JPS5928348Y2 - 耐圧ラマンセル - Google Patents
耐圧ラマンセルInfo
- Publication number
- JPS5928348Y2 JPS5928348Y2 JP11706678U JP11706678U JPS5928348Y2 JP S5928348 Y2 JPS5928348 Y2 JP S5928348Y2 JP 11706678 U JP11706678 U JP 11706678U JP 11706678 U JP11706678 U JP 11706678U JP S5928348 Y2 JPS5928348 Y2 JP S5928348Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fixing member
- pressure
- resistant
- glass
- raman
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Spectrometry And Color Measurement (AREA)
- Investigating, Analyzing Materials By Fluorescence Or Luminescence (AREA)
- Optical Measuring Cells (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
従来、分子構造や結晶構造、化学反応、定性或は定量分
析等の光化学測定研究を目的としたラマン効果の測定に
使用されるラマンセルは、総べて普通のガラスセラミッ
クの平板製で、常圧と透過性のために直方多面体の薄肉
容器である。
析等の光化学測定研究を目的としたラマン効果の測定に
使用されるラマンセルは、総べて普通のガラスセラミッ
クの平板製で、常圧と透過性のために直方多面体の薄肉
容器である。
而し、加圧の場合には、常圧に比べて試料の濃度が濃く
なって測定感度が高くなるため、加圧試料に適応するラ
マンセルの出現が期待されているが、上記従来のものは
、直方形状と単なる薄いガラス容器であるため、加圧に
対し容器が容易に破裂する危険性があり、加圧すること
ができないから、加圧下でのラマン効果実験ができない
欠点がある。
なって測定感度が高くなるため、加圧試料に適応するラ
マンセルの出現が期待されているが、上記従来のものは
、直方形状と単なる薄いガラス容器であるため、加圧に
対し容器が容易に破裂する危険性があり、加圧すること
ができないから、加圧下でのラマン効果実験ができない
欠点がある。
本考案は、構造簡素で経済的な加圧可能のラマンセルを
提供し、それによって、加圧試料に対するラマン効果並
びに誘導ラマン効果の測定を正確に行わしめることを目
的とするもので、本考案実施の一例を図面に付て説明す
ると次のようである。
提供し、それによって、加圧試料に対するラマン効果並
びに誘導ラマン効果の測定を正確に行わしめることを目
的とするもので、本考案実施の一例を図面に付て説明す
ると次のようである。
セル本体を石英又はガラスの耐圧ガラスをもって所要の
長さの耐圧円管1となし、その一方間口部に試料圧入管
(図示せず)に連結させる適当なジヨイント2を取付け
、他方開口部にはバッキング3を介して石英又はガラス
の栓型の定着4を施栓して開口部を被蓋せしめ、その他
方開口部の外周側に対し、中央部にその外周側部と定着
4を嵌着し支持する嵌孔5を穿設してなる円筒ホルダー
6を、該嵌孔5で定着4の周側を保持すると共に定着4
を開口面に垂直平行に嵌着支持させて嵌着せしめ、該ホ
ルダー6の外側がら、該円管1の開口に対向する透孔7
を設けた定着押え金具8を、該定着4との間にバッキン
グ9を介在させて該ホルダー6に対し定着4を押えてポ
ル) 10.10’で定着せしめて構成するものである
。
長さの耐圧円管1となし、その一方間口部に試料圧入管
(図示せず)に連結させる適当なジヨイント2を取付け
、他方開口部にはバッキング3を介して石英又はガラス
の栓型の定着4を施栓して開口部を被蓋せしめ、その他
方開口部の外周側に対し、中央部にその外周側部と定着
4を嵌着し支持する嵌孔5を穿設してなる円筒ホルダー
6を、該嵌孔5で定着4の周側を保持すると共に定着4
を開口面に垂直平行に嵌着支持させて嵌着せしめ、該ホ
ルダー6の外側がら、該円管1の開口に対向する透孔7
を設けた定着押え金具8を、該定着4との間にバッキン
グ9を介在させて該ホルダー6に対し定着4を押えてポ
ル) 10.10’で定着せしめて構成するものである
。
なお、定着4は栓型でなく、単なる平蓋型であってもよ
いが、栓型の方が被蓋が施栓作業で済み、又、栓体の長
さに応じてラマン効果における照射光(例えばレーザー
光)の散乱光の発生位置が近距離となる点はあるが、使
用個所や対象の使用条件では長い管体が用いられる場合
には平蓋型の方が適用されることがある。
いが、栓型の方が被蓋が施栓作業で済み、又、栓体の長
さに応じてラマン効果における照射光(例えばレーザー
光)の散乱光の発生位置が近距離となる点はあるが、使
用個所や対象の使用条件では長い管体が用いられる場合
には平蓋型の方が適用されることがある。
又、石英には、合成石英も含まれるのは当然である。
本考案は上記の如く構成したから、円筒ホルダー6を取
付けた側を入射口とし、他方のジヨイント2側を試料圧
入口とし、円筒ホルダー6の透孔7の外側にレンズ11
並びに反射鏡12とラマン効果測定用のレーザー光等の
光源装置13を配置し、又、耐圧円管1からの散乱光1
4′が垂直に透過する該円管1に対する外部垂直位置に
分光器15と測定グラフ機構16を配置し、ジヨイント
2を試料圧入管に連結して、其処から他方開口部を定着
4で被蓋密封されてなる耐圧円管1内に加圧試料の注入
を図ると、セル本体が石英又はガラスの耐圧円管1であ
るため、その加圧に耐えて加圧下におけるラマン効果測
定が行える。
付けた側を入射口とし、他方のジヨイント2側を試料圧
入口とし、円筒ホルダー6の透孔7の外側にレンズ11
並びに反射鏡12とラマン効果測定用のレーザー光等の
光源装置13を配置し、又、耐圧円管1からの散乱光1
4′が垂直に透過する該円管1に対する外部垂直位置に
分光器15と測定グラフ機構16を配置し、ジヨイント
2を試料圧入管に連結して、其処から他方開口部を定着
4で被蓋密封されてなる耐圧円管1内に加圧試料の注入
を図ると、セル本体が石英又はガラスの耐圧円管1であ
るため、その加圧に耐えて加圧下におけるラマン効果測
定が行える。
即ち、光源装置13から例えばレーザービーム14を照
射すると、そのビーム14は反射鏡12とレンズ11を
経て定着押え金具8の透孔7から耐圧円管1の開口部に
被蓋している定着4を透過して管内に入射し、加圧試料
に反応してセル本体の所要の位置でラマン効果の散乱光
14′が垂直方向に発し分光器15でラマン効果測定が
行われる。
射すると、そのビーム14は反射鏡12とレンズ11を
経て定着押え金具8の透孔7から耐圧円管1の開口部に
被蓋している定着4を透過して管内に入射し、加圧試料
に反応してセル本体の所要の位置でラマン効果の散乱光
14′が垂直方向に発し分光器15でラマン効果測定が
行われる。
このように本考案は、耐圧円管1の入射口側の開口部を
定着4で被蓋密封し、而もその定着4は円筒ホルダー6
によって開口面に対して確実に垂直平行に保持される結
果、定着4を透過する入射光は屈折や乱反射が生ぜず、
正確な直線偏光となって透過するから、正確位置での散
乱光14′が垂直に発生することになる結果、正確なラ
マン効果測定ができることになる上に、セル本体が耐圧
ガラスで製することにより、従来の如き直方形でなく、
円管形とすることができてセル本体の製作が非常に簡単
となって経済的であるし、且つ肉厚で耐圧管である結果
、セル本体を露出させても、低圧であれば管体が破裂す
る危険が全くないため、加圧試料に対するラマン効果測
定が管体露出状で可能と、なり、その加圧下における測
定の場合は、試料の濃度が濃くなって測定感度が高くな
るから、正確なラマン効果測定が得られて、ラマン効果
実験が著しく進歩する効果がある。
定着4で被蓋密封し、而もその定着4は円筒ホルダー6
によって開口面に対して確実に垂直平行に保持される結
果、定着4を透過する入射光は屈折や乱反射が生ぜず、
正確な直線偏光となって透過するから、正確位置での散
乱光14′が垂直に発生することになる結果、正確なラ
マン効果測定ができることになる上に、セル本体が耐圧
ガラスで製することにより、従来の如き直方形でなく、
円管形とすることができてセル本体の製作が非常に簡単
となって経済的であるし、且つ肉厚で耐圧管である結果
、セル本体を露出させても、低圧であれば管体が破裂す
る危険が全くないため、加圧試料に対するラマン効果測
定が管体露出状で可能と、なり、その加圧下における測
定の場合は、試料の濃度が濃くなって測定感度が高くな
るから、正確なラマン効果測定が得られて、ラマン効果
実験が著しく進歩する効果がある。
図面は本考案実施の一例を示すもので、第1図は正面図
、第一2図は第1図のAB線の断面図、第3図は右側面
図、第4図は左側面図、第5図は配置概念図である。 1・・・・・・耐圧円管、2・・・・・・ジヨイント、
4・・・・・・定着、6・・・・・・円筒ホルダー、7
・・・・・・透孔、8・・・・・・定着押え金具。
、第一2図は第1図のAB線の断面図、第3図は右側面
図、第4図は左側面図、第5図は配置概念図である。 1・・・・・・耐圧円管、2・・・・・・ジヨイント、
4・・・・・・定着、6・・・・・・円筒ホルダー、7
・・・・・・透孔、8・・・・・・定着押え金具。
Claims (1)
- セル本体を石英又はガラスの耐圧ガラスをもって耐圧円
管1となし、その一方間口部に適当なジヨイント2を取
付け、他方開口部には石英又はガラスの定着4を被蓋せ
しめ、その他方開口部の外周側に、定着4を嵌着支持す
る円筒ホルダー6を、該定着4を開口面に垂直平行に支
持させて嵌着せしめ、該ホルダー6の外側から、透孔7
を設けた定着押え金具8を該ホルダー6に対し定着4を
押えて定着せしめてなる耐圧ラマンセル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11706678U JPS5928348Y2 (ja) | 1978-08-26 | 1978-08-26 | 耐圧ラマンセル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11706678U JPS5928348Y2 (ja) | 1978-08-26 | 1978-08-26 | 耐圧ラマンセル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5534232U JPS5534232U (ja) | 1980-03-05 |
JPS5928348Y2 true JPS5928348Y2 (ja) | 1984-08-16 |
Family
ID=29070168
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11706678U Expired JPS5928348Y2 (ja) | 1978-08-26 | 1978-08-26 | 耐圧ラマンセル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5928348Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-08-26 JP JP11706678U patent/JPS5928348Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5534232U (ja) | 1980-03-05 |
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