JPS592876Y2 - 沈殿濃縮槽の泡除去装置 - Google Patents
沈殿濃縮槽の泡除去装置Info
- Publication number
- JPS592876Y2 JPS592876Y2 JP14016777U JP14016777U JPS592876Y2 JP S592876 Y2 JPS592876 Y2 JP S592876Y2 JP 14016777 U JP14016777 U JP 14016777U JP 14016777 U JP14016777 U JP 14016777U JP S592876 Y2 JPS592876 Y2 JP S592876Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- concentration tank
- foam
- discharge passage
- removal device
- sedimentation concentration
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Removal Of Floating Material (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、沈澱濃縮槽1の周壁上端部に全周に亙って設
けられた泡排出通路2と、沈澱濃縮槽1の中央部に配設
された旋回駆動装置3に取付けられ水面付近で旋回駆動
されて沈澱濃縮槽1の水面に浮遊する泡をかき集める作
動板4と、作動板4の旋回方向側の基部付近に装着され
作動板4と共に旋回駆動されて泡を泡排出通路2側へ送
風により送り込む空気吹出装置5とより成る沈澱濃縮槽
の泡除去装置に係り、その目的とするところは沈澱濃縮
槽内の白水の水面に浮上する泡を効率よくスピーディに
除去できる沈澱濃縮槽の泡除去装置を提供するにある。
けられた泡排出通路2と、沈澱濃縮槽1の中央部に配設
された旋回駆動装置3に取付けられ水面付近で旋回駆動
されて沈澱濃縮槽1の水面に浮遊する泡をかき集める作
動板4と、作動板4の旋回方向側の基部付近に装着され
作動板4と共に旋回駆動されて泡を泡排出通路2側へ送
風により送り込む空気吹出装置5とより成る沈澱濃縮槽
の泡除去装置に係り、その目的とするところは沈澱濃縮
槽内の白水の水面に浮上する泡を効率よくスピーディに
除去できる沈澱濃縮槽の泡除去装置を提供するにある。
従来の泡除去装置は第6図a、l)のような沈澱濃縮槽
1の上部水面付近に一カ所一本の樋状の泡排出通路2′
が設けられているだけで、しかも作動板4′の回転は撹
拌棒6を回転させると同じ遅いスピードなので作動板4
′が一周して泡排出通路2′に達するのに時間がかかつ
て泡排出の能率が悪く、また作動板4′は第6図Cのよ
うな形状で泡を効率よく集めて泡排出通路2′へ送り出
す能力が低いものであった。
1の上部水面付近に一カ所一本の樋状の泡排出通路2′
が設けられているだけで、しかも作動板4′の回転は撹
拌棒6を回転させると同じ遅いスピードなので作動板4
′が一周して泡排出通路2′に達するのに時間がかかつ
て泡排出の能率が悪く、また作動板4′は第6図Cのよ
うな形状で泡を効率よく集めて泡排出通路2′へ送り出
す能力が低いものであった。
本考案は上記の点に鑑みて威されたものであって、以下
実施例により詳述する。
実施例により詳述する。
沈澱濃縮槽1の周壁上端外周に溢流通路7が設けられ、
さらにその外周に泡排出通路2が設けである。
さらにその外周に泡排出通路2が設けである。
8は溢流通路7に連結する温液取出管、9は泡排出通路
2に連結する泡取出前である。
2に連結する泡取出前である。
10は白水の供給通路、3は旋回駆動装置で回動軸11
を回動せしめる。
を回動せしめる。
6は回動軸11下端に取付けた撹拌棒である。
作動板4は溢流通路7の上面限界で沈漬濃縮槽1内の水
面にふれる程度の位置で回動軸11の上端部に取着され
ており、第3図のように断面三角形の一対の翼片4 a
、4 aと、翼片4 a 、4 a間の半円状の断面
をもつ泡収集凹曲部4bとから形成されている。
面にふれる程度の位置で回動軸11の上端部に取着され
ており、第3図のように断面三角形の一対の翼片4 a
、4 aと、翼片4 a 、4 a間の半円状の断面
をもつ泡収集凹曲部4bとから形成されている。
空気吹出装置5は作動板4の旋回方向側の基部に取着さ
れていて、旋回駆動装置3内に内装されている圧縮空気
発生装置と空気通路12によって連通しており、この圧
縮空気を吹出し吹出し口13には第5図のように案内板
14を取付けて圧縮空気が作動板4の先端方向へ斜めに
吹き出されるようにしである。
れていて、旋回駆動装置3内に内装されている圧縮空気
発生装置と空気通路12によって連通しており、この圧
縮空気を吹出し吹出し口13には第5図のように案内板
14を取付けて圧縮空気が作動板4の先端方向へ斜めに
吹き出されるようにしである。
そして、供給通路10より沈澱濃縮槽1に入った白水は
沈降濃縮されるが、その時液面上に泡が浮上してくる。
沈降濃縮されるが、その時液面上に泡が浮上してくる。
ここで作動板4を回動軸11を中心に旋回駆動せしめる
と一対の翼片4 a 、4 aによって泡をかき集めて
泡収集四曲部4bに収集保持し、このように集められた
泡を空気吹出装置5より吹き出す圧縮空気により沈澱濃
縮槽1の周壁側へ押し出して泡排出通路2へ排出する。
と一対の翼片4 a 、4 aによって泡をかき集めて
泡収集四曲部4bに収集保持し、このように集められた
泡を空気吹出装置5より吹き出す圧縮空気により沈澱濃
縮槽1の周壁側へ押し出して泡排出通路2へ排出する。
このとき圧縮空気は第5図の破線矢印方向へ吹き出され
て泡が作動板4の旋回進行方向へ逃げ出すのを防いで作
動板4に沿って確実に泡排出通路2へと送り込むもので
ある。
て泡が作動板4の旋回進行方向へ逃げ出すのを防いで作
動板4に沿って確実に泡排出通路2へと送り込むもので
ある。
上述のように本考案にあっては、泡排出通路を沈澱濃縮
槽の周壁上端部に全周に互って設けであるので、泡をか
き集める作動板の旋回位置がどとにあっても泡を泡排出
通路に排出できるものであり、泡の除去を効率よく行な
える利点があり、しかも作動板と共に旋回駆動されて泡
を泡排出通路側へ送風により送り込む空気吹出装置を作
動板の旋回方向側の基部付近に装着しであるので、作動
板でかき集めた泡を送風により強制的に泡排出通路へ除
去でき、泡の排出をスピーディに行なえる利点がある。
槽の周壁上端部に全周に互って設けであるので、泡をか
き集める作動板の旋回位置がどとにあっても泡を泡排出
通路に排出できるものであり、泡の除去を効率よく行な
える利点があり、しかも作動板と共に旋回駆動されて泡
を泡排出通路側へ送風により送り込む空気吹出装置を作
動板の旋回方向側の基部付近に装着しであるので、作動
板でかき集めた泡を送風により強制的に泡排出通路へ除
去でき、泡の排出をスピーディに行なえる利点がある。
尚、本考案の泡除去装置は沈澱濃縮槽のみならず、水面
に浮上がる泡を除去する必要のあるものに応用すること
かで゛きるもので゛ある。
に浮上がる泡を除去する必要のあるものに応用すること
かで゛きるもので゛ある。
第1図は本考案−実施例の概略断面図、第2図は同上の
概略上面図、第3図は同上の作動板部分の拡大斜視図、
第4図は同上の作動板部分の概略拡大正面図、第5図は
同上の空気吹出装置部分の概略拡大上面断面図、第6図
a、l)、cは従来例の概略断面図、概略上面図、従来
作動板の概略斜視図であって、1は沈澱濃縮槽、2は泡
排出通路、3は旋回駆動装置、4は作動板、5は空気吹
出装置である。
概略上面図、第3図は同上の作動板部分の拡大斜視図、
第4図は同上の作動板部分の概略拡大正面図、第5図は
同上の空気吹出装置部分の概略拡大上面断面図、第6図
a、l)、cは従来例の概略断面図、概略上面図、従来
作動板の概略斜視図であって、1は沈澱濃縮槽、2は泡
排出通路、3は旋回駆動装置、4は作動板、5は空気吹
出装置である。
Claims (1)
- 沈澱濃縮槽の周壁上端部に全周に亙って設けられた泡排
出通路と、沈澱濃縮槽の中央部に配設された旋回駆動装
置に取付けられた水面付近で旋回駆動されて沈澱濃縮槽
の水面に浮遊する泡をかき集める作動板と、作動板の旋
回方向側の基部付近に装着され作動板と共に旋回駆動さ
れて泡を泡排出通路側へ送風により送り込む空気吹出装
置とより成る沈澱濃縮槽の泡除去装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14016777U JPS592876Y2 (ja) | 1977-10-15 | 1977-10-15 | 沈殿濃縮槽の泡除去装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14016777U JPS592876Y2 (ja) | 1977-10-15 | 1977-10-15 | 沈殿濃縮槽の泡除去装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5464369U JPS5464369U (ja) | 1979-05-07 |
JPS592876Y2 true JPS592876Y2 (ja) | 1984-01-26 |
Family
ID=29114870
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14016777U Expired JPS592876Y2 (ja) | 1977-10-15 | 1977-10-15 | 沈殿濃縮槽の泡除去装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS592876Y2 (ja) |
-
1977
- 1977-10-15 JP JP14016777U patent/JPS592876Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5464369U (ja) | 1979-05-07 |
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