JPS5928743Y2 - 円筒形工作物の加工用取付具 - Google Patents
円筒形工作物の加工用取付具Info
- Publication number
- JPS5928743Y2 JPS5928743Y2 JP2631380U JP2631380U JPS5928743Y2 JP S5928743 Y2 JPS5928743 Y2 JP S5928743Y2 JP 2631380 U JP2631380 U JP 2631380U JP 2631380 U JP2631380 U JP 2631380U JP S5928743 Y2 JPS5928743 Y2 JP S5928743Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fixture
- intermediate plate
- cylindrical body
- flexible body
- bolt
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Jigs For Machine Tools (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、大径の円筒状工作物例えば大径鋼管等の端面
に溶接用開先を立て旋盤で施こす場合、該鋼管を回転テ
ーブル上に取付は固定するに適した加工用取付具に関す
るものである。
に溶接用開先を立て旋盤で施こす場合、該鋼管を回転テ
ーブル上に取付は固定するに適した加工用取付具に関す
るものである。
例えば大径の円筒体Ｐの端面に溶接用開先加工を施こす
場合には、一般に立て旋盤１が使用されるが、この立て
旋盤１の回転テーブル２上への取付けには予じめ円筒体
Ｐ外周の適当位置に適数の取付用ピース３を溶着配置せ
しめ、これらを回転テーブル２上面に放射状に刻設され
た取付ボルト保合溝４内に嵌入保持させた取付ボルト５
に、押え金６、押え金用受台７等を用いて回転テーブル
２上に押圧固定するのが一般的である。
場合には、一般に立て旋盤１が使用されるが、この立て
旋盤１の回転テーブル２上への取付けには予じめ円筒体
Ｐ外周の適当位置に適数の取付用ピース３を溶着配置せ
しめ、これらを回転テーブル２上面に放射状に刻設され
た取付ボルト保合溝４内に嵌入保持させた取付ボルト５
に、押え金６、押え金用受台７等を用いて回転テーブル
２上に押圧固定するのが一般的である。
しかし、上記した様な取付用ピース３を用いて円筒体Ｐ
を立て旋盤１の回転テーブル２上に押圧固定する方法で
は、ピース３の円筒体Ｐへの取付は位置のマーキング作
業および溶接作業が必要であり、又所定の開先加工後に
は用済みの上記ピース３を例えばガス切断等によって除
去しなければならず、更には上記除去部分をグラインダ
ー等により手入れした後、該部分の非破壊検査を必要と
する等の問題点があった。
を立て旋盤１の回転テーブル２上に押圧固定する方法で
は、ピース３の円筒体Ｐへの取付は位置のマーキング作
業および溶接作業が必要であり、又所定の開先加工後に
は用済みの上記ピース３を例えばガス切断等によって除
去しなければならず、更には上記除去部分をグラインダ
ー等により手入れした後、該部分の非破壊検査を必要と
する等の問題点があった。
本考案は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、外
径の異なる円筒物に対応すべく長さの調節が可能な様に
多数のピースをピン接続して可撓構成したバンド形式の
加工用取付具を提供せんとするものである。
径の異なる円筒物に対応すべく長さの調節が可能な様に
多数のピースをピン接続して可撓構成したバンド形式の
加工用取付具を提供せんとするものである。
以下本考案の一実施例を示す第３図、第４図に基づいて
説明する。
説明する。
なお、図中同一符号は同一部分あるいは相当部分を示す
。
。
図面において、１０は本考案取付具であり、該取付具１
０は一端部に連結用突片１１、他端部に前記突片１１よ
り若干大きい相似形状の連結用切欠き凹溝１２を備えて
例えば方形状又は矩形状に形成された多数の中間板体１
３と、これら中間板体１３を所要数だけピン１４により
連結した可撓体の両端に夫々ピン連結されてこの可撓体
をループ状にボルト・ナツト等の締付具１５により、連
結可能に一端部に上記と同様の連結用突片１１又は切欠
き凹溝１２、他端部にボルト連結用フランジ部１６を備
えた一対の端板体１７と、上記中間板体１３の適数個の
板面中央内周部にその両端のピン連結部と平行状に傾斜
刻設した凹溝１８内に打ち込ま札該凹、背１８とこれを
対向せしめる被取付円筒体Ｐの外周面との間隙を充填せ
しめる適数の楔矢板１９とを具備してなるものである。
０は一端部に連結用突片１１、他端部に前記突片１１よ
り若干大きい相似形状の連結用切欠き凹溝１２を備えて
例えば方形状又は矩形状に形成された多数の中間板体１
３と、これら中間板体１３を所要数だけピン１４により
連結した可撓体の両端に夫々ピン連結されてこの可撓体
をループ状にボルト・ナツト等の締付具１５により、連
結可能に一端部に上記と同様の連結用突片１１又は切欠
き凹溝１２、他端部にボルト連結用フランジ部１６を備
えた一対の端板体１７と、上記中間板体１３の適数個の
板面中央内周部にその両端のピン連結部と平行状に傾斜
刻設した凹溝１８内に打ち込ま札該凹、背１８とこれを
対向せしめる被取付円筒体Ｐの外周面との間隙を充填せ
しめる適数の楔矢板１９とを具備してなるものである。
上記した如く構成された本考案取付具１０を用いて、例
えば立て旋盤１の回転テーブル２上に被切削物である円
筒体Ｐを抑圧固定する場合には、先ず円筒体Ｐ外周より
若干短い長さになるべく中間板体１３を増減して取付具
１０の長さを調節する。
えば立て旋盤１の回転テーブル２上に被切削物である円
筒体Ｐを抑圧固定する場合には、先ず円筒体Ｐ外周より
若干短い長さになるべく中間板体１３を増減して取付具
１０の長さを調節する。
そして、所定長さにセットされた上記取付具１０を円筒
体Ｐの適当位置外周に捲着した後、締付具１５を用いて
上記円筒体Ｐと緊縛状態にせしめ円筒体Ｐに対して一体
的環状押え部を形成する。
体Ｐの適当位置外周に捲着した後、締付具１５を用いて
上記円筒体Ｐと緊縛状態にせしめ円筒体Ｐに対して一体
的環状押え部を形成する。
ζお、締付具１５だけでは円筒体Ｐに対して一体的環状
押え部を形成できない場合には、中間板体１３の適当箇
所に設けられた凹溝１８内に夫々の楔矢板１９を打込む
ことにより、本考案取付具１０は確実に円筒体Ｐに対し
て一体的環状押え部を形成することができる。
押え部を形成できない場合には、中間板体１３の適当箇
所に設けられた凹溝１８内に夫々の楔矢板１９を打込む
ことにより、本考案取付具１０は確実に円筒体Ｐに対し
て一体的環状押え部を形成することができる。
次に従来と同様の取付ボルト５・押え金６・押え金用受
台７等を用いて回転テーブル２上に上記円筒体Ｐを抑圧
固定する。
台７等を用いて回転テーブル２上に上記円筒体Ｐを抑圧
固定する。
以上述べた如く本考案取付具によれば、作業者の熟練度
を問わず簡単な操作で誰にでも容易に作業が行なえ、従
来の様なマーキング作業や溶接作業、そして切削加工後
のピースの取外し作業や該取外し部の仕上作業、更には
該部分の非破壊検査等の多数の工程を省略することがで
きるものであり、製品のコストダウンに寄与できる等の
多大の効果を有する考案である。
を問わず簡単な操作で誰にでも容易に作業が行なえ、従
来の様なマーキング作業や溶接作業、そして切削加工後
のピースの取外し作業や該取外し部の仕上作業、更には
該部分の非破壊検査等の多数の工程を省略することがで
きるものであり、製品のコストダウンに寄与できる等の
多大の効果を有する考案である。
第１図は立て旋盤の概略説明図、第２図は従来の取付力
法を示す説明図、第３図は本考案取付具を使用した場合
の使用説明図、第４図は本考案取付具の部分拡大図であ
る。 １０は本考案取付具、１１は連結用突片、１２は連結用
切欠き凹溝、１３は中間板体、１４はピン、１５は締付
４１６はフランジ部、１７は端板体、１８は凹溝、１９
は楔矢板、Ｐは円筒体。
法を示す説明図、第３図は本考案取付具を使用した場合
の使用説明図、第４図は本考案取付具の部分拡大図であ
る。 １０は本考案取付具、１１は連結用突片、１２は連結用
切欠き凹溝、１３は中間板体、１４はピン、１５は締付
４１６はフランジ部、１７は端板体、１８は凹溝、１９
は楔矢板、Ｐは円筒体。
Claims (1)
- ピンにより互いに可撓連結可能に、一端部に連結用突片
、他端部に連結用切欠き凹溝な備えた多数の中間板体と
、これら中間板体を所要数だけ連結した可撓体の両端に
夫々ピン連結されてこの可撓体をループ状にボルト連結
可能に一端部に連結用突片又は切欠き凹溝、他端部にボ
ルト連結用フランジ部を備えた一対の端板体と、上記中
間板体の適数個の板面中央内周部にその両端のピン連結
部と平行状に傾斜刻設した凹溝内に打込まれ、刻凹溝と
これを対向せしめる被取付円筒体の外周面との間隙を充
填せしめる適数の楔矢板とを具備してなる円筒形工作物
の加工用取付具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2631380U JPS5928743Y2 (ja) | 1980-02-29 | 1980-02-29 | 円筒形工作物の加工用取付具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2631380U JPS5928743Y2 (ja) | 1980-02-29 | 1980-02-29 | 円筒形工作物の加工用取付具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56132044U JPS56132044U (ja) | 1981-10-06 |
| JPS5928743Y2 true JPS5928743Y2 (ja) | 1984-08-18 |
Family
ID=29622309
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2631380U Expired JPS5928743Y2 (ja) | 1980-02-29 | 1980-02-29 | 円筒形工作物の加工用取付具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5928743Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-02-29 JP JP2631380U patent/JPS5928743Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56132044U (ja) | 1981-10-06 |
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