筒７が次ぎ次ぎに担体２１，２２の凹部２３から引き出
される。

斜め上方に指向している面２８によって弾薬筒７は引き
出されるにいたるまで凹部２３の中に抑止されろ。

これによつて、弾薬筒７が凹部２３から引出されろ前ま
たは間に動かされかつ弾帯部分３３と接触することが避
けられろ。

ループ状物の長さが長くなり過ぎろと弾薬筒７を最早仕
切５１；５４から引出すことができないという危険があ
る。

しかし本発明によれは担体４，５又は２１゜２２によっ
て多過ぎろ弾薬筒７が仕切中に入ることができす、従っ
て弾薬筒７は容易に仕切り５１；５４から排出されろこ
とができろ。

【図面の簡単な説明】

第１図は第１実施例による弾薬箱の一部分の横断面図、
第２図は第１図の１−■線に沿う断面図、第３図は第２
実施例によろ弾薬箱の横断面図、第４図は第３図のｒＶ
−ＩＶ線に沿う断面図を示す。 図面の主な符号の説明、４，５；２１，２２・・・担体
、６；２３・・・凹部、７・−・弾薬筒、７．．７２・
・・個々の弾薬筒、７ａ、７ｂ・・・個々の弾薬筒、８
；２・２ａ、２２ｂ・・・個々の歯、５１・・・仕切、
５２・・・弾帯、５３・・・ループ状物、５４・・・仕
切、５５・・・脚部、５６・・・脚部。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １ 少なくとも１つの仕切５１を有し、該仕切は弾帯５
   ２のループ状物５３０２つのループ脚部分５５．５６を
   収容するものであり、これらループ脚部分は向さ合って
   配置されている弾薬箱において、前記弾薬箱５０の仕切
   ５１がランク状の担体４を有し、前記担体の凹部６は前
   記ループ脚部分の内一方のものにある弾薬筒Ｔを個々に
   受は入れるのに役立っていることを將徴とする弾薬箱。