JPS5929436Y2 - リボン型スピ−カ - Google Patents
リボン型スピ−カInfo
- Publication number
- JPS5929436Y2 JPS5929436Y2 JP1974113304U JP11330474U JPS5929436Y2 JP S5929436 Y2 JPS5929436 Y2 JP S5929436Y2 JP 1974113304 U JP1974113304 U JP 1974113304U JP 11330474 U JP11330474 U JP 11330474U JP S5929436 Y2 JPS5929436 Y2 JP S5929436Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ribbon
- magnetic pole
- type speaker
- ribbon type
- horn
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Audible-Bandwidth Dynamoelectric Transducers Other Than Pickups (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はリボン型スピーカに関し、特にその磁極にホー
ン機能を持たせるように改良したものに関する。
ン機能を持たせるように改良したものに関する。
一般にリボン型スピーカは第１図に示す如く構成されて
いる。
いる。
すなわち第１図において１は導電性部材の箔片により形
成されるリボン振動板であり、該リボン振動板１の側端
部にはマグネット２により磁性を与えられた磁極３，３
が設けられている。
成されるリボン振動板であり、該リボン振動板１の側端
部にはマグネット２により磁性を与えられた磁極３，３
が設けられている。
このように構成されるリボン型スピーカにおいてリボン
振動板１の両端に信号を加えるとフレミングの法則に従
ってリボン振動板１が振動し音波を発生するが、一般に
リボン型スピーカは他のダイナミック型スピーカに比べ
て磁極３，３間のギャップが大きく、より強力なマグネ
ットを必要とする欠点があった。
振動板１の両端に信号を加えるとフレミングの法則に従
ってリボン振動板１が振動し音波を発生するが、一般に
リボン型スピーカは他のダイナミック型スピーカに比べ
て磁極３，３間のギャップが大きく、より強力なマグネ
ットを必要とする欠点があった。
そこで、本考案はこのよ・うな欠点を除去するために磁
極の形状に改良を加え、磁束がより有効な部分に集中す
るようにするとともに該磁極にホーン機能をも持たせる
ようにしたものである。
極の形状に改良を加え、磁束がより有効な部分に集中す
るようにするとともに該磁極にホーン機能をも持たせる
ようにしたものである。
以下、本考案の一実施例を示した図面について説明する
。
。
第２図は本考案のリボン型スピーカを示したものである
が、大体の構成は第１図に示した従来のものと同じであ
る。
が、大体の構成は第１図に示した従来のものと同じであ
る。
つまり１０は導電性部材よりなり、その厚み方向に振動
するリボン振動板であり、該リボン振動板１０の側端部
にはマグネット１１により磁性を与えられた磁極１２゜
１２が設けられている。
するリボン振動板であり、該リボン振動板１０の側端部
にはマグネット１１により磁性を与えられた磁極１２゜
１２が設けられている。
ここで、該磁極１２．１２は第３図に示すようにその厚
さｔが前記リボン振動板１０の振動域と略同−幅を有し
、リボン振動板１０から離れるに従って（矢印方向に行
くに従って）増すように放物線的なテーパが施されてい
て、一種のホーン形状をなしている。
さｔが前記リボン振動板１０の振動域と略同−幅を有し
、リボン振動板１０から離れるに従って（矢印方向に行
くに従って）増すように放物線的なテーパが施されてい
て、一種のホーン形状をなしている。
即ち、リボン振動板１０は矢印方向とは直交するその厚
み方向に所定範囲の振動域（磁極１２゜１２の磁極端面
における厚さｔに相当。
み方向に所定範囲の振動域（磁極１２゜１２の磁極端面
における厚さｔに相当。
）を有しており、また、磁極１２．１２は前記せる所定
の振動域のどこにリボン振動板１０が振動しても、この
リボン振動板１０の側端面と平行対向し得る磁極端面を
有しており、更に、前記磁極１２の磁極端面と放音側面
（第２図、第３図の夫々で云えば上側）との境界の処か
ら直ちにその上面がホーン状に形成されており、そのホ
ーンの形成始端が前記境界線の処であるから、ホーン機
能の効果が著しくなる、また、上記ホーンは、放物線状
のなだらかなテーパにより形成されるいで、その出力音
圧分布を均一にすることができ、可聴周波数域内での不
要共振を低減することができるものである。
の振動域のどこにリボン振動板１０が振動しても、この
リボン振動板１０の側端面と平行対向し得る磁極端面を
有しており、更に、前記磁極１２の磁極端面と放音側面
（第２図、第３図の夫々で云えば上側）との境界の処か
ら直ちにその上面がホーン状に形成されており、そのホ
ーンの形成始端が前記境界線の処であるから、ホーン機
能の効果が著しくなる、また、上記ホーンは、放物線状
のなだらかなテーパにより形成されるいで、その出力音
圧分布を均一にすることができ、可聴周波数域内での不
要共振を低減することができるものである。
本発明のリボン型スピーカは磁極が上述の如く構成され
るので、リボン振動板が置かれるギャップの磁束密度が
高くなり、従って感度が良くなり能率が向上するととも
に音響的には磁極がホーン作用をするので電気音響変換
効率が高くなるという利点を有している。
るので、リボン振動板が置かれるギャップの磁束密度が
高くなり、従って感度が良くなり能率が向上するととも
に音響的には磁極がホーン作用をするので電気音響変換
効率が高くなるという利点を有している。
第１図は一般的なリボン型スピーカの断面図、第２図は
本考案に係るリボン型スピーカの断面図、第３図は第２
図の一部拡大図である。 冑、１０はリボン振動板、１１はマグネット、１２は磁
極である。
本考案に係るリボン型スピーカの断面図、第３図は第２
図の一部拡大図である。 冑、１０はリボン振動板、１１はマグネット、１２は磁
極である。
Claims (1)
- その厚み方向に所定範囲の振動域を有する導電性部材よ
りなるリボン振動板と、該リボン振動板の両側端部に平
行して設けられその端面が前記リボン振動板の振動域と
略等しい厚みを有する磁極とを有し、前記磁極の放音側
をその磁極端部から離れるに従ってその厚さを増すよう
な放物線状のテーパ形状に形成し、該磁極にホーン機能
を持たせたことを特徴とするリボン型スピーカ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1974113304U JPS5929436Y2 (ja) | 1974-09-19 | 1974-09-19 | リボン型スピ−カ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1974113304U JPS5929436Y2 (ja) | 1974-09-19 | 1974-09-19 | リボン型スピ−カ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5140338U JPS5140338U (ja) | 1976-03-25 |
| JPS5929436Y2 true JPS5929436Y2 (ja) | 1984-08-23 |
Family
ID=28341677
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1974113304U Expired JPS5929436Y2 (ja) | 1974-09-19 | 1974-09-19 | リボン型スピ−カ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5929436Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5481571U (ja) * | 1977-11-22 | 1979-06-09 | ||
| JP4801568B2 (ja) * | 2006-11-29 | 2011-10-26 | パイオニア株式会社 | スピーカ用磁気回路及びスピーカ |
-
1974
- 1974-09-19 JP JP1974113304U patent/JPS5929436Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5140338U (ja) | 1976-03-25 |
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