JPS5929102Y2 - 扉の固定具 - Google Patents

扉の固定具

Info

Publication number
JPS5929102Y2
JPS5929102Y2 JP1979114976U JP11497679U JPS5929102Y2 JP S5929102 Y2 JPS5929102 Y2 JP S5929102Y2 JP 1979114976 U JP1979114976 U JP 1979114976U JP 11497679 U JP11497679 U JP 11497679U JP S5929102 Y2 JPS5929102 Y2 JP S5929102Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
locking
piece
cylindrical body
protrusion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1979114976U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5632774U (ja
Inventor
勝美 丹羽
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP1979114976U priority Critical patent/JPS5929102Y2/ja
Publication of JPS5632774U publication Critical patent/JPS5632774U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5929102Y2 publication Critical patent/JPS5929102Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Hinges (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は扉の固定具に関するものである。
更に詳しくは、本棚、水屋、音響機器のキャビネット等
家庭用調度品に取り付けられる扉や、家屋内出入口に設
けられる扉を開放した状態で固定するのに用いられる固
定具に係わるものである。
本棚、水屋や音響機器のキャビネットなど家庭用調度品
の正面には木製、プラスチック製、或いは硝子製の扉が
取り付けられているが、これら扉を閉じたときの扉の固
定具としては、例えば、扉、又は調度品本体のいづれか
一方に鉄片を取り付け、他方に磁石片を取り付けて吸着
させ扉を固定するようにしたもの、一方に金属ボールを
付勢して出没自在に設けた金具を取り付は他方にこの金
属ボールを嵌脱自在に受は入れる金具を取り付けて、扉
を固定するようにしたもの、一方に嵌入片を設けた金具
を取り付は他方にこれと嵌合する金具を取り付は扉を固
定するものなどが知られている。
しかし、いづれも組となった構造のもので、一方がこわ
れた場合は片方もとり替えねばならないとか、一方だけ
を取り変えた場合、片方の位置を移動しなければならな
いなどの不便があり、特に硝子扉の場合はこのような不
便さの外に固定具を取り付けるのに硝子板に孔をあけた
り、接着剤で接着したりしなければならないので硝子扉
としての美感を損なうといった難点がある。
又、室内の出入口の扉を開放して壁側に寄せておく場合
、扉の固定具としては扉の下端にリング金具を取り付け
、壁側の対応する位置にそのリング金具に引っかける金
具を取り付けた金具を組にした形式の固定具が用いられ
るが、扉を固定するのに都度人手によりリング金具に引
っかけ金具を引っかける動作が必要である。
本考案はこのような従来公知の組になっている扉の固定
具にみられる欠点を解消することを目的として種々検討
の結果、遠戚したもので正転、及び反転する特定形状の
係止片を設けた1個の部材から構成されるワンタッチで
扉を係止できるようにした固定具であり、その構成は、
上縁に扉を係止するための係止突部が形成された円筒本
体と、ふたまた状に2つの突片を形成し、かつ底面中央
部に該底面を2つに分ける突条を備え、上記円筒本体に
、上記2つの突片のうち一方の突片が上記円筒本体の係
止突部側の上縁より、他方の突片が上記係止突部と対向
する側の上縁よ・□り交互に突出するよう回転可能に取
り付けられたふたまた係止片と、該ふたまた係止片の上
記突条によって分けられる2つの底面に交互に当接さ、
れる、所定の角度をもって形成された2つの傾斜面を有
し、上記円筒本体内に上記ふたまた係止片の底面に圧接
可能に挿着された押し上げ片と、を備え、上記係止突部
と上記他方の突片とにより扉を係止保持するよう構成さ
れたことを特徴とする扉の固定具、を要旨としている。
以下、本考案を一実施例を示す図面に基いて説明すると
、図中1は円筒本体でその一端面である上縁2の片側に
は係止突部3が円筒本体1に一体に設けられ、これには
縦方向に溝4が設けられている。
又、円筒本体1には係止突部3に対して直角の方向に溝
が穿設される。
つまりこの溝の一端近傍に係止突部が位置している。
この溝の中に突片a、l)及びビン孔7を有するふたま
た係止片5が納められており、円筒本体1の直径方向に
設けられるピン孔6,6′を貫通するピンをビン孔7に
通すことにより、上記円筒本体1の一端面である上記上
縁2にほぼ直交する面で正転及び反転できるよう軸支さ
れている。
なお、この場合のふたまた係止片5の回転の度合いは、
正転したとき突片aが係止突部5に設けられる溝4に没
入する迄、又、反転したとき突片すが円筒本体1の上縁
2の面と同−面又はそれ以下にかくれる迄となるよう構
成されている。
上記ふたまた係止片5は、円8筒本体1内に内設される
付勢機構により、正転及び反転の状態が維持できるよう
な構造となっている。
即ち、円筒本体1の底面上には突起8が設けられその上
にコイルバネ9が挿入されており、更にその上に押上げ
片10が側壁11にかこまれて上下動自在にして入れこ
んである。
そして、これが前記ふたまた係止片5の底部に設けられ
る突条12と係合し、ふたまた係止片5の正転及び反転
作動を付勢し正転して静止した状態及び反転して静止し
た状態が維持できるように、また突条12に押されて押
上げ片10がコイルばね9の付勢力に抗して押し下げら
れるときの力を任意に設定できるように、押上げ片10
の上面には左右に前記押下げ力に対応した任意角度の傾
斜面10 a 、10 bが形成されている。
尚、上記固定具は金属、木質、合成樹脂のいヴれの素材
から作られたものであってもよいが、製造コスト、強度
といった点から硬質の合成樹脂を素材とするのが最も有
利である。
次に本考案の扉の固定具の使用及びその作動を家屋内に
設けられる扉を開放したとき、その扉を固定するのに応
用した場合を例にとって説明する。
先ず、家屋内の扉が蝶番で取り付けらりている壁側13
直下の床14に本考案め扉の固定具を埋め込むための穴
を設は上縁2と床面とが同一面になるよう埋め込む。
この場合、係止突部3が壁側にくるよう設置することが
必要である。
次に扉15を固定する前に、ふたまた係止片5をその突
片すが円筒本体1の上縁の面からかくれ、他の突片aが
係止突部3の溝4からはみ出すよう、言い換えればふた
また係止片5を反転状態にしておく。
(第4図参照)、扉15を固定するには、鉄扉15を軽
く壁側に押すことにより、扉下端と突片aが相接してふ
たまた係止片5が正転(第5図矢印の方向)シ、今度は
突片すが円筒本体1の上縁の面より上1ことび出し、一
方、突片aは係止突部3の溝4に没入する。
これにより扉15の下端は係止突部3と突片すとの間に
挾まれた状態となり扉15が固定されるのである(第5
図参照)。
又、この状態から□扉15の固定を解きたいときは扉1
5を出入口の方へ手で引出すことにより突片すが扉15
の下端にけられて、ふたまた係止片5は反転し、扉の固
定前の状態にもどる。
この場合において、ふたまた係止片5が正転(第5図)
、反転(第4図)したときの突条12と押上げ片10と
の保合状態において、突条12と係合する押上げ片10
上面の図示左右傾斜面10 a 、10 b角度が緩い
ほぼ水平状態に近いとき係合力は極めて弱く、逆に傾斜
面10 a 、10 b角度がきついほぼ垂直状態に近
いとき係合は極めて強く、従って、突条12によって押
されること傾斜面10a、10b角度を変えることによ
ってふたまた係止片5の正転、反転に要する力を目的に
応じてしかもふたまた係止片5の回転角度を変えること
なく任意に設定することができる。
なお、扉15の厚みが厚く、突片すと係止突部3との間
隙部に入らない場合は、例えば第5図のイに示すように
、扉下端に薄手の金具16を取り付けてもよい。
以上の説明では家屋内の扉の固定として用いる例につい
て述べたが、本棚、水屋、音響機器キャビネット等に応
用する場合も同様で、円筒本体1をこれら家屋用調度品
の水平面に埋めこんで設置すれは゛よい。
以上述べたように本考案の扉の固定具は1つの円筒本体
に係止突部・を上縁に、内部にふたまた係止片をそれぞ
れ設けこれら両者の間で扉の下端を挾んで1定し、しか
も、ふたまた係止片は扉自身の固定及びその解除に応じ
て正9反転作動するよう付勢して構成したので、ワンタ
ッチで確実に扉の固定及びその解除を行うことができる
本体1つのみで扉の固定が可能であることにより固定位
置の変更が容易である。
いかなる扉の位置でも所望の位置に本体を設置するだけ
で扉の位置が固定可能である。
円筒体であるので固定具の向きが自由に変更できる。
単に扉を本体の位置に回動させるだけで自動的に固定で
き、又、少しの力で解除することが可能である。
係止突部があるため、扉をそこに当てるだけで、特に扉
の位置の調整に気を配らなくても、容易に固定可能であ
る。
つまり扉が本体を通り過ぎることがない。
係止突部により扉が通り過ぎることがないため、扉が壁
やその他の物品に衝突することがない。
それ数似のものを傷つけることがない。
扉に加工を加える必要がないので、テ゛ザイン上の自由
度を高め、作業効率を上げることができる。
本体に扉が固定されていない状態では、係止突部は係止
片を保護する役割がある。
例えば本棚、水屋から本2食器等を取り出す際、係止突
部は係止片より奥部に位置するため、取り出す物体との
衝突による破壊から保護される。
係止突部と半対側の突片が、扉がはずされている状態で
は端面より下に没入していることにより、本体前面から
の衝突に対しても本体の円筒体部分で係止片が保護され
る。
又、取り付けが簡単であり、特に硝子扉の固定具として
用いる場合、硝子自体に孔をあけるなど加工をする必要
がなく、扉の固定具として極めて便利なものであり、更
に、扉を固定具に係止するときと固定具から解放すると
きの力を、それぞれの目的に応じて任意に設定すること
ができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図、第2図は一部
破砕平面図、第3図は第2図のA−A′線における側断
面図、第4図及び第5図は使用状態を示す図である。 1・・・・・・円筒本体、2・・・・・・上縁、5・・
・・・・ふたまた係止片、6.6’、7・・・・・・ピ
ン孔、9・・・・・・コイルバネ、10・・・・・・押
上げ片、12・・・・・・突条、a、l)・・・・・・
突片、10 a 、10 b・・・・・・傾斜面。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 l 上縁に扉を係止するための係止突部が形式された円
    筒本体と、 ふたまた状に2つの突片を形式し、かつ底面中央部に該
    底面を2つに分ける突条を備え、上記円筒本体に、上記
    2つの突片のうち一方の突片が上記円筒本体の係止突部
    側の上縁より、他方の突片が上記係止突部と対向する側
    の上縁より交互に突出するよう回転可能に取り付けられ
    たふたまた係止片と、 該ふたまた係止片の上記突条によって分けられる2つの
    底面に交互に当接される、所定の角度をもって形式され
    た2つの傾斜面を有し、上記円筒本体内に上記ふたまた
    係止片の底面に圧接可能に挿着された押し上げ片と、 を備え、上記係止突部と上記他方の突片とにより扉を係
    止保持するよう構成されたことを特徴とする扉の固定具
    。 2 押し上げ片が、コイルバネによりふたまた係止片の
    底面に圧接される実用新案登録請求の範囲第1項記載の
    扉の固定具。
JP1979114976U 1979-08-21 1979-08-21 扉の固定具 Expired JPS5929102Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979114976U JPS5929102Y2 (ja) 1979-08-21 1979-08-21 扉の固定具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979114976U JPS5929102Y2 (ja) 1979-08-21 1979-08-21 扉の固定具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5632774U JPS5632774U (ja) 1981-03-31
JPS5929102Y2 true JPS5929102Y2 (ja) 1984-08-21

Family

ID=29347212

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1979114976U Expired JPS5929102Y2 (ja) 1979-08-21 1979-08-21 扉の固定具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5929102Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5841171A (ja) * 1981-09-01 1983-03-10 加藤電機株式会社 開閉保持装置
JP7139957B2 (ja) * 2019-01-09 2022-09-21 沖電気工業株式会社 筐体

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS494737U (ja) * 1972-04-17 1974-01-15

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS494737U (ja) * 1972-04-17 1974-01-15

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5632774U (ja) 1981-03-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11428027B2 (en) Locking mechanism and locking body assembly for magnetic lock, and the magnetic lock
US4831688A (en) Door stop
US5771533A (en) Door stopping device
US20080092605A1 (en) Cabinet Door Lock
US7418847B2 (en) Compact folding deadbolt restrictor
US11168499B2 (en) Door stopper systems, devices, and methods
US20160230431A1 (en) Supplemental locking system
US4915430A (en) Tamper resistant latch
JPS5929102Y2 (ja) 扉の固定具
US3436860A (en) Door hinge and latch mechanism
US5192097A (en) Plastic door lock
US2662242A (en) Hinge accessory
US11812850B2 (en) Latching mechanism
CN108643775B (zh) 一种开门限位件
KR200325942Y1 (ko) 도어 고정장치
US3265425A (en) Inside door lock
JP7164796B2 (ja) 屋内扉用簡易ロック
US20070096478A1 (en) Security devices
KR102098801B1 (ko) 분배기용 함체
KR100626151B1 (ko) 건축물 출입문 부속시설
KR200236608Y1 (ko) 매립형 손잡이
JP2009155995A (ja) 枠材および開戸構造
JPH068229Y2 (ja) ドアーストッパー
KR200327460Y1 (ko) 사물함의 잠금고리 구조
KR101651090B1 (ko) 사물함