JPS5929385Y2 - Ｇｔカツト水晶振動子 - Google Patents
Ｇｔカツト水晶振動子Info
- Publication number
- JPS5929385Y2 JPS5929385Y2 JP1981105980U JP10598081U JPS5929385Y2 JP S5929385 Y2 JPS5929385 Y2 JP S5929385Y2 JP 1981105980 U JP1981105980 U JP 1981105980U JP 10598081 U JP10598081 U JP 10598081U JP S5929385 Y2 JPS5929385 Y2 JP S5929385Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vibration
- short
- center
- cut crystal
- long
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、ＧＴカット水晶振動子に関するものである。
従来よりＧＴカット水晶振動子は長辺および短辺振動の
カップリングによって広い温度範囲にわたって良好な周
波数湿度特性を有しており、主振動として短辺振動を利
用していた。
カップリングによって広い温度範囲にわたって良好な周
波数湿度特性を有しており、主振動として短辺振動を利
用していた。
ここで短辺方向の振動を短辺振動、長辺方向の振動を長
辺振動と言うことにする。
辺振動と言うことにする。
この短辺振動を利用するに当り、従来は同調回路を用い
て短辺振動のみを選択的にとり出していた。
て短辺振動のみを選択的にとり出していた。
しかし近来集積回路が一般に使用されるようになったが
、通常は発振回路部に同調回路が設０られていないので
、ＧＴカット水晶振動子を同調回路を持たない集積回路
に組合せて使用する場合は、長辺振動および短辺振動の
クリスタルインピーダンスの大小により、長辺振動でも
短辺振動でも駆動されてしまうおそれがあった。
、通常は発振回路部に同調回路が設０られていないので
、ＧＴカット水晶振動子を同調回路を持たない集積回路
に組合せて使用する場合は、長辺振動および短辺振動の
クリスタルインピーダンスの大小により、長辺振動でも
短辺振動でも駆動されてしまうおそれがあった。
すなわちＧＴカット水晶振動子においては、短辺振動ク
リスタルインピーダンスＣＩＷは長辺振動のクリスタル
インピーダンスＣＩＬより小であるが、伺らかの原因に
よりこれが逆転した場合には、短辺振動で発振していた
振動子が長辺振動で発振することとなり、使用上におい
て重大な問題となる。
リスタルインピーダンスＣＩＷは長辺振動のクリスタル
インピーダンスＣＩＬより小であるが、伺らかの原因に
よりこれが逆転した場合には、短辺振動で発振していた
振動子が長辺振動で発振することとなり、使用上におい
て重大な問題となる。
またＧＴカット水晶振動子を中心支持とした場合の最も
大きな問題は、その不要振動モード、すなわち第１図示
すような厚み方向の厚み屈曲振動モードが発生し易いこ
とである。
大きな問題は、その不要振動モード、すなわち第１図示
すような厚み方向の厚み屈曲振動モードが発生し易いこ
とである。
この厚み屈曲振動モードに起因して上記ＣＩｗとＣＩＬ
の大小関係が逆転することがあり、この厚み屈曲振動モ
ードを押さえることが特に中心支持のＧＴカット水晶振
動子を安定して短辺振動で発振させるために必要となる
。
の大小関係が逆転することがあり、この厚み屈曲振動モ
ードを押さえることが特に中心支持のＧＴカット水晶振
動子を安定して短辺振動で発振させるために必要となる
。
そこで本考案は、中心支持としたＧＴカット水晶振動子
において、屈曲振動を非常に簡単な構成で抑制すること
を目的とする。
において、屈曲振動を非常に簡単な構成で抑制すること
を目的とする。
実施例について説明すると、第２図および第３図におい
て、水晶板１の中心０で両面より保持ワイヤ３，３が結
合しである。
て、水晶板１の中心０で両面より保持ワイヤ３，３が結
合しである。
中心０を通り長辺と平行な直線２は短辺振動の節線でも
ある。
ある。
この直線２上であって中心０を隔てた両側に、低融点ガ
ラス４か細い帯状に融着形成されている。
ラス４か細い帯状に融着形成されている。
この低融点ガラス４は、１例としてはｆ＝４１０ＫＨｚ
のＧＴ板（長辺９．３７關、短辺８．０３順、厚み０１
６５關）の場合で約Ｑ、 ８ ｘｉ幅程度が適当である
。
のＧＴ板（長辺９．３７關、短辺８．０３順、厚み０１
６５關）の場合で約Ｑ、 ８ ｘｉ幅程度が適当である
。
その長きは本実施例では各々３．３山とした。
上述のように、直線２上で中心０に於て分断した細い帯
状の低融点ガラス４，４が融着形成しであることによっ
て、水晶板１は長辺方向に於ける曲げ強度が補強され、
その結果屈曲振動が発生し難くなる。
状の低融点ガラス４，４が融着形成しであることによっ
て、水晶板１は長辺方向に於ける曲げ強度が補強され、
その結果屈曲振動が発生し難くなる。
また、低融点ガラス４，４は中心０で分断していること
によって長辺振動に対する抑制効果はそれ程大きくなく
、勿論短辺振動に対してはそれを抑制しない。
によって長辺振動に対する抑制効果はそれ程大きくなく
、勿論短辺振動に対してはそれを抑制しない。
したがって短辺振動と長辺振動のカップリングによって
決まる周波数流度係数に対する影響が小さく、辺比の最
終微調整が簡単に行なえる。
決まる周波数流度係数に対する影響が小さく、辺比の最
終微調整が簡単に行なえる。
また円振動間のクリスタルインピーダンスの差が十分大
きくなり、ＧＴカット水晶振動子安定性が向上する。
きくなり、ＧＴカット水晶振動子安定性が向上する。
このように、本考案によれば低融点ガラスを細い帯状に
中心で分断して融着形成し、それによって水晶板の長辺
方向の曲げ強度を高めることによって、屈曲振動の抑制
を達成するものであるから、屈曲振動抑制対策が非常に
簡単に実施できる。
中心で分断して融着形成し、それによって水晶板の長辺
方向の曲げ強度を高めることによって、屈曲振動の抑制
を達成するものであるから、屈曲振動抑制対策が非常に
簡単に実施できる。
またかかる対策を実施するに際し短辺振動のカップリン
グによって決まる周波数流度係数に討する影響が小さい
利点がある。
グによって決まる周波数流度係数に討する影響が小さい
利点がある。
さらにＧＴカット水晶振動子の安定性も向上するなど、
実用上の効果は誠に著大である。
実用上の効果は誠に著大である。
第１図は水晶振動子の厚み屈曲振動のモードを説明する
ための断面図、第２図は本考案の一実施例の正面図、第
３図は同上側面図である。 １・・・・・・水晶板、２・・・・・・水晶板の中心を
通り長辺と平行な直線、３・・・・・・保持ワイヤ、４
・・−・・・低融点ガラス。
ための断面図、第２図は本考案の一実施例の正面図、第
３図は同上側面図である。 １・・・・・・水晶板、２・・・・・・水晶板の中心を
通り長辺と平行な直線、３・・・・・・保持ワイヤ、４
・・−・・・低融点ガラス。
Claims (1)
- 短辺振動と長辺振動とのカップリングにより周波数濁度
係数が決定されかつ上記短辺振動の周波数を出力周波数
とするＧＴカット水晶振動子において、水晶板の両面の
各中心に保持ワイヤを結合し、上記水晶板の少なくとも
片面上であって上記１中心を通り長辺と平行な直線上で
、上記中心を隔ててその両側に低融点ガラスを細い帯状
に融着形成したことを特徴とするＧＴカット水晶振動子
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981105980U JPS5929385Y2 (ja) | 1981-07-16 | 1981-07-16 | Ｇｔカツト水晶振動子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981105980U JPS5929385Y2 (ja) | 1981-07-16 | 1981-07-16 | Ｇｔカツト水晶振動子 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5734623U JPS5734623U (ja) | 1982-02-23 |
| JPS5929385Y2 true JPS5929385Y2 (ja) | 1984-08-23 |
Family
ID=29467336
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1981105980U Expired JPS5929385Y2 (ja) | 1981-07-16 | 1981-07-16 | Ｇｔカツト水晶振動子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5929385Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-07-16 JP JP1981105980U patent/JPS5929385Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5734623U (ja) | 1982-02-23 |
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