JPS5928682Y2 - 遠心油「ろ」過器 - Google Patents
遠心油「ろ」過器Info
- Publication number
- JPS5928682Y2 JPS5928682Y2 JP6814780U JP6814780U JPS5928682Y2 JP S5928682 Y2 JPS5928682 Y2 JP S5928682Y2 JP 6814780 U JP6814780 U JP 6814780U JP 6814780 U JP6814780 U JP 6814780U JP S5928682 Y2 JPS5928682 Y2 JP S5928682Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- filter
- oil
- chamber
- rotating body
- centrifugal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Centrifugal Separators (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、自転遠心油濾過器に関するもので、工作機械
や内燃機関などは油圧を有するシステム油があり、同時
にスラッジ油の汚れが多く発生する所から集められる油
があり、これら油の濾過用に適用できる装置を提供する
ことにある。
や内燃機関などは油圧を有するシステム油があり、同時
にスラッジ油の汚れが多く発生する所から集められる油
があり、これら油の濾過用に適用できる装置を提供する
ことにある。
従来、この種の自転遠心油濾過器は、例えば実公昭47
−9392号公報または、特公昭51−24048号公
報にみもれるように、濾過器本体内に回転体を回動自在
に立設し、該回転体を上室と下室に区劃し、下室に加圧
流体を導入して回転体を回転させ、該加圧流体自身のス
ラッジなども分離するが、同時に上室に分離すべき非加
圧流体を導入し、該非加圧流体自身の比重差による濾過
をするものであった。
−9392号公報または、特公昭51−24048号公
報にみもれるように、濾過器本体内に回転体を回動自在
に立設し、該回転体を上室と下室に区劃し、下室に加圧
流体を導入して回転体を回転させ、該加圧流体自身のス
ラッジなども分離するが、同時に上室に分離すべき非加
圧流体を導入し、該非加圧流体自身の比重差による濾過
をするものであった。
一方、この種の自転遠心油濾過器は、高速回転をしなけ
ればその濾過効果は顕著に現れず、一方高速回転すれば
、回転体の軸受部のシール性に難点が生じるという二律
背反の現象が生じている。
ればその濾過効果は顕著に現れず、一方高速回転すれば
、回転体の軸受部のシール性に難点が生じるという二律
背反の現象が生じている。
そこで本考案はこの難点を解消するために案出されたも
ので、添付図面にしたがって本考案の構成を説明すれば
、1は濾過器本体であって、その底部中央に、縦軸2を
立設し、該縦軸2を中心に回転体3を回転自在に嵌挿す
る。
ので、添付図面にしたがって本考案の構成を説明すれば
、1は濾過器本体であって、その底部中央に、縦軸2を
立設し、該縦軸2を中心に回転体3を回転自在に嵌挿す
る。
該回転体3は、上・中・下室4,5,6に区劃して釦り
、これが本考案の概略構造である。
、これが本考案の概略構造である。
さらに、これらについて説明すれば、濾過器本体1には
その底部に、加圧油A導入孔7と非加圧油B導入孔8と
を穿設し、また、濾過後の清浄油を排出する排出孔9を
穿設している。
その底部に、加圧油A導入孔7と非加圧油B導入孔8と
を穿設し、また、濾過後の清浄油を排出する排出孔9を
穿設している。
一方、縦軸2は、前記のように、濾過器本体1の底部中
央に立設しており、該縦軸2は環状孔10を設け、該環
状孔10は加圧油A導入孔7と下室6とを上室4とを連
通している。
央に立設しており、該縦軸2は環状孔10を設け、該環
状孔10は加圧油A導入孔7と下室6とを上室4とを連
通している。
回転体3は、前記のように、縦軸2に回転自在に嵌挿し
ているが、回転体3を上・中・下の3室に区劃すること
により壁が4個形成され、これら壁と縦軸2との接触部
分に軸受12,13,14゜15を介在させ軸受とシー
ルのはたらきをしている。
ているが、回転体3を上・中・下の3室に区劃すること
により壁が4個形成され、これら壁と縦軸2との接触部
分に軸受12,13,14゜15を介在させ軸受とシー
ルのはたらきをしている。
回転体3の下室6は反動力発生用の凸部16を設け、該
凸部16′に噴油孔17を接線方向に設けている。
凸部16′に噴油孔17を接線方向に設けている。
中室5は空間とする室で外周に漏油孔18を設けている
。
。
上室4は、蓋19を嵌挿し、該蓋19に中心より偏心位
置に出口20を設けている。
置に出口20を設けている。
このように構成された本考案の自転遠心油濾過器は、加
圧油A及び非加圧油Bを濾過器本体1の下方より共に導
入しく加正油Aは黒矢印、非軸mBは白矢印で示す)、
加圧油Aのr室6の凸部16の噴油孔17によって絞ら
れて、さらに高圧化され、この油が噴出し、回転体3全
体を高速転(5000rpm)させる。
圧油A及び非加圧油Bを濾過器本体1の下方より共に導
入しく加正油Aは黒矢印、非軸mBは白矢印で示す)、
加圧油Aのr室6の凸部16の噴油孔17によって絞ら
れて、さらに高圧化され、この油が噴出し、回転体3全
体を高速転(5000rpm)させる。
この導入された加圧油A中に含芽れたスラッジは外周壁
に押しつけられる。
に押しつけられる。
同時に、濾過したい非加圧油Bを回転する王室4に導入
するから、回転により油中に混入したスラッジ等は重量
差で外周壁に押しつけられ、清浄化された油は出口20
より吸い出されていく。
するから、回転により油中に混入したスラッジ等は重量
差で外周壁に押しつけられ、清浄化された油は出口20
より吸い出されていく。
回転体3内に溜ったスラッジは上室4では、蓋19を開
口すれば、容易に取出せるが、T室6のものは、図示し
ていないが室を分離可能にすれば取出せる。
口すれば、容易に取出せるが、T室6のものは、図示し
ていないが室を分離可能にすれば取出せる。
そして、加yモ油A及び非加圧油Bは清浄化され、混合
されて排出孔9より、機関に使用する場合は、オイルパ
ン((図示せず)へ流出する。
されて排出孔9より、機関に使用する場合は、オイルパ
ン((図示せず)へ流出する。
この自転遠心油濾過器をディーゼル機関に付設する場合
には、汚れの激しい非加圧潤滑油Bをオイルパンに入る
前に設置し、濾過後の油をオイルパンに収容し、細かい
フィルタを通し7各潤滑部へ送付すれば、該フィルタの
交換時期を長くするとどができると共に、機力の摩耗・
焼付が防止でき、機関の無開放運転に寄写できる。
には、汚れの激しい非加圧潤滑油Bをオイルパンに入る
前に設置し、濾過後の油をオイルパンに収容し、細かい
フィルタを通し7各潤滑部へ送付すれば、該フィルタの
交換時期を長くするとどができると共に、機力の摩耗・
焼付が防止でき、機関の無開放運転に寄写できる。
以上要するに本考案は、実用新案登録請求の範囲に記載
された構成を採択し/とので、高速回転(5000rp
m)させる自転遠心油濾過器で、回転体を、少なくとも
、上・中・f゛の3室に、単に区劃するのみであり、し
かも、区劃によって形成され/と4個の壁にシール抵抗
を持/とせない軸受を夫々設けたから、4個の軸受を設
けながら、回転体の高回転を落とすことなく、遠心分離
効率を向上−rる。
された構成を採択し/とので、高速回転(5000rp
m)させる自転遠心油濾過器で、回転体を、少なくとも
、上・中・f゛の3室に、単に区劃するのみであり、し
かも、区劃によって形成され/と4個の壁にシール抵抗
を持/とせない軸受を夫々設けたから、4個の軸受を設
けながら、回転体の高回転を落とすことなく、遠心分離
効率を向上−rる。
その上、軸子流体の漏れは、中室より遠心力で外周の孔
より排出し、王室へは流入せず、分離幼木を低下させる
ことなく、全体として構造簡単な分離幼木のよい自転遠
心油濾過器を提供できる。
より排出し、王室へは流入せず、分離幼木を低下させる
ことなく、全体として構造簡単な分離幼木のよい自転遠
心油濾過器を提供できる。
しかも、シール抵抗を増大させない軸受であるので、そ
の耐久性を保ちながら、ひいては、安価な遠心油濾過器
を提供できる。
の耐久性を保ちながら、ひいては、安価な遠心油濾過器
を提供できる。
添付図面は本考案実施例の断面図を示す。
1・・・・・・沖過器本体、2・・・・・・縦軸、3・
・・・・・回転体、4・・・・・・に室、5・・・・・
・中室、6・・・・・・1室。
・・・・・回転体、4・・・・・・に室、5・・・・・
・中室、6・・・・・・1室。
Claims (1)
- 濾過本体1の底部中央に設けた縦軸2に、回転体3を回
動自在に嵌挿した自転遠心油濾過器において、該回転体
3を、少なくとも、上・中・下の3室に区劃するととも
にこれら区劃によって形成された壁4個に夫々シール抵
抗を持たせない軸受を設け、これら軸受を介して前記縦
軸2を嵌挿し、前記下室6は反動回転用加圧流体を導入
する室とし、前記中室5は外周に孔を有する空間とする
室とし、更に、前記上室4は遠心分離用非加爪油Bを導
入する室とした遠心油濾過器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6814780U JPS5928682Y2 (ja) | 1980-05-17 | 1980-05-17 | 遠心油「ろ」過器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6814780U JPS5928682Y2 (ja) | 1980-05-17 | 1980-05-17 | 遠心油「ろ」過器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56168256U JPS56168256U (ja) | 1981-12-12 |
JPS5928682Y2 true JPS5928682Y2 (ja) | 1984-08-18 |
Family
ID=29662106
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6814780U Expired JPS5928682Y2 (ja) | 1980-05-17 | 1980-05-17 | 遠心油「ろ」過器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5928682Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-05-17 JP JP6814780U patent/JPS5928682Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56168256U (ja) | 1981-12-12 |
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