JPS5926871A - エレベ−タ−の群管理制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はエレベータ一群管理制御装置に係り、特に、乗
客の長待ちを防止し、かつ、省エネルギー制菌が可能な
群管理制御装置に関する。

最近、複数のエレベータ゛を効率良く群管理する装置に
マイクロコンピュータが活用されている。

そのため、個々のホール呼びのサービス状態ラリアルタ
イムで監視し、ビル全体のサービス状態を考慮したエレ
ベータ群管理が可能となってきた。

たとえば、発生したホール呼びに最適なエレベータを選
択し割当てるため、ビル全体のサービス状ｉ７Ｍを考慮
した評価関数を演算し、その評価関数僅の最小（あるい
は最大）のエレベータに発生したホール呼び全割当４で
る、いわゆる、呼び割当て方式が可能となり、性能向上
に犬きｌ貢献をしてきた。

ところで％記評価関数として、一般に乗客の性能向上の
だめ、予測待時間を評価１直としたものが多く用いられ
ている。たとえば、 （１廠６生ホール呼び階に到着するに要する到着予測待
時間全評価１直とする方法 （２）発生ホール呼び階より前方階において、既割当て
ポール呼びの到着予測待時間のうち、最大のものを評価
値とする方法 （３）発生ホール呼び階より前方階において、既割当て
ホール呼びの到着予測待時間の２乗の総和を評価僅とす
る方法 等が挙げられる。

また、一方、国家的要請によって省エネルギー運転がエ
レベータ−にでも強く望まれており、前記評価値全補正
する新たな評価ｆｉＭ　ｋ設け、これらの評価ｆｌ＆を
相対的に重みづけして割当て評１＋ｌｌｉ　ｆ直を求め
る方式等が考案されている。

予測待時間等を第１の評１ｉ１１ｉ　１ｆ＋Ｉとこれと
４目反する評価値を第２の評イ１１旧直と称す。上記第
２０Ｗ’Ｆ価１直は、発生したホール呼び全停止呼びの
多く持っているエレベータ−に割当て易くシて、このよ
うなエレベータ−に負荷全集中させて、エレベータ−全
体の起動回数を減少して省エネルギー効果全書ようとす
る方式である。

」―記の第１の評価値ど第２の評価１直とによって、ホ
ール呼びの割当て評価（直を求めるため下式が従来より
用いられている。

φ＝Ｔｗ−αＰ・・・・・・・・・（ｌンＭｉｎ（φ１
．φ１．・・・・・・、φｌ）　　・・・・・・・・・
（２）ここで、φ：割当て評イ、１月直 Ｔｗ：第１の評価１直 ■）：第２の評価値 α：評価直重み係数 ｌ：エレベータ一台数 すなわち、各エレベーター毎Ｋａ’Ｊ当て評＋１［直φ
を求め、ｌ！Ｉｌｌ当て評価１直の最小のエレベータ−
に発生したホール呼びを割当てる。

なお、（１）式において、訂１ｉ１１ｉ　ｈＭ重み係数
αを零とした場合１．、ｇｌの評価値Ｔｗが重視され、
α全人きくなるにしたがい、第２の評価１直１）の要素
が大きくなって、−シービス性が下がってくる。

これらの関数と第１図に示す。横軸Ｖこ制御パラメータ
ーＴとえば評価直重み係数α）′ｆｒ：、縦軸に第１評
価１＋＋Ｉ　’、ｒ代表する待時間Ｘと、第２の評価値
と対応関係にある萌費厄カＹを示す。：）ｊｌＪ呻パラ
メータα金大きくすると、ｔ１′＋定のエレベータ−Ｖ
Ｃ負荷が集中し、消費電力Ｙは下降する。同時に、乗客
の待時間Ｘ等の第１の評価値は制御パラメーターの増大
とともに大きくなり悪くなる。

以上のように、サービス性と・ｉエネルギーとは相反す
る関係にあり、これらを同時に効率よくｆｆ１Ｊ御する
ことについては、種々、提案されているがかならずしも
満足のいく効果ｔｉなかった。

本発明の目的は、省エネルギー運転が実現可能で、乗客
の待時間全制限するエレベータ−の群管理制御装置を提
供するにある。

本発明の要点は、第２の評価（直を演算する場合、との
Ｊ′附＋１ｉ　１ｉｉ　ｒ、１制限する所定（直と設け
、この所定１直によって制限された第２の評価１直と第
１の評価１直とを演算して得られた結果をもとに、新規
ポール呼びにエレベータを割当てる制御にある。

以下、本発明の一実施例を第２図を用いて説明する。

エレベータ−の群パＵ埋制御装置は、割当てポール呼び
、かご位Ｉ！、ホール呼び、がご呼びのデータを人力し
て、第１の評価１直Ｔｗ’５演算する手段１と、割当て
ホール呼び、がご呼びの各データを入力して第２の評価
１直Ｐを演算する第２の演算手段２と両演算手段１．２
よυ得られる評価１直１゛ｗ。

Ｐによりホール呼び割当てのための割当て評イ＋ＩＤ　
ｌ直を演算する割当て評価遁演算手段３と割当て評価直
の最適なエレベータ−にホール呼びを割当てるポール呼
び割当て手段４で構成されている。

つぎに、本発明の新しいホール呼び割当て手段について
説明する。

新規ポール呼びがｉ階に発生した場合、このｉ階にかご
呼びのある任意のｊエレベータ−のｉ階までの到着予測
時間Ｔ＋に演算する。この到着予測時間Ｔ＋と割当て評
価呟演算十段３の到着時間所定呟’Ｉ’　■、ＭＴ　と
比較演算し、もし、このｊエレベータ−の１階までの到
着時間１゛、・が到着時間所定［直Ｔ　ＬＭＴ以内なら
ば、このｉ階のホール呼びはｊエレベータ−に無条件で
割り付ける。第１の評価血演算手段１については、特開
昭５２−１２６８４５等で開示しであるので説明は省略
し、以下では第２の評価１直ＰとこのＰ全制限する所定
呟Ｐ　ＬＭＴについて説明する。

第２図に示すように、第２の評価直演算手段２は、割当
てホール呼びとかと呼び全停止確率演算手段５に入力し
て停止確率Ｓを演算し、これと停止確率重み係数βとを
積和演算手段６で積算する。

その結果を任意の階床範囲について加算し、停止呼び評
イ曲１直Ｐを出力する。

停止確率Ｓは、本実施例では割当ホール呼びゃかと呼び
等のザーピス呼びがある場合１．０ない場合は０．０と
する。また、停止呼び評価１直Ｐ全演算する場合の停止
確率重み係数βの関数は、第３図に示すように、発生ホ
ール呼び階に対し、上下階に各々距離が大きくなるに従
い、重みが小さくなる三角形の重み関数を用いている。

したがって、第２の評価直Ｐは、停止確率ＳＫとその重
み係数βに１さらに、ホール呼び階より所定の階床範囲
内を２Ｎと・すると、 手縫 として求めることができる。

第２図において、省エネルギー運転を行なわせるため、
制御パラメータを大きくする。すなわち、ホール呼び階
に対して停止サービス階床間を大きくとると、乗客の１
分以上の長待ち率が増加したり、平均待時間が大きくな
るなど劇↓１の評価ｌｉ＆′１゛ｗが悪くなることはす
でに述べたとうりである。

このため、本実施１列では、第２の評１曲ｆｌＩｊＰを
ｔｉｔ！Ｉ限する所定１直Ｉ’　ＬＭＴを設け、（３）
式を演算する際に、階床毎に積算される第２のｄ・Ｆｌ
ｌＩＩＩｌｌＩｉｌ、Ｐと所定呟Ｐ　１．ＭＴ　と全比
較して、もし、ＰがＰ　ＬＭＴ　　より小さければ、ザ
ービス階床間ｋｉ広げて、演詩、全続ｒテする。ＰがＰ
　［、ＭＴ　より小または等しくなれば演算？終るよう
にすれば、サービス階床間には自動的に限定される。

この第２の評価Ｉｌ！　’ｃ制限する所定ｌｉ　Ｐ　Ｌ
ＭＴ　全交通需要に応じて任意に可変にすれば、省エネ
ルギートサービス性のよいエレベータ一群管理が可能と
なる。すなわら、交通需要の大きい時間帯（例えば出動
、昼食、退勤時など）では、第２の評価直を制限する所
”ｉ　ｆ＋ｉ　Ｐ　ＬＭＴ　を小さくして、サービス階
床間ｋを小さくシ、第１の評価ｉ’ｌｊＬ　’Ｉ”　ｗ
を大きくするようにし、交通需要の小さい時間帯では所
定１ｍ　ｐ　ＬＭＴ金大きくして、サービス階床間ｋを
犬きくすることにより、直エネルギー運転を重視するよ
うにすればよい。

また、第２の評価直Ｐ（ｉ−演算するときの１重春係数
は第３図（ａ）の発生ポール呼び階に対し、上下階に各
々距離が犬きくなるに従い、Ｍみが小さくなる三角形の
重み関数、第３図（ｂ）に示すように、所屋階床内の重
みが一屋の長方形の重み関数、第３図（Ｃ）のように、
ホール呼び階より前方の階床範囲ではホール呼び発生階
からの距離が大きくなるに虻って小さくするＭみ関数お
よびこれらの爪み関故全通当に決めれば、さらに、きめ
１１１１−１かい化１１ｆ咋が可能となる。

以下に、本発明の詳細な実施例音速べる。

一般に、マイクロコンピュータ等のディジタル＝［ｄ金
柑いた群・ａ埋制御装置のハードウェアは第４図のよう
に・ｉ“１ｑ成される。

すなわら、ディジタル計ｘ−ｍｉｏは人出力インターノ
ェイス１１を介して、ホール呼び情報Ｊ３を読み込むと
同時に、さらに、人出力インターフェース１２を介して
各号機制御装置１４〜１６のかと呼び情報、かご方向、
かごの位置ＩＫ報、かごのドア１り目間・清報等のエレ
ベータ−状態に関する・１ｎ報全読み込む。そして、今
、新たにポール呼びが発生したとすると、さきほど読み
込んだ１Ｎ報をもとに、そのホール呼びに対し、最適な
サービスエレヘーターがディジタル計算機ｌｏに格納さ
れているプログラムにより演算され、割り当てられる。

その刷り当てホール呼びは入出力インタフェースを介し
て、各号機１４〜１６のいずれかに出力される。

前記のハードウェア構成により、具体的演算はディジタ
ル削“ｎ磯１ｏに内蔵されたプログラム、ずなわら、ソ
フトウェアによって全て実現できる。

このため、第２図のブロック構成の＠算手段はソフトウ
ェア（プログラム）で説明する。

第５図は第２図のブロック構成°と実現するプログラム
のフローチャートである。

ホール呼びが新たに発生すると、このプログラムが起動
され、まず、ホール呼び割当てに必要な人力データを取
り込む（ステップ１００）。入力データとして各エレベ
ータ−のがご位置、がご呼び、ホール呼び、・よらびに
交通需要（ポール呼び、かご呼び、乗客数等で演算して
も可能）がある。

交通需要りから重み係数α（ステップ１１ｏ）、第２の
評１１０ｊ１直′ｆｒ：’＋ｔｔｌＪ限する所定１直Ｐ
ＬＭＴ％到着時間所定１ｉｉ　Ｔ　ｂｈｔｒを演算する
が、または、外部設定器、時計手段等を用いて設足する
（ステップ１２ｏ）。

この計算をするにあたり、各交通需要匝りに対応する評
価１直重み係数α等をあらかじめテーブル化しておき、
このうちの１つのテーブルの丙容を読み出すことにより
１ｆ１１単に計算できる。

次のステップ１３０と２４０とのフローチャートで、Ｉ
）Ｏｊ＝１．Ｋ（ここでは全エレベータ一台数全■ぐ台
とする）　、Ｃ０ＮＴ、ＴＮＵＥはこの間のフローチャ
ー１・金インデックスレジスタｊ（エレベータ一番号全
意味する）で処理ｉＪぐ回くり返すことを示す。

まず、ｊエレベータ−のサービス可否金チェックし、サ
ービス不可であればステップ２４０ヘジートンプし、次
のエレベータ−をチェックする。サービス可であれば、
ステップ１５０へと処理が移される。なお、上記ステッ
プ１４０におけるエレベータ−のサービス状態のチェッ
クは、故障エレベータ−か、保守、修理中など群管理よ
りｌ；ＪＪｔ）離されているエレベータ−か、満員また
は満員となる恐れがあるエレベータ−等金チェックする
もので、本発明では、サービス呼びを多くもっているエ
レヘーターに発生ホール呼び全割当てる特徴音もつため
、満員、満員予測が重要視される。満員予測は、割当て
ホール呼び、かご呼び、乗客数、待客数により各局にｌ
］算可能である。

ステップ１５０ではｊエレベータ−の新規ホール呼びｉ
ｌ＠までの到着時間Ｉｌｌ　、Ｘ第１の評価直Ｔｗｊを
演算する。演算方法はすでに公知である。

次に、新規ホール呼び１階にｊエレベータ−のかご呼び
があるか否かをチェックする。（ステップ１６０）もし
、かご呼びがある場合、ステップ１７０でｊエレベータ
−のｉ階までの到着予測時間１１＋１と到着時間所定１
ｉｉ　Ｔ　ＬＭＴと比較し、到着予測時間ＴＩが到着時
間所定Ｉｌｆ　’Ｉ”　ＬＶＴ　より小さい場ば、新規
ホール呼び１階はｊエレベータ−に割り付ける（ステッ
プ２１０　）　、、。

ステップ１６０において新規ホール呼ヒ１１１ｆにｊエ
レベータ−にかご呼びかない場合、及び、ステップ１７
０においてｊエレベータ−のｉ　Ｉｌｌの到着予測時間
゛１゛１が１．到着時開所定直１’　ＬＭＴ　より大き
い場合Ｖよ、ステップ１８０へ処理が移される。

ステップ１８０でｊエレベータ−のポールｆｆ−ヒｉ階
付近にかと呼びまたは刷り付は済ホール呼びがあるか否
か全チェックする。もし、上Ｒｅサービス呼びがある場
合、ホール呼び１階Ｉ／″重み確率重み糸数β０を演算
する（ステップ１９０）。

つぎに、ステップ２００でＪエレベータ−のｇ２の評価
値Ｐ、全演算し、ステップ１５０’ｔ？得られた第１の
評価１１１１　’１’　ｗｊとにより、′ｄ１」当て評
価直φ」　（（１）式β照）を演算する。（ステップ２
２０）′ｆＪ：、お、身重２のＵ’Ｆｆ曲１直ｐ　＋と
これを１開眼する所定値Ｐ　ＬｕＴ　との具体的なフロ
ーチャートｃ」−後述する。

割当て評１＋ｉｊｉ　ｌｆＬφｊを各エレベータ−でル
ー　フ？Ｘ）Ｙするとき、その割当て評価１直φｊの最
小なエレベータ−を選択（（２）式参照ンする。（ステ
ッグ２３０）ループ演算かに回（エレベータ−は■（台
と仮定）終了すると、最適なエレベータ−がス−ｒ）フ
゛２３０で３士算されているので、このエレベータ−に
今、発生したホール呼び’ｋ　＋＋Ｉ」り当て、このプ
ログラムは終了する。（ステツ：７’２５０）。

第６図に第５図のステップ２００の第２の評価１直Ｐ、
とこれを１ム１］限する所５ｉＺ　ｌｉ　Ｐ　ＬＭＴ　
との具体的演算フローチャートを示す。

まず、前述の積和演算を行なうため、停止呼び計１ｉｌ
旧直Ｐｊ′ｆｆ：、クリア（ステップ゛２０１）Ｌ、ス
テップ２０２と２０８とのループ処理へと移る。ステッ
プ２０２でｋは新規ホール呼び１階からの停止サービス
階床金示し、Ｎはｉ階から所定階床までの階床差を示す
。ステップ２０３で１±に階にかｅａｒｏ＝ｚたは削り
付はホール呼びがあるか否かをチェックする。もし、上
記のサービス呼びがある場合、停止確率５ｋｊ＝１．０
とし、（ステップ２０４）重み係数βにの計Ｘを行なう
。（ステップ２０５） つぎに、停止確率Ｓｋ４とその重み係数βｋを遺算し、
以前の第２の評価ＩＷ　Ｐ　ｊに加算する。（ステップ
２０６）ステップ２０７では、積算された第２の訂イ曲
１直１）　ｊ　と、とのＰｌ”Ｉ’１月坂する所定１ｉ
／ＺＰ　ＬＭＴ　と比較演算を行なわせる。もし、第２
の「゛ｒ価１直Ｐｊが所冗１直Ｐ　ＬＩＩＩＴ　より小
さい場合、ステップ２０８へ移行して階床全更新する。

もし、ステップ２０７で第２の評価１直Ｐｊが、所定）
直ＰＬＭＴより犬きくなると停止ザービス階床ｋがｌ旧
Ｂｂ的に制限され、この演算処理は終了する。

本発明によれば、割当て評価１直全演算するにあたり、
第２の評価匝は第１の評価呟によって得られる。または
、交通需要に応じて外部的に設定される所定１直によっ
て制限されるため、＾エネルギーと同時にサービス性の
よい、とくに乗客の長待ちを防止する割当て評１１ｆｉ
　Ｉ直が得られる。

本発明の一実施例でｔよ、第２の評価１直金制限する所
定１直は、平均待時間全開いて説明したが、この所足呟
は、乗客の１分以上の長持率、一定時間内の満員エレベ
ータ−数、一定時間内のり°−ビス呼び数、一定時間内
の就役エレベータ−数、就役エレベーターのサービス時
＋ｉ！１４によって決足しても、上記効果が得られる。

また、上Ｍｔ２１’）ｉ：足１直は交通需要に応じて町
変ししておくようにし、その手段は、スケジュール的に
”山ＩＪ　ｔｉｌ１１ｆｌ］巳な時ｄ１要素でもよく、
ボテンンヨメータかピル訓１１＋１装置の摺合のような
外部設定器を用いてもよい。

本発明によれば省エネルギーとサービス性のよいとくに
乗客の艮待ちを防止する運転が効率よく実現できる。

【図面の簡単な説明】

第１図はｒｌｌｌＪ仰パラメーターと乗客の平均待時間
及び消費電力の関係金示すｔ時性図、第２図は本発明の
一実施しリのエレベータ一群管理制御装置のブロック図
、第３図は停止確率貞み係数の各列を示す説明図、第４
図は本発明の一夾Ｍｌｉ　ｌ＋Ｎのエレベータ−の群管
理制御装＋ｌｔのハードウェアのブロック図、第５図お
よび第６図は、本発明の一実施例であるエレベータ一群
・Ｕ埋制御装置のソフトウェアのフローチャートである
。 １・・・第１の評価１直演算手段、２・・・第２の評価
１演算手段、３・・・割当て評価１演算手段、４・・・
ホール呼び割当て手段、５・・・積和演算手段、Ｐｔ、
ｖ丁・・・第２の評価１直を制限する所定１直、ＴＬＭ
Ｔ・・・任意のエレベータ−のホール呼び階までの到着
予測時間を茅３目 ＄４図 第　　、５　　囚 り 第　ｂ　　口

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ■、　多階床間に就役する複数のエレベータ−と、各階
   乗用に設けられた前記エレベータ−を呼び寄せるための
   ポール呼び手段と、前記各エレベータ−かご内に設けら
   れた行先階を指示するためのかと呼び手段と、第１の評
   価１直を演算する手段と、前記第１の評価値と相反する
   第２の評価値を演算する手段と、前記第１の評価値と前
   記第２の評価値とを演算して発生したホール呼びを最適
   な前記エレベータ−に割当てるための割当て評価１ｌＩ
   ｉ、全演算する手段と、前記割当て評価値が最適なエレ
   ベータ−に割当てるための手段と全備えだエレベータ−
   群管理制御装置において、前記第２の評価１直全制限す
   る所定１直を設けること全特徴とするエレベータ−の群
   管理制御装置。 ２、特許請求の範囲第１項記載の第１の評価１直は、至
   １ｊ、−＃予測時間であｐ１第２の評１曲呟はホール呼
   び近傍のかと呼び数であることを特徴とするエレベータ
   −の群管理制御装置。 ３、特許請求の範囲第１項記載の第２の評価値を制限す
   る所定１ｉｆｆｉを可変とすることを特徴とするエレヘ
   ーターの群管理制御装置。 ４、％許請求の範囲第１項記載の第２の評価（ｌｆＬ全
   制限する所定１直は、前記第１の評価値の（Ａ算手段よ
   り得られることを特徴とするエレベータ−の群・σ理制
   ｆＨ’装置。 ５、特許請求の範囲第３項記載の所足脇を可変する手段
   に外部設定器音用いることを特徴とするニレベーク−の
   群管理制御装置。 ６、％許請求の範囲第３項記載の所定端金可変する手段
   に時計手段音用いることｆｆｉ　？）？徴とするエレベ
   ータ−の群管理制御装置。