JPS5928956Y2 - 海苔刈取船 - Google Patents

海苔刈取船

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Publication number
JPS5928956Y2
JPS5928956Y2 JP6336879U JP6336879U JPS5928956Y2 JP S5928956 Y2 JPS5928956 Y2 JP S5928956Y2 JP 6336879 U JP6336879 U JP 6336879U JP 6336879 U JP6336879 U JP 6336879U JP S5928956 Y2 JPS5928956 Y2 JP S5928956Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seaweed
net
ship
hull
boat
Prior art date
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Expired
Application number
JP6336879U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55161799U (ja
Inventor
信一 地崎
Original Assignee
ニチモウ株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by ニチモウ株式会社 filed Critical ニチモウ株式会社
Priority to JP6336879U priority Critical patent/JPS5928956Y2/ja
Publication of JPS55161799U publication Critical patent/JPS55161799U/ja
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  • Harvesting Machines For Specific Crops (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、多数の養殖海苔網が連結された海苔網体から
海苔を収穫するのに適した海苔刈取船に関する。
従来、養殖海苔の収穫作業は、バキュームポンプを搭載
した船を海苔網に横付けして、網の上面から海水と共に
海苔を吸上げて船内に貯蔵していたが、これでは、手間
が掛る割りに海苔の収穫率が悪かった。
本考案は、上記の欠点を解消すべく、船体に設けた案内
杆で海苔網を抄い上げて網の下面を前進させ、網から垂
れ丁がる海苔を刈取、ることかできると共に連続した多
数の海苔網間を簡単に旋回移動でき、能率の良い収穫作
業が行い得る海苔刈取船を提供しようとするものである
以下に本考案の一実施例を第1図ないし第6図に基いて
説明すると、図中1は養殖海苔網体で、これは海苔網2
と、この左右両側からはしご状に延設された多数の小ロ
ープ3と、該小ロープを互に連結し海苔網2を挾んで互
に平行に配された左右一対の大ロープ4と、該犬ロープ
の前後端に取付けられた浮き5又は支柱と、該浮きに連
結された錨6とから構成され、左右の各網体は連結ロー
プ4aで連結されている。
そして、第5図の如く、前記海苔網体1は横方向に互に
連結可能とされている。
そして、7は海苔刈取船で、この船体8の上部には、運
転室9と、海苔網2を海面Aから抄い上げ船体後部へ導
びく案内杆10とが設けられている。
そして、この案内杆10は、U字形に形成され、その先
端は船首より一定の傾斜で海中に没しており、中央部は
船体8の上方で前記海苔網2の幅と同−若しくは僅かに
犬なる幅を有して左右平行に配されている。
そして、この案内杆10の下方に前記海苔網2から垂れ
下がる海苔を刈取る刈取装置11が設けられ、該装置は
、電動機(図示せず)によって回転する軸12にL字形
の刃13が放射状に取付けられたものである。
そして、上記船体8の略中央部に対応する左右の案内杆
10に、該案内杆10の上面に対して出没昇降自在に旋
回用枠14が設けられている。
なお、15は前記案内杆10に固定された旋回相棒昇降
ガイド、15aは棒14を上方へ付勢するバネ、16は
前記運転室9から前記旋回用枠14の昇降を遠隔操作す
るための遠隔操作機構で、本例では該機構として遠隔操
作ロープを使用しているが、このロープに代わりリンク
機構を使用してもよい。
次に作用を第5図に基いて説明する。
船7を海蓄線2に図中矢印Aの如く進入させると、海中
に没していた案内杆10の先端が順次海苔網2を抄い上
げ、案内杆10に沿って後方へ導びく(第5図イ)。
そして、船7が網2から出かかったとき、運転室9から
遠隔操作により右側の旋回相棒14を上昇させ案内杆1
0の上面から突出させる(第5図口)。
更に船7を前進させると、旋回相棒14が小ロープ3及
び大ロープ4の連結部に引掛かり、船7が旋回し始める
←第5図へ)。
そして、船7は旋回しながら次の網2の中へ入る(第5
図工)。
次に、旋回相棒14を案内杆10の上面より下側に下降
させれば、船は上記とは逆方向Bに前進することができ
る(第5図ホ)。
このようにして、船7は隣合う海苔網体1を極小半径で
旋回移動できるので、左右両側の旋回相棒14を交互に
使用すれば、第6図の如く、連続する海苔網体1をジグ
ザグ状に無駄なく移動して海苔収穫作業を行い得る。
このような本考案によれば、船体の両舷側上方に設けた
案内部材により、海苔網を無理なく自動的に抄い上げて
船体を海苔網のド面を前進させ、海苔網から垂れ下がる
海苔を刈取ることができ、更に、船体の中央部に対応す
る左右の案内部材に、これの上面に出没可能な旋回相棒
を設けたので、この旋回棒を海苔網の終端で突出させて
網設備に係止させ、船体の推進力を利用して船体を旋回
棒を中心として左または右方向に旋回せしめ、隣接海苔
網に対する進入姿勢を自動的にとらせることができ、更
に、船体の旋回がこれの略中央部を中心として行われる
ことから、旋回に無理がないなど実用上の効果は大きい
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す船の側面図、第2図は
同背面図、第3図は同要部平面図、第4図は同要部側面
図、第5,6図は船の移動状態を示す作用説明図である
。 1:養殖海苔網体、2:海苔網、3:小ロープ、4:大
ロープ、5:浮き、6:錨、7:海苔刈取船、8:船体
、10:案内杆、11:刈取装置、14:旋回相棒、1
5:昇降ガイド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 左右両側に接続された多数のロープを、支柱または浮き
    に連結した養殖海苔網を海面から抄い上げ、船体の後部
    へ導きながら海苔網から垂れ下がる海苔を刈取り機構に
    て刈取り収穫するようにした海苔刈取船において、船体
    の左右舷側上方に海苔網の案内部材を設け、該案内部材
    の前部を下向きに傾斜するとともに、先端を船体の舶よ
    り前方の海中に没入させ、更に、上記船体の略中央部に
    対応する上記左右の案内部材に、これの上面に対して出
    没昇降自在な旋回用枠を設けたことを特徴とする海苔刈
    取船。
JP6336879U 1979-05-11 1979-05-11 海苔刈取船 Expired JPS5928956Y2 (ja)

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JP6336879U JPS5928956Y2 (ja) 1979-05-11 1979-05-11 海苔刈取船

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JP6336879U JPS5928956Y2 (ja) 1979-05-11 1979-05-11 海苔刈取船

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JPS55161799U JPS55161799U (ja) 1980-11-20
JPS5928956Y2 true JPS5928956Y2 (ja) 1984-08-20

Family

ID=29297402

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110637597A (zh) * 2019-10-22 2020-01-03 三峡大学 一种多通道的莼菜采摘装置及使用方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110637597A (zh) * 2019-10-22 2020-01-03 三峡大学 一种多通道的莼菜采摘装置及使用方法
CN110637597B (zh) * 2019-10-22 2020-09-08 三峡大学 一种多通道的莼菜采摘装置及使用方法

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JPS55161799U (ja) 1980-11-20

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