JPS5926769B2 - 排気ブレ−キ装置 - Google Patents
排気ブレ−キ装置Info
- Publication number
- JPS5926769B2 JPS5926769B2 JP50055952A JP5595275A JPS5926769B2 JP S5926769 B2 JPS5926769 B2 JP S5926769B2 JP 50055952 A JP50055952 A JP 50055952A JP 5595275 A JP5595275 A JP 5595275A JP S5926769 B2 JPS5926769 B2 JP S5926769B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tappet
- valve
- outer cylinder
- exhaust brake
- chamber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
- Valve Device For Special Equipments (AREA)
- Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は車両用排気ブレーキ装置に関するものである。
ティーゼルエンジンに装着された排気ブレーキ装置にお
いて、圧縮膨張行程で燃料を噴射するように構成された
排気ブレーキ装置では制動トルクが僅かではあるが減少
し、父上記行程で燃料をカットするように構成された装
置でも圧縮ガスの放熱による仕事損失がブレーキ作用と
なるのみで、この作用は比較的小さい値となる。
いて、圧縮膨張行程で燃料を噴射するように構成された
排気ブレーキ装置では制動トルクが僅かではあるが減少
し、父上記行程で燃料をカットするように構成された装
置でも圧縮ガスの放熱による仕事損失がブレーキ作用と
なるのみで、この作用は比較的小さい値となる。
排気ブレーキ作用を増大させるため、エンジンの圧縮行
程上死点において排気弁又は吸気弁を少量リフトし、圧
縮ガスを放出して圧縮行程の仕事を有効にブレーキ仕事
に利用するようにした排気ブレーキ装置が提案されてい
る。
程上死点において排気弁又は吸気弁を少量リフトし、圧
縮ガスを放出して圧縮行程の仕事を有効にブレーキ仕事
に利用するようにした排気ブレーキ装置が提案されてい
る。
しかし、この装置は排気ブレーキ使用時パルブタリアラ
ンスを零にするようにバルブロッカアームを上下させる
形状のもので、構造が複雑である。
ンスを零にするようにバルブロッカアームを上下させる
形状のもので、構造が複雑である。
本発明は、タペットを介して弁をOラッシュ状態にする
ことにより圧縮行程の上死点で弁をリフトするようにし
た簡単な構造の排気ブレーキ装置を提供することを目的
とするものである。
ことにより圧縮行程の上死点で弁をリフトするようにし
た簡単な構造の排気ブレーキ装置を提供することを目的
とするものである。
本発明によれば、カムと、上記カムによって駆動されて
工/ジ/の排気又は吸気弁を制御するタペットとを名む
排気ブレーキ装置において、カムに当接し摺動駆動され
るタペット外筒、同タペット外筒内に相対的に摺動可能
に収容されたタペット内筒、上記タペット外筒とタペッ
ト内筒とによって限界された室、同室と油圧源とを連通
し又は遮断するバルブ、同バルブを遮断方向に付勢する
第1のスプリング、及び上記バルブを第1のスプリング
の付勢力に抗してプランジャを介して連通方向に付勢す
る第2のスプリングを備え、上記室を開放して所定量の
パルプクリアランスが保たれるとともに、上記室を油圧
源に連通して上記タペット内筒をタペット外筒に対して
移動させてバルブクリアランスを零にするよう構成した
ことを特徴とする排気ブレーキ装置が提供される。
工/ジ/の排気又は吸気弁を制御するタペットとを名む
排気ブレーキ装置において、カムに当接し摺動駆動され
るタペット外筒、同タペット外筒内に相対的に摺動可能
に収容されたタペット内筒、上記タペット外筒とタペッ
ト内筒とによって限界された室、同室と油圧源とを連通
し又は遮断するバルブ、同バルブを遮断方向に付勢する
第1のスプリング、及び上記バルブを第1のスプリング
の付勢力に抗してプランジャを介して連通方向に付勢す
る第2のスプリングを備え、上記室を開放して所定量の
パルプクリアランスが保たれるとともに、上記室を油圧
源に連通して上記タペット内筒をタペット外筒に対して
移動させてバルブクリアランスを零にするよう構成した
ことを特徴とする排気ブレーキ装置が提供される。
本発明の一実施例を添付図面を参照して詳細に説明する
。
。
図面において、排気ブレーキ装置は工/ジ/の排気弁又
は吸気弁(図示しない)をブツシュロッド2を介して制
御するタペット1を3む。
は吸気弁(図示しない)をブツシュロッド2を介して制
御するタペット1を3む。
タペツト1はカム軸3によって駆動され、タペット外筒
4とタペット内筒5から成る。
4とタペット内筒5から成る。
タペット外筒4は内部に形成された孔内にタペット内筒
5を摺部可能に嵌装し、同タペット内筒の一端部はブツ
シュロッド2の一端部を収容する。
5を摺部可能に嵌装し、同タペット内筒の一端部はブツ
シュロッド2の一端部を収容する。
タペット内筒5は軸線方向の段付孔6を具え、回礼の小
径部分内にばばね7によって偏倚されているプランジャ
8が摺動可能に嵌装されている。
径部分内にばばね7によって偏倚されているプランジャ
8が摺動可能に嵌装されている。
バルブ9が孔60大径部分内に配設され、バルブとタペ
ット内筒5の他端部に固着されたプラグ11との間に介
装されたばね10によって段付孔内に設けられた肩部に
向って偏倚されている。
ット内筒5の他端部に固着されたプラグ11との間に介
装されたばね10によって段付孔内に設けられた肩部に
向って偏倚されている。
ばね7の力ばばね10の力よりも太き(しであるので、
通常時プランジャ8がバルブ9を役付孔の肩部かも離し
ている。
通常時プランジャ8がバルブ9を役付孔の肩部かも離し
ている。
プラグ11はタペット外筒4内の孔の閉止端部と協働し
て室12を形成する。
て室12を形成する。
室12はプラグ11内の穴、孔6、タペット内筒5及び
タペット外筒4内に設けられた半径方向の穴及び環状溝
を介して油通路13に連通する。
タペット外筒4内に設けられた半径方向の穴及び環状溝
を介して油通路13に連通する。
油通路13はソレノイド14によって駆動される油圧開
閉弁15を介して油圧源(図示しない)に連結される。
閉弁15を介して油圧源(図示しない)に連結される。
ソレノイド14は排気ブレーキ作動時スイッチ16を入
れろことによって付勢されて開閉弁15を開口し、通路
13を油田源に連通する。
れろことによって付勢されて開閉弁15を開口し、通路
13を油田源に連通する。
タペット外筒4の下端部はカム軸3上に形成されたカム
17に接し、カム軸の回転により上下方向に移動される
。
17に接し、カム軸の回転により上下方向に移動される
。
カム17はカムローブ18を有し、同カムロープの頂点
はカムの輪郭よりクリアランスAだけ半径方向外方に突
出している。
はカムの輪郭よりクリアランスAだけ半径方向外方に突
出している。
このクリアランスAは図示しないロッカアームとバルブ
ステム間のバルブクリアランスより小さく設計されてい
る。
ステム間のバルブクリアランスより小さく設計されてい
る。
排気ブレーキ作動時後述するようにタペット外筒4とタ
ペット内筒5との相対摺動によってパルブタリアランス
は零となり、圧縮行程上死点前後において排気弁又は吸
気弁はカムローブ18によりクリアランスAに等しい量
を開く。
ペット内筒5との相対摺動によってパルブタリアランス
は零となり、圧縮行程上死点前後において排気弁又は吸
気弁はカムローブ18によりクリアランスAに等しい量
を開く。
上述の排気ブレーキ装置の作動について説明する。
通常時スイッチ16は開いており、油圧開閉弁15は閉
止されている。
止されている。
ばね7の力はばね10の力よりも大きいので、バルブ9
はプランジャ8を介して段付孔6の肩部から離れている
。
はプランジャ8を介して段付孔6の肩部から離れている
。
それ故、室12は開放され、同室内に存在する油圧は孔
6を介して排出される。
6を介して排出される。
その結果、タペット外筒4とタペット内筒5の端部が接
触して上記パルブタリアランスが所定量に保たれる。
触して上記パルブタリアランスが所定量に保たれる。
排気ブレーキ作動時スイッチ16が閉じられると、ソレ
ノイド14が電圧源によって付勢されて油圧開閉弁15
を開口する。
ノイド14が電圧源によって付勢されて油圧開閉弁15
を開口する。
油圧源からの油圧が油通路13、タペット外筒及びタペ
ット内筒内の穴を通って役付孔6内に流入し、プランジ
ャ8をばね7に抗して上方に押し上げると共にバルブ9
をばね10に抗して開口する。
ット内筒内の穴を通って役付孔6内に流入し、プランジ
ャ8をばね7に抗して上方に押し上げると共にバルブ9
をばね10に抗して開口する。
その結果、油圧がプラグ11内の穴を通って室12内に
連通してタペット内筒5をタペット外筒4に対して上方
に摺動させる。
連通してタペット内筒5をタペット外筒4に対して上方
に摺動させる。
この内筒4の相対的な摺動量は実質的にパルブタリアラ
ンスに等しいので、前記バルブクリアランスは零となる
。
ンスに等しいので、前記バルブクリアランスは零となる
。
それ故、排気ブレーキ作動時カムローブ18がタペット
外筒4の下端部に接触すると、排気弁はエンジンの圧縮
行程上死点前後においてカムローブ18のリフト分即ち
クリアランスAに等しい量を開き、圧縮ガスをエンジン
の燃焼室から逃がして圧縮ガスによる膨張仕事を廃し、
圧縮行程をブレーキ仕事に変えることができる。
外筒4の下端部に接触すると、排気弁はエンジンの圧縮
行程上死点前後においてカムローブ18のリフト分即ち
クリアランスAに等しい量を開き、圧縮ガスをエンジン
の燃焼室から逃がして圧縮ガスによる膨張仕事を廃し、
圧縮行程をブレーキ仕事に変えることができる。
排気ブレーキ作動を終止する場合には、スイッチ16を
開き、上述のように段付孔6及びバルブ9を介して室1
2内の油圧を逃す。
開き、上述のように段付孔6及びバルブ9を介して室1
2内の油圧を逃す。
その結果、タペット内筒5がタペット外筒4内に向って
移動し、前記バルブクリヤランスが再び保たれる。
移動し、前記バルブクリヤランスが再び保たれる。
上述の如(、本発明による排気ブレーキ装置は分割構造
のタペットを備え、排気ブレーキ使用時には同タペット
の中間に油圧を導び(・てバルブクリアランスを零にす
ることにより圧縮行程の上死点で排気弁を開(ようにし
ている。
のタペットを備え、排気ブレーキ使用時には同タペット
の中間に油圧を導び(・てバルブクリアランスを零にす
ることにより圧縮行程の上死点で排気弁を開(ようにし
ている。
それ故、従来のものに比べ構造が簡単であり、確実な作
動を行なうことができる。
動を行なうことができる。
図面は本発明の実施例を示す排気ブレーキ装置の概略図
で、タペットを断面で示しである。 図面において、符号1はタペット、2はブツシュロッド
、3はカム軸、4はタペット外筒、5はタペット内筒、
8はプランジャ、9はバルブ、12は室、13は油通路
、14はソレノイド、15は油圧開閉弁、16はスイッ
チ、17はカム、18はカムローブを示す。
で、タペットを断面で示しである。 図面において、符号1はタペット、2はブツシュロッド
、3はカム軸、4はタペット外筒、5はタペット内筒、
8はプランジャ、9はバルブ、12は室、13は油通路
、14はソレノイド、15は油圧開閉弁、16はスイッ
チ、17はカム、18はカムローブを示す。
Claims (1)
- 1 カムと、上記カムによって駆動されてエンジンの排
気又は吸気弁を制御するタペットとをもむ排気ブレーキ
装置において、カムに当接し摺動駆動されるタペット外
筒、同タペット外筒内に相対的に摺動可能に収容された
タペット内筒、上記タペット外筒とタペット内筒とによ
って限界された室、同室と油圧源とを連通し又は遮断す
るバルブ、同パルプを遮断方向に付勢する第1のスプリ
ング及び上記バルブを第1のスプリングの付勢力に抗し
てプランジャを介して連通方向に付勢する第2のスプリ
ングを備え、上記室を開放して所定量のバルブクリアラ
ンスが保たれるとともに、上記室を油圧源に連通して上
記タペット内筒をタペット外筒に対して移動させてバル
ブクリアランスを零にするよう構成したことを特徴とす
る排気ブレーキ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50055952A JPS5926769B2 (ja) | 1975-05-14 | 1975-05-14 | 排気ブレ−キ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50055952A JPS5926769B2 (ja) | 1975-05-14 | 1975-05-14 | 排気ブレ−キ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS51132343A JPS51132343A (en) | 1976-11-17 |
JPS5926769B2 true JPS5926769B2 (ja) | 1984-06-30 |
Family
ID=13013399
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP50055952A Expired JPS5926769B2 (ja) | 1975-05-14 | 1975-05-14 | 排気ブレ−キ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5926769B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE2832542A1 (de) * | 1978-07-25 | 1980-02-07 | Maschf Augsburg Nuernberg Ag | Brennkraftmaschine mit motorbremse |
JPH0335861Y2 (ja) * | 1985-10-11 | 1991-07-30 | ||
JPS6176141U (ja) * | 1985-10-11 | 1986-05-22 | ||
KR20040034844A (ko) * | 2002-10-17 | 2004-04-29 | 현대자동차주식회사 | 배기 브레이크 시스템 |
-
1975
- 1975-05-14 JP JP50055952A patent/JPS5926769B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS51132343A (en) | 1976-11-17 |
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