JPS592711Y2 - 貯槽 - Google Patents

貯槽

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JPS592711Y2
JPS592711Y2 JP1979060977U JP6097779U JPS592711Y2 JP S592711 Y2 JPS592711 Y2 JP S592711Y2 JP 1979060977 U JP1979060977 U JP 1979060977U JP 6097779 U JP6097779 U JP 6097779U JP S592711 Y2 JPS592711 Y2 JP S592711Y2
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container
gate
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JP1979060977U
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JPS55161889U (ja
Inventor
浩一 大谷
Original Assignee
株式会社荏原製作所
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【考案の詳細な説明】 この考案は上部に投入口があり下部に複数の排出口のあ
る貯槽に関する。
二ヶ以上の排出口を有するタンクあるいはホッパ等貯槽
から同時に貯留物を排出する際、貯留物の性状によって
貯槽内で付着あるいはブリッジが起り排出が不均一にな
ったり、排出が不能になる場合がある。
すなわち貯留物が (1)ドライヤ等である程度まで乾燥されたものである
場合、貯槽に入ったあとも品温が高いため水分の蒸発が
継続しその水分がタンクあるいはホッパの内壁で結露し
そこに貯留物が耐着し成長じやがてブリッジする。
(2)吸湿性のある場合貯槽内で静置されていると吸湿
し貯留物が互に付着しブリッジあるいは固結する。
通常この貯槽に貯留物を貯留する場合輸送機から通常−
個の投入口を経て投入される。
すると貯留物はその安息角に従って貯槽内に円錐状に貯
る。
この場合は投入口から最も離れた下部排出口にも貯留物
を供給しなくてはならないので安息角の大きい物はど投
入口の位置では貯留物を高く積まなければならない。
すると投入口下部の貯留量は必要以上に多くなりかつ貯
留物は静置されたような状態になる。
従って前述の如き性状の場合はブリッジ等を起す可能性
が大である。
排出の不均一については安息角により円錐形に貯留物が
積上げられ、底部より複数の排出口より排出すると、円
錐母線附近、円錐中心附近、その中間夫々の貯留物の移
動速度が異なり滞留時間も異なってくる。
したがって貯留物の性状によっては吸湿、乾燥、化学反
応、水和等が起り溜留時間差により、排出口それぞれ異
った性状の変化を貯槽内で起して排出口より異なる状態
となって排出され後の工程に支障を生ずる場合がある。
この考案は以上の問題点に鑑みてなされたものであって
、或程度、積上る性状の物質を貯留する貯槽であって貯
槽排出口より所要量が均一な質でもって貯留物が排出さ
れる貯槽を提供せんとするものである。
この考案は下部に貯留物の所望する排出機能を備えた排
出口を備え、上部に排出口の分布に応じて複数の投入口
を備え、投入口は分配装置により排出口よりの排出量に
応じて投入できるようにしたものである。
以下この考案の実施例を図面に従って説明する。
第1図は固液混合状態の廃パイプを真空分離して貯留し
て焼却設備へ送出する貯槽の図面であって第2図のA−
A断面図、第2図は第1図のBB断面図、第3図は第1
図のC−C断面図である。
ベース1上に構成した架構2に支持されて容器3が保持
されており、容器3は水平断面矩形であって下部が次第
に断面の幅を縮小する形となっており容器3上に固定し
た蓋板4には投入ゲート5が並列して設けられ、投入ゲ
ート5の下方には排出装置の導出口6が投入ゲート5の
夫々直下の位置に並列している。
投入ゲート5の夫々に対して吐出口を設けた送入装置7
が投入ゲート5上に設けられ、送入装置7はケース8中
にねし羽根9を回転自在に支承したスクリューコンベヤ
であってねし羽根9は蓋板4上に固定した駆動装置11
の出力軸端に固定されている。
ケース8の一端には供給口12が設けられている。
投入ゲート5の下端夫々にはヒンジが固設され該ヒンジ
の軸13には投入ゲート蓋14が枢着され、軸13を中
心に図示実線の位置と二点鎖線で示す位置をとって投入
ゲート5の下端面を開閉するように開閉装置(図示せず
)が設けられている。
従ってケース8内と容器3は第1図に二点鎖線で示す位
置に投入ゲート蓋14があるときは連通しているのであ
る。
投入ゲート蓋14の開閉装置、駆動装置11は後に作用
で説明する如く制御装置を介して運転され、投入ゲート
5、送入装置7、投入ゲート蓋14は貯留物の送入分配
装置を構成しているのである。
ねじ羽根15がケース16に回転自在に支承されスクリ
ュコンベヤをなし、ねじ羽根15は機台1に固定した駆
動装置17の出力軸に可撓接手を介して結合され回転を
与えられるようになっている。
ケース16は導出口6において容器3の下部開口と一致
していてケース16は上端面が容器3の底面に固定され
ている。
18は後処理工程へ貯留物を送り出す排出口で゛ある。
次にこの考案の貯槽の作用をのべると投入ゲート蓋14
が水平位置の閉じた位置にあって駆動装置11が附勢さ
れねじ羽根9が回されている状態において、供給口12
より貯留すべき物が供給されると、ねじ羽根9は貯留す
べき物を第1図において右方に送る。
貯留すべき物は投入ゲート5を供給口12に近い方より
順に符号5−1.5−2.5−3.5−4で示すと投入
ゲート5−1に先ず充満され、ねじ羽根9は第1図にお
いて右方に貯留すべき物を送り、投入ゲート5−2に達
すると投入ゲート5−2を満して行き、投入ゲート5−
2が満されるとねし羽根9は同様にして第1図において
右方に貯留すべき物を送り、投入ゲート5−3,5−4
は満され、ケース8とねし羽根9の空間も貯留すべき物
が充満することになる。
駆動装置11に例えばトルク計を備えておいて知りある
いは時間間隔でもって以上の状態に達した後、駆動装置
11は消勢され、ねじ羽根9の回転は停止し各投入ゲー
ト蓋14が開かれると各投入ゲート5より貯留すべき物
は容器3内に落下して堆積される。
再びゲート蓋14の総てを閉じてねし羽根9を附勢する
と投入ゲート51乃至5−4には同時に貯留すべき物が
充満するので駆動装置11は消勢され、ねじ羽根9の回
転を停止し、各投入ゲート蓋14が開かれ各投入ゲート
5より貯留すべき物は容器3内に落下して堆積される。
第3回以降は第2回目と同じ作用で゛くり返され容器3
内には貯留物が図示の二点鎖線で示す表面20のように
堆積する。
この送入装置7と投入ゲート蓋14の運転の仕方は以上
に示す例の他、各投入ゲート蓋14の開口を調節して投
入ゲート5−1.5−2、5−3.5−4の開度を変え
てねし羽根9を連続回転して各投入ゲート5よりの貯留
すべき物の落下量が所望量になるようにしてもよい。
あるいは又連続にてねし羽根9を回転しつつ投入ゲート
蓋14を交互に全開してもよいのである。
一方駆動装置17が附勢され、ねじ羽根15が回転する
と導出口6より貯留物は導かれてねし羽根15に入り送
られ排出口18より排出される。
容器3内へ投入される貯留すべき物は排出される貯留物
に従ってその堆積した上面が概略水平な平面20になる
ように制御される。
即ち各排出口18よりの貯留物20の排出量が等しいと
きには投入ゲート5−1乃至5−4よりの貯留すべき物
は均等に容器3内に投入される。
排出口18よりの貯留物の排出量が異なるときはそれに
応じて夫々の排出口18に対応している投入ゲート5よ
りの投入量が調節されるように制御される。
今この考案の効果を従来の貯槽と比較して説明する。
第4図は第1図と同断面で示す従来の貯槽の図面である
第4図においてこの考案と同一部分は同一符号を用いて
説明は省略する。
容器3a上の蓋板4aには供給口12aが直接設けられ
ていて、供給口12aより貯留すべき物は容器3a中に
投入されるようになっている。
投入された貯留物は供給口12 aの直下を中心として
第4図に示すように安息角をなしてほぼ稜線が山形の表
面22.23.24の形に積上げられて行く、これと直
角方向も同様に積上げられて行く。
一点より投入するので上部は安息角をなして円錐形であ
り、容器3aの内側面部分附近には若干貯留物が移動し
て貯留される。
表面22のように積上げられるまでは導入口6−1.6
−4には貯留物はなく表面22を超えて始めて導入口6
−1.6−4に貯留物が入り当該排出口より排出される
表面23のように積上げられた場合において夫々の導入
口6−1乃至6−4に加わる貯留物の重量による圧力は
異なるので同様に運転してもねし羽根15の送り出す貯
留物の密度は異なることになる。
又貯留物は中心部と周辺部で排出口6−1.6−4へ向
う速度と排出口6−2.63へ向う速度が異なり貯留物
の貯留時間が異るため変質により異なる性状の貯留物が
排出される。
以上の点は投入口12aが二個あるいはそれ以上の大き
な貯槽であっても従来の貯槽は投入口の数に比して排出
口が多数分散しており安息角をなして第4図に表面24
で示す山が二山あるいはそれ以上になり第4図を横方向
につなぎ合せた如くなるのである。
この考案の貯槽にて貯留物の表面20を水平にならした
平面を25とし、従来の貯槽におけるこれと同容積の貯
留物の表面の形はどうなるかというに従来の貯槽では裾
の部分は除いて円錐となるので全体として表面24で示
す円錐と考えると、第4図に示す円錐部分の円錐底面よ
りの高さをHlとし、平面25の該円錐底面よりの高さ
をH2とするとH2=+H1で同容積である。
実際もほぼこれに近くなる。
従って容器3に収容できる貯留物の量も大差がある。
安息角に従って錐体に堆積すると貯留物内の重力による
各部応力は均衡しており下部にブリッジが生じた場合ア
ーチ積みの如くなって均衡してしまい破壊され難くなる
これらの傾向は特に安息角の大きい物程高く積まねばな
らないので著しい。
本考案による貯槽についてみると同容積の貯留物は平面
25附近にありブリッジが生じても不安定であって投入
ゲートより投入された貯留すべき物は貯留物まで高さが
充分であるので落下により衝撃を与えてブリッジの破壊
に対しても極めて有効である。
平均して積上げられているので各導出口6まで移動する
間、平均した滞留時間となるので均一した貯留物が排出
される。
以下のとおり、この考案の貯槽はブリッジが生じ難く、
投入落下衝撃によるブリッジ破壊の効果があり、同一容
積の貯槽の収容貯留物の容量が大きい。
攪拌羽根、アジテータ等の機械装置を容器内に有しない
ので保守が容易である等の特段の効果を有する。
この実施例においては導出口6に一対一に対応して直上
位置になるように投入ゲート5を設けたが排出口と投入
ゲートの関係は直上に対応して設ける場合のほか、排出
口がかなり多数ある場合は相隣る排出口に対してほぼそ
の直上に投入ゲートを設けてもよいものであって、排出
口と投入ゲートの配置数は表面20が貯留物の性状によ
り概略水平になるように選定される一つの条件と、貯略
物の落下衝撃の効果が期待できるように選ばれる。
他の実施態としては貯槽が左右許ってなく前後方向に大
きく平面上に排出口が配置されている場合は前後方向に
も複数の投入ゲートを設ける即ち面上の行列に投入ゲー
トを配置するのである。
本実施例におけるスクリューコンベヤと投入ゲートによ
る送入分配装置は他の分配装置であってもよいものであ
り排出口のコンベヤは又ロータリバルブでもよくあるい
は又貯留状の性状によっては積極的排出機能を附さない
開口度を調節できる下方を向いた排出口としてもよいこ
とはいうまでもないところである。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図はこの考案の実施例の図面であって、
第1図は第2図のA−A断面図、第2図は第1図のB−
B断面図、第3図は第1図のC−C断面図、第4図は従
来の貯槽の縦断面図である。 3・・・・・・容器、4・・・・・・蓋板、5.5−1
.5−2.5−3.54・・・・・・投入ゲー1−.6
.6−1.6−2.6−3・・・・・・導出口、7・・
・・・・送入装置、12・・・・・・供給口、14・・
・・・・投入ゲート蓋、15・・・・・・ねじ羽根、1
6・・・・・・ケース、18・・・・・・排出口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 貯槽の下部に設けられた複数の排出口と、該貯槽の上部
    であって、旦前記各排出口にわたる方向に配置された貯
    留物の搬送手段と、複数の投入ゲートを有する該搬送手
    段のケースと、前記各投入ゲートに設けられた選択的に
    開閉可能な開閉手段と、前記投入ゲートを前記排出口の
    直上位置に排出口に対応して設けたことを特徴とする貯
    槽。
JP1979060977U 1979-05-07 1979-05-07 貯槽 Expired JPS592711Y2 (ja)

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JP1979060977U JPS592711Y2 (ja) 1979-05-07 1979-05-07 貯槽

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JP1979060977U JPS592711Y2 (ja) 1979-05-07 1979-05-07 貯槽

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JPS55161889U JPS55161889U (ja) 1980-11-20
JPS592711Y2 true JPS592711Y2 (ja) 1984-01-25

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JPS6384628A (ja) * 1986-09-29 1988-04-15 Ebara Corp 貯留装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH048201U (ja) * 1990-05-02 1992-01-24

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JPH048201U (ja) * 1990-05-02 1992-01-24

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