JPS5928628A - 光による温度センサ - Google Patents
光による温度センサInfo
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- JPS5928628A JPS5928628A JP57138702A JP13870282A JPS5928628A JP S5928628 A JPS5928628 A JP S5928628A JP 57138702 A JP57138702 A JP 57138702A JP 13870282 A JP13870282 A JP 13870282A JP S5928628 A JPS5928628 A JP S5928628A
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- G01—MEASURING; TESTING
- G01K—MEASURING TEMPERATURE; MEASURING QUANTITY OF HEAT; THERMALLY-SENSITIVE ELEMENTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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- Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
- Radiation Pyrometers (AREA)
- Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕
本発明は光を用いて温度を測定するものであり、さらに
詳しくは、旋光能の温度依存性を利用して温度測定を行
うものである。
詳しくは、旋光能の温度依存性を利用して温度測定を行
うものである。
光による物理量の計測については、半導体レーザ、発光
ダイオード光ファイバー等の進歩により多方面での研究
開発が進められている。その中でも光による温度測定は
、電磁的ノイズの大きい環境にある物体の温度を正確に
測定するために有効な手段である。光による温度測定の
方法としては、半導体の基礎吸収端付近での光吸収の変
化を利用するもの、光学結晶の複屈折の温度依存性を利
用するもの、さらに干渉計の光路長の変化による光強度
の変化を利用するものなどがある。いづれの測定法も一
長一短がある。特に電磁的ノイズが問題となる変電所や
高電圧送電線等の近辺においてケーブル、l・ランス等
の温度を測定する場合は、温度センサは絶縁物すなわち
誘電体のみで構成されていることが必要条件となる。こ
の意味で光学結晶の複屈折を利用するか、干渉計を利用
する方法は有効ではあるが、前者は感度、安定性とも良
好な光学結晶が無く、後者は機構が複雑で振動等に弱い
という欠点を有しており、いずれも実用化に到っていな
い。
ダイオード光ファイバー等の進歩により多方面での研究
開発が進められている。その中でも光による温度測定は
、電磁的ノイズの大きい環境にある物体の温度を正確に
測定するために有効な手段である。光による温度測定の
方法としては、半導体の基礎吸収端付近での光吸収の変
化を利用するもの、光学結晶の複屈折の温度依存性を利
用するもの、さらに干渉計の光路長の変化による光強度
の変化を利用するものなどがある。いづれの測定法も一
長一短がある。特に電磁的ノイズが問題となる変電所や
高電圧送電線等の近辺においてケーブル、l・ランス等
の温度を測定する場合は、温度センサは絶縁物すなわち
誘電体のみで構成されていることが必要条件となる。こ
の意味で光学結晶の複屈折を利用するか、干渉計を利用
する方法は有効ではあるが、前者は感度、安定性とも良
好な光学結晶が無く、後者は機構が複雑で振動等に弱い
という欠点を有しており、いずれも実用化に到っていな
い。
本発明は以」二の点を改良した光温度センサを提供する
ものである。さらに詳しくは光学結晶の有する旋光能の
温度依存性を利用するものである。
ものである。さらに詳しくは光学結晶の有する旋光能の
温度依存性を利用するものである。
まず以下にその原理を述べる。
図1において、■は旋光能(ρd6g /rrun )
を有する光学結晶であり、その長さを1!(m)とする
。
を有する光学結晶であり、その長さを1!(m)とする
。
光源からの入射光2を偏光子8によって直線偏光4・と
じ、光学結晶に入射させると結晶を出た光5は検光子6
の偏光方向とある有限の角θだけ回転′した直線偏光と
なっている。このとき θ−ρl(deg) (1)
で表わされる。検光子を出た光7をホトディテクター8
で受光すると、その電気的出力VoutはVout =
Vo cos2θ (2)で表わ
される。
じ、光学結晶に入射させると結晶を出た光5は検光子6
の偏光方向とある有限の角θだけ回転′した直線偏光と
なっている。このとき θ−ρl(deg) (1)
で表わされる。検光子を出た光7をホトディテクター8
で受光すると、その電気的出力VoutはVout =
Vo cos2θ (2)で表わ
される。
ここでVo は有限の定数であり、光強度ホトディテ
クタの感度等で決まるものである。
クタの感度等で決まるものである。
さて、ある基準温度Toでの旋光能をρ0とし、θ0=
ρol(3) とすると、未知の温度Tでのθは、旋光能の温度系数を
kとすると、 θ=ρol I ]、+k (T−To) l
(4)で与えられる。従って、 Vout = Vo cos2 (poI![1+k
(T−To) )、13 (5)となる。しかるにこ
のままではVout は温度変化分(T−To)
に比例しないので温度センサとしては使用てきない。
ρol(3) とすると、未知の温度Tでのθは、旋光能の温度系数を
kとすると、 θ=ρol I ]、+k (T−To) l
(4)で与えられる。従って、 Vout = Vo cos2 (poI![1+k
(T−To) )、13 (5)となる。しかるにこ
のままではVout は温度変化分(T−To)
に比例しないので温度センサとしては使用てきない。
そこで、ρol = (2n−)−1)(n=0.l
−2・・・の整数)(6)となるように結晶長を設定す
ると、 Vout =−Vo (N−cos [2ρol+2ρ
ol!k (T−To) l:]■ =−Vo(14s in [2ρolk (T−To)
l〕(7)(付けはnが0 、2 、4.・・・のと
き(ハ)、nが1゜3.5.・・・のとき(ト))とな
る。温度変化による旋光能の変化量、 m == 2ρo77k (T−To)
(8)が小さい時は近似的に、 Vout = −Vo (l〒m )
(9)て表わされ、図2に示すようにVout を知
ることによりmすなわち温度Tを知ることができる。
−2・・・の整数)(6)となるように結晶長を設定す
ると、 Vout =−Vo (N−cos [2ρol+2ρ
ol!k (T−To) l:]■ =−Vo(14s in [2ρolk (T−To)
l〕(7)(付けはnが0 、2 、4.・・・のと
き(ハ)、nが1゜3.5.・・・のとき(ト))とな
る。温度変化による旋光能の変化量、 m == 2ρo77k (T−To)
(8)が小さい時は近似的に、 Vout = −Vo (l〒m )
(9)て表わされ、図2に示すようにVout を知
ることによりmすなわち温度Tを知ることができる。
このように旋光能によって温度測定を行うことは、その
原理が単純なため構造が簡単で、安定性の良い安価な温
度センサを供給するものであるが、光学結晶としては旋
光能が大きく、その温度系数も大であるとともに化学的
にも物理的にも安定であることが要求される。
原理が単純なため構造が簡単で、安定性の良い安価な温
度センサを供給するものであるが、光学結晶としては旋
光能が大きく、その温度系数も大であるとともに化学的
にも物理的にも安定であることが要求される。
旋光能を利用した温度センサとしては、水晶を用いた例
が報告されているが、(例えば、A、J。
が報告されているが、(例えば、A、J。
Rogers ; APPLIED 0PTIC5V
o I 、 21 、 )r5 (1982)P2
S5)、水晶の旋光能の温度依存性が1.34X10”
”’/°Cと小さく、±2°Cの精度しか得られていな
い。
o I 、 21 、 )r5 (1982)P2
S5)、水晶の旋光能の温度依存性が1.34X10”
”’/°Cと小さく、±2°Cの精度しか得られていな
い。
また水晶は自然複屈折を有するため、光軸を特別な方向
に正確に合わせる必要があり、これが故に機械的振動等
により光軸がずれてセンサとしての安定度が悪くなると
いう欠点がある。
に正確に合わせる必要があり、これが故に機械的振動等
により光軸がずれてセンサとしての安定度が悪くなると
いう欠点がある。
本発明者らは上記の欠点を改善すべく種々の光学結晶の
旋光能について調べた結果ビスマス・シリコン・オキサ
イド(B115 SiOgo )(以下BSOと略記ス
ル)とビスマス・ゲルマニウムオキサイド(BitgG
eOgo) (以下BGOと略記する)が旋光能及びそ
の温度依存性ともに水晶より大であることを見い出し、
これを温度センサ用として用いることを発明した。たと
えば波長e a a m、rnの光に対して、水晶の旋
光能はl 8.7 deg /mx テあり、BSO、
BGOのそれは22°/収 と太きい。さらに温度依存
性は水晶の場合が1.34. X 10−4 /°Cテ
あり、BSO,BGOt7) ソレハ3.7 X 10
−4/”Cと約8倍の大きさである。
旋光能について調べた結果ビスマス・シリコン・オキサ
イド(B115 SiOgo )(以下BSOと略記ス
ル)とビスマス・ゲルマニウムオキサイド(BitgG
eOgo) (以下BGOと略記する)が旋光能及びそ
の温度依存性ともに水晶より大であることを見い出し、
これを温度センサ用として用いることを発明した。たと
えば波長e a a m、rnの光に対して、水晶の旋
光能はl 8.7 deg /mx テあり、BSO、
BGOのそれは22°/収 と太きい。さらに温度依存
性は水晶の場合が1.34. X 10−4 /°Cテ
あり、BSO,BGOt7) ソレハ3.7 X 10
−4/”Cと約8倍の大きさである。
すなわち、BSO,BGOを用いることにより感度が水
晶を用いた場合の3倍もしくは測定精度が3倍のセンサ
を構成できることとなる。またBSO,BGOともに自
然複屈折を有しないため光軸について特別の配慮は不要
である。
晶を用いた場合の3倍もしくは測定精度が3倍のセンサ
を構成できることとなる。またBSO,BGOともに自
然複屈折を有しないため光軸について特別の配慮は不要
である。
以下に本発明の二、三の実施例を述べる。
実施例1゜
BSO結晶を
(’01 =−(10)
I
すなわち、l = 2.04−5 mxの長さに切断し
、両端面を光学研摩したのち、図1の構成でBSO結晶
のみをペルチェ素子によって−20’C〜80 ’Cま
での範囲で温度変化し、VoutとBSOの温度との関
係を測定した。用いた光源は光出力を安定化したHe
−Ne Iフープである。図3■はその測定結果であり
、±l’c以内の良い再現性を得ることができた。
、両端面を光学研摩したのち、図1の構成でBSO結晶
のみをペルチェ素子によって−20’C〜80 ’Cま
での範囲で温度変化し、VoutとBSOの温度との関
係を測定した。用いた光源は光出力を安定化したHe
−Ne Iフープである。図3■はその測定結果であり
、±l’c以内の良い再現性を得ることができた。
実施例2゜
次により実用的な構成の一例として、第4・図に示すよ
うに出力の安定した発光ダイオード(波長870M)の
光ヲ光ファイバ9で導びきロッドレンズlOで平行光束
とし、偏光・ビームスプリッタ−1で直線偏光とし、B
SO結晶1を通し、さらに検光ビームスプリッタ−2を
通した後、ロッドレンズ、光ファイバを通してホトディ
テクタまで導ひく温度センサを製作した。この波長での
BSOの旋光能は1O15°/ruLであるので結晶長
は4.286mとした。センサ部全体の形状は約(i
myn、〆×2Qmxl に収まり非常に小型化できた
。感度・分解能については旋光能の温度係数が870肌
でも633ruLでの値とほとんど同じであり前述の実
施例と同じ±1°Cの特性を得た。
うに出力の安定した発光ダイオード(波長870M)の
光ヲ光ファイバ9で導びきロッドレンズlOで平行光束
とし、偏光・ビームスプリッタ−1で直線偏光とし、B
SO結晶1を通し、さらに検光ビームスプリッタ−2を
通した後、ロッドレンズ、光ファイバを通してホトディ
テクタまで導ひく温度センサを製作した。この波長での
BSOの旋光能は1O15°/ruLであるので結晶長
は4.286mとした。センサ部全体の形状は約(i
myn、〆×2Qmxl に収まり非常に小型化できた
。感度・分解能については旋光能の温度係数が870肌
でも633ruLでの値とほとんど同じであり前述の実
施例と同じ±1°Cの特性を得た。
実施例3゜
さらに分解能を上げるためにBSOの長さを長くして1
2,857m とし、室温での旋光角θo−一πとし
たセンサを製作した。図30に測定結果を示す。
2,857m とし、室温での旋光角θo−一πとし
たセンサを製作した。図30に測定結果を示す。
■に比べて約3倍の感度向上がみられ、測定精度も±0
.3°Cを達成した。
.3°Cを達成した。
実施例4゜
図5はさらに再現性良く測定を行うための一構成図であ
る。つまり結晶を出た光を複像プリズム12’を通すこ
とにより、偏光子11と同じ方向の偏波面の光13と、
これと直交する偏波面の光14とに分割し、それぞれを
光ファイバでホトディテクタに導びき出力VA、 VB
を得たとすると、(9)式%式%(2 となる。従って、 を電気回路によって求めることにより、各光学部品の透
過率や光源の強度等に依存する係数VOに無関係に温度
を知ることができるため長時間安定した測定が可能とな
る。
る。つまり結晶を出た光を複像プリズム12’を通すこ
とにより、偏光子11と同じ方向の偏波面の光13と、
これと直交する偏波面の光14とに分割し、それぞれを
光ファイバでホトディテクタに導びき出力VA、 VB
を得たとすると、(9)式%式%(2 となる。従って、 を電気回路によって求めることにより、各光学部品の透
過率や光源の強度等に依存する係数VOに無関係に温度
を知ることができるため長時間安定した測定が可能とな
る。
実際図5の構造(BSO長は12.857iJで光源強
度を人為的に±50%変動させてみたが、電気回路によ
る03式の演算により±0,8°Cの測定精度が確保さ
れた。
度を人為的に±50%変動させてみたが、電気回路によ
る03式の演算により±0,8°Cの測定精度が確保さ
れた。
以上のように本発明はBSOの旋光能が太ぎく、かつそ
の温度依存性が太ぎいことより、高感度・高精度かつ安
定で構造の簡単な温度センサを提供するものであり、全
部品が誘電体で構成され℃いるとともに光を用いている
ため、電磁的ノイズに以上はBSOの実施例であるが、
BGO結晶も旋光能についてはBSOと全く同じ特性を
有しており、上記と全く同じ特性が得られた。
の温度依存性が太ぎいことより、高感度・高精度かつ安
定で構造の簡単な温度センサを提供するものであり、全
部品が誘電体で構成され℃いるとともに光を用いている
ため、電磁的ノイズに以上はBSOの実施例であるが、
BGO結晶も旋光能についてはBSOと全く同じ特性を
有しており、上記と全く同じ特性が得られた。
実施例5゜
図6はさらに別の構成を示すものであり、特に高電圧下
や高電界下でBSOの電気光学効果によって発生する光
の変調効果を打消すものであり、所定の結晶長lを2分
割し、かつ、結晶16を光の進光方向を軸として結晶1
5に対して光学軸を図中のX l y輔90°回転させ
て電気光学効果を打消すものである。
や高電界下でBSOの電気光学効果によって発生する光
の変調効果を打消すものであり、所定の結晶長lを2分
割し、かつ、結晶16を光の進光方向を軸として結晶1
5に対して光学軸を図中のX l y輔90°回転させ
て電気光学効果を打消すものである。
実際に4.286amのBSOを2.14:1mに2分
割し、かつ一方を90°回転して図6の温度センサを製
作したところ、2KV/c1n の高電界中においても
何ら測定値の変動を示さなかった。またこのように電気
光学効果を打消すためには結晶16の光の入射面と出射
面が逆になるよう180° 前後の向きを変えてもよい
。
割し、かつ一方を90°回転して図6の温度センサを製
作したところ、2KV/c1n の高電界中においても
何ら測定値の変動を示さなかった。またこのように電気
光学効果を打消すためには結晶16の光の入射面と出射
面が逆になるよう180° 前後の向きを変えてもよい
。
実施例6゜
図7はさらにBSO、BGOの有するファラデー効果を
打消して強磁界中や大電流近辺での温度測定を安定に行
うものである。
打消して強磁界中や大電流近辺での温度測定を安定に行
うものである。
ここで結晶15を右旋光のBSOとすれば結晶16’は
左旋光のBSOであり、結晶長は同一である。
左旋光のBSOであり、結晶長は同一である。
17はλ/2 板であり、位相差πを与えるものである
。
。
λ/2板が無い場合は、旋光能は右旋光と左旋光で打消
してしまい、ファラデー効果による偏波面の回転は倍加
される。
してしまい、ファラデー効果による偏波面の回転は倍加
される。
λ/2板を入れた場合について、図8.9を用いて説明
する。
する。
図8は旋光能に関する説明図であり、y軸は波長板のフ
ァースト軸、X軸はスロー軸とする。図7で偏光子の偏
光方向はy軸に設定しである。図8(、)のように結晶
15でθ1 だけ旋光能をうけ、λ/2板17を通るこ
とにより、図8(b)のようにy軸の逆向けの方へθ1
だけ回転した直線偏光となり、結晶16’を通ること
により左旋光θl をうけ図8(C)のように合計20
1の旋光能をうけるため、図4と同じ動作を行う。
ァースト軸、X軸はスロー軸とする。図7で偏光子の偏
光方向はy軸に設定しである。図8(、)のように結晶
15でθ1 だけ旋光能をうけ、λ/2板17を通るこ
とにより、図8(b)のようにy軸の逆向けの方へθ1
だけ回転した直線偏光となり、結晶16’を通ること
により左旋光θl をうけ図8(C)のように合計20
1の旋光能をうけるため、図4と同じ動作を行う。
一方フアラデー効果については、図9(a)のように結
晶15でθ2 だけの変化をうけたとすると、λ/2板
を通ると図9(b)のように逆の方向に02 だけ回転
したことになる。ファラデー効果はBSOが右旋光であ
るか、左旋光であるかに関係す<、磁界の向きと光の進
行方向のみで決まるから、結晶16’によるファラデー
効果は図9(C)のように完全に打消される。
晶15でθ2 だけの変化をうけたとすると、λ/2板
を通ると図9(b)のように逆の方向に02 だけ回転
したことになる。ファラデー効果はBSOが右旋光であ
るか、左旋光であるかに関係す<、磁界の向きと光の進
行方向のみで決まるから、結晶16’によるファラデー
効果は図9(C)のように完全に打消される。
実際図7の構成の温度十ンサーを製作して2,000G
aussの磁界中での温度測定を行ったところ、何ら精
度の劣化をもたらさず、本構成の効果が確認された。
aussの磁界中での温度測定を行ったところ、何ら精
度の劣化をもたらさず、本構成の効果が確認された。
さらに図7において、結晶15と16′の光学軸を90
°ずらすことにより磁界のみならず電界の影響も全くう
けない温度センサを作ることができた。
°ずらすことにより磁界のみならず電界の影響も全くう
けない温度センサを作ることができた。
以」二、述べた如く、本発明によれば、旋光能及びその
温度依存性とも大きく、かつ安定しているBi125i
Opo又はBi12 Ge0poにおけるその旋光能の
では全く問題が無く、感度安定性にも優れ、機構も簡単
な温度七ンサーが得られることになる。
温度依存性とも大きく、かつ安定しているBi125i
Opo又はBi12 Ge0poにおけるその旋光能の
では全く問題が無く、感度安定性にも優れ、機構も簡単
な温度七ンサーが得られることになる。
図1は旋光能による温度測定原理図を、図2は温度と検
出出力の図を、図3、■は長さ2.04511MのBS
Oを用いた温度センサの特性、図3■は長さ12.85
7闘、のBSOを用いた温度センサの特性を、図4は光
ファイバロッドレンズ偏検光子と組み合わせた本発明の
一構成図を、図5は光源等の変動を打消すための本発明
の一構成図を、図6は電界の影響を打消すための本発明
の一構成図を、図7は磁界の影響を打消すための本発明
の一構成図を、図8は図7の構成での旋光能とλ/2板
との関係を、図9は図7の構成でのファラデー効果とλ
/2板との関係を示す図である。 図中、 ■・・・電気光学結晶 2・・・入射光 3・・・偏光子 4・・・直線偏光 5・・・旋光能をうけた直線偏光 6・・・検光子 7・・・出力光 8・・・ホトデイテクク 9・・・光ファイバ IO・・・ロッドレンズ 11・・・偏光ビームスブリツク 12・・・検光ビームスブリック 12′・・・複像プリズム 13・・・偏光子と同じ方向の偏波面を有する光14・
・・・偏光子と直交する方向の偏波面を有する光 15・・・光学結晶 16・・・15と光学軸が90°を成すように配置され
た光学結晶 16′・・・15と陽対の旋光能を有する光学結晶17
・・・λ/2板 牙8図 (a) (b) y (oL (b) 162− (c) (c) ■
出出力の図を、図3、■は長さ2.04511MのBS
Oを用いた温度センサの特性、図3■は長さ12.85
7闘、のBSOを用いた温度センサの特性を、図4は光
ファイバロッドレンズ偏検光子と組み合わせた本発明の
一構成図を、図5は光源等の変動を打消すための本発明
の一構成図を、図6は電界の影響を打消すための本発明
の一構成図を、図7は磁界の影響を打消すための本発明
の一構成図を、図8は図7の構成での旋光能とλ/2板
との関係を、図9は図7の構成でのファラデー効果とλ
/2板との関係を示す図である。 図中、 ■・・・電気光学結晶 2・・・入射光 3・・・偏光子 4・・・直線偏光 5・・・旋光能をうけた直線偏光 6・・・検光子 7・・・出力光 8・・・ホトデイテクク 9・・・光ファイバ IO・・・ロッドレンズ 11・・・偏光ビームスブリツク 12・・・検光ビームスブリック 12′・・・複像プリズム 13・・・偏光子と同じ方向の偏波面を有する光14・
・・・偏光子と直交する方向の偏波面を有する光 15・・・光学結晶 16・・・15と光学軸が90°を成すように配置され
た光学結晶 16′・・・15と陽対の旋光能を有する光学結晶17
・・・λ/2板 牙8図 (a) (b) y (oL (b) 162− (c) (c) ■
Claims (5)
- (1)旋光性の結晶としてビスマス・シリコン・オキサ
イド(Bi 1gsiogo ) もしくはビスマス
・ゲルマニウム・オキサイド(Bt 12Ge02o
) を用い、温度変化による旋光能の変化量から該旋
光性の結晶の置かれている場所における温度を検出する
ことを特徴とする光による温度センサ。 - (2)光ファイバ、ロッドレンズ、偏光子、旋光性結晶
、検光子、ロッドレンズ光ファイバをこの順に配置した
ことを特徴とする特許請求範囲第1項記載の光による温
度センサ - (3)検光子によって分割された互に直交する2つの偏
波面を有する出力光を検出し、この2出力の差と和の比
をとることにより温度変化を測定することを特徴とする
第1項もしくは第2項記載の光による温度センサ。 - (4)同一の光路長を有する旋光性の結晶を電気光学効
果を打ち消すように光学軸を配置したことを特徴とする
第1項乃至第8項記載の光による温度センサ。 - (5)同一の光路長を有する左旋光と右旋光の結晶を各
々1個用いて、その間にλ/2板を挿入したことを特徴
とする第1項乃至第4項記載の光による温度センサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57138702A JPS5928628A (ja) | 1982-08-09 | 1982-08-09 | 光による温度センサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57138702A JPS5928628A (ja) | 1982-08-09 | 1982-08-09 | 光による温度センサ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5928628A true JPS5928628A (ja) | 1984-02-15 |
Family
ID=15228125
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57138702A Pending JPS5928628A (ja) | 1982-08-09 | 1982-08-09 | 光による温度センサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5928628A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62102902A (ja) * | 1985-10-31 | 1987-05-13 | フセソユズニ ナウチノ−イススレドバテルスキ インストルメンタルニ インステイテユト | 高硬度被覆物を有する切削工具 |
US5496424A (en) * | 1992-10-07 | 1996-03-05 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Hydrogen absorbing alloy and process for preparing same |
EP0900925A1 (en) | 1997-09-02 | 1999-03-10 | Tanaka Kogyo Co., Ltd. | Two-cycle engine |
-
1982
- 1982-08-09 JP JP57138702A patent/JPS5928628A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62102902A (ja) * | 1985-10-31 | 1987-05-13 | フセソユズニ ナウチノ−イススレドバテルスキ インストルメンタルニ インステイテユト | 高硬度被覆物を有する切削工具 |
US5496424A (en) * | 1992-10-07 | 1996-03-05 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Hydrogen absorbing alloy and process for preparing same |
EP0900925A1 (en) | 1997-09-02 | 1999-03-10 | Tanaka Kogyo Co., Ltd. | Two-cycle engine |
US5911202A (en) * | 1997-09-02 | 1999-06-15 | Tanaka Kogyo Co., Ltd. | Two-cycle engine |
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