JPS5929658B2 - 亜鉛水溶液から第2鉄イオンを除去する方法 - Google Patents
亜鉛水溶液から第2鉄イオンを除去する方法Info
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- JPS5929658B2 JPS5929658B2 JP51084873A JP8487376A JPS5929658B2 JP S5929658 B2 JPS5929658 B2 JP S5929658B2 JP 51084873 A JP51084873 A JP 51084873A JP 8487376 A JP8487376 A JP 8487376A JP S5929658 B2 JPS5929658 B2 JP S5929658B2
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- Japan
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- ferric ions
- solution
- ions
- acid groups
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
- B01J45/00—Ion-exchange in which a complex or a chelate is formed; Use of material as complex or chelate forming ion-exchangers; Treatment of material for improving the complex or chelate forming ion-exchange properties
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C22—METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
- C22B—PRODUCTION AND REFINING OF METALS; PRETREATMENT OF RAW MATERIALS
- C22B3/00—Extraction of metal compounds from ores or concentrates by wet processes
- C22B3/20—Treatment or purification of solutions, e.g. obtained by leaching
- C22B3/42—Treatment or purification of solutions, e.g. obtained by leaching by ion-exchange extraction
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P10/00—Technologies related to metal processing
- Y02P10/20—Recycling
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- Extraction Or Liquid Replacement (AREA)
- Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
- Water Treatment By Electricity Or Magnetism (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は濃厚亜鉛水溶液から第2鉄イオンを除去する方
法に関するものである。
法に関するものである。
亜鉛鉱、亜鉛精鉱および残渣等の湿式冶金抽出において
、亜鉛は濃厚な水溶液の形態で得られる。
、亜鉛は濃厚な水溶液の形態で得られる。
しかしながらその原鉱の品位および使用された予備処理
にしたがって、得られたその溶液は亜鉛ばかりではなく
て第2鉄イオンの相当な割合およびそれに加えて、たと
えば銅、コバルト、カドミウム、砒素、およびアンテモ
ニー等のその他のイオンの比較的小量をも含有する。
にしたがって、得られたその溶液は亜鉛ばかりではなく
て第2鉄イオンの相当な割合およびそれに加えて、たと
えば銅、コバルト、カドミウム、砒素、およびアンテモ
ニー等のその他のイオンの比較的小量をも含有する。
その溶液中に主として第2鉄イオンの形態で存在する鉄
は亜鉛のその後の処理を大きく妨害するので除去されな
げればならない。
は亜鉛のその後の処理を大きく妨害するので除去されな
げればならない。
実際上鉄は従来法でん方法によって除去されてきた。
しかしながらその沈でん方法には亜鉛の相当な損失が伴
い、かつ亜鉛−含有のその沈でんが廃物問題をもたらす
が、それはそのものが容易に後−処理され得ないためで
ある。
い、かつ亜鉛−含有のその沈でんが廃物問題をもたらす
が、それはそのものが容易に後−処理され得ないためで
ある。
本発明は亜鉛がそのイオン交換体に実質的に結合されな
いようなイオン交換方法を使用することによって亜鉛水
溶液から第2鉄イオンを除去する方法を提供するもので
ある。
いようなイオン交換方法を使用することによって亜鉛水
溶液から第2鉄イオンを除去する方法を提供するもので
ある。
得られるその亜鉛溶液は実際上第2鉄イオンを含まずか
つその亜鉛濃度はほとんど減少されず、亜鉛損失は実際
上ゼロである。
つその亜鉛濃度はほとんど減少されず、亜鉛損失は実際
上ゼロである。
その他の利点(ζそのイオン交換体には第2鉄イオンを
高度に負荷することが可能で、それによってその溶離工
程においてその鉄が純粋でかつ濃厚な形態で得られると
いうことである。
高度に負荷することが可能で、それによってその溶離工
程においてその鉄が純粋でかつ濃厚な形態で得られると
いうことである。
本発明にしたがう方法は、ガラス電極を備えたpHメー
ターで測定されるそのpHが0乃至1.3の範囲にある
第2鉄イオンおよび亜鉛イオンを含有する溶液をアミノ
カルボン酸基および/またはイミノジカルボン酸基を実
質的に含有する陽イオン交換体と接触させることを特徴
としている。
ターで測定されるそのpHが0乃至1.3の範囲にある
第2鉄イオンおよび亜鉛イオンを含有する溶液をアミノ
カルボン酸基および/またはイミノジカルボン酸基を実
質的に含有する陽イオン交換体と接触させることを特徴
としている。
亜鉛イオンから第2鉄イオンを分離する現在の分離方法
においては、他のタイプの陽イオン交換体は適当でない
ことが実験によって示された。
においては、他のタイプの陽イオン交換体は適当でない
ことが実験によって示された。
出願者達はまた、アミノカルボン酸基および/またはイ
ミノジカルボン酸基を実質的に含有する固体陽イオン交
換体(以下キレート樹脂とよぶ)が使用された場合でさ
えも、約2乃至約5の通常のpH値の適用においては比
較的高い割合の亜鉛が捕捉されてそのキレート樹脂中の
Zn: Feの比がその工程に対して望ましくない程度
にまで上昇することを発見した。
ミノジカルボン酸基を実質的に含有する固体陽イオン交
換体(以下キレート樹脂とよぶ)が使用された場合でさ
えも、約2乃至約5の通常のpH値の適用においては比
較的高い割合の亜鉛が捕捉されてそのキレート樹脂中の
Zn: Feの比がその工程に対して望ましくない程度
にまで上昇することを発見した。
本発明の強酸性媒体中でそのキレート樹脂が亜鉛溶液か
らそのように大きな量の第2鉄イオンを吸収するという
ことは非常な驚きであったが、それは通常そのように低
いpHにおいてはキレート樹脂は重金属に対して低い負
荷容量を示すからである。
らそのように大きな量の第2鉄イオンを吸収するという
ことは非常な驚きであったが、それは通常そのように低
いpHにおいてはキレート樹脂は重金属に対して低い負
荷容量を示すからである。
一般に陽イオン交換体としてキレート樹脂が使用される
が、アミノカルボン酸基および/またはイミノジカルボ
ン酸基を実質的に含有する液体の陽イオン交換体を使用
することも可能である。
が、アミノカルボン酸基および/またはイミノジカルボ
ン酸基を実質的に含有する液体の陽イオン交換体を使用
することも可能である。
カナダ国特許明細書906764号に、比較的薄い亜鉛
溶液がキレート樹脂を2乃至4のpH値で、かつその実
施例にしたがえば3乃至3.9のpH値で使用すること
によって第1鉄イオンといったような金属イオン類を含
まぬようにされることが記載されていることを追記しな
ければならない。
溶液がキレート樹脂を2乃至4のpH値で、かつその実
施例にしたがえば3乃至3.9のpH値で使用すること
によって第1鉄イオンといったような金属イオン類を含
まぬようにされることが記載されていることを追記しな
ければならない。
しかしながら、その場合には鉄イオンとしては第1鉄イ
オンのみの使用が考慮されたようであり、かつまた上記
のpH値においては第2鉄イオンが水酸化第2鉄の沈で
んを与えその沈でんがイオン交換工程を重大に妨害する
であろうということからもそのように考えられる。
オンのみの使用が考慮されたようであり、かつまた上記
のpH値においては第2鉄イオンが水酸化第2鉄の沈で
んを与えその沈でんがイオン交換工程を重大に妨害する
であろうということからもそのように考えられる。
公知の方法に対する不利な点はまた、指定されているそ
れらのpH値においてはそのキレート樹脂が相当量のZ
nイオンを取込み、それらのイオンが溶離に当って、出
発原料溶液中に存在したその他の金属イオン類と共に溶
離液中へ侵入して行くことである。
れらのpH値においてはそのキレート樹脂が相当量のZ
nイオンを取込み、それらのイオンが溶離に当って、出
発原料溶液中に存在したその他の金属イオン類と共に溶
離液中へ侵入して行くことである。
実際面においては、その水溶液中の亜鉛濃度は一般に少
な(とも80 ?/13でありかつ第2鉄イオン濃度は
原則として約10乃至約30 ?//lである。
な(とも80 ?/13でありかつ第2鉄イオン濃度は
原則として約10乃至約30 ?//lである。
第2鉄イオンおよび亜鉛イオンを含有するその水溶液が
キレート樹脂と接触される前に、その溶液の測定pHは
本発明にしたがって0乃至1.3、かつより好ましくは
0.2乃至1.1の値に、その溶液の測定pH値がすで
に上記の範囲になっていない限り調節される。
キレート樹脂と接触される前に、その溶液の測定pHは
本発明にしたがって0乃至1.3、かつより好ましくは
0.2乃至1.1の値に、その溶液の測定pH値がすで
に上記の範囲になっていない限り調節される。
その工程は亜鉛鉱を硫酸で処理することによって得られ
る硫酸塩媒体中で行なわれることが好ましい。
る硫酸塩媒体中で行なわれることが好ましい。
本発明にしたがって使用されるキレート樹脂はカルボン
酸基当りl乃至5個の炭素原子を有する(そのカルボン
酸基に属する炭素原子を含めて)アミノカルボン酸基お
よび/またはイミノジカルボン酸基を実質的に含有し、
かつ好ましくはアミノ酢酸基および/またはイミノ2酢
酸基を含有する。
酸基当りl乃至5個の炭素原子を有する(そのカルボン
酸基に属する炭素原子を含めて)アミノカルボン酸基お
よび/またはイミノジカルボン酸基を実質的に含有し、
かつ好ましくはアミノ酢酸基および/またはイミノ2酢
酸基を含有する。
そのキレート樹脂中の上記窒素−カルボン酸基のカルボ
ン酸基の数と室数原子数との比は一般に0.8乃至2で
ありかつ実際上は原則的に1.2乃至1.7である。
ン酸基の数と室数原子数との比は一般に0.8乃至2で
ありかつ実際上は原則的に1.2乃至1.7である。
そのキレート樹脂の上記窒素−カルボン酸基による窒素
含有量は一般に、酸態にある乾燥キレート樹脂のグラム
当り2乃至6、かつ実際上原則的に3乃至4ミリ当量で
ある。
含有量は一般に、酸態にある乾燥キレート樹脂のグラム
当り2乃至6、かつ実際上原則的に3乃至4ミリ当量で
ある。
実際上、キレート樹脂の負荷容量は上記弱酸基の100
0乃至2500 me(lである。
0乃至2500 me(lである。
キレート樹脂自体は公知のものであり、かつ通常の方法
、たとえば母体のハローアルキレイジョンおよびそれに
続いて、カルボン酸基当り1乃至5個の炭素原子を有す
る(カルボン酸基に属する炭素原子を含めて)アミノカ
ルボン酸またはイミノジカルボン酸、またはニトリル或
はエステルといったようなそれらの誘導物との反応によ
って調製されうるが、後者すなわちエステルとの反応の
場合はその反応生成物は加水分解にもたらされる。
、たとえば母体のハローアルキレイジョンおよびそれに
続いて、カルボン酸基当り1乃至5個の炭素原子を有す
る(カルボン酸基に属する炭素原子を含めて)アミノカ
ルボン酸またはイミノジカルボン酸、またはニトリル或
はエステルといったようなそれらの誘導物との反応によ
って調製されうるが、後者すなわちエステルとの反応の
場合はその反応生成物は加水分解にもたらされる。
キレート樹脂はまた1乃至5個の炭素原子を有する(カ
ルボン酸基に属する炭素原子を含めて)ハローカルボン
酸またはそれらの誘導体を引続いてハローアルキル化お
よびアミン化された母体と反応させることによっても調
製されうる。
ルボン酸基に属する炭素原子を含めて)ハローカルボン
酸またはそれらの誘導体を引続いてハローアルキル化お
よびアミン化された母体と反応させることによっても調
製されうる。
アミン化はたとえばアンモニア、エチレンジアミンまた
はテトラエチレンペンタミンのようなポリアミン類の手
段によって行なわれうる。
はテトラエチレンペンタミンのようなポリアミン類の手
段によって行なわれうる。
上記母体はエチレン的に不飽和な化合物の1種またはそ
れ以上の懸濁重合によって得られるが、その重合は一般
に10乃至160℃の範囲の温度でかつアゾビスインブ
チロニトリル、ベンゾイルパーオキサイド、ラウリルパ
ーオキサイドおよび/またはキュメンハイドロパーオキ
サイドといったようなラジカル開始剤の存在下に行なわ
れる。
れ以上の懸濁重合によって得られるが、その重合は一般
に10乃至160℃の範囲の温度でかつアゾビスインブ
チロニトリル、ベンゾイルパーオキサイド、ラウリルパ
ーオキサイドおよび/またはキュメンハイドロパーオキ
サイドといったようなラジカル開始剤の存在下に行なわ
れる。
マクロポーラスな母体を得るためにはその重合はもし必
要ならば調製されるべきポリマーを沈でんおよび/また
は溶媒和(5olvate ) L 5る1種またはそ
れ以上の化合物、たとえばヘキサン、ヘプタン、シクロ
ヘキサン、アミルアルコール、シクロヘキVノール、ベ
ンゼン、トルエンおよび/マたはクロロベンゼン等の存
在下に行なわれてもよい。
要ならば調製されるべきポリマーを沈でんおよび/また
は溶媒和(5olvate ) L 5る1種またはそ
れ以上の化合物、たとえばヘキサン、ヘプタン、シクロ
ヘキサン、アミルアルコール、シクロヘキVノール、ベ
ンゼン、トルエンおよび/マたはクロロベンゼン等の存
在下に行なわれてもよい。
さらに、線状ポリマーがそのモノマー化合物または化合
物類中に溶解されていてもよい。
物類中に溶解されていてもよい。
そのペイシックポリマーの調製に使用されうる好適なモ
ノマーとしてはたとえば、スチレン、ビニルトルエン、
ビニルエチルベンゼン、ビニルナフタリンおよびビニル
アニソールのようなモノビニル芳香族化合物或はそれら
化合物の混合物があるが、スチレンを使用することが好
ましい。
ノマーとしてはたとえば、スチレン、ビニルトルエン、
ビニルエチルベンゼン、ビニルナフタリンおよびビニル
アニソールのようなモノビニル芳香族化合物或はそれら
化合物の混合物があるが、スチレンを使用することが好
ましい。
重合において、上記のモノビニル芳香族化合物は一般に
モノマー総重量に対して50重量係を越えない量、好ま
しくは3乃至18重量係の量の架橋モノマーの存在下に
使用される。
モノマー総重量に対して50重量係を越えない量、好ま
しくは3乃至18重量係の量の架橋モノマーの存在下に
使用される。
しかしながらその架橋モノマーの使用は任意的なもので
ある。
ある。
架橋モノマーとしては少なくとも2つのエチレン的に不
飽和な基を有する化合物、たとえばエチレングリコール
ジメタクリレイトまたはビニルメタクリレイトが使用さ
れてもよいが、好ましくはジーまたはポリビニル芳香族
化合物、たとえばジビニルエチA/ベンゼン、トリビニ
ルベンゼンおよびさらに好ましくは工業用ジビニルベン
ゼンが使用される。
飽和な基を有する化合物、たとえばエチレングリコール
ジメタクリレイトまたはビニルメタクリレイトが使用さ
れてもよいが、好ましくはジーまたはポリビニル芳香族
化合物、たとえばジビニルエチA/ベンゼン、トリビニ
ルベンゼンおよびさらに好ましくは工業用ジビニルベン
ゼンが使用される。
本発明にしたがって使用されるキレート樹脂の調製方法
および組成はこの面の技術の専門家には公知のことであ
り、本明細書で説明する必要はないと考えられる。
および組成はこの面の技術の専門家には公知のことであ
り、本明細書で説明する必要はないと考えられる。
本発明にしたがえばそのキレート樹脂は部分的に、また
は全面的に塩形態でありうる。
は全面的に塩形態でありうる。
たとえば、アルカリ金属塩、亜鉛塩またはアンモニウム
塩の形態でありうる。
塩の形態でありうる。
しかしながら、その樹脂はまた酸形態で使用されてもよ
い。
い。
キレート樹脂が負荷される温度は一般に5乃至95℃の
範囲、かつ好ましくは20乃至90℃の範囲である。
範囲、かつ好ましくは20乃至90℃の範囲である。
キレート樹脂は公知のイオン交換技法を用いて、たとえ
ば直列に連結された1つまたはそれ以上の塔を用いて上
向き蓋たは下向き流れで負荷されうる。
ば直列に連結された1つまたはそれ以上の塔を用いて上
向き蓋たは下向き流れで負荷されうる。
樹脂床は全面的または部分的に流動化されてもよい。
樹脂の負荷および得られる亜鉛溶液の純度が最適である
ためにはいわゆるメリーゴーラウンドまたは回転システ
ムによって連結されたいくつかの塔が使用される。
ためにはいわゆるメリーゴーラウンドまたは回転システ
ムによって連結されたいくつかの塔が使用される。
再生は負荷と同じ方向または反対の方向で、かつたとえ
ば上記した技法のうちの1つで行なわれうる。
ば上記した技法のうちの1つで行なわれうる。
使用に当っては、たとえば流動化または非流動化樹脂お
よび液が相互に向流する関係で導入されるシステムによ
って実施されているように、生成液および/または溶離
液の稀釈を少なくするための公知の技法が用いられる。
よび液が相互に向流する関係で導入されるシステムによ
って実施されているように、生成液および/または溶離
液の稀釈を少なくするための公知の技法が用いられる。
キレート樹脂は第2鉄イオンによって所望の程度にまで
負荷されたのちに溶離される。
負荷されたのちに溶離される。
この溶離はたとえば塩酸または硫酸溶液またはその他の
適当な溶離剤溶液を用いて行なわれる。
適当な溶離剤溶液を用いて行なわれる。
溶離は一般に10℃からその水性媒体の沸点までの範囲
の温度、かつ好ましくは10乃至30°Cの温度で行な
われる。
の温度、かつ好ましくは10乃至30°Cの温度で行な
われる。
キレート樹脂の溶離によって、主として第2鉄塩を含有
しかつ簡単な方法で後−処理のできる溶液が得られる。
しかつ簡単な方法で後−処理のできる溶液が得られる。
キレート樹脂が塩酸によって溶離されることが特に好ま
しいが、これは生じる塩化第2鉄溶液が再循環されうる
塩酸ならびに酸化鉄へ変るように処理されうるからであ
る。
しいが、これは生じる塩化第2鉄溶液が再循環されうる
塩酸ならびに酸化鉄へ変るように処理されうるからであ
る。
実施例
1つの塔へ弱酸基2000meq/lの負荷容量を有す
るキレート樹脂1リツトルを仕込んだが、その樹脂はメ
チレフ92重量係およびジビニルベン9フ8重量係を含
むマクロポーラスなコポリマ−をクロロメチル化し、続
いてイミノ2酢酸のジエチルエステルと反応させかつそ
の生成物を加水分解することによって得られたものであ
った。
るキレート樹脂1リツトルを仕込んだが、その樹脂はメ
チレフ92重量係およびジビニルベン9フ8重量係を含
むマクロポーラスなコポリマ−をクロロメチル化し、続
いてイミノ2酢酸のジエチルエステルと反応させかつそ
の生成物を加水分解することによって得られたものであ
った。
その乾燥キレート樹脂の窒素含有量はグラム当り約3.
5ミリ機量であった。
5ミリ機量であった。
そののちに、硫酸亜鉛310グ/13.硫酸第2鉄90
f/!lおよび硫酸20 ?/lを含有し、かつガラ
ス電極を有するpHメーターで測定したpHHO27を
有する水溶液2リツトルをその塔をとおして80℃で1
時間にわたって流した。
f/!lおよび硫酸20 ?/lを含有し、かつガラ
ス電極を有するpHメーターで測定したpHHO27を
有する水溶液2リツトルをその塔をとおして80℃で1
時間にわたって流した。
その塔を流出液中に亜鉛が認められなくなるまで80℃
の脱塩水で洗浄したのちに、そのキレート樹脂を20℃
の10%塩酸2リツトルで1時間にわたつて溶離させた
。
の脱塩水で洗浄したのちに、そのキレート樹脂を20℃
の10%塩酸2リツトルで1時間にわたつて溶離させた
。
その樹脂はi 470 me(1/ lの第2鉄イオン
および1 meq / /3というように小量の亜鉛イ
オンで負荷されたことが見いだされた。
および1 meq / /3というように小量の亜鉛イ
オンで負荷されたことが見いだされた。
上記した工程を、それぞれスルホン酸基を有する強酸陽
イオン交換体(H+一形態: hnac C12の商品
名で入手されるもの)およびカルボン酸基を有する弱酸
陽イオン交換体(酸形態二Imac Z5の商品名で入
手されるもの)を用いて繰返した結果、それらのイオン
交換体はそれぞれ、145meq/lの第2鉄イオンお
よび1385 me(1/ lの亜鉛イオン、ならびに
188 meq/ lの第2鉄イオンおよび34 me
q/ 13の亜鉛イオンによって負荷されたことが見い
だされた。
イオン交換体(H+一形態: hnac C12の商品
名で入手されるもの)およびカルボン酸基を有する弱酸
陽イオン交換体(酸形態二Imac Z5の商品名で入
手されるもの)を用いて繰返した結果、それらのイオン
交換体はそれぞれ、145meq/lの第2鉄イオンお
よび1385 me(1/ lの亜鉛イオン、ならびに
188 meq/ lの第2鉄イオンおよび34 me
q/ 13の亜鉛イオンによって負荷されたことが見い
だされた。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 濃厚亜鉛水溶液から第2鉄イオンを除去する方法に
おいて、ガラス電極を備えたpHメーターで測定したp
Hが0〜1.3の範囲にある第2鉄イオンおよび亜鉛イ
オンを含有する溶液をアミノカルボン酸基および/また
はイミノジカルボン酸基を実質的に含有する陽イオン交
換体と接触させることを特徴とする、亜鉛水溶液から第
2鉄イオンを除去する方法。 2、特許請求の範囲第1項に記載の方法において、水溶
液の測定されたPRが0.2〜1.1の範囲の値である
ことを特徴とする亜鉛水溶液から第2鉄イオンを除去す
る方法。 3 特許請求の範囲第1項または第2項に記載の方法に
おいて、その陽イオン交換体が、カルボン酸基当り1〜
5個の炭素原子を有する(そのカルボン酸基に属する炭
素原子を含めて)アミノカルボン酸基および/またはイ
ミノジカルボン酸基を含有することを特徴とする、亜鉛
水溶液から第2鉄イオンを除去する方法。 4 特許請求の範囲第1項〜第3項のいずれか1項に記
載の方法において、アミノカルボン酸基および/または
イミノジカルボン酸基を実質的に含有する固体の陽イオ
ン交換体が使用されることを特徴とする、亜鉛水溶液か
ら第2鉄イオンを除去する方法。 5 特許請求の範囲第1項〜第4項のいずれか1項に記
載の方法において、その陽イオン交換体がアミノ酢酸基
および/またはイミノ2酢酸基を含有することを特徴と
する、亜鉛水溶液から第2鉄イオンを除去する方法。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
NL7508614A NL7508614A (nl) | 1975-07-18 | 1975-07-18 | Werkwijze voor de verwijdering van ferri-ionen uit een geconcentreerde waterige zinkoplossing. |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5245526A JPS5245526A (en) | 1977-04-11 |
JPS5929658B2 true JPS5929658B2 (ja) | 1984-07-21 |
Family
ID=19824175
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP51084873A Expired JPS5929658B2 (ja) | 1975-07-18 | 1976-07-16 | 亜鉛水溶液から第2鉄イオンを除去する方法 |
Country Status (11)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5929658B2 (ja) |
BE (1) | BE844222A (ja) |
CA (1) | CA1095262A (ja) |
DE (1) | DE2631541A1 (ja) |
ES (1) | ES449934A1 (ja) |
FI (1) | FI66650C (ja) |
FR (1) | FR2318232A1 (ja) |
GB (1) | GB1491399A (ja) |
IT (1) | IT1062119B (ja) |
NL (1) | NL7508614A (ja) |
ZA (1) | ZA763926B (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4370240A (en) * | 1981-06-10 | 1983-01-25 | United States Steel Corporation | Removal of iron compounds from organic process streams |
GB2585831A (en) * | 2019-07-15 | 2021-01-27 | Klinge Chemicals Ltd | Process |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CA906764A (en) * | 1972-08-08 | Roever Wilhelm | Process for the purification of zinc solutions | |
US3715339A (en) * | 1970-12-09 | 1973-02-06 | Seekay Chem Co Inc | Chelation polymer from nitrilo compound and ethyleneimine compound |
-
1975
- 1975-07-18 NL NL7508614A patent/NL7508614A/xx not_active Application Discontinuation
-
1976
- 1976-07-01 ZA ZA753926A patent/ZA763926B/xx unknown
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