JPS5928085Y2 - ミスフアイア検出器 - Google Patents

ミスフアイア検出器

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Publication number
JPS5928085Y2
JPS5928085Y2 JP11111679U JP11111679U JPS5928085Y2 JP S5928085 Y2 JPS5928085 Y2 JP S5928085Y2 JP 11111679 U JP11111679 U JP 11111679U JP 11111679 U JP11111679 U JP 11111679U JP S5928085 Y2 JPS5928085 Y2 JP S5928085Y2
Authority
JP
Japan
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pipe
fluid
exhaust
pipes
pressure
Prior art date
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Expired
Application number
JP11111679U
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English (en)
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JPS5629217U (ja
Inventor
東彦 佐藤
Original Assignee
マツダ株式会社
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Filing date
Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、エンジンの排気通路を流れる排気流体圧変化
によってミスファイア状態を検知する検出器に関する。
ミスファイアの検出器としては、従来、シリンダヘッド
に貫通孔を設け、そこに光電変換器を挿入し、その検出
端を燃焼室内と対向させるようにしたものが公知である
こうすると、ミスファイアが生じた際には、燃焼室内の
光度が正常燃焼時に比べて低下することになるので、直
接光電変換器出力の変化からミスファイアが検知される
ことになる。
しかしながら、この種の検出器ではその取付けにあたっ
て、シリンダに孔あけ加工が必要であること、また検出
器は高温にさらされ、かつ徐々に汚染されるので保守に
手数を要することなど取付け、保守の煩雑化が避けられ
なかった。
本考案は、上記欠点を除くために、ミスファイア時に排
気流体圧に瞬間的な逆流が生じることを利用してミスフ
ァイアを検知するようにしたものである。
以下、実施例について詳細に説明する。
第1図において、1はエンジンの排気管であり、その大
気への開放端には計測筒2が嵌合され、その内部を排気
流体が通って大気に開放されるようになっている。
3および4は、計測筒2内に先端開口が突出する状態に
計測筒2に固着されたパイプであり、第1のパイプ3の
先端開口は、計測筒2内を流れる排気流体の流線方向と
平行状態になるように配設され、また第2のパイプ4の
先端開口は、排気流体の流線方向と直交状態でかつ大気
側と対向する状態に配設されている。
5は例えばダイヤフラムとそのダイヤフラム変位を電気
信号に変換するストレインゲージとからなる差圧変換器
であり、前記第1、第2のパイプ3,4の終端が結合さ
れ、それぞれのパイプ3,4の流体圧の差に対応した出
力を出力線6に送出するようになっている。
以下、差圧変換器の出力状態を説明する。
先ず、正常な燃焼状態では、排気流体は排気管1側から
計測筒2側に流れており、したがってパイプ3内の流体
は排気流体によって吸引され、ここパイプ3内の圧力は
負圧−P3となる。
一方パイブ4内の流体も同様に吸引され負圧−P4とな
る。
ここで両パイプの圧力P3.P4の大小関係は、例えば
スロットル弁の開度変化等による排気流体の流れの変化
やパイプの形状により異なるものであるが、この排気流
体の流れの向きは常に排気管1側から計測筒2側に向か
っているため、両者は互いに近い値を示すものである。
したがってパイプ3とパイプ4の圧力差は、 P4
(P3)−P3−P4(あるいはP、−P3)となり、
この差圧は小さく出力線6に送出される出力も小さいも
のとなる。
次に、ミスファイアが生じた場合、エンジンのシリンダ
内圧力は正常な燃焼による膨張が行なわれず、吸気系の
抵抗の影響を受けて、排気弁が開かれる時のシリンダ内
圧力は負圧となる。
そのことにより、瞬間的に排気流体の逆流が発生する。
つまり、正常な燃焼状態の排気流体の流れの方向と逆に
、計測筒2内には大気側から排気管1への流れが発生す
る。
この場合、パイプ3は正常な燃焼時と同様に、パイプ内
の流体が逆流流体によって吸引され負圧−P3′(大き
さは逆流流体の流速による)となる。
これに対してパイプ4は大気側に開口しているので、す
なわち逆流流体に対向してバイブロが開口しているので
、パイプ4には逆流流体の動圧に相当する正圧P4′が
働く。
したがって、ミスファイア時の両パイプ3,4の圧力差
は、P4’ −(−P3’ ) = P3’ + P、
’となる。
この圧力蓋に相応する出力が出力線6に送出されるので
あるが、この出力は前記の平常燃焼時の圧力差による出
力に比べて、極めて大きなものであり、この出力変化に
よってミスファイアを検知することができる。
なお上記実施例では、計測筒2を設けて、それに2つの
パイプを保持させた場合につき述べたが、この計測筒2
を省き排気管1と近接してパイプ3゜4のみを保持する
ようにしてもよく、また、排気管への加工が許される場
合(シリンダを加工するのに比べはるかに簡単であると
同時に、その加工を行うことへの制約も少ない)は、パ
イプ3,4を排気管1に直接取付けるようにしてもよい
また、上記実施例においては、正確にパイプ3゜4の各
先端開口を流線方向に平行および直交させて配設した場
合につき例示しであるが、正常燃焼時とミスファイア時
の差圧は著しく異なるので、これらの配設関係に適宜の
許容差を設けて、取付けをさらに簡便化されてもよい。
以上のとおりであり、本考案は、排気流体の流路に、そ
の流線方向と平行及び、流線方向と直交しかつ下流に向
って開口するように先端開口を配設した2つのパイプを
設けると共に、両パイプの終端を連通させ、両者の圧力
差を検出する差圧変換器を設けることにより、ミスファ
イア時の排気流体の逆流状態を検出するものであるから
、正常燃焼時とミスファイア時の差異が明確に検出でき
ると同時に、その取付け、保守も極めて簡便なものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の実施例を示す一部断面を有する正面
図である。 1・・・・・・排気管、2・・・・・・計測筒、3,4
・・・・・・パイプ、5・・・・・・差圧変換器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 排気流体の流線方向と略平行状態に先端開口が配設され
    た第1のパイプと、排気流体の流線方向と略直交状態で
    かつ上記排気流体の下流に向かって先端開口が配設され
    た第2のパイプと、前記第1、第2のパイプの終端が連
    通され、両パイプの流体差圧を検出する差圧変換器とか
    らなるところのミスファイア検出器。
JP11111679U 1979-08-11 1979-08-11 ミスフアイア検出器 Expired JPS5928085Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP11111679U JPS5928085Y2 (ja) 1979-08-11 1979-08-11 ミスフアイア検出器

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JP11111679U JPS5928085Y2 (ja) 1979-08-11 1979-08-11 ミスフアイア検出器

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Publication Number Publication Date
JPS5629217U JPS5629217U (ja) 1981-03-19
JPS5928085Y2 true JPS5928085Y2 (ja) 1984-08-14

Family

ID=29343607

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JP11111679U Expired JPS5928085Y2 (ja) 1979-08-11 1979-08-11 ミスフアイア検出器

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JPS5629217U (ja) 1981-03-19

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