JPS5929709Y2 - 生理処理ナプキン個別包装体 - Google Patents
生理処理ナプキン個別包装体Info
- Publication number
- JPS5929709Y2 JPS5929709Y2 JP4476579U JP4476579U JPS5929709Y2 JP S5929709 Y2 JPS5929709 Y2 JP S5929709Y2 JP 4476579 U JP4476579 U JP 4476579U JP 4476579 U JP4476579 U JP 4476579U JP S5929709 Y2 JPS5929709 Y2 JP S5929709Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- adhesive layer
- sanitary napkin
- soluble
- soluble film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Packages (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は粘着層付き生理処理ナプキンに関するものであ
って、特にその個別包装材を粘着層の保護材としても利
用しようとするものである。
って、特にその個別包装材を粘着層の保護材としても利
用しようとするものである。
従来より、月経時の経血を吸収処理することを目的とし
て生理処理ナプキンが使用されているが、近年その一部
分に粘着層を設けた生理処理ナプキンが多くイ吏われる
ようになってきている。
て生理処理ナプキンが使用されているが、近年その一部
分に粘着層を設けた生理処理ナプキンが多くイ吏われる
ようになってきている。
この粘着層は生理処理ナプキンを下着に固定し、使用中
のずれを防止しようとするものであって極めて便利なも
のである。
のずれを防止しようとするものであって極めて便利なも
のである。
しかし、その反面現在のものはその使用の際に不要とな
る粘着層の保護材である剥離紙または剥離フィルム等を
剥がす必要があり甚だ面倒である。
る粘着層の保護材である剥離紙または剥離フィルム等を
剥がす必要があり甚だ面倒である。
しかも剥がした後用済みとなった剥離紙等を不用意に便
器等に捨てると便器がつまるといった用後処理の問題が
解決していないのが現状である。
器等に捨てると便器がつまるといった用後処理の問題が
解決していないのが現状である。
そこで本考案はこのような従来技術の情況に鑑み検討し
た結果本考案を完成するに至ったものである。
た結果本考案を完成するに至ったものである。
すなわち、本考案は、少なくとも表面層が非水溶型粘着
剤である粘着層を一部に有する生理処理ナプキンと該生
理処理ナプキンを包装した水溶性フィルムとからなり、
上記粘着層は上記水溶性フィルムに当接されてなる生理
処理ナプキン個別包装体を提供するものである。
剤である粘着層を一部に有する生理処理ナプキンと該生
理処理ナプキンを包装した水溶性フィルムとからなり、
上記粘着層は上記水溶性フィルムに当接されてなる生理
処理ナプキン個別包装体を提供するものである。
個別包装体の材料として用いる水溶性フィルムとはフィ
ルム形成能を有し生理処理ナプキンの包装に用いること
のできるものであって、天然あるいは合成の水溶性高分
子である。
ルム形成能を有し生理処理ナプキンの包装に用いること
のできるものであって、天然あるいは合成の水溶性高分
子である。
すなわちデンプン、コラーゲン等の天然水溶性高分子類
、あるいはポリビニルアルコール ルボキシメチルセルローズ、メチルセルローズ、ヒドロ
キシプロピルセルローズ）ポリエチレンオキシド、部分
ケン化したエチレン−酢酸ビニル共重合体などの合成水
溶性高分子類およびその誘導体である。
、あるいはポリビニルアルコール ルボキシメチルセルローズ、メチルセルローズ、ヒドロ
キシプロピルセルローズ）ポリエチレンオキシド、部分
ケン化したエチレン−酢酸ビニル共重合体などの合成水
溶性高分子類およびその誘導体である。
非水溶型粘着剤とは例えば天然ゴム、ブタジェン・スチ
レン共重合体、ブタジェン・アクリロニドノル共重合体
、ブチルゴム、アクリル酸エステル共重合体の単独もし
くは２種以上を組合せたものと、それにチルペル樹脂、
石油樹脂などの粘着付与剤、その他必要に応じて可塑剤
、安定剤、老化防止剤などの添加剤を配合した粘着剤を
用いたものであって、その粘着剤は水に溶解あるいは膨
潤するものであってはならない。
レン共重合体、ブタジェン・アクリロニドノル共重合体
、ブチルゴム、アクリル酸エステル共重合体の単独もし
くは２種以上を組合せたものと、それにチルペル樹脂、
石油樹脂などの粘着付与剤、その他必要に応じて可塑剤
、安定剤、老化防止剤などの添加剤を配合した粘着剤を
用いたものであって、その粘着剤は水に溶解あるいは膨
潤するものであってはならない。
この粘着層表面は水溶性フィルムで覆われ保護されるの
で粘着剤が水分によって軟化したり、流動する性質があ
る場合、水溶性フィルムとブロッキングを起こす危険性
がある。
で粘着剤が水分によって軟化したり、流動する性質があ
る場合、水溶性フィルムとブロッキングを起こす危険性
がある。
また、この粘着層は支持体として紙類、不織布、織布、
合成フィルムなどを用いた構成かあるいは支持体のない
粘着剤層単独で戒り立っていてもよいが、支持体のある
場合は支持体を中心として水溶性フィルムで保護される
粘着層側の粘着剤は前記理由により非水溶型である必要
があるが、もう一方の側、すなわち生理処理ナプキン側
に位置する粘着層は水溶型、非水溶型の何れの粘着剤で
も用いることができる。
合成フィルムなどを用いた構成かあるいは支持体のない
粘着剤層単独で戒り立っていてもよいが、支持体のある
場合は支持体を中心として水溶性フィルムで保護される
粘着層側の粘着剤は前記理由により非水溶型である必要
があるが、もう一方の側、すなわち生理処理ナプキン側
に位置する粘着層は水溶型、非水溶型の何れの粘着剤で
も用いることができる。
次に、生理処理ナプキンとは月経経血を吸収処理するも
のであって脱脂綿、吸収紙、レーヨンステーブル ィルムおよび合成高分子フィルムをラミネートした不織
布などで構成されている。
のであって脱脂綿、吸収紙、レーヨンステーブル ィルムおよび合成高分子フィルムをラミネートした不織
布などで構成されている。
また経血の吸収量を増すために水溶性および水膨潤性高
分子吸収体や脱臭剤などを配合してもよい。
分子吸収体や脱臭剤などを配合してもよい。
以下本考案を図面に基いて説明する。
各図面は本考案に係わる生理処理ナプキン個別包装体の
断面図を示すものである。
断面図を示すものである。
第１図において、生理処理ナプキン１は、その表面の一
部に非水溶型粘着剤からなる粘着層２を有し、この粘着
層２が水溶性フィルム３に当接するようにして包装され
ている。
部に非水溶型粘着剤からなる粘着層２を有し、この粘着
層２が水溶性フィルム３に当接するようにして包装され
ている。
したがって、本考案に係わる生理処理ナプキン個別包装
体は以上のように構成されているので、使用するまでは
水溶性フィルム３によって個別包装され、粘着層２の表
面も被覆保護された状態となっており、しかも粘着層２
の表面が非水溶型粘着剤なので水溶性フィルム３と粘着
層２はブロッキングすることがない。
体は以上のように構成されているので、使用するまでは
水溶性フィルム３によって個別包装され、粘着層２の表
面も被覆保護された状態となっており、しかも粘着層２
の表面が非水溶型粘着剤なので水溶性フィルム３と粘着
層２はブロッキングすることがない。
そこで使用する際には個別包装材料である水溶性フィル
ム３を破って中の生理処理ナプキンを取り出せば、その
時同時に粘着層２表面が露出するので直ちにナプキンを
下着に固定し、使用することができる。
ム３を破って中の生理処理ナプキンを取り出せば、その
時同時に粘着層２表面が露出するので直ちにナプキンを
下着に固定し、使用することができる。
すなわち、従来の粘着層付き生理処理ナプキンの場合は
その粘着層の保護材である剥離紙あるいは剥離フィルム
等が剥がす面倒があったが、本考案のものはその手間が
省け、その用後処理も不要となった。
その粘着層の保護材である剥離紙あるいは剥離フィルム
等が剥がす面倒があったが、本考案のものはその手間が
省け、その用後処理も不要となった。
しかも個別包装材料が水溶性フィルムとなっているので
用済みとなった際は便器に流すことができる。
用済みとなった際は便器に流すことができる。
本考案においては、第２図に示すように粘着層２は支持
体４があっても差支えなく、第３図に示すように粘着層
２が支持体４を介して水溶性フィルムと当接する側を非
水溶型粘着剤とし生理処理ナプキンの側を水溶型粘着剤
５としてもよい。
体４があっても差支えなく、第３図に示すように粘着層
２が支持体４を介して水溶性フィルムと当接する側を非
水溶型粘着剤とし生理処理ナプキンの側を水溶型粘着剤
５としてもよい。
第１図ないし第３図は本考案に係わる生理処理ナプキン
個別包装体を説明するための断面図であり、図中の記号
は下記のとおりである。 １・・・・・・生理処理ナプキン、２・・・・・・粘着
層、３・・・・・・水溶性フィルム、４・・・・・・支
持体、５・・・・・・水溶性型粘着剤層。
個別包装体を説明するための断面図であり、図中の記号
は下記のとおりである。 １・・・・・・生理処理ナプキン、２・・・・・・粘着
層、３・・・・・・水溶性フィルム、４・・・・・・支
持体、５・・・・・・水溶性型粘着剤層。
Claims (1)
- 少なくとも表面層が非水溶型粘着剤である粘着層を一部
に有する生理処理ナプキンと該生理処理ナプキンを包装
した水溶性フィルムとからなり、上記粘着層は上記水溶
性フィルムに当接されてなる生理処理ナプキン個別包装
体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4476579U JPS5929709Y2 (ja) | 1979-04-06 | 1979-04-06 | 生理処理ナプキン個別包装体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4476579U JPS5929709Y2 (ja) | 1979-04-06 | 1979-04-06 | 生理処理ナプキン個別包装体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55146127U JPS55146127U (ja) | 1980-10-21 |
| JPS5929709Y2 true JPS5929709Y2 (ja) | 1984-08-25 |
Family
ID=28921718
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4476579U Expired JPS5929709Y2 (ja) | 1979-04-06 | 1979-04-06 | 生理処理ナプキン個別包装体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5929709Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-04-06 JP JP4476579U patent/JPS5929709Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55146127U (ja) | 1980-10-21 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US3654929A (en) | Body-fluid absorption article | |
| US3575173A (en) | Flushable disposable absorbent products | |
| JPH029788Y2 (ja) | ||
| JP2587072B2 (ja) | フラップつき衛生ナプキン | |
| US5133704A (en) | Intermittent batwing adhesive system for sanitary napkin | |
| US3654928A (en) | Flushable wrapper for absorbent pads | |
| US4820295A (en) | Absorbent body with fluid transport means | |
| US5358499A (en) | Sanitary napkin with disposal means | |
| JP4492962B2 (ja) | 個装吸収性物品 | |
| EP0299532B1 (en) | Sanitary napkin with disposal means | |
| CA2331662C (en) | Water-decomposable absorbent article and method for producing it | |
| JP5430280B2 (ja) | 個包装製品 | |
| US3885566A (en) | Disposable diaper with integral abhesive reinforcing areas | |
| US20040267217A1 (en) | Disposable absorbent article | |
| US3575175A (en) | Removable protective liner for nether garments | |
| EP1493412A2 (en) | Absorbent article including in situ cover | |
| JP4904089B2 (ja) | 吸収性物品及びその製造方法 | |
| JPS5929709Y2 (ja) | 生理処理ナプキン個別包装体 | |
| JP2008080046A (ja) | 吸収性物品の個装構造 | |
| GB2083050A (en) | Aqueous Emulsion Polymer Adhesive Compositions | |
| JPS5925371Y2 (ja) | 生理処理ナプキン個別包装体 | |
| JP4566108B2 (ja) | 吸収性物品 | |
| JP4597016B2 (ja) | 吸収性物品 | |
| JP2001187088A (ja) | 吸収性物品 | |
| KR102642035B1 (ko) | 생리대의 편리한 사용을 위한 고정수단을 구비한 생리대 포장지 |