JPS5929074A - 汚水処理水の蒸発処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 国や都道府県が定める排水基準を根幹とする排水規制の
強化に伴なう各種汚水の処理技術は、現今非常に高度化
しておシ、放流水質の程度に応じて最適なシステムを設
計することはそれ程困幡なことでなくなってきている。

　　しかし、例えば、とみ埋立地や農村下水などの汚水
処Ｊ７ＪＩ場では、処理水の放流による二次公害の発生
問題等によシ処理水の放流さえ認められないケースが多
発しておｐｌ、これに対処する実用的、効果的な無放流
処理装置の確立が要望さり、ている。

無放流処ｊ」手段として従来から知らｌ＋、ているもの
に、 ■　完全リザイクル ＠　焼却 θ　土壌への浸透゛ Ｏ大気への自然広発散 等があるが、■や＠の手段は多爪゛のエネルギーを要し
、特罠大量の汚水処理に対してはワンニングコストが膨
大につき不経済である。　また、θの手段はｎＩＪ記の
や＠の手段に比べてエネルギー面で有効であるものの、
地下水への混入など水質保全の面から好ましくない。　
その点、Ｏの手段は風や太陽熱といった自然エネルギー
全利用し、かつ、水質汚染の心配もないので経済面、水
質保全面から前述の、０．０に比べて非常に勝れている
。

然し乍ら、従来から実施さｉｌでいる大気への自然蒸発
散の具体的手段は、砂床内に汚水処理水を供給して、土
壌表面の大気接触面で蒸発を行なわせる方式であり、単
位平面積当たりの蒸発量に制限がちり、大爪の汚水処理
水を蒸発させるＫは莫大な用地面積を要し、大規模な設
備となる問題があった。

本発明は、かかる実情に鑑み、自然蒸発散による経済性
に勝りた無放流処理を、用地面で上記のような問題を招
かない状態で実用的、効果的に実施できる装置を提供す
る点に目的を有する。

上記の目的を達成するために開発された本発明による汚
水処理水の蒸発熱、Ｉｌｌ！装置は、汚水処理水を貯溜
するピットと、上下複数段に設置された網状蒸発床群と
、ｏｉ記ビット内の汚水処理水を１１丁記網状蒸発床群
の上部にまで揚送しかつ下向きに散水する装置並びに未
蒸発残留汚水を濾過してｎｉｌ記ピットに還流させる砂
床とを、備えたことを特徴構成とし、このような’ｆ’
＋’ｉ’徴（）゛り成故に１ （１）　　前記ピット内に貯溜されかつ下向きに散水さ
れる汚水処理水は上下複数段の第１）１状χち発床によ
り立体的Ｋ　ｌｊ７成される、床面債の複数倍又はほぼ
複数倍にも相当する大なる大剣接触面で蒸発させられる
とともに、 （２）その蒸発のためのエネルギーとして、大気風や太
陽熱等の自然エネルギーが利用さツアー、装置の運転Ｒ
持に必須のコストは、ピットから汚水処理水を揚送する
ためのポンプモータの運転費（電気代）のみで良くなり
、 （３）また、全景蒸発でなく、一部放流の手段を採用す
る、或いは採用しなければならない場合においても、砂
床にょるＢ　ＯＤ　、窒素等の除去が期待できるので公
共用水域への流出負荷は軽減される。

といった作用が得られ、従って、本発明は既記の従来実
施の自然蒸発散手段との比較において、自然エネルギー
の有効利用に伴なう経済性に勝れた無放流処理を、少な
い用地面積のもとて能率的に実施できるとともに、水質
保全の面でも−ｍ勝れているといった効果を奏するに至
った。

以下本発明の実施例を図面に基づいて詳述する。

第１図及び第２図において、（１）は汚水処理場ｆＡｌ
において例えば活性汚泥法等によυ処理された汚水処理
水金貯溜するピットであシ、コンクリート典殻体を地中
に埋設して桿ａ成される。

（２）は、正面視でほぼ屋根型１ｃ　ｔ７’を成され、
かつ多数本のザボート（６）ヲ介して上下に適宜間隔を
隔てて複数段に設置された網状蒸発床群であり、スチー
ルネット又は樹脂ネットから（１り成され、処理量、用
地面積、気象条件等に応じて設置段数が決定される。　
（３）は、前記網状蒸発床（２）群の上部から下向きに
散水する装置であって、これは各段の網状蒸発床（２）
上部に沿って、又は二汚水処理水全圧送分配するポンプ
（８Ｂ）、及び縦管（８Ｃ）とからなる。　（４）は、
ｌ］ｉＪ記網状蒸発床（２）、群の直下相当箇所におい
て地中に埋設する状態で構成した砂床であ勺、これは未
蒸発残留汚水を濾過させることＫよｐ、その汚水中の外
在・ＢＯＤやＳＳに起因して発生する前記網状に：（発
床（２）での生物汚泥を分離し、また大気中の塵埃等を
分離し、これによって、散水％、ｌ　（３１のノズル「
１詰υ全防止するといった役目ｆｃ果たす以外、シバ過
速度を緩速にすることで残存Ｊ３０］Ｊ＋窒素等の処理
を行なわせることも可能である。　また、この砂床（４
）の底部には、ポリエチレンシー）等の不透水性シート
（５）が敷設されていて、汚水の土壌への浸透を防止す
る構造となつ°Ｃいる。

更に、その不透水性シート（５）は緩い勾配をもち、砂
床（４）−側面からｎｉＪ記ビット（１）への汚水還流
がスムーズに行なわれるように１”１ｑ成きれている。

次に、別の実施例について説明する。

第８図乃至第６図の各図は夫々ｂｌ）ｉ、ｌ１ｔＥ！網
状蒸発床（２）群の変形例全示し、、第８図はフラット
な網状蒸発床（２）′ｆ！：使用したもの、第４図は逆
バ（根型の網状蒸発床（２）全使用したもの、第５図は
屋根型と逆屋根型とを組合せ使用したもの、第０図はフ
ラットなものを煩夕［記聞したものである、また、多雨
地方においては第２図仮想線で示すように、透光製の屋
根（７）を殻けることが望ましいが、自然通風のため壁
ｄ、ない方が良い。

【図面の簡単な説明】

第１図は概略４１１１１　ｉｉ’ｎ図、第２図は第１図
頁−Ｉ線縦断正面図、第８図乃至第６図＆：Ｉ夫々別の
実施例を示す要部の正面図である。 （１）・・・・・・ピッｌ−、（２１・・・・・・網４
．＆蒸発床、（３）・・・・・・散水装置、（４）・・
・・・・砂床、（５）・・・・・・不透水＋＜ｂシート
。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ■　汚水処理水を貯溜するピット（１）と、上下複数段
   に設置さｈ−た網状蒸発床（２）群と、ｎｌｌ記ピット
   （１）内の汚水処理水をｎｊＩ記網状蒸発床［２１７１
   ηの上部に寸で揚送しかつ下向きに散水する装置（３）
   、並びに未〃ｉ発残留汚水を？、Ｍ過してＯ１Ｉ記ピッ
   ）　ｔｌｌ　Ｋ還流させる砂床（４）とを、備えた汚水
   処理水の蒸発処理装置。 ■　ｎＩＪ記砂床（４）がその底部に不透水性シート（
   ５）を敷設したものである特ｒ［Ｗｌｉ求の範囲第０項
   に記載の汚水処理水の蒸発処理装置。