JPS5927157Y2 - ストラツプの止め具 - Google Patents

ストラツプの止め具

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JPS5927157Y2
JPS5927157Y2 JP12321980U JP12321980U JPS5927157Y2 JP S5927157 Y2 JPS5927157 Y2 JP S5927157Y2 JP 12321980 U JP12321980 U JP 12321980U JP 12321980 U JP12321980 U JP 12321980U JP S5927157 Y2 JPS5927157 Y2 JP S5927157Y2
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JP
Japan
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strap
pawl
stopper
straps
plate
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Expired
Application number
JP12321980U
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English (en)
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JPS56106625U (ja
Inventor
卯貴子 伊澤
Original Assignee
株式会社 伊沢ストラツプ製作所
麻生 修
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Publication date
Application filed by 株式会社 伊沢ストラツプ製作所, 麻生 修 filed Critical 株式会社 伊沢ストラツプ製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、カメラ、ラジオ等の携行用ストラップを重ね
合わせて任意の位置で固定するための止め具に係り、特
に実公昭46−35410号公報(登録第970660
号)に記載された止め具の改良に関する。
第1図ないし第4図につき、上記公報に開示された従来
の止め具をまず説明する。
止め具本体110は、それぞれ長手方向の中央部に大き
な方形の切欠11a、12aを有する上面板11と下面
板12、および一対の側面板13を備えて偏平角筒状に
形成されており、また一対の側面板13の略中央部間に
渡らせて角筒状のストラップ挿通口14を上下に分断す
る抵抗板15が設けられている。
すなわち抵抗板15は止め環1に巻回したストラップ2
を重ねて挿通口14に挿通したとき一方をこれの上に、
他方をこれの下に位置させるもので、両者を抵抗板15
の上または下に通すことはできないようにしている。
したがって抵抗板15は挿通口14にストラップ2を通
した状態では該ストラップに挾まれるため外側からは見
えない。
上面板11の切欠11a内には一対の側面板13間に軸
支された止め爪20が位置している。
21は止め爪20の両側に突設した回転軸、13aは側
面板13に穿設した、上記回転軸21を嵌入させる軸孔
を示す。
そしてこの止め爪20は一方の端部を起倒操作部22と
し、他方の端部を与圧部23としており、与圧部23は
上記抵抗板15と協働して次のようなストラップ止め機
能を営む。
すなわち上記構成に係る従来の止め具は、止め爪20を
第4図に鎖線で示すように起した状態では与圧部23と
ストラップ2との接触圧力が殆んどないか小さいため、
上下のストランプを自由に相対摺動させてストラップの
長さを調節することができる。
長さ調節の後、止め爪20を第4図実線のように倒すと
、与圧部23がストラップ2側に突出し、特に上側のス
トラップ2を抵抗板15に沿わせて曲折するとともに、
該ストラップを与圧部23と抵抗板15との間で挟着す
るため、ストラップが止め具本体に係止されることとな
る。
しかるにこの従来の止め具は次のような問題点のあるこ
とが後に見出された。
第一はストラップを止める力が弱いことである。
この従来品ではストランプを止める力を特に上側のスト
ラップと抵抗板15および与圧部23との摩擦力によっ
て得ており、ストラップを与圧部23で曲折することに
より摩擦力の増大を図っているが、この構成では下側の
ストラップと止め具本体との間に働く摩擦力は上側のス
トラップはどには増大しないため、全体として上下のス
トラップを一本化する力が弱くなる。
これは抵抗板15が重ねたストラップの間に挿入された
形となっていることが原因と考えられる。
つまり抵抗板15は、上側のストラップについては摩擦
力を増大させる作用をするが、上側のストラップの変形
を下側のストラップに伝達すること、あるいは上側のス
トラップと下側のストラップとを密着させることについ
ては第4図に見られるようにマイナスに作用し、その結
果全体としてストラップを止める力を小さくしているの
である。
第二の問題点は、ストラップを止め具本体10の挿通口
14から引き抜いた後再び挿入する際、抵抗板15が挿
入の邪魔になることである。
もともと挿通口14の大きさは重ねて挿入したストラッ
プとの間に隙間ができないように設定されているため、
挿通口14の中央部に位置する抵抗板15が、挿入する
ストラップの先端と干渉し挿通作業を困難とするのは容
易に理解できる。
本考案は、以上のような従来の止め具の問題点について
の解析、知見に基きなされたもので、問題点の原因であ
る抵抗板を廃止し、これに代えて、下面板に、止め爪の
与圧部によって抑圧変形されるストラップの膨出口を穿
設したことを特徴としている。
重ねられたストラップは与圧部による押圧力によって密
着され、これが膨出口に押し出されるため、膨出口端壁
とも同時に接触して強い摩擦力が発揮される。
以下図示実施例について本考案を説明する。
第5図ないし第7図はそれぞれ第2図ないし第4図に対
応させて描いた本案止め具であって、本案止め具の平面
図は従来品の平面図(第1図)と異なるところがない。
また第8図は本案止め具の斜視図である。
すなわち本案止め具は従来品に比し、抵抗板が存在しな
いこと、および下面板12にストラップ膨出口16を穿
設した点に特徴がある。
ストラップ膨出口16の位置は止め爪20の与圧部23
の位置と合致しており、止め爪20を第T図IAIのよ
うに倒すと、与圧部23によって押されたストラップ2
が密着して膨出口16から押し出される。
このとき膨出口16の端壁1時に強く下方のストラップ
と接するため、上下のストラップが密着すること、およ
び曲折された上方のストラップが与圧部23と強く接す
ることと相俟ち、上下のストラップを一体的にして強い
摩擦力で止め具本体に係止することができる。
これに対し止め爪20を第7図B・のように起すと、与
圧部23はストラップとの非干渉位置に後退し、しかも
ストラップ挿通口14内には、従来品における抵抗板の
如き障害物は存在しないため、ストラップの挿通口14
に対する挿脱を容易に行なうことができる。
第5図ないし第8図の実施例においては、下面板12に
ストラップ膨出ロ16以外の開口17が穿設されており
、このため部材18を従来品における抵抗板と見ること
も可能であるが、上記開口17(d止め具の機能には事
実上関係がなり、シたがって閉塞することも可能である
ことに鑑みれば、膨出口16が本考案に必須の構成であ
ることが理解されよう。
なお第5図ないし第8図において説明を省略した部分は
、第1図ないし第4図の従来品と同一構成であり、同一
部分には同一符号を付している。
以上のように本考案に係るストラップの止め具は、上面
板の切欠内に位置させ側面板間に軸支した止め爪の与圧
部と、この与圧部に位置を合致させて下面板に穿設した
ストラップ膨出口との協働作用により、ストラップ挿通
口内に、上下に2枚重ねて挿入したストラップを容易確
実に係止することができ、またストラップ挿通口内には
障害物がないので、ストラップの挿脱作業を容易に行な
うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図はいずれも従来のストラップの止め
具を示すもので、第1図は平面図、第2図は側面図、第
3図は背面図、第4図は断面図である。 第5図ないし第8図はいずれも本考案に係るストラップ
の止め具の実施例を示すもので、第5図は側面図、第6
図背伴面図、第7図はA 、Bばそれぞれ異なる作動状
態を示す断面図、第8図は斜視図である。 2・・・・・・ストラップ、10・・・・・止め具本体
、11・−・・・・上面板、11a・・・・・・切欠、
12・・・・・・下面板、13・・・・・・側面板、1
4・・・・・・ストラップ挿通口、16・・・・・・ス
トラップ膨出口、20・・・・・・止め爪、21・・・
・・・回転軸、 22・・・・・・起倒操作部、 23・・・与 圧部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上面板、下面板および一対の側面板から偏平角筒状のス
    トラップ挿通口を形成した止め具本体、上記上面板に穿
    設した切欠内に位置し上記一対の側面板間に起倒可能に
    軸支された止め爪、この止め爪の起倒操作部の反対側端
    部に形成した与圧部、および止め爪のこの与圧部の位置
    に対応させて上記下面板に穿設したストラップ膨出口を
    備え、上記ストラップ挿通口には、上下に重ねた2枚の
    ストラップが挿通され、上記与圧部は止め爪を倒したと
    きこの上下に重ねた2枚のストラップを一体的に上記ス
    トラップ膨出口に押し出すことを特徴とするストラップ
    の止め具。
JP12321980U 1980-08-30 1980-08-30 ストラツプの止め具 Expired JPS5927157Y2 (ja)

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JP12321980U JPS5927157Y2 (ja) 1980-08-30 1980-08-30 ストラツプの止め具

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JP12321980U JPS5927157Y2 (ja) 1980-08-30 1980-08-30 ストラツプの止め具

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JPS56106625U JPS56106625U (ja) 1981-08-19
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JP5600014B2 (ja) * 2010-02-15 2014-10-01 学 佐々木 バンドストッパーを用いたサーフボードキャリア
JP6867004B2 (ja) * 2016-11-25 2021-04-28 信▲頼▼ 別所 衣服ベルト用バックル

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