JPS5928483B2 - アップセット管の搬送装置 - Google Patents
アップセット管の搬送装置Info
- Publication number
- JPS5928483B2 JPS5928483B2 JP4544280A JP4544280A JPS5928483B2 JP S5928483 B2 JPS5928483 B2 JP S5928483B2 JP 4544280 A JP4544280 A JP 4544280A JP 4544280 A JP4544280 A JP 4544280A JP S5928483 B2 JPS5928483 B2 JP S5928483B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- upset
- tube
- skid
- conveying device
- roller
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Rollers For Roller Conveyors For Transfer (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、アップセット管の搬送装置に関するものであ
る。
る。
例えば油井管等の長尺鋼管は、その両端または片端にね
じ加工を施し、これにカップリング等を螺合して互いに
接続する。
じ加工を施し、これにカップリング等を螺合して互いに
接続する。
このように接続される鋼管の端部には応力が集中するた
め、その端部を厚肉に形成する所謂アップセット加工が
行なわれる。
め、その端部を厚肉に形成する所謂アップセット加工が
行なわれる。
このアップセット加工は、鋼管端部を高温に加熱した後
、割ダイス内に嵌挿し、マンドレルにより軸方向に圧縮
して厚肉に形成するものであつて、第１図に示すような
アップセット部１ａを端部に有するアップセット管１と
なる。
、割ダイス内に嵌挿し、マンドレルにより軸方向に圧縮
して厚肉に形成するものであつて、第１図に示すような
アップセット部１ａを端部に有するアップセット管１と
なる。
このアップセット管１は、端部において外径が母管より
も大きいので、後工程での種々の加工のための搬送に支
障をきたす。
も大きいので、後工程での種々の加工のための搬送に支
障をきたす。
すなわち、例えば第２図の如く、前工程側のスキッド２
から横送りされてきたアップセット管１をローラーコン
ベヤー３へ載せて後工程側のスキッド４の位置まで縦方
向に搬送し、後工程側のスキッド４に移載する場合、ロ
ーラーコンベヤー３においては、アップセット管１のア
ップセット部１ａが各ローラー３に乗り上げるとき衝撃
を伴ない、アップセット部１ａ力塙温の場合には特にそ
の品質に悪影響を及ぼすと同時に、必要な短搬送サイク
ルに追いつけないことが多く、このことはチェーンコン
ベヤー等の場合でも同じである。
から横送りされてきたアップセット管１をローラーコン
ベヤー３へ載せて後工程側のスキッド４の位置まで縦方
向に搬送し、後工程側のスキッド４に移載する場合、ロ
ーラーコンベヤー３においては、アップセット管１のア
ップセット部１ａが各ローラー３に乗り上げるとき衝撃
を伴ない、アップセット部１ａ力塙温の場合には特にそ
の品質に悪影響を及ぼすと同時に、必要な短搬送サイク
ルに追いつけないことが多く、このことはチェーンコン
ベヤー等の場合でも同じである。
最近では、設備の生産性向上に力が入れられ、各設備と
も単位時間当りの処理本数の増大化のために、１本当り
のサイクルタイムは１０数秒さらには数秒と極めて短か
くなつてきている。このようなときに、前記ローラーコ
ンベヤーによるアップセット管の縦方向搬送、特に長尺
のアップセット管の縦方向搬送では、短かいサイクルタ
イムに追いつけない。
も単位時間当りの処理本数の増大化のために、１本当り
のサイクルタイムは１０数秒さらには数秒と極めて短か
くなつてきている。このようなときに、前記ローラーコ
ンベヤーによるアップセット管の縦方向搬送、特に長尺
のアップセット管の縦方向搬送では、短かいサイクルタ
イムに追いつけない。
本発明は、前述の如きローラーコンベヤーによるアップ
セット管の縦方向搬送の隘路を解決すべくしたものであ
つて、その実施の一例を第３図に基づき以下に説明する
。
セット管の縦方向搬送の隘路を解決すべくしたものであ
つて、その実施の一例を第３図に基づき以下に説明する
。
第３図に示す如く、アップセット管１をその長手方向に
対し直角方向に横送りする前工程側スキッド１２の出側
端と、後工程側スキッド１４の入側端とが互いに所要の
離間距離を存して斜め方向に位置している搬送ラインに
おいて、前記前工程側スキツド１２の出側端と後工程側
スキツド１４の入側端間に、この両端中心間を結ぶライ
ンと直交し、かつ互いに所要間隔を存して平行な各同期
回転ローラー１３を配設し、この各同期回転ローラー１
３は、前記アツプセツト管１のアツプセツト部１ａが各
同期回転ローラー１３に接触しない長さとして、各同期
回転ローラー１３によりアツプセツト管１を斜め方向に
、前工程側スキツド１２の出側端から後工程側スキツド
１４の入側端まで搬送するようにしたのである。
対し直角方向に横送りする前工程側スキッド１２の出側
端と、後工程側スキッド１４の入側端とが互いに所要の
離間距離を存して斜め方向に位置している搬送ラインに
おいて、前記前工程側スキツド１２の出側端と後工程側
スキツド１４の入側端間に、この両端中心間を結ぶライ
ンと直交し、かつ互いに所要間隔を存して平行な各同期
回転ローラー１３を配設し、この各同期回転ローラー１
３は、前記アツプセツト管１のアツプセツト部１ａが各
同期回転ローラー１３に接触しない長さとして、各同期
回転ローラー１３によりアツプセツト管１を斜め方向に
、前工程側スキツド１２の出側端から後工程側スキツド
１４の入側端まで搬送するようにしたのである。
前記各ローラー１３の同期回転手段としては、例えば各
ローラー１３をチエーンホイール付きとなし、各ローラ
ー１３をチエーン駆動させればよい土述の如く、各ロー
ラー１３に対してアツプセツト管１を斜方向に平行移動
させるので、アツプセツト部１ａは各ローラー１３に全
く接触することがなく、従つてアツプセツト部１ａに何
等衝撃を与えることなくアツプセツト管１をスムーズに
後工程側スキツド１４へ移載することができる。
ローラー１３をチエーンホイール付きとなし、各ローラ
ー１３をチエーン駆動させればよい土述の如く、各ロー
ラー１３に対してアツプセツト管１を斜方向に平行移動
させるので、アツプセツト部１ａは各ローラー１３に全
く接触することがなく、従つてアツプセツト部１ａに何
等衝撃を与えることなくアツプセツト管１をスムーズに
後工程側スキツド１４へ移載することができる。
しかも必要な短サイクルに合わせて、複数本のアツプセ
ツト管１を順次連続して搬送することができるので、生
産性の向土に寄与できる。またアツプセツト管１は、各
ローラー１３から後工程側スキツド１４へそのまま移載
できるので、移載用のキツクアウト装置が不要となり、
サイクルタイムを一層短縮できる。
ツト管１を順次連続して搬送することができるので、生
産性の向土に寄与できる。またアツプセツト管１は、各
ローラー１３から後工程側スキツド１４へそのまま移載
できるので、移載用のキツクアウト装置が不要となり、
サイクルタイムを一層短縮できる。
なお、土述の如く、アツプセツト管１を各ローラー１３
に対して斜め方向に平行移動させることができるので、
第３図に示す如く、各ローラー１３および後工程側スキ
ツド１４におけるアツプセツト管１のアツプセツト部１
ａの通過位置に沿つて、保温あるいは加熱装置１５を設
け、例えば前工程でのアツプセツト部１ａの形成時にで
きたバリを後工程で除去する場合、あるいは原管を後工
程でアツプセツト加工する場合等に必要な保温あるいは
加熱を搬送中にできる。
に対して斜め方向に平行移動させることができるので、
第３図に示す如く、各ローラー１３および後工程側スキ
ツド１４におけるアツプセツト管１のアツプセツト部１
ａの通過位置に沿つて、保温あるいは加熱装置１５を設
け、例えば前工程でのアツプセツト部１ａの形成時にで
きたバリを後工程で除去する場合、あるいは原管を後工
程でアツプセツト加工する場合等に必要な保温あるいは
加熱を搬送中にできる。
第３図では保温あるいは加熱装置１５を片側だけに設け
たが、両側に設けてもよい。
たが、両側に設けてもよい。
また各ローラー１３の外周にスパイラル状の凹凸を設け
て、アツプセツト管１が転動しないようにしてもよい。
て、アツプセツト管１が転動しないようにしてもよい。
第１図はアツプセツト管の一端部分を示す正面図、第２
図は従来の搬送装置を示す平面図、第３図は本発明の搬
送装置の実施の一例を示す平面図である。
図は従来の搬送装置を示す平面図、第３図は本発明の搬
送装置の実施の一例を示す平面図である。
Claims (1)
- １ アップセット管をその長手方向に対し直角方向に横
送りする前工程側スキッドの出側端と、後工程側スキッ
ドの入側端とが互いに所要の離間距離を存して斜め前方
向に位置している搬送ラインにおいて、前記前工程側ス
キッドの出側端と後工程側スキッドの入側端間に、この
両端中心間を結ぶラインと直交し、かつ互いに所要間隔
を存して平行な各周期回転ローラーを配設し、この各同
期回転ローラーは、前記アップセット管のアップセット
部が各周期回転ローラーに接触しない長さとしたことを
特徴とするアップセット管の搬送装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4544280A JPS5928483B2 (ja) | 1980-04-07 | 1980-04-07 | アップセット管の搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4544280A JPS5928483B2 (ja) | 1980-04-07 | 1980-04-07 | アップセット管の搬送装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56141208A JPS56141208A (en) | 1981-11-04 |
| JPS5928483B2 true JPS5928483B2 (ja) | 1984-07-13 |
Family
ID=12719435
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4544280A Expired JPS5928483B2 (ja) | 1980-04-07 | 1980-04-07 | アップセット管の搬送装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5928483B2 (ja) |
-
1980
- 1980-04-07 JP JP4544280A patent/JPS5928483B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56141208A (en) | 1981-11-04 |
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